1.TiMidity++とは
あまりメジャーとは言えないソフトウェアMIDI音源です。しかし、凄い可能性を秘めた音源と私は思っています。
このソフト音源はGUS(Glavis Ultra Sound)パッチと呼ばれる音源ファイルを追加することで幾らでもパワーアップすることができます。元々、このパッチはGlavis社から出ていた(これまたマイナーな)サウンドカード用の追加音源ファイルでしたが、北欧の”Tuuka
Tiovonen”氏が「UNIXでMIDIファイルをWAVEファイルに変換するソフトを作りたい」という目的のもとにできあがった「TiMidity」を改良して再生も出来るようにした素晴らしいフリーウェアです。
オープンソースですから、マルチプラットホームにUNIX、Macintosh、Windows用が作られています。
音源ファイルはネットを通じてダウンロードして頂くこともできますし、WAVEファイルから作成することも可能です。色々と落っこちていますが、一番綺麗な音を出してくれる音源ファイルはeawpatchと呼ばれる”Eric
A Welsh”氏がリリースされているものです。他にもGUSパッチだけでなくSoundFontと呼ばれる音源の塊のようなファイルにも対応しているので、ディレクトリ設定が面倒臭い方はSoundFontを一つダウンロードすることも良いかもしれません。(^^
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