ミカを待つ2人 ユカリ:待たすか?誘っといて、普通
ミカが走ってくる ミカ:すみませーん!いやー!やりましたよ岸井! ユカリ:何、その得意そうな遅刻の言い訳は!? ミカ:まぁそんな怒らないでセンパイ、血圧上がっちゃう(足くねくね) チサト:新情報? ユカリ:またクダラナイ事を・・・ ミカ:えー!ひどいセンパイ、でもヒット!ですよ?なんと例の公園、 ユカリ:子供!?何ソレ・・・まさかまた・・・ ミカ:ビンゴ!その通り!ユーレイ!! ユカリ:帰る
ユカリの前にミカあわてて立ちふさがる ミカ:そんなの無しですよーセンパイ、約束したじゃないですか ユカリ:しーてーなーいー!!勝手に決めんな! ミカ:だってもう私、周りに『今日公園に行く』って言っちゃったし・・・ ユカリ:・・・ったく・・・もう・・・
ミカ:やったぁ!(片手を上げてガッツポーズ)それに・・・ チサト:あ・・・いや・・・そういう訳じゃないんだけど・・・うん・・・ ミカ:じゃあ出発!
歩く3人 ミカ:相変わらずカップル多ーいですねーこんな所でデートするって、 ユカリ:・・・余計な詮索・・・ホント、好きだよね、アンタ
ユカリ:どうかしたの?チサト? ミカ:何か感じます!?(身を乗り出し気味)
チサト:うん・・・ちょっと・・・ ミカ:やった!今度コソいただき!何か撮れるかなー(リュックからカメラを出す) チサト:あ、そうじゃないの、ミカちゃん ミカ:へ?(カメラをかまえた状態で) チサト:何か空気がとてもキレイなの・・・濁ってないの・・・ ユカリ:空気がきれい? チサト:うん・・・山の中みたいな・・・とても澄んでる・・・ ミカ:はぁ・・・(拍子抜けしたようにカメラをしまう) ユカリ:ホタルの光なんて何も見えないじゃん ミカ:そりゃこっからじゃ遠いですから・・・ チサト:とにかく、行ってみよう
歩く3人 ミカ:もうそろそろですよ・・・あれ・・・?
ユカリ:・・・何・・・
ユカリ:ホタルじゃない・・・これ・・・チサト!
チサト:・・・・・・ ミカ:あっ・・・!
あどけなく、かわいい顔をしているが痩せていて表情は淋しそうである 女の子:お姉ちゃん達・・・タミコが見えるの・・・? ユカリ:・・・!!
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