とりあえずtimidityを起動する前にこの書類を良く読んで下さい。 でないと,音が鳴らないかもしれません。(^o^) 1.まずCドライブに直接timidityディレクトリを作成して下さい。(ディレクトリ指定は後でできます) 2.その中に.cfgの拡張子がついた設定ファイルをコピーし, testディレクトリとinstディレクトリを作成してください。 3.testディレクトリには何も入っていなくて良いです。 このディレクトリにはネットでダウンロードしてきた音源パッチ(以下パッチと略す)を入れます。 testとinstのディレクトリ構成を同じにしておくと簡単かも。 4.instディレクトリに全てのパッチを格納します。 gusディレクトリとreleaseディレクトリを作成して下さい。 instというのはinstallの略ではなくて、instrument(楽器)の略です。(^^ 5.gusディレクトリにeawpatchのパッチファイルをコピーします。 releaseディレクトリにも同様にreleaseのパッチファイルをコピーします。 6.以上の手順で下にあるようなディレクトリ配置にしましょう。確認してみて下さい。 c:/timidity(dir)  ├test(dir)  │ └空(ここには試してみたいパッチを同名で入れる)  │  ├inst(dir)  │ ├ethnic(dir)  │ ├gsdrum08(dir)  │ ├gsdrum25(dir)  │ ├gsdrum40(dir)  │ ├gsdrum57(dir)  │ ├gus(dir)  │ ├gusperc(dir)  │ ├mazpat(dir)  │ │ └fx(dir)  │ ├misc(dir)  │ ├power(dir)  │ ├release(dir)  │ ├roland(dir)  │ ├sfx(dir)  │ ├wime(dir)  │ └wowpats(dir)  │  ├timidity.cfg  ├sfx.cfg  ├release.cfg  ├power.cfg  ├mt32.cfg  ├gstone.cfg  ├gsdrum.cfg  └gravis.cfg (注)ディレクトリとはフォルダのことです. ------------------------------------------------------------------------------------------------ 設定ファイルに一言 設定ファイルは全てテキストファイルですからメモ帳などのエディタでいくらでも修正可能です. その代わり変更してしまうと音が適切に鳴らなくなってしまうことも考えられます. 変更する前にバックアップするか半角文字「#」を前に付けてコメント行にすることをオススメします. timidity.cfgについて このファイルはtimidityが起動するときに最初に読みにいくものです。 これにはどこにパッチが存在するか,またどこに他の設定ファイルがあるかを 記述しておかなければなりません。標準ではCドライブのtimidityディレクトリを定義付けしています。 これを以下のように設定します。 dir C:/timidity/inst/gus dir C:/timidity/inst dir C:/timidity/test/gus dir C:/timidity/test この記述の順番通りにtimidityは読んでいきます。 後から読んだ記述が先に読んだ記述を上書きしていきますので, 最初にtestディレクトリ内のパッチを使おうとします。 testディレクトリに無い音源であればtest/gusのパッチを使おうとします。 次にinstにも無ければinst/gusのパッチを使おうとします。 inst/gusにも無ければその音源をtimidityは無視します。 つまり再生されない音があるということになります。これはソフトウェア音源では当然の事です。 ただし、パッチを新しく用意することで幾らでも対応可能です。 それこそ、SC88PRO+SC8850+MU100+MU1000の音源を持ってくれば、最強の音源となる事でしょう。(^^ 他の設定ファイルを参照させるためにあるのが次の記述です。 source gravis.cfg source gsdrum.cfg source sfx.cfg source gstone.cfg source mt32.cfg source power.cfg source release.cfg source gsdrum57.cfg source sc88tone.cfg #extension source xgmap2.cfg 前述と同様に後から読んだ設定ファイルを優先させます。 この順番はむやみやたらと変えない方が無難でしょう。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ 終わり 2002.05.19またまた修正 2002.05.07ディレクトリの区切りを修正 2002.05.06またまた修正 2002.05.05初っ端から修正m(__)m 2002.05.05作成 りう