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■彩雲国物語 緑風は刃のごとく

彩雲国物語―緑風は刃のごとく 彩雲国物語―緑風は刃のごとく
雪乃 紗衣 (2006/09/30)
角川書店

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いやー、面白かった!!!
先月色々言ってごめんなさい(笑)

私はこれ、前巻と合わせて上下巻でも良い気がする。
やっぱり前巻が「溜め」で、今巻が「跳躍」でスッキリ。
合わせて初めて見えてくるのね、裏のからくりと・・・

タンタンの魅力が!!

いいわぁいいわぁタンタンv
本名忘れがちだけれど、それも歌でフォロー有り(笑)

ちなみに、この巻で一番笑ったのは「青い血」発言でした(>▽<;;

清雅も含め、秀麗とのコンビネーションが絶妙でこれからが楽しみです。

前巻で冗長に思われた謎解き部分ですが、それが今巻では生かされていたので分かりやすく、その分秀麗の頑張りを集中して見ていられて良かったなぁ。

難しい事を、読みやすく分かり易い言葉で書くってスバラシイことですねv(って、現金ですみませんね〜)
全てが良い方に出ていて、面白い一巻でした。

謎の二人の正体もわかり、これまた絶妙なところで挿絵が入るんですよね!!!
ぎゃー晏樹はイメージぴったりでしたが、皇毅はそう来たかー!!
だからライトノベルって好きよv

そして劉輝の元から離れそうな花菖蒲の二人ですが・・・
きっと自らの意思で、おそらくは他の切り捨ててでも、彼の為だけに戻ってくるんじゃないかなぁという予感もあって楽しみ。
つか、自ら手を離そうとする劉輝がやっぱり良いなぁ!

頑張りに頑張って、それでも甘いぞと叩き落とされて、立ち上がる秀麗。
そこに、アニメ化という恩恵を受けておそらく色々な評価を受けつつも、慢心せず書き続けるぞー!という作者さんの気概を感じて後半しばしば熱くなりました。

続きが楽しみです、頑張って下さいね!
とらしくもなく言ってみる。


2006.10.04 記

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