MTBでのDown Hillとは。

MTB（マウンテンバイク）でやるダウンヒルというスポーツがあります。マイナーだけどそれなりは注目もされてる。ハズです。

簡単にいうと、文字どおり、自転車で山をおりてくる。しかし、よく考えると画期的ではないか。自転車競技と言えば、いままではこいでなんぼのストイックなスポーツ。まあ基本的には脚力がモノをいうわけだ。しかしダウンヒルは下りしかない。しかもかなり急勾配の。つまり、マシンコントロールを主に競うわけなのだよ。で、これをオフシーズンのスキー場なんかでやる。ちゃんとそれ用に営業しているところがあるので（富士見パノラマとか）ゴンドラで上まで言って下るだけ。もちろん、ゲレンデを降りてくるわけではない。ちゃんと走る為のコースがある。

下ってくるだけなら楽じゃん、とか最初は誰でも思うのだが、これは勘違い甚だしいことに、走って１分もすれば気付く。ただの坂じゃないからなあ。道？と呼んでいいの？てくらいの荒れたところだから、体中使って走るのです。１回下るのに１０分チョイくらいだけど、めちゃめちゃ汗かくし、１日に４、５本くらいが俺は限界。

スピードも凄いッスよ。メーターつけてやってるんだが、拳より大きい石がゴロゴロしてるところでもストレートが長いと俺の場合で８０km／h超も出ます。そして、振動でハンドルを掴んでいられなくなり、両手放しになります。態勢を立て直そうとした瞬間に窪みにはまって投げ出されると、結構血だらけになります（私の経験では。）でも、手軽にできるモトクロスみたいで面白いッス。

右上：俺のマシンTREK VRX200だ。入門機だが、最低限の改造（ハンドル、ブレーキ、タイヤ、Fサスなど）はしてあるぞ。足りない性能は腕と気合いでカバー。

左：跳ぶ俺。分かりにくいが結構跳んでる。写真とってるから頑張った。そして着地に失敗し縦に回転しながらコースアウトした。しかし俺様は、それくらいでめげたりはしない。

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