Reports バイクメン
ぽえむギャラリー1
題:疾走れよ兄弟
疾走れ 疾走るんだ / 舞い降りる白い天使 行く手を阻む 冷たい手で頬を撫でる
死の接吻を さあ! / 凍える指 滲む視界 震えは止まらない /
それでも疾走れ 両輪が滑っても 止まれない / 止まっても救われはしない
だから / 疾走り続けて / あの場所に辿り着くまで 嗚呼・・・。
ある事情で、4月にバイクで秩父まで行った。行きは良かったんだ。
暖かかったし、「もう春だなあ!」とか言って浮かれてました。
ところが、何故だろう。帰りは雪。しかも、かなりの豪雪。
雨具無し、金も無し。もはや帰るしかない。待ってもやみそうにないし、
あまり積もってしまったら走ることができなくなる。
指が冷たくなり、痛くなり、痒くなり、感覚がなくなったね。
バイザーに雪が張り付くと見えないので、開けて走ってたら目が腫れちゃったり。
そんな最悪な想い出。兄弟とは、自分のバイク、つまりMYソウルブラザーのことだ。