四日市市の大型スーパーで二月、現金自動預払機(ATM)前で女性から「泥棒」と言われ、周辺にいた一般 客や警察官に取り押さえられた男性=当時(68)=が翌日死亡した問題で、松本豊刑事部長は二十二日の定例記者会見で「依然として立ち去った女性は見つかっていない。捜査は続けている」と述べた。 松本刑事部長は「捜査状況に変化はない。立ち去った女性はいまだに特定、発見できていない。捜査態勢は縮小しているが、捜査は続けている」と語った。態勢を四十人から二十人に半減しながらも、県警捜査一課と四日市南署で捜査を続けているという。 一方、被害が後を絶たない「おれおれ詐欺」事件に関連し、松本刑事部長は「生活安全部と連携して県民への注意喚起ができるような広報をしていきたい」と、県民が被害に遭わないよう注意喚起を促していく考えを示した。 <つづく>