◇PHASE-47 ミーア
なんか忘れてるなぁと思ったらDESTINY感想でした。
総集編といえば総集編なので軽めにいきます〜!
この時期に総集編ってどうなの!?というのは
正常な神経を持っていれば誰もが当然思うことだと思うのですが、
40話くらいから「よく考えるとあと宇宙上がって最終決戦だけよね」と気が付き、
思い切って色々削ってみた結果むしろ引き延ばさなきゃいけないくらいになったんじゃなかろーか。
と微妙に諦めていたので、ある意味納得です。
ていうか、思い切って2クールくらいにぎゅぎゅっと詰めたら良かったんじゃないんでしょうか。
そうすれば
アスランもずっとへたれ放置されずに済んだし(←私情挟みまくり)
半分くらいの長さに編集して見直すと、大きな流れや伏線がわかって面白いかもしれませんね。
今週で、議長がデスティニープランの伏線になる言葉をたくさん並べていたのに今更ながら気付き、「ほほーう!」と思いました。
まぁ、とりあえず50話って長いので、上手い総集編なら入るとわかりやすいですよね(と言い聞かせる)
ミーアは、「ラクス」という役割を与えられそれを正しいと思いながらも
『他の誰としてでもない自分自身を認めて欲しい』という思いをずっと持ち続けていた、
いわば「デスティニープランで結局人の欲望を抑えきれるもんかねぇ」という縮図。
そこから議長が実際動き出すところへと持っていくのは悪くない流れだと思います。
さぁ、割り切って楽しみましょー!!
▼ミーアたん安らかに・・・
さて、ミーアの日記を発見!という設定でミーア自身のモノローグが始まります。
こうやって見ると、ミーアは本当に純粋に「自分が世界の為に何かできるなら」と行動していたのですね。
田中さんもラクスとはがらりと雰囲気を変えた『等身大の女の子』を感じさせる口調で、自然と共感できた気がします。
「どうか変わりますように!」
と祈るのは切なかった。
皆、求めるところは同じなのに・・・なぜ平和な世界で全ての人が幸福になれないの?
そんな素朴な疑問が思わずぽろりと出てきてしまいそう。
「あれは私だもん!」
「ラクス・クラインって・・・ほんとは誰のことだったんだろう?」
の辺りはとっても意味深ですね。
ラクスという名で呼ばれる何かと、『自分自身』の違い。
遺伝子で決められる役割と、『自分自身』の間の齟齬。
そういったものを肌で感じさせる、視聴者に訴えるのがミーアというキャラがこの作品で与えられた『役割』だったのかもしれません。
・・・って、言ってて悲しくなっちゃいましたよ!!
ミーアたん安らかに・・・
それにしても、決意を胸に秘めたラクス様の眼差しは怖いっす!!
全く持って議長が敵う気がしない・・・(笑)
▼デスティニープラン発動!?
なんとなくわかったものの、
そんなこと実際どうやって実行するの?とかなり疑問だったデスティニープラン。
意外と
あっさりストレートに始めました議長。
「常に存在する最大の敵・・・それはいつになっても克服できない我ら自身の無知と欲望だということを」
はある意味正しく、頷ける言葉なんですが・・・
それに対して「え!?」とか驚いてるコニールやシン達の反応がよくわからん。
これだけでデスティニープランの全貌が見えるのは
ラクス様だけだと思う。
タリアさんは、議長のこと色々知っていれば予想しているかもしれませんが。
でもまぁ、そういう些末なところは置いておいて、
でっかい思想のぶつかり合いを見てくれよ!ということなのでしょうね。
デスティニープランは現実的に可能かどうかというよりは
『統制された無機質な平和』代表。
でもって、AA陣は
『可能性・希望・自由』あたりを背負ってこれに相対する。
どういった結末に持っていくのか・・・どちらかが「正しい・勝利する」という展開ではないと思うので正直読めません。
一体どうなるのかしら・・・??
といっても、個人的には
理屈で見るよりは思いっきり感情移入している内にがつーんと何か伝わって来る方が好みなんですがね。
愛しいキャラがいっぱいいるので、ここまで来たら見守るのみですよ!!
うっしゃ今日も楽しみだぞ〜♪
▼次回予告 『 ミーア 』
『確かに望んだ。戦いのない世界を。平和な日々を。
ならば、これこそが今とるべき道か。
その運命、貫け、デスティニー!!』
うえ!貫いちゃうんですかー!?
いよいよもって、
シンが立ち上がるのは最終回になってからな気がしてきました。
むしろキラたんにやられて終わりだったらどうするよ!!!(心配)