Reports MTBダウンヒル 富士見パノラマレポート
DOWN
HILL
不死身パノラマ MTBコース 走行記
去る8月5日、長野県の富士見パノラマMTBコース(冬はスキー場だ)に行って来ました。
ここは、マウンテンバイクでのダウンヒルのメッカといえる場所だ。DHバイクを持っているなら、必ず行ってみるべきだな。
MTBが買い物の足ではないことが実感できるはずさ。ストイックかつ熱い世界をNSRのガイがレポートします。
ダウンヒルは、ひたすらMTBで山を下る競技だ。当然、いったん高いところに登る必要がある。しかし、そもそも俺はペダルを漕ぐのが嫌いだからダウンヒルが好きなのだ。
写真は、俺のマシンと、今回同行したホリさん。美少女アニメが大好きでミリタリーマニアなナイス兄貴だ。 |
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ゴンドラで登れば早いと言っても、それなりの山だから10分くらいはかかる。 ゴンドラ内は狭いが、首や手足の筋を伸ばし、眼下のコースを時折走り去るライダーを観察し、胸のエンジンに火を点けるぜ! 写真は再び、美少年も好きらしいホリさん。今回、長野まで車を出してくれました。ありがとうございます。 |
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ちょっと場面が飛んだけど、コース中盤のコーナーでもひとコマだ。実は走ってる写真てものすごい難しいのだよ。まず、コースは逆走できないし、スピードが出るので、撮影ポジションを確保するのが大変だ。しかも、動きが早いと、デジカメのシャッターのタイムラグがあっていい瞬間が撮れん。 ・・・つまり、写真はちょっとヘッポコだが本当はもっとアツい走りをしてるんだ!と俺は言いたいわけさ。・・・言い訳じゃないぞ。 俺はここだぜ!・・・って思っても、いいタイミングでシャッターが切るのは至難だよ。 |
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ここは、Aコース(上級者向け)中盤の高速ストレートにあるジャンプスポットだ。この人はまったく知らない人だが、いい走りをしてらしたから掲載だ。 ジャンプの飛距離もあり、ひと足お先にGO!って感じだったのだが、例によって写真はタイミングが難しい。 他の人も勝手に写させてもらったのだが、全然写ってなかったりしてね。着地後なのが残念だが、この写真が一番まともだったのさ。 土煙からスピード感がわかってもらえるだろうか? |
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コースの随所にはジャンプ台があるぞ。俺は結構、跳ぶのが好きだから、跳べそうなところは跳ぶようにするね。気持ちいいしな。気分的には、光の速さで明日へダッシュさ!・・・まあ、巨大過ぎるジャンプ台はビビるかも知れないが。 ちなみに、ここはコースをちょっと逸れててるので広々してるが、実際のコースの大半はもっと狭いところで、走る身としてはかなり迫力を感じることになるぞ。 |
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そんなこんなで10分ばかりかけて1本下ると、かなりぐったり疲れる。やったことない時は、下るだけだからラクそうとか思ってたが、実際やるとかなりハードだ。翌日、体じゅう筋肉痛になるぞ。人生、守りに入ったつもりはないが、肉体は正直なものさ。そんな時は、若さってなんだ?って疑問も湧くけどな。 まあ、俺もライテクを語れるほどの腕前ではないんだが、強いて楽しく走るコツを言えば、いい意味で思いきりよく、勢いを大事に疾走ることかな。振り向かない、そしてためらわないことさ。無謀な走りは禁物だがな。 |
◆ ちなみに、ゴンドラ代は一日で¥4500くらいだったと思う。1回券もあるぞ。
◆ 走行には、ヘルメットとグローブの着用が義務付けられている。俺はバイクのを代用してるがな。
◆ 前後サス付きのレンタルバイクもあるぞ。一度試したい人は活用するといいだろう。
◆ この富士見パノラマへのアクセスは中央高速南諏訪I.C.から5分ほどだ。
◆ ちなみに俺のマシンは、TREKのVRX200('99)だ。FサスをANSWER MANITOUのダブルクラウンのものに、ペダルをピン付きのプラットフォームに、ハンドルとステムをDH向け(高く/手前に)に、ブレーキホースをアルミメッシュに、ブレーキをSHIMANOのXT+ACのブースターに、レバーをAVIDのアジャスター付きに、サドルをTIOGAのDH用に、タイヤをTIOGAのFACTORY DHに変えてある。いろいろやってるようだが、比較的コストのかからない部分ばかり狙って安上がりにしてるトコがポイントだ。でも、最近ディスクブレーキが欲しいなあ。買ったのは、川崎のショップ、FieldShop 中原だ。