カメラを買えば写真を撮りたくなりますね。
あるいは、写真が撮りたいからカメラを買うわけで、
とにかくカメラを持ってれば何か撮影したいと思うのが人の性です。

で、問題になってくるのが、
何を撮るか、です。

スナップ写真ばかりではつまらないし、
盗撮の趣味はないし・・・・
とくれば、動物でしょう。

やはり生態写真に限ります。
動きのあるものを撮るのは難しいので、
それだけに、撮り甲斐もあります。

愛すべき動物たちの一瞬の仕種を切り取って、
その可愛らしさを、ありのままに表現する・・・。

なかなか楽しいものです。
みなさんにもお薦めしますよ。
なんか、疲れた心を癒されるような気さえしてきます。

＊　＊　＊

で、生態写真を撮るべく、
東京でも特に野生動物の多いエリア、多摩市に行って参りました。

本当にいろんな野生動物がいてびっくりしました。
結構、猛獣もいて危険でしたが、
たまたま金網や壕のようなものがあった為に襲われることはありませんでした。
よかったよかった。

では、よく撮れた３枚の写真を御紹介しましょう。

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［ふかふかくまさん］ ・・・・・。 ・・・首回りの毛が長くて、 ふかふかしてそう・・・でもないけど、 まあ、でっかいテディベアみたいで可愛いですよね。 しゃくったアゴに、 くすんだ毛並みに赤い口が映えて実にプリティーです。 ・・・・・。 ・・・ええ、とても可愛いですとも。

正直言うと、

あんまり可愛くない。

なんかちょっと恐いよ、眼が。

何も見てないじゃん。

精神が跳んでしまっているとしか、思えん。

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気を取り直して、

次、行ってみよう。

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［うろつくマレークマさん］ ・・・・・。 ・・・あれ？ ・・・なんか、妙な気配ですね。 いや、もちろん、つぶらな瞳がキラキラと、とても可愛らしいのですが・・・なんか、こう、敢えて例えるなら、妖気のようなものが感じられるというかですね・・・。 いや、私は、ありのままの一瞬を切り取った筈なんですが。 夜道で会ったら絶対に殺しに来ますよ、こいつは。 そういう眼をしてらっしゃる。 ・・・いや、あくまでも例えと言うか、気配と言うか、そういうものがですが。

なんて言うか、

はっきり言ってしまえば、

多摩動物園なんでうけどね。

こんなんばっかじゃ、ちびっ子は泣くよ。

そして動物に対して恐怖と嫌悪をトラウマのように抱き、

人間至上主義の身勝手な大人になるんだ、きっと。

・・・。

それほどのことでもないか。

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では、次。

これは、

貴重な瞬間を捉えたよ。

いや、

先に言っちゃうと、

トラなんだけど、

本当に、

いままでにどんな生態写真家でも捉えたことのない

決定的瞬間だ。

自分で言うけど、

トラが、単なるアニマルではないという証明を俺は見事に撮ったよ。

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［ 虎神様じゃあ！！］ ・・・・どうりで、 あたりの妖気が濃いなと思っていたら、 これで納得しました。 この森（＠東京都多摩市）には、 虎神様がいらっしゃったとは。 これの首をどうにかすると、 不老不死になれるという噂もありますが、 うっかり「神殺し」に挑むと とんでもないことになるという事を 前に映画で見たことがあるので、 写真だけにしときました。 昼は虎っぽい姿ですが、 陽が沈むと巨大な人型になります。 これは変わる瞬間です。

・・・馬鹿馬鹿しい？

でも、綺麗じゃない？これ。

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