remove
powerd by nog twitter
日々是徒然。
HomeAnime→厳窟王

厳窟王

こちらは、水瀬が突発的に大ハマリした厳窟王の 感想というより単なる叫びのページです。

考察というよりちょっと壊れているかもしれないのでお気を付けください。
伯爵とアルベールがいちゃいちゃしてたり、アルベールとフランツがラブラブしていると大騒ぎなのでお気を付けください。
つまり若干、女性向け色が濃いめです。
でも、伯爵とエデ・アルベールとユージェニー・マクシミリアンとヴァランティーヌのセットも大好きです。
女性向けなのかノーマルなのかどっちなんだ!!と言われるとどっちもですというより他はなく・・・・。
自分でもどうしたらいいのかおろおろしつつ、面白すぎるという意見だけは変えられないのです!!!!

では、叫びます。
私は厳窟王が大っ好きだー!!!

<作品概要>
原作はアレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」
ナポレオン時代のフランスを舞台に、無実の罪を着せられ投獄されたエドモン・ダンテスが、脱獄して巨万の富を得「モンテ・クリスト伯」と名を変え自分を陥れた者達に復讐していく物語。

この作品では、舞台を幻想未来のパリに設定。
さらに、復讐する伯爵ではなく、復讐される男達の子供の目線から物語を構築しています。
平和で恵まれた世界しか知らなかった少年が、大人達の暗い過去を知りその偽りを知る。
自らの世界が崩れ去った時、少年はどう動くのか?
復讐の圧倒的なパワーとそのやるせなさに、心揺さぶられます。

『残酷でイノセンス』

このキャッチコピー、大好き。
ついでに言うなら、退廃的で野蛮。大胆で繊細。耽美でリアル。
いつの間にか、その魅力の虜です。

<各話感想>
|第一幕|旅の終わりに僕らは出会う〜目がちかちかします・・・〜
|第二幕|月に朝日が昇るまで〜伯爵!私もあなたの虜です〜
|第三幕|5/22、嵐〜伯爵inパリ〜
|第四幕|母の秘密〜母さん。僕の伯爵を紹介します〜
|第五幕|あなたは婚約者を愛していますか〜アルベールコスプレ注意報〜
|第六幕|彼女の憂鬱、僕の憂鬱〜ユージェニーとエデにきゅーん〜
|第七幕|秘密の花園〜アルベールは見た!!〜
|第八幕|ブローニュの夜〜ホラーな伯爵と肝試し〜

|第一幕|旅の終わりに僕らは出会う

〜目がちかちかします〜

『部屋を明るくして離れてみてください』
この言葉に思わず頷いてしまったアニメは初めてだ・・・。

画面に溢れる色彩、踊る服の模様・・・うわあ、目がちかちかするよ〜!!(泣)

しかし、この時の私はまだ気付いていなかったのです・・・。
まさか、この画面にどっぷりはまって、あまつさえ他のアニメを見ると寂しく感じる日が来るなんて。

第一幕・完



・・・・。
で終わりたいくらい驚きました。革新的な画に。
物語は、日常に退屈した主人公アルベールとその友人フランツが、刺激を求め月面都市ルナのカーニバルを訪れるところから始まります。
このカーニバルのめくるめく非日常な雰囲気に、目が眩むというかくらくら〜っときました。
そして、そんな所に現れる我らが伯爵
あまりにミステリアスなその圧倒的存在感に、アルベールは一目で心を奪われてしまったのです。
そして、「初めまして。モンテ・クリスト伯爵と申します」の声に私も一瞬で恋に落ちてしまったのです。
は・く・しゃ・く〜〜vvv

それにしても、アルベールは伯爵に頬を染めすぎです。(冷静に)
フランツはアルベールを心配しすぎです。(「お前は俺の恋人か?母親か!?」ってそのどちらでもある気持ちだと思いますフランツ・・・図星すぎて何も言い返せないですから!!)
一幕からホモ色全開ですか!?・・・とウキウキしていた私ですが、まさかホンモノだとはこの時は知るよしもなかったのでした。

ラスト、公開処刑でアルベールに他人の生殺与奪を委ねる伯爵の手練手管はエロすぎますね。
無垢な魂に黒々としたシミを落としたい・・・って、その思考がゾクゾクするほどエロスの塊ですわ!!!

初っ端から濃すぎる第一幕に当てられっぱなしでしたよ、はぁ〜(誉めてますすごく)。

|第二幕|月に朝日が昇るまで

〜伯爵!私もあなたの虜です〜

一言で言うと、
『誘拐されたアルベールを助けようと奔走するフランツ・・・しかし、結局伯爵を頼ることになりアルベールはますます 伯爵に心酔することになるのでした』
という回でした。

感想を二言で言うと、
『伯爵が素敵すぎてもうあなたの虜です』
『フランツが不憫すぎて愛おしい』

というかんじです。

伯爵は若者を騙くらかそうとエセ優しい笑顔を浮かべるさまも、
復讐に身を焦がしものすっごい怖い顔になっているさまも、
過去を思い出し憂いを帯びた表情になっているさまもどれも好きなんですがどうしましょう?(聞かないでください)
いちいち時代がかった動作をしたり、マントをばさっとなびかせたり、そんな一挙一動にノックダウンです。

そしてフランツは、喧嘩別れしたアルベールが誘拐されたと知って正に大奔走なのです!!
こんなに必死になるなんてほんとにただの友達!?と言いたくなるほどの切ない表情・・・。
伯爵に嫌そうに頼みに行くところなんて、あなたそれは恋敵に仕方なくモノを頼む態度ですよ。
だって回想でも、アルベールに「誰が本命なんだ?」と問われて無言だし・・・「お前だよ。なんて言えるわけないだろ・・・」って 私の脳内のフランツはそう言ってたよ確実に!!!
それなのにああそれなのに・・・・アルベールは助かったのは伯爵のおかげとばかりに伯爵しか目に入ってないし〜!
きぃー!!フランツがあんたのためにどれだけがんばったか!!
二人の出会いの場面でのアルベールのあほっぷりといい、一体この子のどこがいいのフランツ!!??
・・・・しかし、絶妙なタイミングで頬を染めながらすねたようにフランツに礼を言うアルベール・・・・。
これか!!これにやられてきたのかフランツ!!この子悪魔っぷりにー(涙)
愛故に(決めつけ)散々アルベールに振り回されてきただろうフランツが不憫でなりません。
そしてそんなフランツが愛おしくてなりません。

|第三幕|5/22、嵐

〜伯爵inパリ〜

パリに戻ってきたアルベールは、友人達とドライブ&ピクニックへ。
こういう幸せでのどかな場面って、後で取り返せないようになってから思い出すんだろうな・・・と思うと切ない。
ヴァランティーヌが可愛いなぁ・・・忘れがちですがフランツの婚約者なんですよね。
初めて見たとき、「もしかしてフランツはアルベールの婚約者・ユージェニーが好きだからこんな微妙な態度なの?」今考えるとまるで見当違いなことを思ってましたね〜。
それにしてもこの時の人間関係、図解すると
ユージェニー→(←)アルベール←フランツ←ヴァランティーヌ←マクシミリアン
というかんじですよ・・・一方通行ばかり!!
むしろアルベールのベクトルは伯爵に向かってますしね。

そして、ついにパリにやってきた伯爵。
伯爵とエデの関係は、男と女というより信頼関係。心に傷を負った者同士の慈しみ。というかんじで大好きです。
伯爵のモルセール邸を見遣る眼差し・・・メルセデスの肖像画を見上げる眼差し・・・フェルナンと対峙する眼差し・・・
全てが切なくて怖い・・・!!
「私の孤独はもはや孤独ですらない。復讐の女神達に囲まれているのだ・・・」って(涙)

最後に一言。
アルベールの相変わらずの伯爵LOVEっぷりは、共感するっていうより臆面がなさすぎて嬉し恥ずかしかったよ。

|第四幕|母の秘密

〜母さん。僕の伯爵を紹介します〜

自慢の恋人を両親に紹介しているようにしか見えないよアルベール・・・。
フェルナンと伯爵の微妙に張りつめた雰囲気に気付きもせず嬉しそうに見上げているアルベールが、可愛いんだけどあほだー。
アルベールを見ていると、庭を掘り返して怒られそうになっているのに「ほめてーほめてー」としっぽをふりふりしながら期待の目で見上げているわんこを 思い出します・・・。なんだろう、この沸き上がる愛しさ!!

真面目な話、伯爵はメルセデスへの思いと決別し、復讐の思いを新たにするためにモルセール邸に行ったのでしょうね。
しっかし、メルセデスのスープを飲んだときの伯爵の吐息は死にそうにエロいですね・・・!!!
きゃーその吐息、ぜひ違うところで聞かせてくださいーっ!!(落ち着きましょう)
一行で真面目な話からエロスの世界へ引き込む伯爵は罪な人です。(伯爵のせいにちゃダメですよ)

そして、お返しに今度は伯爵邸に招待されたアルベール。
初めて招かれたお宅に、海賊のコスプレで訪問しようとするあほっぷりに目が眩みそうでした。
いったいフランツはこの子のどこが(以下略)・・・。
そうか、馬鹿な子ほど可愛いのか。
私も可愛いと思います!(笑顔)

|第五幕|あなたは婚約者を愛していますか

〜アルベールコスプレ注意報〜

ここらで伯爵は、余りに自分を純粋に慕ってくるあほすぎる子に、復讐に利用しようとする枠を超えてほだされてる気がします。
あんな、世界に自分しか頼るご主人様はいませんっっていう目で見上げてくるわんこを蹴り飛ばせるような人は人間じゃありませんから!!

・・・・あ。伯爵は人外でしたか?(墓穴)

『貴族の結婚に愛はない』
という、他の人達はみんな納得してそうな言葉に「そんなことない!!」と食いつくアルベール。
おこちゃまだのう・・・と思うものの、良く考えるとまだ15歳なのですよねアルベール達。
全然そう見えないので忘れてました。最近のアニメキャラは幼く見えますからねぇ・・・(例:ガンダムSEED)
年齢に比して『純粋』と称しても許されるアルベールのあほさ(誉めてます)に、周囲は惹かれるんでしょうね。

しかし、海に落ちたアルベールを伯爵がしっかり抱きしめながら助けるシーンは私を悶え死にさせようとしているとしか思えません!!
伯爵が人工呼吸してくれるなら、私は足首に鉛を付けてでも海に飛び込みますがね!!!!(それじゃ浮き上がれないじゃないか)
しかも、焚き火って・・・焚き火って・・・・!!
うおおお、この火を飛び越えてこぉい〜〜〜っ!!!!
ぜぇ・・はぁ・・(大声で叫びすぎ)

なんだか、話は進んでないのに萌え疲れた回でした。

|第六幕|彼女の憂鬱、僕の憂鬱

〜ユージェニーとエデにきゅーん〜

貴族の乱れた性生活が明らかに・・・退廃的ですなぁ。
でも、自分の母親が友達と浮気してたらそりゃショックです。
そういう所にぜんっぜん気付かないアルベールは、ユージェニーから見るともどかしいというかイライラするでしょうね。

しかーし、ここで諦めちゃいけない・・・アルベールには鈍さに優る純粋さがあるのです!!
『ここじゃないどこかに行きたい』そんな閉塞感に悩むユージェニーに、
「行こうよ。一緒に家を出よう」 とかあっさり言ってしまうアルが可愛くてたまらん!!
ま、実際先々のことはなーんにも考えていないから言えるんですが(笑)これが本心ですからね・・・この子は!!(天然は罪)
そういうところが、憎めない、周囲に(なぜか)愛されまくっている所以なのでしょう。
そんなアルベールを『お馬鹿で頼りにならないわ』と思いつつ、やっぱり救われ・癒されて一瞬頬を染めるユージェニーが また可愛くて・・・。
ばっちり両思いオーラが出ている二人が微笑ましいvv

一方、次々と熟女を落としていく伯爵の手練手管には、「さすが!」唖然とすると共に「私も落としてv」と心で叫ぶ自分がいます。 いや、とっくに落ちてますが。

後半は主にオペラ座の場面。
伯爵に伴われてやってきたエデが・・・エデが・・・・ほんまに綺麗やお嬢さん!!!
ドレスがふわふわっとしてキラキラ輝いていてなんか羽衣みたいなのまで漂ってる〜!!!(貧相な表現力)
初めてこの2Dテクスチャリング(というらしいですこの技術)が素晴らしいと思った瞬間でした・・・。
この辺りから、他のアニメを見ると画面が寂しい・・・とか思いだしましたよ私は。

さて、アルベールの父フェルナンを目にしたエデは、まるで狂ったように動揺し気を失ってしまいます。
(一体何をやらかしたんですかフェルナン・・・)
そして、ここで注目。
桟敷の手すりから落ちそうになってしまったエデをしっかりと抱き留める伯爵!!
伯爵エデ伯爵エデ!!
しかも、その動作が・・・・
いやぁっ、なんだか力強い!!
いつも優雅な動作で紳士風・・・そんな伯爵がふと見せる荒々しい動作に私の妄想は止まらないね!!!!

この感想・・・明らかにユージェニーとエデよりも伯爵にきゅーんとしてるじゃないか! タイトルと違いますよ・・・。

|第七幕|秘密の花園

〜アルベールは見た!!〜

エデの異変に気付き伯爵の元へ向かうアルベール(エデが心配なのもあるが確実に伯爵のお役に立ちたいのだと思われる)。
それを慌てて追うフランツ(もちろんそんなアルベールが心配)。
その様子を寂しそうに見遣るヴァランティーヌ(きっとフランツ→アルベールに気付いてるんだね・・・)
寂しそうなヴァランティーヌを心配そうに見つめるマクシミリアン(この人が一番まともだ)

伯爵はエデをお姫様抱っこですよ〜vv 伯爵「見たか、あの男を」って、やっぱり二人は『復讐の同志』なのですね。
駆けつけるアルベールを振り返る伯爵の笑顔が優しくて素敵〜vv 思わずメロるアルベールと私(笑)
そして笑顔のままさりげなく拒絶される・・・(しゅーん) 置き去りにされた子犬が一匹・・・。
大丈夫だアルベール、伯爵にエデがいるなら君には私という同志がついてる!!(伯爵憧憬同志)

落ち込むアルに「伯爵の愛人のことなんかほっとけ!」と間違った励ましかたをするフランツ。
駄目だって!!アルベールは伯爵しか見えてないんだからそれはブロックワードだって!!
案の定「伯爵をそこらの連中と一緒にするな!」とちょっとずれた反論をするアルベール。
なんだか不憫だなぁ・・・フランツ。まっとうな心配しているのにこの仕打ち。
「アルベール・・・人を愛するって、どういうことなんだろうな。・・・厄介なことだ」
って、普通に考えると婚約者のことなんですが、どうしても同性の親友への報われぬ想いに聞こえる私は 何か間違っているのだろうか(笑)
その後、「この件はお前に任せる。」ってわざわざアルの両肩に手をのせて耳元で囁くのもエロいぜフランツ。
私はついに積年の想いをぶちまけるのかと期待しましたよ。

で、任されたアルベールはどうするかというと・・・マクシミリアンとヴァランティーヌをくっつけようとする(なんてわかりやすい)
おいおい、いいのか〜?と思いつつ真っ直ぐで友人のことに必死になって良い子だなーとも思ったり。

しかし、複雑なのはヴァランティーヌ。いきなり強面の軍人さんに「好きです!!」って本気で怒鳴られても困りますって。
しかも、他人から「フランツは許嫁以上の気持ちは持っていない」なんて言われてショックじゃないわけがない!!
他人どころかたぶん恋敵だしアルベール(決めつけ)・・・・あんたにだけは言われたくないよ〜ひどいよ〜(涙)
「みんな、みんな・・勝手です!!!」ってブチ切れる気持ちわかります。
ヴァランティーヌ可愛いなぁ・・・幸せになって欲しい。
父親は冷血そうだし、継母は裏表があって彼女を疎んでそうだし、義弟はクソ生意気なガキだし、祖父は優しそうだが動けないし。
マクシミリアンが「彼女は不幸だ」と言うのもわかる。幸せにしてあげて・・・アルしか見ていないフランツの代わりに(笑)

さて、一方の伯爵は復讐に向けて着々と準備を進めているご様子。
バティスタンは誰かを牢から出して利用しようとしています。
また、前回ユージェニーの母親に返した馬には細工がしてあったらしく、ヴァランティーヌの継母・エロイーズ達が同乗している時に 馬車を暴走させるのですね。そして、見事それを止めて彼女達とお近づきになると・・・・。
はぁ・・・伯爵は復讐の為にものすっごーく綿密な計画を立てているのでしょうね。後はそれを実行するのみ・・・・ってなんだか切ない。

それにしても、伯爵は女性を落とすのが上手すぎます。明らかに伯爵にメロメロな人妻エロイーズ(羨ましい)
彼女は毒草ばかりを育てる温室=『秘密の花園』(なんて怖い女だ!!!)へ伯爵を案内します。
しかしここは伯爵の方が一枚上手。「毒に魅入られたものは美しい」なんて言いながら毒を仕込める指輪を渡しちゃったり。
そ、そんなことしたらヴァランティーヌが殺されそうじゃないっすか!!
あーんでも、その後後ろからエロイーズを抱きしめ愛撫する伯爵がエロすぎて心臓が持ちませんよー!!
温室の中まで覗いてショックを受けるアルベールは嫉妬の炎を燃やしているようにしか見えません(やっぱり同志だ)。
そんな覗き見しているアルにばっちり気付いていて見せつけるように視線を向ける伯爵。
今回もすごかったな・・・・伯爵のエロスが。

あなたの御感想もぽちっと教えてくださると喜びますv
 


▲このページのトップへ
HomeAnime→厳窟王