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月姫  歌月十夜  MELTY BLOOD / MELTY BLOOD -Re・ACT-  真月譚月姫  Fate/stay night





 真月譚 月姫  メインキャスト  敬称略
配役 声優
遠野 志貴 鈴村 健一
アルクェイド 生天目 仁美
遠野 秋葉 伊藤 静
琥珀 植田 佳奈
翡翠 かかず ゆみ
シエル 折笠 富美子
蒼崎 青子 木村 亜希子
ネロ・カオス 三宅 健太
乾 有彦 櫻井 孝宏
弓塚 さつき 田中 かほり





 真月譚 月姫 prologue
 初回限定版には絵本が付いてくる。内容は感想を話せるものではない。200秒もない短さに圧倒。シエル、秋葉、翡翠、琥珀、さつき、有彦に至っては一言も発声しない。ここまで短いと、わざわざDVDで個別に発売する事を疑問に思わざるを得ない。絵本の方は中々。仕様も上質でアルクェイドの幼少時のイラストがある。話は七章で構成されている。





人間の血は猛毒で。
精霊でも、血を吸うと悪魔になる。





 真月譚 月姫 1
 初回版には武内崇描きおろしDVD-BOX(全6巻収納可能)がついてくる。付属のポスターはDVD一巻の表紙と同じアルクェイド。個人的な意見を言わせてもらえば、描かれているイラストは没。目つきがなんか嫌。その点DVD-BOXのイラストは良。メニュー画面が凝っていて良い感じである。愛より青し、TEXHN LYZE、ピースメーカー鐵のCMが入っている。
 episode1 「反転衝動はんてんしょうどう」  2003.10.09放送
 回想扱いではあるが、後半の十七分割のシーンが見所だろう。ちなみに原作の設定はことごとく無視している。有馬の家を出る時点で志貴が七夜の短刀を所持していたりと原作ファンには少々歯がゆいものがある。衝撃的だったのは遠野家初日の秋葉。バルコニーでヴァイオリンを奏でると言う、まさに貴族な行動をしている。「反転衝動」では、志貴が生き返ったアルクェイドと再開するところまで。何かの雑誌でも書かれていたが、シエル=カレーを見ることは出来ない。BGMに関してはクラシック系が中心。個人的にED曲は微妙。
 episode2 「くろけもの」  2003.10.16放送
 ちゃんとしたOPが存在する。原作同様にさつきが体育倉庫に閉じ込められていた回想シーンが存在するが、弓塚一人しか閉じこめられていない。また、暗闇のシーンが多く、視聴しづらい。注意して見てもらいたいのはネロが暴れるホテルの名前。ホテルでネロに急襲された志貴とアルクェイドは一時撤退する。「黒い獣」では、ネロ登場と少しまで。前話の予告でアルクの「私を殺した責任・・・」のシーンがあるが、「黒い獣」では出てこない。
 真月譚 月姫 2
 episode3 「直死ちょくし魔眼まがん」  2003.10.23放送
 志貴がアルクェイドの自宅で目覚める所から話が始まる。朝食を作るも微妙な反応を示す志貴に人間味のある反応をするアルクェイド。そして予想通り、さつきは学校を休んでいる模様。志貴の幼少時の回想では先生の前で大木を殺し、お叱りを受ける。場面は更に変わり、お昼のニュースに。ここで志貴はさつきがあの晩、あのホテルにいたことを知る。しかし、吸血鬼と化した血塗れさっちんが見れないのは非常に残念でならない。後半は、まず志貴とアルクェイドの情報交換から始まる。そしてその夜、ネロとの対決に突入する。圧倒的であるハズの二十七祖十三位ネロ。しかし、何故か対等に戦えている志貴。そして志貴は反転することもなくあっさりとネロを葬り去る。せめてこの場面くらいは反転して「極死・七夜」を見せて欲しいものだ。「直視の魔眼」ではネロを倒すところまで。
 episode4 「揺籠ゆりかごにわ」  2003.10.30放送
 ネロを倒し、志貴が遠野の屋敷に帰宅するところから話が始まる。一応、健全なアニメなので淫夢のシーンはもちろんカットされている。そして翌朝、秋葉の尋問タイムに突入。巧妙な話術で志貴を追いつめていく所はさすがに原作と変わらないようだ。平穏な日常に戻ったかに思えた志貴はさつきが生きてたことに安心する。一時の平穏を楽しむ志貴。そして、兄妹水入らずのシーンに。ここで注目すべきはバルコニーの広さ。遠野家が如何に大財閥なのかが一目で分かる。翌日、アルクェイドの悪夢で目覚めた志貴は、再び暗闇の世界へと引きずり込まれていく。「揺籠の庭」はアルクェイドが志貴の学校を訪れるところで終わる。
 真月譚 月姫 3
 episode5 「そらゆみ」  2003.11.06放送
 全話の続きからそのまま話が始まる。アルクェイドが再び現れた事で今現在が現実であることを再認識する志貴。夜、アルクェイドの待つ公園へと向かう志貴を呼び止め鍵を渡す翡翠。原作の場合、ここで誤魔化すと鍵が貰えずバッドエンドに向かう事を知っている人もいるだろう。志貴はアルクェイドと夜の街を徘徊し、アルクェイドの本来の目的であるロアの話を聞く。途中、死徒と出会いアルクェイドはそれを始末する。翌日、シエルに茶道部へ誘われる志貴。再び夜の街を徘徊するアルクェイドと志貴の二人は注目を浴びる。そしておもむろにゲーセンで遊ぼうと言い出すアルクェイド。更に映画館へと梯子しようとするも既に閉館。アルクェイドは裏路地で志貴の血に反応してしまう自分に恐れ志貴の元を逃げ出す。そこへシエルが登場。このあたりが今回の見所だろう。櫻井氏(有彦役)の演技が一番自然なのは・・・もうわかっていることだろう。「空の弓」は、シエルがアルクェイドに警告するところまで。
 episode6 「しろゆめ」  2003.11.13放送
 朝食の場面から話が始まる。登校時に、志貴は生徒失踪の噂を耳にする。その日の放課後、再び志貴の学校を訪れるアルクェイド。志貴は無邪気なアルクェイドに苛立つ。夕食後のお茶。琥珀さんはアールグレイ、秋葉はダージリン。ワタシは琥珀さんと同じアールグレイ派。公園で待ちぼうけを食らうアルクェイドのカットが入るも志貴は秋葉と食後のお茶を楽しんでいた。ここで久ヶ峰から電話が入るのだが、思わず笑ってしまった。志貴は急いで公園に向かうもそこにアルクェイドの姿はなかった。そんな志貴の行動に気付く秋葉。バイトをするアルクェイドに少々違和感があるのは否めない。突如、アルクェイドが死徒を見つけ、志貴は理性を持った死徒を殺すのに抵抗してしまう。水を飲まずに固形薬品を飲むのは身体に悪いぞ、志貴。「白い夢」は、ビルの屋上で志貴がアルクェイドにデートに誘われる所で終わる。
 真月譚 月姫 4
 episode7 「あお咎跡きゅうせき」  2003.11.20放送
 秋葉と共に遊園地へと出かける場面から話は始まる。有彦たちとの自己紹介でシエルとは相性が悪いと難色を露わにする秋葉。このあからさまな態度はさすがと言うべき。回りの空気を読まないのはお嬢様の特権だろう。電車内でもシエルに牙を剥く秋葉。それを軽やかに捌くシエル。そして遊園地に現れるアルクェイド。この辺りの修羅場は傍観していてかなり面白い。観覧車の組み合わせは「アルクェイドとシエル」、「志貴と秋葉」、「有彦とさつき」。琥珀さん特製のお弁当は是非一度食してみたいものだ。ちなみに、さつきとアルクェイドの入浴シーンが存在する。一方、シエルに略奪の力を気付かれ、その場を逃げるように立ち去る秋葉。「蒼い咎跡」は遊園地の帰り、救急車が志貴たちとすれ違う所で終わる。
 episode8 「檻髪おりがみ」  2003.11.27放送
 観覧車から吸血跡のある死体が発見される所から話は始まる。調子の悪い秋葉を心配する志貴。平静を装うも倒れてしまう秋葉。回想シーンでの幼少時の秋葉が今回の見所だろう。一晩中秋葉の看病をした志貴は、翌日、アルクェイドに文句を言われる。放課後、シエルに再びお茶に誘われ事情を話す志貴。帰宅後、秋葉の吸血行為を目撃してしまった志貴はアルクェイドの話を聞き、秋葉がロアの転生体ではないかと疑問を持つ。そして、父親の書斎で遠野家の秘密を調べ始める。その夜、屋敷の外へ出ていく秋葉を追いかけ、志貴は紅赤朱を目撃してしまう。疑問ばかり募っていく状況に苛立ちを覚える志貴。そこへロアの転生体である四季が登場する。同じ眼を持つ四季に追いつめられ傷を負う志貴。しかし、シエルの手によって九死に一生を得る。「檻髪」はシエルに助けられる所まで。
 真月譚 月姫 5
 episode9 「。」  2003.12.04放送
 四季との戦闘シーンの回想から話が始まる。胸に傷を負った志貴を心配そうに見つめる秋葉。一方、志貴は夢の中で自分を呼ぶ声の元へと足を進ませる。散乱する死の群。その中で志貴は七夜の短刀を手にする。悪夢に目覚めた志貴に、秋葉は夜中の行動の理由を尋ねる。そして、志貴は秋葉に事情を話した。確信を突く志貴の言葉に秋葉は返答を窮する。更に志貴は、胸の傷が一晩で治るという異常さに琥珀に迫る。秋葉の吸血行為を目撃した事を話すと、琥珀は遠野家の秘密を語り出した。努めて明るく振る舞う琥珀。再び書斎へと足を踏み入れた志貴は、引き出しから一本の鍵を見つける。その鍵は地下へ続く扉を開ける鍵だった。地下には牢が存在し、壁には「タスケテ」という血文字が書かれていた。志貴は地下牢で見た幻影を追いかけ、その場所を訪れてしまった。八年前、自分が四季を殺し、殺された場所に。そして、志貴は自分が殺人鬼であることを自覚する。一方、秋葉も自分の衝動の限界を悟る。「死。」は地下牢の悲痛な叫びの残滓で終わる。
 episode10 「しゅ紅月こうげつ」  2003.12.11放送
 朝、秋葉が志貴の部屋を訪ねる場面から話が始まる。過去の断片を思い出した志貴は、その事実に苦しむ。そんな志貴の元にアルクェイドが現れる。アルクェイドは悲痛な表情をしている志貴をデートに誘う。水族館での志貴の蘊蓄には驚き。志貴と逢ったことで自分が変わったと言うアルクェイド。日が沈みかけ、志貴の学校へと訪れ約束を交わす二人。日が沈み、アルクェイドの口からシエルの正体を知る志貴。突如、志貴は公園で激しい胸の痛みに襲われる。アルクェイドは襲いかかる死徒を薙ぎ払うも、志貴の血を見て再び衝動に駆られてしまう。「朱の紅月」は魔眼によって歯止めの利かなくなるアルクェイドをシエルが止める所まで。
 真月譚 月姫 6
 episode11 「まがよる」  2003.12.18放送
 前話の続きからそのまま話が始まる。教会の人間として二人の元へ現れたシエル。シエルは志貴に真祖であるアルクェイドの吸血衝動が限界に近いことを話す。真祖の姫。吸血姫アルクェイド。シエルは更にロアとアルクェイドの因縁を語り始める。話を聞きた志貴は、アルクェイドを追いかけるも、途中、胸の傷に呼ばれ、対峙する四季と秋葉を目撃する。襲いかかる四季を略奪する秋葉。覚醒し、志貴に襲いかかるロア。それを止めに入ったシエルは不覚にも返り討ちに遭ってしまう。帰宅後、秋葉は志貴に父・槙久の日記を渡す。日記には自分が七夜の一族であること、四季の異変のこと、全てが書かれていた。そして、志貴は決着を着けるべく、屋敷を後にした。再びアルクェイドと出会った志貴は彼女と夜を共にする。しかし、目覚めた志貴の側にアルクェイドの姿はなかった。「凶つ夜」は消えたアルクェイドが残した手紙を志貴が見つけるところまで。
 episode12 「月世界げっせかい」  2003.12.25放送
 前話の続きからそのまま話が始まる。志貴は、消えたアルクェイドを必死で探す。途中、公園でシエルと出会い、アルクェイドの居場所を尋ねる。シエルは武装を解放し、共にロアの元へ向かうことにした。ちなみに第七聖典は未装備。既に戦場と化した校舎へと足を踏み入れる志貴。たった一人でロアを倒そうとするアルクェイド。力を解放し、ロアを倒したかに見えたが、ロアにダメージを与えることはできなかった。それどころか、逆にロアの攻撃でアルクェイドは著しくダメージを負ってしまう。そんな彼女に志貴は自分の血を吸わせようとする。しかし、彼女はそれを拒んだ。ゆっくりと瞳を閉じるアルクェイド。志貴は、消滅を始める彼女の身体を床に降ろしロアと対峙した。互いに短刀を構える。同じ眼を持つ二人のシキ。窮地に立たされた志貴はリノリウムの廊下を殺した。崩壊する渡り廊下。散乱する瓦礫の中、志貴はロアの背後を取り、死の点に短刀を突き立てた。ロアが消滅し、志貴は秋葉に全てが終わった事を告げる。そして、志貴は緑の繁る草原で、先生と再会する。再び訪れた平穏な日常。シエルも学校から姿を消していた。夕暮れの教室で、志貴はアルクェイドと再会し、そして・・・別れた。約束を果たすことなく。




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