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ヤマカシ ★★★★☆☆☆☆☆☆
2001年 / フランス / 監督:アリエル・ゼトゥン / 脚本:リュック・ベッソン / 関連サイト
出演:チョウ・ベル・ディン、ウイリアムス・ベル、マリク・ディウフ、ヤン・ノウトゥラ

道具を一切使わずにビルの外壁を登るアクションには圧倒された。
他にも、ヤマカシメンバーのアクションは、なかなか良いのだが、中国映画のアクションに比べたら見劣りが否めない。
7人もいるのだから、キャラ毎の個性とかがもっと出ていたら面白くなっていただろうに。

簡単に言うと、「大人の鬼ごっこ」だね。手に汗握る展開なのだけど、ストーリーが薄い。
最初の10分間のビルを登るシーンがピークで、あとは尻つぼみ。
リュック・ベッソンが、「レオン」時代の輝きが見られないの残念。
全体的に中途半端。見所はビルを登るシーンのみ。


2002/08/23 Makoz

郵便配達は二度ベルを鳴らす ★★★☆☆☆☆☆☆☆
1981年 / アメリカ / 監督:ボブ・ラフェルソン / 脚本:デビッド・マーメット / 関連サイト
出演:ジャック・ニコルソン、ジェシカ・ラング、ジョン・コリコス

なんて勝手な男と女なんでしょう。隣の芝生は青く見える、と言いますがやっぱり浮気はあかんよ。
付き合うのなら夫と別れてから付き合えば良いのに……と、私の恋愛感は置いておいて。
誰の心にも浮気心はあるけれど、だからといって相手の恋人を殺さなくても…。このヒゲ親父が哀れで仕方ない。

この作品を一言で表すと『因果応報』。悪い事したら悪い事が返ってくるという事ですな。人間の汚い部分がよく描かれている。
若き日のジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングのラブシーンも一見に価値ありかも。
キッチンでのラブシーンなんて官能的ですぜ。

タイトルの『郵便配達』って意味はなんなんだろう?作中に出てきていないんのだが…。


予言 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
2004年 / 日本 / 監督:鶴田法男 / 脚本:高木登、鶴田法男 / 関連サイト
出演:三上博史、酒井法子、堀北真希、小野真弓

つのだじろう原作『恐怖新聞』を題材。これから起こる事件を予知する新聞がやって来る…。

感染』と同時上映でしたが、怖さでも完成度でもあちらの方が上。
『予言』は全くといっていいほど怖くなかった。三上博史の迫真の演技は良かったけどね。
恐怖新聞の怖さがいまいち伝わらない。淡々とした怖さなので、ドキッと驚くような怖さが無いのが原因か。

こちらも『感染』と同じでストーリー未消化の部分あり。ちゃんと作りこみましょうよ。
電気屋の前の男はなんだったのか? 前半の時間逆流は後半への伏線? それにしては中盤で全く触れないのは……?
また最後の結末は容易に予想できたのも減点。もうちょっと驚きたかったなぁ。

なんか小さくまとまった感がある。『世にも奇妙な物語』でありそうな話ですね。
定石通りというか、よくある話というか、ホラーの部分も含めて新しい驚きが無い。
三上博史と酒井法子だけでなく、もっと他の人物と関わりが多かったらドラマとして面白くなっていだろう。


2004/10/16 Makoz

世にも奇妙な物語 映画の特別編 ★★★★★★★☆☆☆
2000年 / 日本 / 監督:鈴木雅之、落合正幸、星護、他 / 脚本:鈴木勝秀、君塚良一、相沢友子、他 / 関連サイト
出演:タモリ、中井貴一、奥菜恵、稲森いずみ、柏原崇、武田真治、矢田亜希子、大杉漣、宝田明、八嶋智人

オムニバス形式の4作品。テレビ版を何回も見ているけれど飽きないんだよねぇ。
日常に巻き起こる少し奇妙な物語。2時間の中にホラーもあればコメディもあるので、様々な物語を楽しめる。
映画版もテレビ版の良い所をしっかりと抑えている。タモリも良い味出しているしね。
評価点は全体の点数。各話の点数と短評は以下の通り。

「雪山」:★★★☆。オチが読めてしまった。雪山の閉鎖された空間ってのは怖いよね。
「携帯忠臣蔵」:★★★★。コメディ仕上げにしたのが良かった。こういうアイディアが大好き。
「チェス」:★★★。終わり方が気に入らない。良い話にまとめすぎるのは微妙。
「結婚シミュレーション」:★★★★☆。構成が秀逸。切なくて最後のシーンは感動。これだけでも満足。


2003/07/12 Makoz

黄泉がえり ★★★★★★★★☆☆
2002年 / 日本 / 監督:塩田明彦 / 脚本:犬童一心 / 関連サイト
出演:草なぎ剛、竹内結子、石田ゆり子、哀川翔、山本圭壱、伊東美咲、田中邦衛

非常に涙腺を刺激するストーリーである。
全体的に上手く出来ているが、このストーリーならばもっと良い作品にしてあげられるはず。
潤ますところまでいけるが、涙を流すまでいく”何か”が足りなかったかな。
中盤までは良いけれど、最後のまとめ方をもう一工夫して欲しかった。

…といいつつも、泣きそうになっていた私です(笑)。
メインの草g竹内の恋愛よりも、哀川翔が抜群に良かった。生き返ったとしても、そこにはもう自分の居場所が無かった…。
これこそ、この作品で一番やって欲しいところだった。哀川翔と子供のやり取りには泣けましたよ。


2003/01/29 Makoz

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