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日々是徒然。
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◇PHASE-40 黄金の意志


前回予告『ついに立ちはだかるカガリを前に、シンは・・・』
って、最後の最後やんそれ。
あんまりな焦らしプレイにストレスが不完全燃焼(日本語が変ですよ)
そしてこれで来週が総集編だったら一体どうやって待てばいいの・・・。

残り回数を数えてみるにこれで大丈夫なのか?
細やかな疑問や描写はさっくり切って、あとは宇宙で総力戦だけだからむしろ余裕なのか?

また、カガリを立てる為に他が貶められた気がするのが残念。
おかげでクライマックスに至るまでにすっかり冷めてしまったこの心。
カガリ単品としては熱いのですが、微妙に乗り切れない切なさよ・・・。

思わず時間を費やしロゴス関係とセイラン家関係を拾って見直してしまいました。
あまりに描かれなさ過ぎて可哀想だよ彼ら。
対立する側がしっかり立ってないと面白くないと思うのよ。
・・・というわけで、細かく辛口です。つっこみまくりに御注意。


▼アバンタイトル
シンの悪夢から。
ばっさばっさと機体を落とすデスティニー・・・そして、デストロイを斬ったところで、響くステラの悲鳴。
自分が殺した者達がステラと同じ『被害者』だと認識したのか。
それとも認識していたのが上手く描かれていなかっただけなのか。
こういう場面がその時々に欲しかったですね。
そうすれば、もう少しシンに感情移入できたものを・・・・。

シンが討ったのがキラなのかアスランなのかわかりにくいのですが、おそらく敢えて二人をかぶらせているのでしょうね。
だから、討ち方もかぶらせていたのかなーと思いました。
ステラを討ったキラに憎しみを向けたのは本当に正しかったのか?デストロイを討った自分はキラと同じではないか?
アスランを討ったのは本当に正しかったのか?裏切ったとはいえ彼らは仲間だったのに・・・?

そんな葛藤がごっちゃになってシンの夢に現れたのだと思いたいのでそう解釈します(笑)

うなされたシンにタオルと飲み物を渡すレイ。 「彼らは敵だ。裏切った」
「優しすぎる、お前は。それではなにも守れない」
とまたまた洗脳気味。
しかし、シンは優しいと言えば優しいですが、優しすぎて人を殺せないわけではないのでそこまで言うのはどうかと。
しっかりやることやってます。


▼議長暗躍
ネビュラ勲章がシンに。更にフェイスの印がシンとレイに渡されます。
これは駒としてのアスランを失った議長としては当然の判断。
手駒が減った分もっともっと役に立ってくれよシンちゃんvといった感じでしょうか。
レイのフォローも入れば完璧です。

むしろここで気になるのは議長とタリアさん。
「君が何も言わないなんて怖いな、タリア」
「失礼します」
なんというかこう、議長の媚び媚びな姿勢にどうしても男女の仲を感じてしまいますね。
お互いに『甘え』のようなものを感じるというか・・・。
池田秀一の言い方がエロいだけか・・・!?
タリアさんに未練たらたらに見える議長です。
とにもかくにも、
「言いたいことは山ほどありますが、うかつに言えることでもないので黙っているんです」
「撃墜の件、私はまだ納得したわけではありません」
って、もうちょっと何かアクション起こして欲しいなぁ〜と思うわけです。
『貴方のここを疑問に思う』・・・その内容とやりとりを知りたい。
ここまで『溜め』の長いタリアさんに期待に期待を重ねているわけですが・・・このまま終わったらどうしよう(笑)
さ、寂しいな〜それは!!

さて、ジブリールがオーブにいることが空撮(衛星?)写真で判明(すごいな)。
いよいよ議長の思い通りになってきました。


▼議長の誘導とセイラン親子
ジブリールがセイランに匿われている。となると、
『彼の身柄の引渡しを要求する。彼の罪状は明らかだ。それを匿うというのは到底許せるものではない。』
というザフトの要求は流れとしては当然。予想しうる事態です。
さてさて、ウナトとついでにユウナはどうする気なのか?

議長はさらにマスドライバーを存在を指摘し、「ジブリールがオーブの戦力を持って月に合流するようなことがあれば、 プラント本国が危ない」と周囲をあおります。つか、マスドライバー再建してたのねぇ。
この持って行きかたも上手いのでなんとも言いようがありません。
オーブがジブリールに力を貸すとは俄かに信じ難い周囲。しかし、現にジブリールがオーブにいることは事実。
『もしかしたら・・・そんなこともありうるかも?じゃあ、やっぱりオーブは討たなきゃ駄目かも?』
自在に集団心理を操る議長はまさにザフトのヒ○ラー。

さて、ここでひっかかる点がひとつ。将官の一人が呟く言葉。
「オーブはロゴスの陣営だ」
オーブが完全にロゴス側だという認識は共通のものなんでしょうか?
確かにカガリは「ロゴスのメンバーの中にはセイラン家と深い関係にあるものもいる」とは言っていますが、 セイラン=オーブではないし、それこそロゴスと関わりのない国などないのだからその意味では全ての国が『ロゴスの陣営』に なってしまう。
議長が言葉巧みに「オーブはロゴスの陣営だ」と言うのならわかるのですが、周囲の人が「そういえばオーブはロゴスの陣営 だったね」というニュアンスで、思い出したように言うのに違和感を感じました。
それほどまでにセイラン家とロゴスの結びつきが強いものならば、そう描かれていなければ思わず首をひねってしまう。
そもそも、同盟を持ちかけられた時点でロゴスから直接的なアクションがあるとか。
カガリの「深い関係がある」という言葉と、なんとなく連合側に肯定的なセイラン親子の会話。
これだけでは実体的なセイランとロゴスの関係性が見えてこなくて「はぁ?」と思ってしまいました。
そしてこのことが、以後ウナトのジブリールへの対応に関する疑問にもつながってきます。


セイラン家にて話すジブリールとウナト。
「ちょっとはもののわかった人間なら、すぐに見ぬくはずだ。あんなデュランダルの欺瞞は」
そして、ちょっともののわかる人間ならロゴスの劣勢もわかると思いますが。
大局はまさにロゴスを討つ方向に流れている。
ウナトは利に聡い人間として描かれていたと思うので、ここでオーブが焼かれないよう、 優勢な方に身を翻すのが自然に感じます。
普通に考えてジブリールを匿うことによる利がわからない。
オーブを守るため『同盟で済めばまだその方がいい』と考えていた人達が、 『ジブリールを差し出すだけで済むならその方がいい』とならないのか疑問。

それとも、視聴者にそう見えるだけで実際はセイラン親子の言っていたごとく連合優勢なのでしょうか?
(とてもそうは見えない追われたネズミなジブさん)
もしくは、一蓮托生なほどに弱みでも握られた深い関係にあるのでしょうか?
先ほども言いましたが、それならそのように描いて欲しいですね。
それにしたって、完璧にジブさんをふんじばって議長に渡せば報復を受けることもないと思いますが。

と思いきや、
「奴の支配する世界などには、あなた方の居場所はない。」
とおっしゃるジブさん。汗を流して迷う様子のウナト。
・・・・確かに、今の地位を保つことは難しいでしょうね。ロゴスと深い関係にあったという事実があったからには。
「我らはすぐ反撃に出る。私が空に上がりレクイエムが流れれば、すべて終わるよ」
さらに追い討ちをかけるように、切り札を持ち出すジブさん。
「そのとき勝ち残っていたければ、今どうするかは、聡明なあなたにはよくおわかりだろうがな」
ジブさんの言う事を信頼する根拠はどこにもないわけですが、そんなことはきっともうウナトには 関係がないのですね。
彼にとって重要なのは、『このままでは自分の今の地位を保つことはできない』という恐怖。それくらいなら 例えオーブ国土を犠牲にしても自己の保身の為に最後の賭けに出たい心持ちなのでしょう。・・・あら最低。

それはわかる。わかるんだが・・・・。
仮にも国家の首脳陣の一人として、ウナトはカガリの理想主義を『国を焼く気か』と一旦は退けた。
しかもこれは、彼一人の意見ではなく、首長達の大勢です。(Phase-11参照)
それが正しいかどうかという判断の前に、カガリはその大勢に負けて、オーブから逃げ出したわけです。
しかしここでウナトが自ら超利己的な方向に走ったことにより、カガリは戦わずしてウナトに勝ったようなもの。
向こうが勝手に自分から論理を手放したのですから。
極端に言えば、カガリ自身が成長していなくたって今のオーブには受け入れられるでしょう。
しかしそれでは、本質的には何も解決していない。
だって首長達は『国を守るのが良い指導者。国を焼いたウズミさまのような真似はしないで欲しい』とまだ思ってるはずですから。
彼らには目先の安全しか見えていない。
ゆえに、ジブリールを匿って争いを呼び込むセイラン親子よりはカガリのほうがまし。あのじいさん達、絶対そのくらいにしか思いません。
しかし、それではカガリはあの時負けた自分を超えていない。否定された父ウズミの選択を超えていない。
よって、ウナトを貶めたことによってカガリが受け入れられるのを自然な展開に見せようとする意図にちょっと冷めた目で 見てしまう以後の展開なのです。


▼アークエンジェルにてカガリ怒り心頭
いきなりのキサカ登場ー!!
なんで今まで出てこなかったのかが本当に不思議だ。
もっと姫様精神的にピンチの時に来てあげてよ。

政府はなにも発表していない、というのは恐ろしいですね。
隠蔽に隠蔽を重ねて、最後には全て崩壊。
ここまで政府を無能なものにしてどうしようというんだ。
(というのはもちろん、カガリの正当化ですかね)

「まだ戦闘になるとは限らない。無闇に飛び出すな。ウナト達の対応を待てと」
今回のカガリ、良いと思います。
焦り、悲しみ、怒り・・・・それでも護りたいと思う。だから、剣をとる。
熱い展開です。待ちに待った上昇カーブです。
ただ、その他のところに納得がいかないだけです。
堅物だというならそれでいい、気になると楽しめない。それが自分。


▼ユウナの回答
「ロード・ジブリールなる人物は我が国内には存在しない」
「また、このような武力を持っての恫喝は、一主権国家としてのわが国の尊厳を著しく侵害する行為として大変遺憾に思う」

なんだか文字にするととってもまともですね。
嘘は言っていますが、現実にはあり得る対応ですから。
・・・言い方はすごいですが。
ここまでユウナをただの馬鹿にしてお茶を濁すか。

カガリは、
「そんな言葉が、この状況の中彼らに届くと思うのか!!」
と言いますが、届くとか届かないとかそういう問題ではない気もします。
言葉が届くというからには、そこには誠意があって伝えたい思いがあるという意味合いに感じますから。
これ、単に上手く乗りきろうとしているだけでしょう。
といっても、ユウナの言い方が癇に障るうえ議長への認識が甘いので全く乗り切れませんが。

「我らの思いにこのような虚偽を持って応ずるというなら、私は正義と切なる平和への願いを持って、断固これに立ち向かう」
って、国家としての回答が『存在しない』なのに『存在するはずだ』で自分達を正当化して即時攻撃って恐ろしい対応です。
大量破壊兵器は存在しなくてもいいのです。

それにしても、『ジブリールを匿う』という行為自体が阿呆なので、議長の恐ろしさが際立ちませんね。
どうせなら、
本当はジブリールは月に向かっているのに敢えてオーブを討つ。
とか、
オーブ政府は誠心誠意ジブリールを差し出しているのにそれでもオーブを討つ。
とかの方が面白かったな〜と思うんですが、そんな暇はないですよね。余計なことを言いました。


▼さらにユウナぐだぐだ。
「まだ動いていない。避難勧告が出ていない。それどころか、この状況さえ知らされてはいない」
ユウナの発言は、ウナトの指示ではなかったのでしょうか?
ここで議長が手を出してこないと踏んでなんの対応もしていないのなら、ウナトも相当な馬鹿だ。
余りにオーブ政府が無能すぎて脱力感が伴います。

そして、ユウナとソガ一佐の会話。
「彼はいないと回答したのに」
「嘘だと知っているからです。なんであんな馬鹿げた回答を?」
「だって昔、アークエンジェルの時は」
「あの時とは、政府も状況も違います」
言う人が違うと言いたいらしい。ウズミさまはカリスマあるからオーケイだった。
ユウナは内容を聞く以前に腹が立つから駄目だ(笑)
本気で「これで大丈夫v」と思っていたらしいユウナが、 親子で策略を巡らせ見事カガリを懐柔し追い込んだ人物と同一人物とは思えません。

さらに、
「立て直さなければ、全滅します」
「だったら早くやってよ!いいからもう、早く」
「ですから、そのご命令は」
「そんなこと言って、また負けたら貴様のせいだからな!!」
責任を押し付ける無能な指導者。確かに掃いて捨てるほどいるのかもしれませんが・・・
こんな相手倒しても、つまんないよね?カガリ。
ユウナが当初とは別人かと思われるほど貶められることによって、カガリが戻りやすくなる布石が敷かれる。
これまたとっても御都合主義に思えて冷めてしまったのでしたパート2。

もうひとつ言えば、この場にいる軍人さん達もね。
そんな不審な目で見るならもうちょっとなんとかできないのかと。
特にソガ一佐は「だったら早くやってよ!」と言われ、 この場で戦局を立てなおすにはユウナより自分の方が的確な指示を出せるに決まっているのだからさっさか動けばいいでしょう。
結局自分で責任をとることは嫌で誰かに責任を押し付ける命令を待つだけの人間。
どこにオーブの理念があるのか聞いてみたいものです。
自分達を救ってくれる誰かを待つだけなら、あなた達もユウナと変わりはしない。

そして、『救ってくれる誰か』・・・満を持してカガリ登場です。


▼黄金の意思を継ぐカガリ。
オーブの危機に、スカイグラスパーで出ようとするカガリ。
「オーブが再び焼かれようとしているんだ!!もう何も待ってなどいられない!!」
無茶は無茶なんですが、見過ごすことはできないというカガリの熱さにはいつも心を打たれます。

飛び出そうとするカガリがぶつかったのは、おおー!!生キサカ!!(とエリカさん)
肩をがっしと掴んでカガリを止めるキサカにちょっぴり興奮です。
「嫌だ!このまま見ているくらいなら、国と一緒にこの身も焼かれた方がましだ!!」
自暴自棄な発言でそれを振り切ろうとするカガリ。
ここでキサカが軽く平手打ちでもしないかとワクワクと見守る私。
しかしキサカの反応は甘っちょろかった。
「ふっ。それでは困るから来いと言っているんだ(笑顔)」
さらになぜか余裕たっぷりで偉そうなエリカさん。
「はいはいはい。だから行くのはいいけど、その前にウズミ様の言葉を聞いてと言いたいの」
・・・・ここで私が思ったこと。
あんた達、何様?何者?
突然現れて『お父様の遺言』と言われても、カガリ以上にこっちがはてなマーク飛び交っちゃうね。


そして連れて行かれた、埃まで積もった古めかしい入り口。
「この扉、開かれる日が来ぬことを切に願う」
封印されていたウズミ様の遺言。
ま、眩しいっ!!
思わず目を細める、そこには黄金のモビルスーツ。

・・・ってことはあれですよね。ウズミ様がお亡くなりになる前から用意されていたってことですよね、これ。
だったら前大戦の時に開放しとけや。
・・・って、後付け設定だからSEEDでは使えなかった、それだけなんですがきっと。
そんなの仕方ないじゃん!!熱い展開だからいいじゃん!!
というのもごもっともですが、これまででトーンが下がっているので盛り上がれなかった個人的事情。

さて、ここで流れるウズミ様のお言葉。相変わらずいい声だ。
「教えられなかったことは多くある。だが、お前が学ぼうとさえすれば、それは必ずや、お前を愛し、支えてくれる人々から 受け取ることができるだろう」
回想・・・正直Destiny入ってからはエリカとキサカはほぼ出てきてないんですが、ここでトダカさんがきたのは熱いですね!!
周囲の人々に支えられて自分自身成長していくカガリ。
・・・をもっと丁寧に描いてくれていればもっと感動しただろうな・・・ここ。
ウズミさまにカガリを託されたキサカが、今更出てくるのは惜しい本当に。

「力はただ力だ。多く望むのも愚かなれど、無闇と厭うのもまた愚か。守る為の剣、今必要ならばこれをとれ」
ここで入るカガリの回想。SEED時代のも入ってましたね。
そういえばカガリはお父様がガンダムを開発したことに泣き崩れてましたっけ。
議長にも力を持つから争いが起こるって言ってましたっけ。
『想いだけでも、力だけでも』
SEED開始当初から力に否定的だったカガリが、今やっと想いに力が必要だと剣をとる。
90回の刻を経て。
はー、そうだったのか。カガリに足りなかったのはこれ。
そのためにオーブから一旦出て、まだ時期ではないと戻らなかったのか。
ストライクルージュじゃ弱すぎた。強いMSがあれば良かったのか。
へー。ふーん。ほーう。
こうもコンスタントに新機体を登場させて乗り換えさせるシナリオを作るのって大変ですね。

しかし、「理想を唱えるだけでは駄目だ」というのはトダカさん始めオーブ兵の皆さんが命を張って 伝えてくれたことなので、守るためならば力を得ることを厭わない。と立ちあがるカガリは熱い。

・・・立ちあがるどころか泣き崩れているのは納得できませんが。
お父様への感謝・その思いを受け取ったのはわかりますが、 そこまで泣かれるとひくのはやっぱり私のテンションが低いからです。

ああでも、隣に跪いて
「カガリ、アカツキに乗るか?」
と尋ねるキサカ。
そして、アカツキ発進と共に流れるテーマソングは・・・ぞくぞくしますね〜!!
イイ!!良いよ・・・『焔の扉』欲しい!!
ここで素直に盛り上がれなかった自分が憎い。

的確な判断もくだすカガリもかっこいいです。
「防衛線を立てなおさないと、総崩れだぞ」
「まずは国防本部を掌握する」
なんだか全て吹っ切れて、生き生きしている姿が嬉しい。

「カガリ、きてくれたんだね、マイハニー。指揮官は僕、僕だよう!!」
と、これでもかという駄目っぷりを発揮するユウナを完全に手玉にとって騙まし討ち。
「ならばその権限において命ずる。将兵達よ。直ちにユウナを国家反逆罪で逮捕・拘束せよ」
と命令する大物感も漂わせます。

「命令により、拘束させていただきます」
やっぱり命令しか守れない人達ですか。ここぞとばかりに殴ってるよー(笑)
ああ、トダカさんに粛清させてあげたかった・・・!!
すかっとする場面なはずですが、この軍人さん達にすかっとしませんね。

「どうかみんな、私に力を!!」
この台詞、好きです。
じーんと来た。
自分は一人で守るのではない。
この国にいる人々の為に、この国を守る為に、指導者として共に戦う。
そんなカガリの思いが表れていて、良いなぁと。
無駄じゃなかった!!あなた達の死は無駄じゃなかったよ、トダカさん、馬場一尉!!(涙)


しかし、ここらへんの『カガリが力と守る意思を得てオーブに戻る』という展開が熱いために、 わざわざセイラン親子を貶めるのが微妙な心持ち。
そこは相手を落とすのではなく、カガリを上げることでカタルシスが欲しかった。
その方が展開楽だったんだろうなーと勘ぐってしまうというか。

また、やはりカガリには、国民に望まれた指導者として戻って欲しかったとも思います。
オーブという国を一人一人が守りたいと思う、その結果として国民自身にもカガリを選んで欲しかった。
この展開では、ピーチクパーチク助けてくれる人を待っている雛ですよ国防本部。
更には、国民は何が起こっているかさえ知らない、自分達で何も選ぶことさえできない無知で守られるだけの被害者。

ゆえに、盛り上がりきれないで終わった『黄金の意思』なのでした。



▼その頃、ザフト側は・・・
「この国はもういい加減、素直に討たれて欲しいものだな」
妙に印象に残る台詞でした。

そこへ早くも到着するミネルバ。
レイやルナの懸念をふりきって、シンは出撃します。
「オーブを討つなら、俺が討つ」
シンが被害を抑えるつもりで志願したのならまだ救われるのですが。


そして、対峙するシンとカガリ。
普通に考えるとカガリんの身が危険です。
・・・が、誰か助けにくるのも良いけれど、ここはぜひ対話が欲しいところ。
今回出しきれなかった上昇熱を伝えて欲しいですカガリ!!

・・・でも来週、総集編?↓


▼次回予告 『リフレイン』

「揺れていた。たどるべき道を探して。
今一度の力が欲しいと願う、アスランとキラは。
迷いの壁、打ち破れ!ガンダム」
リフレインってタイトルが総集編の不安を煽ります。

新機体・・・出てくるのか?

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