remove
powerd by nog twitter
NSR
世界最強最速検索!
NSRストロング
 
Web NSREX

NSRDB
聞いた事ない生物名はまずここで基本情報を!
謎の生物データベース

話題の環境保護デジタル絵本
Keep the Water Clean

噂のマイティフロッグが跳ねる!
ZX-6Rをおおいに語る会
おおいに語るBBSもあるぞ

自称・赤い彗星の軌跡
SV400Sをおおいに語る会
活動は休止してますが記録は読めます

NSR管理者のビターな呟き
「ガイさんの苦言」

情報/質問/感想はこちら
コンタクト NSR


ご注意
リンクについて:ご自由にどうぞ。「相互リンク」はしません。返事が面倒なので一報はいりません。
その他はトップ画面のこの位置を参照してください。

Banner: Large / Small

広告:amazonを使ってみよう

[広告]




Reports [] -管理釣場レポート-

NSR SPECIAL REPORT

管理釣場でマスを釣る。の巻

リヴァスポット早戸・早戸川国際鱒釣場(神奈川)裏丹沢マス釣場(山梨)フィッシングクラブ ジョイバレー(千葉)

みなさんは、管理釣場って御存じだろうか?

釣りをしない人は知らないかも知れないので説明をしておくと、簡単に言えば、「でかい釣堀」である。
普通の釣堀と違うのは、釣堀で釣る魚はフナやコイや金魚で、餌釣りなのに対し、管理釣場ではニジマスをメインにヤマメ、イワナなどのマス科の魚であり、釣り方がルアー・フライフィッシングに概ね限定されていることである。たぶん。

管理釣場の利用料は高い。一日3,000-4,000円が相場である。しかも、飼いならされた魚がうじゃうじゃいるのを釣ったって面白くねー!・・・とかかつては言っていたのだが、実は最近、「釣りは天然魚」のポリシーをあっけなく捨てて、管理釣場に魂を売り渡しつつある。
社会人になり、釣りに行ける機会が貴重になってくると、
確実に釣れる管理釣場は結構いいプレイスポットだと思うようになってきたからだ。・・・ある意味寂しい話だな。


しかし、管理釣場というのは、場所によって施設や雰囲気は大きな差があるのだ。いいところに行けば期待通りに遊べるが、下手なところに行くとものすごいがっかりすることになりかねない恐ろしい場所だ。帰りの車の中が、楽しい一日の話題と笑顔でいっぱいになるか、静まりかえり、疲れ切った表情で埋め尽くされるかは、すべて「どこの管理釣場を選択するか」にかかっていると言ってよい。

そこで、若いみなさんが道を誤らぬよう、NSRの中でも釣り好きで知られるガイが、関東のいくつかの管理釣場についてレポートするぞ!

みんなの、今度の休暇プランの参考にしてくれれば幸いだ。

その壱 リヴァスポット早戸、または早戸川国際マス釣場

 ここは、自然の川を造成して作ったタイプの釣場だ。しかし、石組みによって段々の池には、これでもかってほどにニジマスがいる。これで釣れなきゃ嘘だってくらいにうじゃうじゃいるのだが、意外と釣れない。まあ、見た目の印象ほどは簡単じゃないってだけなので、まったく釣れないなどということはまずないだろうがね。

 早戸川国際マス釣場(右写真)は、餌釣りの為の管理釣場だ。有料で竹竿と仕掛け、餌の一式を貸してもらえるので、まったく釣りをやったことのない人がにわか釣り師を気取りたい時には最適な場所だ。

 ちなみに、国際マス釣場ってのは、ニジマスが北米原産のものを移入した為に「国際マス」と呼ばれたことがあることに由来すると、俺の親父は語っていた。

 リヴァスポット早戸はルアー、フライ専用の管理釣場だ。早戸川国際ます釣場の一番下流にはロープが1本張ってあって、そこから下流がリヴァスポット早戸だ。なんかいろいろ放流しているらしいが、基本的にはニジマスを釣ることになる。俺が釣った中では、もっとも良型のものは43cmだったが、あとは30cm弱くらいが多かったと思う。つかったのは1/16oz.の銀のスプーンを適当に2、3種類だ。いろいろ使っては見たが、なんかこれが手堅い気がした。扱い易かったというのもある。結果的には昼から5時までで10尾くらいだった。

 ちなみにここは、バーベキューなどもできる設備がある。やらなかったけど。

神奈川県。宮が瀬ダム付近。 リヴァスポット早戸


その弐 裏丹沢渓流釣場(うろ覚え)

 早戸川と同じく、自然の渓流を石組みで仕切ったタイプだが、ニジマスとヤマメは分けて放流されており、料金も別。どっちかしか釣れない。逆に言えば、ニジマスに飽きた人はヤマメを狙えるのでいいのかも知れん。でも俺は、ヤマメの方が難しそうだな・・・と思ったのでニジマスをチョイス。スプーンと、キャトルクロウラーで釣りました。

 釣をしない人は入場禁止。バーベキュー禁止。ストイックに釣りたい人向け。

道志村のあたり。裏丹沢渓流釣場


その参 フィッシングクラブ ジョイバレー

 ここは、池です。ほんと、ちょっとロケーションのいいところにある釣堀って感じ。実は、山形県の大鳥池にタキタロウを釣りに行こうという計画があったのだが、それがやんどころない事情(雨が降ってた)によりポシャった為、プロジェクトを大幅に下方修正した結果、管理釣場ででかい魚(仮称タキタロー)でも釣るべしという話になり、このジョイバレーなる管理釣場に行きました。

 まあ、第一印象は、「秘境と言われた大鳥池もずいぶんと俗化したものだな・・・」でした。大鳥池ではないので当然ですが。

 このジョイバレーはちょっと変わっていて、バスが釣れます。が、なんか管理釣場でバスってのもしょうもない気がして、写真の池のもっと奥にあるトラウト・ルアー専用の池で釣りを始めました。止水でマスを釣るのは初めてでしたが、魚はたくさんいます。跳ねたりしてて、結構やる気もありそうです。だのに、スプーンを引いてくるとまったく反応がない。ああ、困った困った・・・。で、結局、表層でのミノー(TIEMCOの管理釣場用、オタマジャクシみたいなクランク-)が良かったです。ミノーを引いて来て、魚の近くをちょっと過ぎてから止めると、魚がそろりそろりと近付いてくる。で、そのうち、ムシャっと来たら合わせる、そんな感じでした。

 ここでは、しかし50cmというなかなかのサイズのタキタローを釣りました。やはり、でかい奴は慎重で、何を投げても食い付いて来なかったのですが、そこで業を煮やした俺はバス用のロングビルミノー(Megabassのものに良く似た\770のまがいもの)を投げて、見えているその大物の上を通過させることにしました。近くまで来たら潜らせて、ちょうど背中を通る時には思いきり竿を下にあおってやりました。すると、見事にフック!・・・ただし腹に。

 そう、この魚は釣ったと言うより引っ掛けたのでした。たまにはこういうことがあるものなのですが、今回はこれを故意にやるという邪道な技を使ったのでした。んー、こういうやり方は批判する人も多いでしょうが、俺は特別な道具は使わず、普通のルアー釣りの道具で釣ったわけだし。口に針が刺さったからって、必ずしも食欲に訴えて釣ってるってものでもないんだし。スレで引っ掛けるんだって、そんなに簡単なものでもないしー。って言い訳で、俺の中では良しとします。釣り上げた時は、ちょっと、複雑な表情になってしまいましたが・・・。

 しかし、スレで掛かった50cmはなかなかいいファイトをしてくれましたよ。なにせ、ラインを張っても頭が上がってこないんで空気を吸わせられないのだ。寄せてもすぐ元気に沖へと泳いでいってしまう。結局、疲れて丸太のように浮かんで来るまで寄せられないという事態になってしまいました。ニジマス、いやタキタローには余計な体力を使わせてしまったが、俺の手際良いリリースにより、そこそこ元気に泳ぎ去りました。・・・でかいニジマスは食ってもあんまり美味くないんでね。逃がすに限る。

 ちなみに、リリースする時は、魚を地面に置いたりおもむろに手で掴んだりするのは禁物だ。魚は水中で暮らしてるわけで、水の中は比熱が高いからな。魚は陸上生物より温度変化に弱いのだよ。簡単に火傷を負って、そこにカビが生えたりして死んでしまうのです。

 この大物でマス釣りに満足した俺は、このあとバスの池に移動しました。ここでは、小さいラパラのレッドヘッドで、群れの近くを引いてくるとぽこぽこと釣れましたが、サイズは20cm前後ばかり。50upが多数放流されていると案内には書いてあるんでうがね・・・。まあ、多数と言っても数尾なんでしょう。ちなみに、ラパラでバスが釣れたのは初めてでした。王道だしな、とか思っていつも持ってたんですが、正直、今までラパラを見くびってました。伝統の力はすごいね。

 ここは、バス釣りの池があるから、バス釣りの練習にはいいかも。まあ、やっぱりバスはさすがに天然のものがいいかなあ・・・とも思うけど。

千葉県山武郡芝山町 Fishing Club JOY VALLEY