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◇PHASE-20 PAST▼驚きです。おそらく総集編だろうなぁ、と思っていた今回。やっぱり総集編でした。 しかしこの総集編、なんと面白かったんですよ!!(驚愕) それではその理由をずばり追っていきたいと思います。 ▼トダカフィーバー!! え、そこから・・・?ええ、ここからです。 「こういうのを、恩知らずと言うのじゃないのかね。」「絶対に当てるなよ!」発言などから、 種運命一かっこいい大人ではないかと目されてきたキラリと光る将校さん。 それをここで持ってくるとは・・・わかってるね!! 一人生き残ったシンを励まし、プラントへと向かわせたトダカ。 後付け的匂いがぷんぷんしていますが、とても効果的です。シンとトダカのイメージアップに。 が、それより何より注目すべきはここですよ!! ウズミ様自爆の報に驚愕するトダカ。 うおお、そうきたか!!! 考えてもみてください。前作SEEDでウズミ様のとった行動。オーブの理念を守るためとはいえあまりに軽率ではなかったかと。 まずオーブの理念「他国に侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに関与しない」を守るために、あの場でオーブの指導者であるウズミが 身を犠牲にしてまでマスドライバーを破壊しなければならない理由ってなに??他に方法はなかったのでしょうか。 しかも、あそこでマスドライバーがなくなることによって何が守られたとしても、その後「他国の侵略を許さない」保証は誰がしてくれると 言うのでしょう。 ウズミ様は、ある意味何かを守った方でしょうが、その為に多くの犠牲者を出し指導者としての責任を全て投げ出していった方です。 『種はまかれた』・・・って発芽するのいつだよ!! とりあえずカガリは発芽してないことは判明しちゃいましたしね、今作にて。 そして、ぷっつりと投げ出されてしまった人の代表がトダカさんです。 そりゃ呆然としますよ。指導者が自爆しちゃって軍人さんはどうすりゃいいのよ!! しかし、トダカは一人生き残った少年に「君だけでも生き残って良かった」と生きる手立てを整え、「我々は政治家ではないからな。」 と自分の良心に従って行動するのです。 ・・・か、かっこええ!!(泣) 理念に裏切られた男が、それを理解しつつも自分の理念に従って生きる。 理念に家族を殺されたシンが向かうべき姿がここに・・・。 ・・・って、あの驚愕するトダカの表情ひとつでここまで妄想する自分がすごい(ほんとにね)。 うーん、種運命でこんなつっこんだ話をするつもりは毛頭なかったのに、ついトダカさんのおかげで大興奮してしまいました。 危ない危ない。 ▼シン・・・やっと主人公らしくなって・・・。 良かったねぇ(涙) 明らかに今までで一番喋ってるし!! しかし、今回の総集編がシンに与える価値はそれだけではありません。 なぜ今までこんなにもシンの存在が薄かったかというと、拠って立つものがなかったからだと思います。 一話にて家族が死んでしまった経緯はわかったものの、その後シンがどんな状況・どんな心境でプラントへ来て軍人になったか ということははっきり語られていませんでした。 だから、カガリへやたらつっかかるのも「そりゃ逆恨みってもんだ」「反抗期ですか?」という風にしか見られません、実際。 しかし今回の流れで行くと、彼が憎んでいるのは決してアスハではなく、『力のない理念』であるということがなんとなくわかります。 シンが精神的に子供であるため、まずい発言は多々しておりますが(笑)根底にあるのはそれなんだろうと思いました(彼自身気付いてないかもしれませんが)。 『力のない理念』そして『力のない自分』を憎むことは決して間違っているとは言えないし、心情的に納得できます。 「オーブはその理念は守ったが、俺の家族は守ってくれなかった」・・・おお!その通りだ!!(笑) 今までもそのつもりで描写してたのかもしれませんが、あまり伝わってませんから(少なくとも私には)。 本当はこういうことは、せめて1クールの終わりにやっておいて欲しかったですが。 →主人公(強調)であるシンという人物の拠って立つ造型を深くするということ。 そうすれば、カガリへの態度にも納得がいくし、誰かを守れたと無邪気に喜ぶシンとそれを諌めるアスランの対比もはっきりします。 ついでに、トダカさんの印象もそのタイミングならホットですv それにしても、こんなにシスコンでいいのかなぁ・・・? これを話のポイントにしたいのか萌えのポイントにしたいのかわからないけど微妙に外している気がします。 とっても可愛くてほのぼのしますが、兄妹じゃなくてもいいかな。うん。 ▼その他種萌え。 なんだかこうして切り取ってみると・・・ なかなか面白いじゃないかガンダムSEED!!! 今でこそこんなつっこみだらけな私ですが、当時毎週どれだけSEEDを楽しみにしていたことか・・・!! 途中から「どうなの・・・?」と思いつつ、キャラ萌えしていたので最後まで突っ走りましたよ、ええ!! そんなSEEDから、つっこみどころは触れないでいいところだけ抽出してきた今回。 アスランvsキラ。 懐かしい叫びのイザーク。 この頃は良かった!!カガリ。 キサカ!キサカ!!なんでいなくなっちゃったのよー(泣) 伝説のMS手つなぎ。 フラガ兄さんの最後。 「撃て、マリュー・ラミアス!」なナタルさん。 比較的まともな発言の集められたクルーゼ隊長。 主人公らしく「守りたいものがあるんだ!」なキラ。 わかりやすい!なかなか良いシーンもいっぱい! ・・・あって良かったと思いました、今回の総集編は。 ちょっとほっとしたというか、これからに期待したいと思いました。 先週はどうしようかと思いましたが。 ▼次回予告萌え。 やっと来たよシン×ステラ!!! 長い回り道だったね・・・。 私としては、シンが動いたほうが面白く感じるみたいです。 なんだかんだ言って主人公びいき?? 久々に次回が楽しみ。楽しみにした反動が大きかったらどうしよう・・・。 こういう時って、一週遅れなので他の方の感想等読むか迷います。 いつもは、『敢えて読まないけど、少しくらい読んでしまっても気にしない。』くらいなものですが。 |
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