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■メテオ・メトセラ8

メテオ・メトセラ 8 (8) メテオ・メトセラ 8 (8)
尾崎 かおり (2006/10)
新書館

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大大・大好きだーーーー!!!!
たぶん、一生売れない捨てられないで持ってる気がするくらい好き(笑)

メテオ・メトセラ8巻です。

全ての記憶を持って生まれ変わり続ける、魂のメトセラ(不死者)であるユカ。
ユカにより肉体のメトセラとなり600年の時を生き続けるレイン。
世界の滅びを願うユカを止める為、レインはユカを追う。

長い孤独の中で凍りついていた感情を溶かした少女、マチカと共に。

***

ユカは手を伸ばしてレインが堕ちてくるのを待ち続け、
レインは崖の縁からユカに手を差し伸べ続けてるのよね。

その二人の手が、一瞬触れ合いそうに感じた・・・
決して救われない絶望の中にあるように見えたユカに、これからの方向性が少し見えてきたような気がした巻でした。

でも、レインを上で支え続けてるのはやっぱりマチカなんだよなぁ。
二人が、歩きながらそっと手をつなぐところできゅーん!ときましたよ。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

それにしてもこの二人、よく考えると624歳と15歳の年の差だ(笑)
うーん、萌えますねv(私だけ?)

そして今回の裏主人公、ユーリ。
思いもよらない過去に驚くと共に、彼の叫びにはぐっときた。
もう出てこないかと思っていたような脇キャラ(エイラって1巻だけのキャラだと思ってた)まで、生き生きとしているのも魅力だなと思う。

自由に生きる。どこまでだって逃げてやる。

FF12でも同じようなことがテーマ的に出てきたのですが、こっちの方が心に響いたな。

***

とにもかくにも、物語も終盤に差し掛かりひたすらに続きが楽しみ。
いつまでだって、追い続けてやるわ!!
読み終わった後に、じわーっと胸が疼くような余韻がある漫画って、最近自分にとっては少なくなってしまったので貴重なのです。

2006.11.01 記

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