■流血女神伝 喪の女王 2
ついに出ました!流血女神伝最新刊♪ きちんと完結するだろうと安心して唯一買い続ける続き物コバルト文庫(笑) 破妖の剣とかグラスハートとか、続き出たらたぶん買うんですが。 10代乙女のみならず、ライトノベル好きな老若男女にオススメする一品です。
ネタバレな感想は↓をクリッククリック〜。 ・ ・ ・ 無事、女の子を出産したカリエ。相変わらずナイスコンビなエドとサルベーンが和みます。 母としての強さを感じるカリエ・・・・思わずサルベーンと一緒に感慨深くなってしまいました。 そして、グラーシカが!!! 本当に切なくて泣きそうになってしまった。 カリエは逆境を乗り越える強さ・明るさがあるので、そこまで読んでいて辛くはならないのですが。 グラーシカが弱いというわけではなく、必死で強くあろうとしているのに突然足元にぽっかりと穴が開いてしまったような虚無感・孤独がどうしようもなく悲しくて。 彼女に救いはないのかー!?Σ(T□T) そして今回の目玉はこれでしょう!の ネフィシカお姉さま&パーヴェイの最強コンビ+フィンルくん。 パーヴェイはただ人じゃなかろうとは思っていましたが、イーダルと一緒にぞくっとしてしまいました。挿絵見たかった! フィンルくんは可愛いですね〜v 既刊の伏線はすっかり忘れているのですが、この巻だけでも「ん?」と気になるように伏線が張ってあって楽しめました。 サルベーンよ・・・σ(^_^;) これだけ話が次世代に移りそうな少女小説も珍しいですね(笑) あと気になるのが、イーダルの出生。 これまた、前巻に描写あったのは覚えているんですが本棚に埋もれて見つからないので読み返せない。なんか、薔薇が関係してましたよね・・・? 私の貧困な想像力では近親相姦くらいしか思いつきませぬ。 うおお!やっぱり続きが気になります。 バンディーカ女王にも親しみが沸いてきて過去話を知りたいし。 最終シリーズだと思うと、盛り上がりつつも寂しいですね。 「砂の覇王」は9巻まで続いたことだし、心置きなく書きまくっていただきたいなぁと思います。 2005.11.02 記 | ||
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