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日々是徒然。
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◇PHASE-46 真実の歌


あああ・・・お星様をつけた子が本当にお星様になってしまったよ(推定)
そうなるのではないかと覚悟してはいましたが、悲しいですね・・・。

しかし、ほぼ一話たっぷり使ってやってくれたので個人的には非常に満足。
この10分の1でもいいからアウルとスティングにも使って欲しかったですが。
某仮面だった人にももうちょっと時間割いて欲しいですが。

アスランに救われ、アスランの為に身を投げ出してしまうのではないかと予想していたミーアなんですが、
おいしいところはラクス様に持って行かれました。
しかし、これも納得の展開。
本物も偽物もない。ただ、あなたはあなただ。
その言葉を、誰よりまっすぐミーアに届けられるのはラクスだけだったという気もします。
同じ、『歌う者』としての思いも含め。

DESTINYの中で誰よりも人間らしく、共感できたミーアなので、今回は結構感情移入して見ました。


▼アバンタイトル
議長怖いですねぇ。何が怖いって、恐らく犠牲を当然のものとして受け止めているところが。
シンルナはなんだか危ない。大丈夫でしょうかこの二人。
シンが鈍いというより、ルナが不安定でこのさき生き残れるかが不安。

▼やっぱり攻め気なキラたん
本気だったらシンに負けるはずなかったらしいです。
なんだかあんまりな扱いで可哀想になるよシン・・・(そっと涙を拭く)

「夢に向かってがんばるやつだから・・・」
そう心配するアスランが救いでしょうか。
キラたんを傷つける奴には容赦ないけどね。


▼マンマ・ミーア!!(←え)
いやなんか、ミーアたんの格好がとても可愛いので。

歌を口ずさむ姿が抜け殻のようで悲しい。
ラクスの言葉を思い出すミーア。
「そうよ、だってあれは私だもん・・・あの人じゃない、私がやったんだもん」
fu-!!その通りだよみんなノリノリだったよフォーゥ!!(それはHG・・・)
って、ちゃかしてる場合じゃありませんよ。

なんだかもう、自分に言い聞かせるようにそう言いながら、自分を信じ切れていない姿が痛々しい。
『自分は偽物だ』
それはミーアを苛み続ける負い目。
ラクスの名と姿を持っているから、みんな私の歌を聴いて喜んだのかもしれない。
その負い目があるから、自分の力を信じきれない。

だから、必死で否定する。目を反らそうとする。
自分は偽物なんかじゃない。そう言い聞かせることで自分の存在意義を保っている。

アスランの「いずれ君だって殺される!」という言葉に対する否定もそうです。
自分は議長にとって価値のない人間なんかじゃない。そんなことは信じないと目を反らす。

そんな風に見えるミーアに思いっきり感情移入したよ私は・・・。
気付き始めている真実。けれど、それを認めてしまったら傷ついてもう歩けなくなってしまうかもしれない。
そんな時、前へ踏み出せなくて躊躇する姿ってものすごく人間らしくて共感する。
思わず応援してしまいます。
がんばって・・・死なないでねミーア!(←本音だが半諦め)


▼サラさん登場。
おお・・・こんなに出張ってくるとは思いませんでしたサラさん。
とりあえずお茶に毒が入っているかと心配になりましたよ。
(推理小説読み過ぎ??)

じわじわとミーアを精神的に追いつめるサラさん。
「ラクス様という方は、常に正しく平和を愛し、けれども必要な時には私達を導いて共に戦場を駆けてもくださる」
そこにはもう、本物のラクスの個性さえ必要ない。求められるのは『ラクス』という象徴。
「そうでないラクス様なんて、それは嘘ですわ」
その言葉に、敏感に反応するミーア。
「嘘・・・?」
自分は偽物。嘘の存在。仮初めの儚いもの。
そんな負い目が心に深く食い込んでいるミーアにとって、それは正にブロックワード・・・。
(そういえば『ブロックワード』って結局なんだったの?何のためにあったの??なんて今思い出しちゃ駄目だ自分!!)
動揺するミーアに、じわっと楔を打ち込むサラ。
「私は開戦の折から議長の傍でがんばってくださった方こそが本当のラクス様だと思っていますわ」
嘘だと言うなら本当にしてしまえば良い。
「お力になりますわ。今はそうでないと皆困るのですから。そうでしょう、ラクス様?
皆が求めるのは、『自分たちに都合の良い理想のラクス』・・・だったらあなたがそうなればいい。
もう一人のラクスは消してしまって。
そうすればあなただけが、本当のラクスになる。

・・・・って、ここまで読み切っているとはなんと恐ろしいお人じゃ議長!!!!
ミーアを消すなんて、勿体ない。利用して、ラクスを消してしまおうと来ました。
いずれ消すにしてももう少し利用価値があると判断した・・・のかな?

一番怖いのは、ミーアを懐柔する言葉からして「君のおかげで皆助かっている」「君が必要だ」と訴えかけ、 今また「そうでないと皆困る」と強調しているところ。

ミーアは、誰かに認められたい。誰かに必要とされて役に立ちたいという思いが強く、そこに存在意義を見出しています。
(誰しもそうだとは思うのでそこに共感できるのですが、特に強いなと。)
その心理を読み切ってサラさんに指示してるんだろうな〜という議長恐ろしか!!あんた恐ろしか!!

ま、それだけ読み切っておいて自分の心理や幸せには疎そうなところが萌えなんですが議長。

と、そんな個人的嗜好は置いておいて、サラの言葉に苦しむミーア。
うう。どうなるんでしょうね・・・。
誘惑には負けてしまうのが人の常ですがね(涙)


▼コペルニクスDEダブルデートv
いきなりのほのぼのペースにちょっぴり出鼻をくじかれつつ、またもやハイネックながらまぁましな 私服のアスランにほっとします。・・・余程クレームが寄せられたのでしょうか?

いつの間にかメイリンとラクス仲良し?
なのは良いとして、
この人達こんなにのんびりしてていいのかなぁ・・・
とそっちの方が気になります。

危険だろう。どう考えても危険だろう。
一人あせっているアスランが哀れを誘います。

「怒ってる?」
「ちょっと呆れてるだけだ」

ああでも、SuitCD1・2を彷彿とさせるこの会話の感じ・・・懐かしい!!
ちょっぴりにやっとしたことは内緒です。

「大丈夫だよ・・・僕もラクスも。だからそんなに、一人でがんばんなくていいから」
キラたんの言葉は議長っぽく見透かしすぎてちょっぴり怖いですが、
もう一人で突っ走んなよ。と釘刺されたようでもありますが、
理解されたってことで良かったですねアスラン。
素直に喜べず思わず横を向くシャイなあんちくしょう(死語)


ラクスの試着&とりあえずイエスマンになっているキラの掛け合いは思わず笑いました。
そっか、こういう雰囲気なのかこの二人・・・(笑)

ひとつ言いたいのはミニスカはミーアの専売特許です。
(↑どうでもいいことに真剣)

さて、和む所に届けられるミーアからのメッセージ。
「なんか思いっきり罠ですね」
と冷静につっこむメイリンがいい味だしてます。
お姉ちゃん心配してるよ・・・?

しかし、罠だからといって放ってはおけない。
そこまで相手は読んでいる。
一人で向かおうとするアスラン。
だが、ラクスは自分も行くという。

う〜ん、こういう『自分がこうしなければいけない』という時には強いですね、ラクス!!
いや、いつも最強なんですがここぞという所を外しません・・・さすが。
そして後押しするキラ。
「大丈夫だよ・・・罠だってわかっているし・・・みんないるし、ね」
根拠はないが、誰もが逆らえないこの笑顔。
特にアスランは弱いですよ。結局甘々ですよキラたんには。

ああ〜もう!ってかんじのアスランですが、頼られると弱い人ですから。
仕方ないなぁと思いつつ世話焼き気質ですから。
・・・自分で選び取った道だし、がんばってください。
つか、むしろ振り回されて生き生きしてるように見えますがね(笑)


▼ムウマリュ
なんだかラブラブなムウマリュ(最早開き直ってムウマリュ表記)

閉じこもってばかりじゃ・・・で三人を思い出すのは、『行かせてあげていたネオの思いやり』を主張?
そういうのを、回想挿入だけじゃなく、ちゃんとやって欲しいのになぁ・・・。


▼アスランとミーア
「アスラン・・・あなた生きて!!」
アスランの姿に、思わず駆け寄るミーア。
あ、そっか!ミーアはアスランは死んだと思ったままだったのですね。
切ない。そんな不安な状態で、議長に一人おびえていたかと思うと切ない。

銃を向けるアスランがまた!微妙に銃身が震えているし!!
常にミーアを助けようとしながらも、ラクス達を守る為には銃を向ける覚悟もある。
「最後のチャンスだミーア。だから来た」
優しさと強さが見えてかっこいい〜!と思ったシーンでした。

でもちらっと、「君が必要だ。俺が守るから一緒に来い!!」と両手を広げれば意外とあっさりミーアは一緒に来るのに なぁと思ってしまいました。
無理な相談&意味のない展開なんですが。
ミーアに本気でそう言ってくれるたった一人がいれば、彼女はそのまま歌っていただろうと思ってしまったので。


▼ミーアとラクス
さて、ここで真打ち、ラクスの登場です。
「一緒に参りましょう」
穏やかに声を掛けるラクスに対し、
「あれは私よ、私だわ!!」
と声を荒げるミーア。
その存在を否定しなければ、自分が存在できない、太刀打ちできない『本物』がそこにいる。
「私がラクスだわ!声も・・・顔も同じなんだもの。私がラクスで何が悪いの!!」
ここでも来た!自分が他の誰でもない、自分であることの意味。

それを語るのは、もちろんラクスです。
ことごとく、すべからく核心を語るラクスはこの作品の要ですね。

「名が欲しいのなら、差し上げます。姿も。でもそれでも、あなたと私は違う人間です。それは変わりませんわ」

「私たちは誰も、自分以外の何者にもなれないのです」

「でも、だからあなたもわたくしもいるのでしょう。ここに」

「だから、出会えるのでしょう。人と、そして自分に」

「あなたの夢はあなたのものですわ。それを歌ってください。自分の為に」

「夢を、人に使われてはいけません」


ううーん。大事な所をごばっと持ってくるラクス様に、ミーアと一緒に私もじんと来てしまいました。
説明不要なほどにはっきりと伝わってくるラクスの言葉です。
特に、『歌』というものに同じ深い思いを持つラクスが「歌ってください。自分の為に」と言うのは泣けた!


▼アスラン格闘
久々に見たよ・・・アスランの驚異的な跳躍力!!
守るキラ。攻撃に出るアスランの構図がなんだか熱い!!
アスランが横っ飛びする姿に思い切り吹き出したりもしましたが・・・。
(注*ほんとはかっこよく敵を蹴散らしてますよキラ&アスラン)


そこへ現れるアカツキ。・・・救援ってこれかい!!
「大丈夫か、坊主ども」
「遅いです、ムウさん!」

攻め気ところか、立派に鬼畜もこなせそうですよキラたん。
そして、あっさり『ムウさん』と呼ばれるところに軽くショックを受ける私。
う、対応しきれん!そのへんもうちょっと2・3回かけてたどり着いてくれませんかねプリーズ。


▼ミーアの命
迷いながらもキラの手をとろうとするミーア。
ラクスの言葉は確実にミーアに届いていて、ミーアは躊躇いながらも一歩を踏み出そうとする。
しかしその時。
ラクスを狙う銃口に気付いたミーアは、ラクスを庇ってその前に飛び出していた。
ゆっくりと倒れるミーア。
すかさずサラにとどめを刺すキラ&アスラン。

うう・・・わかっちゃいたけど痛い!!
一歩踏み出すどころか、崖の上に飛び出してしまったよ!!!
ああでも、それが真実を認めたミーアの本心なのでしょう。
「わたしの歌・・・命・・・どうか、忘れないで」
他の誰でもない、私を見て、私の歌を聴いて欲しい。
私という存在をどうか忘れないで・・・望みは、夢はそれだけだったはずのミーアが切ない。

元の自分の写真を取り出すミーア。
一瞬、ミーア自身の歌を渡すのかと思いました。
姿を変えてしまったミーアが『歌』を認められるのは、他の誰でもないミーア自身を認められること。
それこそ『真実の歌』だよ!と一瞬熱くなってしまいましたよ。

「明るい、お顔ですわ。これがあなた?」
ここで、しっかりと元のミーア自身を認めてあげるラクスが泣ける。
あなた、聖母さまですか!!(涙)

駆け寄るアスランが悲痛な声で叫ぶ。
「ミーア!」
アスランに顔を向けるミーア。
「もっと・・・ちゃんと・・・お会いしたかった・・・みんな」
「ごめん・・なさ・・・」

うう・・・ほんとに一生懸命だったのにどこかで間違ってしまった。一歩足りなかったミーアだから、この言葉 がベタながら悲しい。
「くそう!」
拳を叩きつけるアスラン。

ここでのEDの入り方がまた、泣けましたよ。
やっぱり最後がSee-sawで良かった!!
その後の間奏で、泣きながら顔を上げて何かを見据えるラクスも印象的。


迷いながらも真実を見ようとした。
ラクスを庇い、自分自身を忘れないでと語った。
それだけで、ミーアの物語は収束したなと思えて個人的には満足でした。

つか、感情移入しすぎで脳内補強しすぎました。
文章まとまっておらず上手く伝えられないのですが、テーマにがっつり入った展開が久々に泣けました。
あとは、『ミーアとしての存在』が『歌』として認められたりすれば大満足。
勘違いと思いきや、次回予告によるとディスクも渡していたらしいのでそこらへんに期待です。

決意を新たにしたラクス様も・・・怖いモノ見たさで期待!!


▼次回予告 『 ミーア 』
『残したものは、たった一枚の写真とディスク。
やるせないラクスの瞳は・・・今、最大の敵に向く』

ミーアという存在を現す唯一のもの・・・どう使われるかしらと期待してます。
ここで「ミーア」というタイトルってどういうことなんでしょうね??
そして、ラクス様を怒らせるとは議長も怖いモノ知らずな・・・と震えてます。
嘘です、楽しみです(笑)

『悪夢の世界、立ち向かえ!フリーダム』
えっと、まさか総集編ではないことを祈ります。

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