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■牛乳14本目■  ―蝦蟇―  (グローグの丘〜リオファネス城)

――グローグの丘


「父さんならどうしたんだろう」と、ラムザはさっきの脱走兵惨殺事件について悩んでいます。
と、そこへオーランと数人の騎士がチョコボに乗ってやってきます。

  ラムザ「きみは・・・・・・」
  オーラン「また会ったな」

オーランは南天騎士団の人間だったようで、しかもラムザが“異端者”であることも知っていたようです。
ラムザは自分を捕まえに来たのかと問いますが、オーランは脱走兵を追ってきただけらしく、
それで安心したのかラムザ、オーランに「オルランドゥ伯に伝えて欲しいことがある」と言ってきます。

  ラムザ「ラーグ公とゴルターナ公を煽り“利”を得ようとする奴らがいる。僕らは奴らの手の中で踊っているにすぎないってね。
      ・・・倒すべき相手はそいつらだ」
  オーラン「なぜ、オルランドゥ伯なんだ?」
  ラムザ「父上が言っていた・・・。友と呼べる人は彼だけだったと」
  オーラン「オルランドゥ伯は僕の義父だ。伝えておこう・・・」
  ラムザ「信じてくれるのか?」
  オーラン「奴らがなぜ聖石を集めようとしているのかは知らない。それが民のために役立つことなら僕らは口出しするつもりはない。
        ただし、おのれの“利”のためだけに伝説を利用しようとしているのなら義父は黙っていないだろう。
        “雷神シド”の名にかけて誅伐することを約束するだろう」
  ラムザ「きみたちは教皇の陰謀に気付いているのか!?」
  オーラン「証拠をつかんでいるわけじゃない。僕らも内偵を進めているが、むしろ、きみの方が詳しいんじゃないのかい?」

ラムザはその証拠である『ゲルモニーク聖典』を出そうとしますが、
寸前で躊躇って出すのを止めてしまいます。

  オーラン「・・・戦いが終わるかなんて誰にもわからない。だが、義父は必ず剣を引くに違いない・・・」
  騎士「オーラン様、参りましょう!」
  オーラン「わかった、今、行く!お別れだ、ラムザ。死ぬなよ」

オーランは騎士に呼ばれ、その場を去っていきます。

  オーラン「ラムザ、きみは独りじゃない!きみには仲間がいる!命を賭して戦ってくれる仲間がいる!僕もその仲間の一人だッ!」

だったらパーティに入ってくれ。



――城塞都市ヤードー


ドーターで「ゲルモニーク聖典を読んでないわけではないんだろ?」と言ってきた男が、その妹らしき人物と言い争っています。

  男「自分が何を言っているのかわかっているのか、ラファ!!」
  ラファ「兄さんこそ、わかっていない!私たちは道具じゃない!人殺しの道具じゃないのよ!あそこにいたら死ぬまで私たちは
      “道具”として扱われることになるのよ!ね、行こう、マラーク兄さん。一緒に逃げよう!」
  男(マラーク)「戦争で親を失ったオレたち兄妹が生きてこれたのは誰のおかげだ!あのとき拾われていなかったら野垂れ死んでいただろう・・・。
           大公殿下はオレたちを可愛がってくれた・・・。その恩を仇で返すつもりか!!」
  ラファ「兄さんは騙されているのよ!・・・私は聞いてしまった。戦火に乗じて村を焼き払ったのはバリンテン大公なのよ!何故だと思う?
      あいつは私たち一族だけが知っている一子相伝の秘術を手に入れるため。私が受け継いだ天道術と兄さんの天冥術、
      この二つの術を手に入れるため村を焼いたのよ!私達の父さんや母さんを殺した張本人はあいつなのよッ!!目を覚まして兄さんッ!!」

ラファの発言に怒り、マラークはバシッと張り手打ちを食らわせます。

  マラーク「バカなことを言うなッ!!」

  ラファ「
・・・兄さんだって知っているんでしょ?
    私があいつに何をされたか・・・!
知っているくせにッ!!

ほ ん の り R 指 定 の 香 り が す る の は 気 の せ い か 。

  マラーク「それ以上言うな!それ以上言うと、オレはおまえを・・・!」
  リオファネス軍忍者「こんなところにいたのか、マラーク。そろそろヤツがやって来るぞ」
  マラーク「わかっている。準備は万全だ・・・」
  ラファ「兄さん・・・・・・」
  忍者「来たぞ!異端者ラムザだ!」

ラファ、いきなりラムザのところへ走ってきます。
  ラファ「助けてッ!!」

そしていきなり戦闘突入。
ラファを戦闘不能にさせずに敵全員を抹殺倒せばいいらしい。

(敵パーティ)
天冥士(マラーク)
忍者×3
召喚士×2


このマラークが使ってくる「天冥術」、けっこう使えないと思うのだが。
全然当たりませんし。当たってもあんまり痛くないし・・・。

  ラムザ「おまえはあの時のッ!・・・リオファネス城で待っているんじゃなかったのかッ!!」
  マラーク「あれは大公殿下の言葉を伝えたまでのこと!お前ごとき剣士など神聖騎士団の力を借りなくとも倒せることを証明してやる!」

このセリフの直後にアグリアスの聖光爆撃波でマラークをK.O.
他のNINJAとかは結構苦戦。でも何とか全員撃破。

  マラーク「チッ、退散しなければならないなんて!」 騎士団の力を借りなくても倒せるんじゃなかったのかい?(・∀・)ニヤニヤ


  ラムザ「大丈夫かい?」
  ラファ「え、ええ・・・。ありがとう・・・。わ、私は・・・・・・」
  ラムザ「奴らが戻ってきたら厄介だ!とにかく今は身を隠そう!」

ラムザ達は倉庫?のような場所に入って話しはじめます。
  ラムザ「どうして、彼ときみが争っているんだ・・・?」
  ラファ「私達は五十年戦争で親や住む処を失った戦争孤児なの・・・。今でも忘れない・・・。
      死臭のただようガレキの山の中を、食べ物を求めてさまよい歩いたあの日々を・・・。
      そんな私達兄妹を拾って育ててくれたのがバリンテン大公。神様って本当にいるんだと思ったわ」
  ラムザ「大公殿下は戦争孤児のために孤児院など数多く建設されている。
      その裏側で“才”を持った子供をプロの暗殺者に仕立て上げるために英才教育をほどこす・・・。それがきみたちをいうわけか・・・」
  ラファ「私達ガルテナーハ一族には一子相伝の“秘術”があるのよ・・・。私が受け継いだ天道術と兄さんの天冥術・・・、
      この二つの術はどの魔法体系とも異なる技・・・。あいつはそれが欲しかった。だけど、一族の長老は協力を拒んだ。だから、あいつは村を焼いた・・・。
      自分のものにならないのならいっそのことこの世から消してしまおう・・・そう考えたのね。戦争孤児たちの中に私達兄妹を見つけたとき、
      あいつは心の底から喜んだことでしょうね」

なんであんなに空振りしまくりな術を欲するのか少々疑問だわ。

  ラムザ「その事実に気付いたきみは逃げようとしたわけか・・・」
  ラファ「そんなことを知らない私と兄さんは本当の父親のように慕ったわ。それなのに・・・!!」
  ラムザ「・・・・・・・・・・・・」


  マラークの声「こんなところに潜んでいたのか・・・!


ラムザ、警戒してバッと立ち上がります。
目の前に現れたのは・・・。


聞けッ、異端者ラムザよ!リオファネス城へ急げ!
  さもなくば、おまえは物言わぬ屍となった妹と対面することになるぞ!


!!?

な、なんでカエルがこんな脅迫まがいの事言ってんだと思ったら
マラークがこのカエルを通して通話していたらしい・・・。
便利な通話手段だこと・・・。
ワンピースでいう電電虫か(ちょっと違うと思う)
どうせならもうちょっとカッコイイ動物使えばいいのに。

  ラムザ「アルマに指一本でも触れてみろ!ただではおかないぞ!」

ラファよ、おまえも一緒に来るのだ!
  もし、従わぬ場合はおまえのせいでラムザの妹が死ぬことになる!!

  ラファ「卑怯よ、兄さん!彼らとは関係ないじゃないッ!!」

これは警告ではなく命令だ!わかったな!!
!!!!!!!!??


な ん だ 今 の ス プ ラ ッ タ 映 像 は 。

用がなくなったからって爆発させることないじゃないか・・・。
なんて冷酷な殺し屋なんだ、マラークめッ・・・!!

しかしラムザはカエルが殺されたくらいでは良心は痛みません。

  ラファ「行きましょう、ラムザ!」
  ラムザ「すまない、ラファ。僕らのために・・・」
  ラファ「あなたが謝ることじゃないわ。気にしないで」

ラムザ達はアルマを救うべく、リオファネス城へと急ぎます。
それにしてもFFTって、さっきのラファの発言といい今回のカエル爆破といい、
微妙にキワドイ表現が多いですね!



――ユーグォの森


大量のアンデッドが現れ、ラムザ達の進行を妨げます。

  ラファ「五十年戦争で命を失った者たちが未だ成仏できてないようね・・・。現世に残した未練と共にもう一度、黄泉の国へ戻りなさい!!」

(敵パーティ)
時魔道士×4
グール×1
レブナント×1
ガスト×1


しかし相手はアンデッドなため、回復魔法をかけたり
回復アイテムやらを投げたりしただけですぐに戦闘終了。

  ラムザ「死霊の森か・・・、二度と足を踏み入れたくはないな・・・」 
戦闘はかなり楽なのに。



――リオファネス城

その頃、リオファネス城では・・・。
そこにはバリンテン大公の他にその護衛が数人、そして神殿騎士団のヴォルマルフがいます。

  バリンテン「ようこそ参られた。我が城はいかがですかな?ルザリア城と比べるといささか無骨な造りとなっていますが私は気に入っている・・・。
         統治のために建設された平城とは違い戦争のために造られたこの城の方がよほど美しい・・・。
         イヴァリースは常に“力”を持つ者によって統治されてきました。このたびの戦乱はひとえに王家がその“力”を失ったことの証でしょう」
  ヴォルマルフ「・・・用件を伺いましょう」
  バリンテン「・・・せっかちですな。単刀直入に申しましょう・・・、手を結びませんか?」
  ヴォルマルフ「・・・どういう意味ですかな?」
  バリンテン「今、申したとおり、イヴァリースを支配する者は“力”を持つ者です。では、今、“力”を持つ者とは誰なのか?
         北天騎士団を持つラーグ公?それとも南天騎士団を持つゴルターナ公ですか?
         いや、それは、ゾディアックストーンを持つあなたたち神殿騎士団です・・・」

バリンテンは聖石に強大な力があると言い、枢機卿が死んだのも聖石がらみのトラブルではないかと言ってきますが、
ヴォルマルフは話をはぐらかして知らないフリをします。

  バリンテン「おやおや・・・、あくまでも知らないと申されるのですね・・・。しかし、これならどうですかな・・・?
         マラークを呼べッ!!」

マラーク、そしてイズルードが部屋の中に入ってきます。
どうやらイズルードの持つ聖石を取られてしまったらしいです。

  イズルード「ち、父上、申し訳ありません」
  ヴォルマルフ「・・・く、そういうことか」
  バリンテン「『スコーピオ』と『タウロス』は我々が預かっています」
  ヴォルマルフ「この愚か者めッ!!」

パシーンとイズルードの頬を叩くヴォルマルフ。
さっきも誰かが誰かを叩いてたような・・・。

マラークがラムザを迎え撃つべく部屋を出て行きます。
そして話の続き。ヴォルマルフが望みは何だと聞くと、バリンテンはさっき言ったとおりだと返します。
ヴォルマルフは断る気マンマンですが、バリンテンは『ゲルモニーク聖典』を使って教会の不正を暴くぞと脅してきます。
聖典の居場所なんてもちろん教えてもらえるはずがなく、ヴォルマルフはついに強行手段に踏み切ります。

  ヴォルマルフ「ウィーグラフ、今の魔道士を追え。ここは私が始末する・・・」

いつの間にいたんだウィーグラフ!!
全然気付かなかった_| ̄|○

  バリンテン大公「おかしなマネはおやめなさい!あなたたちに勝ち目はありませんよ!」
  ヴォルマルフ「勝ち目だと・・・?おまえたち脆弱な人間に何ができるというのだ・・・!」
  イズルード「父上・・・?」
  ヴォルマルフ「我々をなめるなよ、バリンテン・・・。貴様を殺すことなど容易いことのだぞ・・・」
  バリンテン大公「刃向かう気かッ!?」

護衛の兵士達が警戒して剣を構えます。

  ヴォルマルフ「戦おうというのか・・・?いいだろう。貴様に聖石の力を見せてやる!」

部屋から鋭い断末魔が響く――――――合掌。



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