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バイオハザード ★★★★★★★☆☆☆
2001年 / アメリカ / 監督:ポール・アンダーソン / 脚本:ポール・アンダーソン / 関連サイト
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、エリック・メビウス、ジェームズ・ピュアフォイ

ゲームの映画化ではなかなか面白かった。観客を驚かせるのが秀逸。
終止、ドキドキしまくりでしたよ。アクションとしても、ホラーとしても楽しめる良作。
それにしても、ミラ・ジョヴォヴィッチ最高! 彼女のアクションだけで満足。
さすが、2002年最高のヒロインアクション映画と言われるだけのことはある。

ゲームはこの作品は全くの別作品でしょう。ゲームをやっていなくて十分過ぎるほど楽しめる。
ゲームでは、単独行動が主だがこの作品は仲間がいる。そいつらが良いキャラが多い。
特に、ミシェル・ロドリゲスがお気に入り。続編もやりそうな雰囲気なので期待したい。


2002/10/09 Makoz

バイオハザード2 アポカリプス ★★★★★★★★☆☆
2004年 / アメリカ / 監督:アレクサンダー・ウィット / 脚本:ポール・アンダーソン / 関連サイト
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジャレッド・ハリス、シエンナ・ギロリー、オデッド・フェール、ソフィー・ヴァヴァサー

バイオハザード』から36時間後。ウイルス感染された街を舞台にゾンビたちと戦うアクション映画。

前作の閉鎖された地下施設から、大きな街に舞台を変更したのが最大の勝因。
街のいたる所でキャラクターたちが繰り広げるバトルか良い。
店に立て篭もった奴らとネメシスのバトルがカッコ良かったなぁ。
CMとかでよく見かけるビルを駆け降りる場面は、ストーリー的に大事な部分でも無いので、たいして心に響かなかった。

これまたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の登場する場面がカッコ良いんだ。
バイクに乗って突撃したり、煙草を投げ捨てて現れたりと、見せ場が多い。
今作でも意味も無く胸を露出したり、ミラ・ジョヴォファンにはたまらない作品ではないだろうか。
最後の方で気付いたのだけれど、劇中ずっとミラ・ジョヴォの胸ポチが浮いていた?

でも、今回はミラ・ジョヴォよりもジル・バレンタイン役のシエンナ・ギロリーだね。
あの黒髪でミニスカートは反則ですよ。めっちゃお気に入り。一気にファンになりました(笑)
アリスに比べると活躍が少ないのが残念。もっとジルが活躍してたら、仲間って感じが強くなって良かったのにな。

さらに続編を作りそうだけれど、ここらで打ち止めが良いんじゃないかな…。
バトルシーンも今回くらいがちょうど良いくらいで、これ以上やられると引いてしまう恐れがある。
続編を成功させる鍵は、ジルの活躍を増やす事だ。……と、勝手に思っていよう。


2004/09/30 Makoz

バトル・ロワイアル2 〜鎮魂歌〜 ★★★★☆☆☆☆☆☆
2003年 / 日本 / 監督:深作欣二、深作健太 / 脚本:深作健太、木田紀生 / 関連サイト
出演:藤原竜也、前田愛、忍成修吾、酒井彩名、加藤夏希、末永遥、神戸みゆき、前田亜季、竹内力

開始45分は、最高に面白く惹きつけられた。だけど、それ以降は尻つぼみ。
『戦争反対』というメッセージ性があまりにも強く、作品の魅力を殺している。
クリエイターなのだから作品にメッセージを入れたいのは分かる。
逆にメッセージのない作品は駄作といってもいいだろう。
だけれど、その表現が露骨過ぎると観ていて冷めてくる。
セリフでそのまま伝えようとしても、あまりにも多いと説教臭くて作品を楽しむ事が出来ない。

9.11のテロを思わせるビル爆破シーンや難民の子供たちの笑顔。
劇中に戦争に悲惨さ、無意味さを伝えようとしている。だけど、戦争がいけない事なんてみんな知っている。
この作品に求めているのは、露骨な戦争批判ではなくて、戦争に駆り立てられた中学生たちがどのように行動するかだ。
その部分が前作に比べると弱い。生徒の生々しい描写よりも、戦争反対のメッセージが強すぎて興ざめ。
最初の45分以外はバトルロワイヤルじゃないなぁ。

一番許せなかったのは、アメリカを劇中で”あの国”と呼んでいた事。
規制がかかったのかもしれないけれど、アメリカ批判するのに”あの国”なんて連呼されても寒いだけ。もううんざりでした。
唯一泣けたのは、葛西治虫(坂本真)が筧今日子(神戸みゆき)に告白するシーン。こういう中学生とのやり取りが見たかったのにぃ。


2003/07/11 Makoz

バニラ・スカイ ★★★☆☆☆☆☆☆☆
2001年 / アメリカ / 監督:キャメロン・クロウ / 脚本:キャメロン・クロウ / 関連サイト
出演:トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ジェイソン・リー

トム・クルーズのカッコ良さを語っているだけの作品。
平気で友人の想い人を口説けるデヴィッドには好感が持てず、醜い顔になった時はスーッとした(笑)。
ただデヴィッドが一人で自分の世界で苦しんでいるようにしか感じられなかった。大事なのは自分だけなのか?

物語のテーマは最後に説明してくれるので、理解できるのだが釈然とはしない。
どこまでが真実なのかがよくわからない。なんだか観た後にモヤモヤが残る。
こういうオチは好きじゃないし。ちなみに僕だったらペネロペ・クルスよりキャメロンディアスを選びます(笑)


2002/08/12 Makoz

ハリー・ポッターと賢者の石 ★★★★★★☆☆☆☆
2001年 / アメリカ / 監督:クリス・コロンバス / 脚本:スティーヴ・クローヴス / 関連サイト
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ロビー・コルトレーン

つまらなくないし、ファンタジーの世界が描かれているので面白いんだけど、全世界が騒ぐほど面白いかなぁ?
小説を読んでいないけど、おそらくは小説の人気のおかげといったところか。
作品自体は、まさにファンタジー。小説読んでいないと、わけがわからなくなることがしばしば。

最初は、主人公がのびた君みたいな落ちこぼれかと思ったけれど、デキスギ君みたいなエリートだったのね。
努力もしないで何でも出来る人は好きではないので、ハリーは好きになれなかった。
友達の活躍が無ければ、評価はもっと低め。あのチェスのシーンでこの評価。


2002/09/08 Makoz

HERO 英雄 ★★★★★☆☆☆☆☆
2002年 / 香港 / 監督:チャン・イーモウ / 脚本:チャン・イーモウ、リー・フェン / 関連サイト
出演:ジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイー、ドニー・イェン

秦王の謁見を許された”無名”。どのように3人の刺客を倒したのかを語り始める……。

私はアクション映画がそんなに好きではないので(嫌いではない)、
この作品の売りとも言えるワイヤーアクションが全くハマらなかった。
逆に滑稽に見えてしまい唸るどころか失笑。チャンバラのシーンも凄いとは思えない。
古くからあるブルース・リーやジャッキー・チェーンのアクションの方が何千倍も凄い。

ストーリーに関してもいまいちハマれない。なんか淡々と進んでいく。
回想シーンの連続で話が二転三転するのだが、別に驚きもせず「ふ〜ん」という感じ。
「功をたてた者が王に何歩近寄れる」って設定は面白いけれど、オチが読めてしまったのは残念。

映像美は確かに素晴らしい。色の使い方はかなり良いっす。
作品の完成度は低くないんだけど、これといって琴線にも触れない。
物語の結末は文句無いけれど、無名自身の結末がちょいと不満。

この作品のチャン・ツィイーはあんまヒットしない。あんま笑顔にならんからなぁ。


2004/10/10 Makoz

羊たちの沈黙 ★★★★★★★★★☆
1991年 / アメリカ / 監督:ジョナサン・デミ / 脚本:テッド・ターナー / 関連サイト
出演:ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン、テッド・レビン

さすが名作といわれているだけのことはある。レクター博士の存在感の大きさは凄い。
レクター博士を見たばかりなのに、一目見ただけで恐怖を感じる。
それだけキャラクターの魅力があるってこと。
ただ牢獄にいるオッサンなのになぁ。不思議。アンソニー・ホプキンス凄いなぁ。

クラリスとレクター博士の会話は、見ているだけで鳥肌が立ちそうになる。
この二人の奇妙な関係がなんとも言えない味を出している。
ストーリー部分は大したことのない普通の話なのだが、この二人がいるからこそ名作になっているのだろう。
レクター博士のキャラが際だっている。


2002/09/25 Makoz

非・バランス ★★★★★★★★★☆
2001年 / 日本 / 監督:冨樫森 / 脚本:風間志織 / 関連サイト
出演:派谷恵美、小日向文世、原田美枝子、羽場裕一、柏原収史、土屋久美子、水上竜士

完全に僕のツボにハマった。こういう中学生を描いた作品は大好き。
物語自体はよくある展開かもしれないが、思春期特有の感情、登場人物の魅力などがしっかり描かれていて面白い。
中学生とオカマという組み合わせも良い。様々な要素で、僕の大好きな作品だった。

オカマを演じた小日向文世の絶妙の演技が光った。こういう人が近くにいると面白いだろうなぁ。
クールに生きていこうとする中学生・チアキも、オカマ菊ちゃんと接していくことで変わっていく。
この作品の雰囲気が大好きっす。派谷恵美のウサギの鳴き声もかわいかった♪


2002/08/27 Makoz

ファミリー・ゲーム ★★★★★☆☆☆☆☆
1998年 / アメリカ / 監督:ナンシー・マイヤーズ / 脚本:デヴィッド・スイフト / 関連サイト
出演:デニス・クエイド、ナターシャ・リチャードソン、リンゼイ・ローハン、エレン・ヘンドリクセン

ウォルト・ディズニー・ピクチャーらしい作品。ドタバタあり涙あり。
定番なストーリーではあるが、温かい気持ちになれる。双子の女の子の明るい面ばかり描いているけれど、
片親しかいない寂しさってのを強調していたら泣いていたね。一人二役を演じたリンゼイ・ローハンも良かった。
執事と交わしたハイタッチコンビネーション凄い好き。ほのぼの〜。


プール ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
2002年 / アメリカ / 監督:ジョン・ポールソン / 脚本:チャールズ・ポール、フィリップ・シュナイダー / 関連サイト
出演:ジェシー・ブラッドフォード、エリカ・クリステンセン、シリ・アップルビー、ケイト・バートン

一言で言えば自業自得。浮気をしたベン(ジェシー・ブラッドフォード)が悪い。
彼女エイミー(シリ・アップルビー)が健気でかわいそうで…。
調子に乗っていたベンが窮地に追い込まれた時は「いい気味だ」と思ったものです(なんて性格の悪い…)。
とどのつまり、浮気したらその分の償いは、しっかりせねばあかんという事です。

女ストーカー役のエリカ・クリステンセンの演技が抜群。怖いったらありゃしない。
こういう独占欲の強い女の子に気に入られちゃったら逃げられないね。
恋愛する時は相手の気持ちを考えなくては、と思ってみたりもした。ストーカーも怖いけれど夜のプールも怖いよね。
絶対に一人では行きたくないけど、女の子に呼び出されたら迷わず行きますね(笑)


フォーチュン・クッキー ★★★★★★☆☆☆☆
2003年 / アメリカ / 監督:マーク・S・ウォーターズ / 脚本:ヘザー・ハッチ、レスリー・ディクソン / 関連サイト
出演:ジェイミー・リー・カーティス、リンゼイ・ローハン、マーク・ハーモン、ハロルド・グールド、チャド・マイケル・マーレイ

不思議なクッキーを食べたら、喧嘩ばかりの母親と娘が入れ替わった。ディズニー映画。

ベッタベタですね。中身が入れ替わるなんて定番中の定番。
中身が入れ替わっている間に相手の良い部分が見えて仲直り。ベッタベタです。
目新しい部分はないけれど、無難に仕上がっているので大きな不満は無い。良い意味でも悪い意味でも普通。

母娘それぞれの恋愛部分は浅いなぁ。母の恋愛は相手のおじ様がダンディでまだ良いけれど、
娘の恋相手がいまいち。心変わり早すぎ。最後のまとめ方なんてほとんど強引だし。
ここで入れ替わっている母が娘の振りして、もっと色々なアプローチをしたら納得がいったんだけど残念。

それにしてもリンゼイ・ローハン成長しましたね。『ファミリー・ゲーム』の時はまだ完全な子供だったのに早いもんです。
ガールズ・バンドは好きなのでライブシーンとエンディングはけっこう好き。
リンゼイ・ローハンよりもベースの女の子の方が好みだけれど(笑)
それとラストはおじいさんと弟が入れ替わって終わった方が面白いのになぁ

それにしても仲悪い→仲直り。っていうのは飽きたから、仲良い→仲悪くなる→仲直りの方が面白いんじゃないかなぁ。
最近は友達のように仲良い親子増えてるし、その方が感動出来ると個人的に妄想。
古典的な話だけじゃインパクトに欠ける。もう一味、何かしらの工夫が欲しかった。


2004/10/19 Makoz

8人の女たち ★★★★★★★☆☆☆
2002年 / フランス / 監督:フランソワ・オゾン / 脚本:フランソワ・オゾン / 関連サイト
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベアール、イザベル・ユペール、ファニー・アルダン、ヴィルジニー・ルドワイヤン

吹雪に閉ざされた館で巻き起こる8人の女たちの人間模様。
それぞれの女たちにクセがあり、誰にも言えない秘密がある。
女同士の本音のやり取りってのは怖いですね〜。男が登場しない分、女たちの人間関係が際立って面白い。

各人物にミュージカルシーンが用意されていて、これがまた良い!
この作品の舞台劇があったら面白いだろうなぁ(もうある?)。
ミステリー部分の真犯人は予想出来てしまったので残念。
長女役のヴィルジニー・ルドワイヤン可愛いなぁ。


プッシーキャッツ ★★★★☆☆☆☆☆☆
2001年 / アメリカ / 監督:ハリー・エルフォント / 脚本:ハリー・エルフォント / 関連サイト
出演:レイチェル・リー・クック、タラ・リード、ロサリオ・ドーソン

すっごいタイトルだけど、これは劇中に出てくる主人公たちのバンド名。
いわゆる歌手版シンデレラストーリー。全体的にコミカルタッチで笑えるシーンもちらほらあった。
だが、物語してのボリュームが薄い。笑いに走ったばかりか、ストーリーの方が粗くなっている。

先が見える展開、ギャグとしか思えないストーリー。かといって面白い!!
というほど笑えるわけでもない。途中に入るライブシーンは盛り上がるけどね。
良いところもあるんだけど、全体的に見ると、凡作に仕上がってしまっている。
映画より教育テレビなどのコメディ番組に適しているかも。


2002/07/20 Makoz

ベッカムに恋して ★★★★☆☆☆☆☆☆
2002年 / イギリス / 監督:グリンダ・チャーダ / 脚本:グリンダ・チャーダ / 関連サイト
出演:パーミンダ・ナーグラ、キーラ・ナイトレイ、ジョナサン・リース・マイヤーズ、デビッド・ベッカム、ヴィクトリア・ベッカム

女子サッカーに挑むインド人の少女。家族と夢との間で揺れるのだが、少女の心情の変化などの表現が浅すぎる。
男友達、親友の母親など個性的な脇役がピンポイントで面白い事をするのだが、肝心の恋愛部分・友情部分が薄いのは残念。
試合は得点シーンのみでオマケ要素が見え見え。下手なサッカーを見せられるよりは良いけれど、やはり物足りない。

ちなみに、ベッカムの登場シーンはわずかなので、ベッカム目当てだけで観賞するのは要注意。
でも、女子サッカーが舞台ってのは良いな〜。これを機会に低迷する女子プロサッカーに人気が出ると最高ですね!


ポネット ★★★☆☆☆☆☆☆☆
1996年 / フランス / 監督:ジャック・ドワイヨン / 脚本:ジャック・ドワイヨン / 関連サイト
出演:ヴィクトワール・ティヴィゾル、デルフィーヌ・シルツ、マチアス・ビューロー・カトン、グザヴィエ・ヴォーヴォワ

愛する人を亡くす悲しみは大きい。ましてや幼い子供ならば、なおさら辛いだろう。
ポネットの悲しみがよく描かれてあり、リアリティある脚本となっている。
だが、最後の最後でそれを崩してどうすんのよ。
物語としてはよくまとめたかもしれないが、現実を描かないと意味が無い。
それを含めてポネットが立ち直って欲しかった。この”奇跡”はいらない。

ポネット役を演じるヴィクトワール・ティヴィゾルは当時4歳。4歳でこの演技力は脱帽。
この子の将来には注目したいね。日本にもこんな子役がいたら、邦画界が盛り上がっていくのになぁ。
作品中でキリスト教の教えが多く出てくる。キリスト教になじみの薄い日本人(私も含め)から見ると、
演出効果が死んでしまっているんだろうなぁ。


2003/07/29 Makoz

ポワゾン ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
2001年 / アメリカ / 監督:マイケル・クリストファー / 脚本:マイケル・クリストファー / 関連サイト
出演:アントニオ・バンデラス、アンジェリーナ・ジョリー、トーマス・ジェーン、ジャック・トンプソン、アリソン・マッキー

アンジェリーナ・ジョリーのセクシーシーンは一見の価値ありだが、ラブストーリーとしては共感出来ず。
最初と最後の二人のやり取りは良いが、中盤はいまいち。憎しみに変わった愛は、そんなに簡単に元に戻るかねぇ。
一体アンジェリーナ・ジョリーのどこに惚れたんだか? 作中で彼女が絶世の美人として扱われている事にはノーコメントで。


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