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◇PHASE-23 戦火の蔭▼キラ様が・・・神のごとく活躍する回でした。フリーダム登場シーンでは後光が射してましたよ!! 大人になったね・・・というより、人という枠を超えて全てを悟ったがごときキラ様です。 もともとキラファンな方はどういった心境なんでしょう? 嬉しいのか悲しいのか・・・。 私は、今のキラもけっこう好きですが。 そして、下降線をたどるアスランを見せつけられるアスファンとしてはキラ様が羨ましいですが。 ▼カガリの勇気。 「オーブ軍、ただちに戦闘を中止せよ。軍を退け。」 いきなり説教するのではなくあっさりとした呼びかけに好感を持ちました。 男前!! そして場面はこの経緯に至るAA内部へ移ります。 ノイマンさんナイスポジショニング!!!!(そこかい) いちいちリアクションする姿にもう釘付け。 惜しむらくはもっと彼に台詞を!!!(贅沢言いました。出てくれただけで感謝の気持ちでいっぱいです。) で、本筋に戻りますと、オーブが援軍を出したことを知り動揺するAA御一行。 ショックを受けるカガリにキラさまが一言。 「それを認めちゃったのはカガリでしょ?・・・それともこうなるとは思わなかった?」 ひ、ひぃぃぃーー!!厳しい!!厳しいねキラさま。 思い切りその通りなんですが。私も前回同じ事言っちゃいましたが。 ・・・ちょっとカガリが可哀想になったよ。 すかさずフォローをするマリュさんの、 「強引に連れてきてしまったのは私達。カガリさんがいればこんなことにだけはならなかったかもしれないのに。」 にも、 「いえ、同じことだと思いますよ。あの時のカガリにこれが止められたとは思わない。」 と、一刀両断!!!! 双子だから厳しいですか・・・?それともやはり神の域に達してますか・・・? しかもやたら美人さんなキラさまです。さすが大貫さん作画!! キラ何様!?腹立つー!とは思いませんが、ちょっと拝みたい気分にはなりました。 その調子でアスランもばっさり切ってみて欲しい。 さらに、 「でも、今は違いますでしょ?」 というラクスの黒いオーラに耐えきれず(笑) 「キラ、発進してくれ。この戦闘、できるなら止めたい。」 と言うカガリ。 「オーブだけではない。誰も戦い合う世界ではいけない!!」 というカガリは、久々に彼女らしくて良かったと思います。 実際、気持ちだけでは仕方ないといっても、10代の小娘に歴戦の政治家の手腕を求めることなど普通はできません。 だからこそ、成長途中であったとしても気持ちだけは、その信念だけはしっかり持っていて欲しかった。 それが、種運命ではその信念さえも揺らぎ、成長の見られないカガリしか描かれていなかったように思います。 ここで、その熱意を取り戻した・・・例え無駄だとしても止めに行きたいというカガリの勇気は嬉しく思いました。 ▼そして、オーブの・・・というよりユウナの(笑)反応。 「あ、あれは偽物だ!!」 「ユウナ様・・・何をおっしゃいます!」 当然と言えば当然の反応。この戦場のただ中で、「はい、そうですか」って軍を退けるわけがない。 オーブの理念を守るには、戦闘力だけでなく、他の力が不可欠。それはこの場でどうこうできるものじゃない。 もっとも、もっと優秀な指揮官ならこれを利用して話し合いの場など、有利な場面に持って行くかもしれないですが、 ユウナだから無理です(きっぱり)。 「ボクにはわかる!ちゃんとした僕のカガリなら、こんな馬鹿なことするはずがない!!」 ・・・爆笑!いったいカガリにどんな夢を持ってたんだ(笑) このかんじ・・・誰かを彷彿とさせると思ったらアズラエルでした。 ひそかに野島さん上手いなぁ・・・と感動。 ▼すっかりメイン的な存在ですトダカ一佐。 「あなたという方は・・・。」 のトダカさん、声が色っ・ぽ・い!! アホな司令官でも命令には逆らえません。苦渋のすえ、 「頼む、フリーダム。」 と呟いてストライクルージュへ発砲します。 『え、撃っちゃうの?』と思ったことは秘密です。このまま単に命令に逆らえない人になっちゃったらどうしよう。 いつかユウナに鉄拳制裁を加えるもしくは、 突然カチリと銃を向け「もうあなたの命令には従えません。」と呟くことを期待。 ・・・ってそれじゃあ、パトリック・ザラですか。やめやめ。 ユウナはそこまで大物じゃないと思うので、殴られて 「おやじにもぶたれたことないのに!!」 と叫んで欲しい。ハイネのあれがあるなら有りでしょう(笑) ▼攻撃されるカガリ。助けたのはもちろん♪ キラ様ですよ!!! ああ、フリーダムかっこいい!!! 公式でみたデスティニーガンダムはとっても微妙でした。なんだあの羽。 ほっとした表情のトダカさん。驚くカガリ。わかっていた表情のキラ。 一斉に状況が動き出し、連合軍からもミネルバからもMSが発進。戦況は大混戦に。 ▼カガリの言葉に印象急降下(笑) 熱意に任せて叫ぶ様や、キラさまに虐められて可哀想な様に好感度アップ中だったカガリん。 もう急降下です。短かった・・・。 「オーブ軍、私の声が聞こえないのか。言葉がわからないのか!!」 いや、わかってるに決まってるじゃない。 この状況、通じなくても仕方ない・・・それでも私は行く!!という決意に見えたのは気のせいでしたか? 代表の私が言えば当然止まるよね?とでも思ってましたか・・・。 悲しさ、やるせなさから出た言葉だとしても、そりゃないよ。 実際、オーブの軍人達はカガリが現れたことにかなり反応していました。 一人一人、命令に逆らうことはできなくても、何らかの心に響くものはあったと思います。 このカガリの行動は、今は何も変えられなくても、いつか何かを変えられるかもしれない、意味のあることだったと思うのです。 それなのに、その発言・・・。またカガリがわからなくなった(笑) 「カガリ、もう駄目だ。下がっていて。あとは、できるだけやってみるから。」 のキラ。ラクス達といい、この状況が予想できていたような表情ですが、誰かカガリに言ってあげる人はいなかったのか! それとも、獅子は我が子を千尋の谷へ突き落とすの心境だったのか・・・。 ▼ザクとは違うんだよ、ザクとはぁ!! 言っちゃった・・・言っちゃったよハイネ!!!! もう、死亡決定だね・・・(泣)。 空中で戦うグフは、やっぱりあんまり格好良くなかったね。 あのムチはなんだか私の見たいムチじゃなかったしね。 私の記憶が確かならばこの台詞、ザクがMSの主体だったジオン軍において 格段に性能の上がった新型MSグフに乗ったランバ・ラルが言う有名なもの なんですが・・・ ガンダムまでぼこぼこ作ってるザフトで、そう言われても。 しかも、どこがザクと違うかわからないしね。 あ、フェイスが乗っててさっくりやられるほど、弱いって意味ですか? ▼虎出動!!! やっぱりそのヘルメットかぶってるんだ(爆笑)!! そうだよね、形見だもんね。(勝手にビビアン作) そのわりに、マリューさんと目と目で通じ合ってるけどね。 なんですかその、一夜明けて気怠い朝みたいな親密な空気(笑) しかも、虎さんの機体・・・・百式!? 黄色に赤って・・・わざわざ塗り直さなくても。 私だったらこの機体、何をおいても一番に狙い撃ちするけどね!!! ▼カリスマウズミさま。 途方にくれるカガリと、ウズミさまの演説。 このウズミさま・・・声・喋り方・内容どれをとっても説得力がある・・・カリスマ性があります。 長年続いてきたオーブの理念を支えていたのは正にこの人だったと感じさせます。 それなのになぜ、あなたは死んでしまったか。 「我々は最後まで努力を続けます。」 と言うのならば、誰を犠牲にしてもオーブのためにウズミさまは生き残るべきでした。 それじゃあ、SEEDの話が成り立たないと言えばそれまでなんですが(笑) 種を残して満足してちゃ駄目だ。あれじゃ、娘を思う情に負けたように見えます。 なんの力もないカガリに後を託すのはあまりに酷です。 どんなに正しいことを言っても、それに誰もがついてきてくれるわけではない。 若い・女であるというだけでもう「ただの象徴」に祭り上げられるのが目に見えているカガリなら尚更です。 それが見えないウズミさまではないと思いますが、親子の情で目が曇ったのか・・・。 ウズミさまの言った「あるべきではないオーブの姿」が目の前で繰り広げられているカガリは見ていて可哀想。 前作のウズミさま・・・微妙に『ローレライ』を思い出しますが、なんだか違うんですよね。 『終戦のローレライ』で「私達はきっと、一人一人が希望の種子なのよ。」という文章が出てきたとき、 もう、ガンダムSEEDの脚本は福井さんが書けばいいじゃない!! って本気で思いました。 ▼そして、やっぱり・・・合掌。 恐れていた時がやってきたよ・・・。いつか来るとわかっていたけど、もうですか? しかも、フリーダムを狙うステラの進路にうっかり出てきちゃって、 「邪魔ァ!!」 って言われてまっぷたつ・・・!!?? あなた、それでもフェイスですか!! ザクとは違うグフに乗ってるんですか!! そんな自業自得的な散り方なんて・・・。 しかもうっかりお空に幻影が浮かんじゃうなんて・・・。 思わず吹き出しちゃったじゃないですか(笑) ハイネはかなりいいキャラだと思うんですが、感情移入する前に逝ってしまわれたのはある意味良かったのかもしれません。 ファンもつく間もなくさっくり殺しちゃえということでしょうか。 キラvsアスランのために出てきて殺されたとしか思えないハイネが不憫ですねぇ・・・。 正直、アスランが「キラ!」というとSEEDを思い出して萌えますが、 シンvsキラのが見たいなーとこっそり思ってます。 ▼今週のヒットな台詞↓ 「あの仮面男にちょっとはいいトコ見せなきゃまずいでしょ。」(ユウナ) 爆笑!! そうだよねぇ、あの仮面見たらそう呼ぶよね!! ▼次回予告 『ハイネの死はどれくらいの重みを持って受け止められるのか。 アスランはキラさまにばっさり斬られるのか。 シンとレイは果たしてしっかりでてくるのか!?』 この辺りに注目していきたいと思います。 |
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