作:◆l8jfhXC/BA
『──それでは諸君等の健闘を祈る』
その言葉を最後に無慈悲な声は途切れた。木の葉を揺らす風の音だけが耳に響く。
場違いなほど生い茂っている巨木を背後に、ヒースロゥは拳を握りしめていた。
「十三人……か。ペースが早いわね」
淡々とした声で横にいる朱巳が呟く。そのまた隣の屍は眉一つ動かさずにマップを確認していた。
(全体の三分の一近くの人間が、たった十二時間の間に命を落としている。……なぜだ?)
開始直後に抱いた問いをふたたび繰り返す。多い少ないの問題ではないことはわかっているが、やはりこの数は異常だ。
どうしてこれほど加害者である主催者に対してではなく、同じ被害者である参加者達を殺す者が溢れているのだろうか?
「……くそっ」
問いの答えはいつまでたっても出ない。
ただこの殺戮を止められない自分と、それを高みから眺めているであろう主催者に対する怒りが湧き上がるだけだった。
「このペースだと気づいたら私達以外はみんな乗った奴、ってなオチになりかねないわね」
「ああ。……ともかく今は、人の多い場所に行って情報収──おい、どこに行くんだ?」
今後について話しているこちらを尻目に、なぜか屍が巨木のある方向へと歩き出していた。
「おれは抜ける」
「な……ちょっと待──」
振り返ってそう言い残すと、止める声も聞かずに彼は北の方へと歩いていってしまった。
慌てて追おうとするが、しかし肩を掴まれてそれを阻まれた。
「ほっときなさい。別に今更ゲームに乗るってわけじゃないでしょ。それなら今ここで私達を殺してるだろうし。
そもそもあいつはそういう奴じゃない。少なくとも主催者の思惑通りに動く奴には見えなかった」
こちらの肩を掴み、相変わらずの笑みを浮かべたまま朱巳が言った。
──歴戦の戦士すら震え上がるほどの鋭い眼光と、どう見ても堅気には見えない体格と雰囲気。
風貌だけならば、この殺人ゲームの中で近づきたくない人物の十指には入るだろう。
しかし行動を共にしてみれば、その苛烈さのベクトルが無辜の人間には向かっていないことがわかる。少なくとも悪い人間ではない。
思案するこちらに向けて、さらに続ける。
「なら、二手に分かれて乗ってる奴を退治した方がいいんじゃない?
あんたもあいつも十分に戦えるんだし、ここで二人固まってるよりは効率的でしょ?」
効率という言い方には眉をひそめたが、確かに筋は通った理屈だ。
……どちらにしろ、彼はもう行ってしまったのだから議論しても意味がない。
「……確かに彼ならば、一人でも大丈夫だろう。このまま二人で行動しよう」
「ん。じゃこっちもどこに行くか決めないとね。まず禁止エリアが──」
○
「……雨か」
階段を上り地上へ戻ると、曇天から大粒の雨が降っていた。鬱陶しいと思いながらも庭を通り抜け、雑貨屋の一室へと戻る。
二人と別れた後、屍は商店街へと赴き周辺の捜索をしていた。
その途中で雑貨屋の庭に地下への扉を見つけ、その奥に広がる地底湖へも足を運んだ。
その結果かなりの時間が経過したが、しかし収穫と呼べるものはほとんどなかった。
朱巳とヒースロゥと別れて以来、誰にも会っていない。
(あの二人は……まぁ、大丈夫だろ)
唐突に別れた(というかそもそもチームだったのかすら怪しいが)、先程まで行動を共にしていた二人のことを思い出す。
度胸があるというより厚かましい少女と、騎士然とした西洋人。
端から見れば妙なペアだが、あの無駄に美形な剣士を退ける程の力量と胆力があれば大抵の状況に対応できるだろう。
ならばわざわざ群がるよりも、二手に分かれた方がいい。
(それに“乗った”奴らも、群れよりは単独で行動している参加者の方が襲いやすい)
一人しか生き残れないという条件なので、チームを組んで殺人を行う者はあまりいないだろう。同盟がつくられたとしても所詮は砂上の楼閣にすぎない。
誰がどんな珍奇な能力を持っていてもおかしくないこの状況では、数というものはもっとも明確な“力”の具象になる。
たとえ信頼が薄く利害一致のみの同盟だとしても、徒党を組むということはそれだけで殺人者への対抗策になりうる。
だからこそ、あえて自分は単独行動を選んだ。そもそも一人の方が行動しやすいというのもあるが。
“乗った”者を引きつけ、そして返り討ちにするのだ。それを行えるだけの力が自分にはある。
(奴らに容赦はいらねえ。いつも通り取り締まるだけだ)
ここは自分が管轄する新宿ではなく、その法も通じない。だが犯罪──自らの正義に反する行為を見逃すつもりはさらさらない。
もちろん主催者もその対象に含まれている。ゲーム自体を破壊し、彼らを粛正するのは当然の行動だ。
(さて……引き続き人のいそうな場所をしらみつぶしに当たってみるか)
地図を出し、改めて島の全貌を眺める。
このいかにも人が集まりそうな場所で誰にも会えなかったのは予想外だったが、だからといってここに人が来るまで待機するのは性に合わない。
(ここから北と東にビルがあるな。まずは北、次に東に行ってみるか。後は……この砂原周辺が気になるな)
島の北西に位置する、大部分が砂の表示で覆われている地域。建造物の表示は何もない。
だからこそ、地図には書いていない何かがあるかもしれない。海や森に遮られておらず、何もない平原が続いているのはこのエリアだけだ。
ただ本当に何もないので、他の参加者に会える可能性は低いだろう。
あまり時間を掛けず適度なところで調査を打ち切り、南の公民館や学校に移動するべきだ。
「行くか」
方針が決まり地図をしまい、屍は未だ雨の降る外へと歩き出した。
○
「結構曇ってきたな。今にも一雨来そうだが……どうする?」
「だから言ったでしょ? ここで休むって。雨が降るならなおさらだわ」
崖のふもとにある、ほこりっぽい小屋。
朱巳の提案でF−3周辺の森を調査していた際にそれを見つけ、ヒースロゥは彼女と共にその中に入っていた。
しかし人もおらず特に収穫もなかったので、すぐに立ち去ろうとしたのだが──朱巳がそれを拒否し休息を要求した。
「なら、ここよりも城かさっき見かけた倉庫の方がいいんじゃないか?
雨宿りを目的にやってきた参加者から情報を得られるかもしれない」
「その雨宿り目的の参加者を狩るために乗った奴らが来るかもしれないじゃない。私じゃ太刀打ちできない」
「? なんであんたが立ち向かう必要があるんだ? 俺が──」
「なんでって、休むのはあんたの方だからに決まってるじゃない。私はもう十分休んでる」
至極当然と言った風に朱巳が言う。
……屍と行動を共にしていた時から、一定の間隔で小休止は取ってきた。
だがその時に休んでいたのは朱巳のみで、屍と自分は常に周囲を警戒し、まともに休息と呼べるものは取っていなかった。
「あいつと再戦するなら体調は万全の方がいいでしょ?
それとも、睡魔や空腹に襲われる状態の方がお好み? それなら止めないけど」
にやにやと笑いながら問いかけてくる。……答えは言うまでもない。
「わかったよ。……にしても、それじゃあわざわざ俺を休ませるためだけにここに入ったのか?」
「そうよ」
確かにここなら──十七時に禁止エリアになるここならば、人は寄りつかないだろう。
この地域自体が発動済の禁止エリアによって半隔離状態になっていることも、人を遠ざける理由の一つになっている。
「だが──なぜここに小屋があるとわかった?」
彼女が崖を迂回してこのエリアに行くと提案した時、さもそこに何かがあるような口ぶりだったことを思い出す。
マップには、ここに小屋があることは書かれていないのにもかかわらず。
「別にわかってたわけじゃない。何らかの建物がある可能性がいくらかあったってだけ。
なかったら城の奥の方で休ませるつもりだったわ」
床に座り、荷物からパンと水を取り出しながら朱巳が言った。
こちらもそれに習い、遅い昼食を取ることにする。パンと水だけという簡素な食事だが、ないよりはましだ。
「──禁止エリアってさ、なんのためにつくられてると思う?」
そのパンにかじりついていると、いきなり朱巳の方から話題を振ってきた。
口の中に残っている欠片を食べきった後、答えを返す。
「フィールドを狭めて参加者同士を会わせやすくする、か?」
「ええ。まず考えられるのはそれよね。
でも二時間に一つちまちま塞いだところで、遭遇率が劇的に変わるとは思えない。後半になってからでしか、目に見える効果は現れない。
だから一番の目的は、ある特定の地域への便利なルートを遮断したり、そこに長期間滞在している参加者を強制的に動かすためだと思うの。
……ってことは、禁止エリアに指定された部分は、移動に便利なルートか人が集まっていた場所ってことになる」
口元は未だに笑っているが、目は真剣だ。
自信に満ちたその口調は、どことなくあの仮面の友人を思い起こさせた。
「で、この理論で考えるとどうしても引っかかるのよね、この場所。
実際はここだけじゃなくてH−6も外れるんだけど、こっちは海岸を通らせずに森にルートを制限させる……っていう理由ならまだ納得できる。
でも、ここは別。崖上は草むらで、崖下は見通しがいい平地。
どっちもわざわざ奴らが排除に向かう程、参加者にとって居心地のいい場所とは思えない。道を封じるのが理由なら、ここよりも隣のF−4にするだろうし。
なら考えられるのは──何かの建物があって、休息できる場所になっていたって可能性。
……ま、これはあくまで推論だし、当たる確率は五分五分ってとこだったけどね」
「……」
こんなゲームを企画する主催者の意図など正確に理解できるわけがない。朱巳の言ったことは、確かに推論でしかない。
だが、そんな考えに行き着くだけでも並のものではないだろう。
(……今まで休息を取っていた間、このようなことをずっと考えていたのか?)
あのギギナという剣士相手に見せた胆力と謎の“鍵”の能力から、ごく普通の少女でないことはわかっていた。
だがそれでも、この状況下でここまで冷静に物事を考えることはなかなかできることではない。
こちらの少し驚きの混じった視線から察したのか、またあのへらへらとした表情に戻って朱巳が言った。
「これくらい、ちょっと立ち止まって考えればすぐにわかることよ。まぁ、その“ちょっと立ち止まる”ってのがここでは一番難しいんだけど。
……とにかく今は眠っときなさい。十六時になったら起こしてあげるわ」
「ああ。……それで、ここを出た後はどこに行く?
エンブリオとやらの在処はさすがにわからんが、あいつ──マークウィッスルならば、同盟を組むために人の多い場所へ行くと思うんだが」
「それならやっぱり商店街か市街地、それに港町かしらね。“町”っていう形を取ってるから人が集まりやすいと思う。
その人本人には直接は会えなくても、何らかの手掛かりが手に入る可能性は高い。
……城も確かに目立つんだけど、あからさますぎてあんまり人が寄りつかなさそうなのよね」
確かに“城”というのは良くも悪くも存在感がありすぎる。
加えて禁止エリアと森で隔離されているので、わざわざこちらに行くよりも建物が多い北の地域に行く者の方が多いだろう。
「島の西方面には屍が行っているから、北東にある市街地と港町に行ってみよう。捜索場所は被らない方がいい。
……視界が悪く奇襲されやすい夜以降の捜索に、武器がこれだけというのはここでは頼りないが──まぁ、文句を言える状況ではないな」
そう言って右手の鉄パイプに目をやった。
今まで持っていた短くなったものではなく、ここに来る途中のF−4の森の中で新たに拾ったものだ。前の物は持っていてもしょうがないので破棄した。
そして朱巳の手元には、切れ味の鋭そうなナイフがあった。これも同じエリア内で拾ったものだ。
どうやら戦闘があったらしく、その地域の地面には無数の足跡や地面が陥没したような踏み切り後が残されており、さらに木々がなぎ倒されていた。
「そうね。あるだけマシ──そう考えた方がいいわ。どっちにしろ、武器があっても死ぬ時は死ぬんだし……ね」
朱巳の表情から笑みが消える。
その森の中には、二つの死体があった。
崖の下には青年。特に外傷はないが、肌が異常なほど乾いていた。
崖の上の森には少女。腹部を貫かれおびただしい鮮血が溢れ出ていた。
──そしてその少女は、朱巳の知己だった。
「運が悪かったのよ、きっと。あいつは私よりも強いし、馬鹿なミスをするような人間でもない。
本当にただ──訳のわからないものに足を取られてしまった、ってとこでしょうね」
淡々と呟くその声には、彼女の死を哀れむような感情は入っていなかった。
感情と言うより心すらないような、事実だけを述べる機械的な声だった。
(家族やただの友人というよりも──かつての戦友、というような感じだな)
死体を発見した時も、一瞬動揺を見せた後は無表情にそれを眺めるだけだった。
自分がここで初めて死体を見た時のように怒りを覚えることも、また悲しむこともせずにただ淡々と眺めていた。
「……あいつのことはもういいわ。気にしないで」
「ああ」
黙り込んでいたこちらに向けて、ふたたびいつもの笑みを見せながら朱巳が言った。確かにこの少女には慰めなど無用だろう。
そう考え、小屋の壁にもたれてゆっくりと目を閉じる。
(……俺はもう、流されてはいない)
ふとイマジネーターと名乗ったあの少女の言葉を思い出し、そのことを改めて意識する。
ゲームに乗っている者を見逃すつもりがないことは最初から変わってはいない。
だがもうそれはあの亡骸に流されたわけではなく、自らの意志だと断言できる。
(乗った者全員を裁く力も、生存者全員を守る力もないことはわかっている。……せめて今は、彼女を守ろう)
今自分がやれることと言ったらそれぐらいだ。
それこそ姫を守る騎士のように、彼女のそばにいて敵を退ける──それだけしかできないのは口惜しいが仕方がない。
(エンブリオが見つかるまでの間だけという約束だったが……特に支障がなければその後もこのままでいいかもな)
そんなことを思いながら、ヒースロゥは眠りに落ちていった。
○
「……ショックがまったくなかったって言えば嘘になるけどね」
そう呟いた後、朱巳は静かに溜め息をついた。
突然突きつけられた知り合いの死は、未だに受け入れがたい──というより、いまいち現実感が湧かなかった。
別に事実から逃避しているわけではなく、ただ本当に、何事もなかったかのようにふたたび会えるような気がしているのだ。
あっけない死というものがまったく似合わない。何せ彼女は“正義の味方”なのだから。
(同情なんてしてやらない。悲しむこともしない。あんたの死に立ち止まってる暇なんて今はない。
……ま、無事に帰れたら墓に花くらいは手向けてあげる)
哀れみなんて抱けば、それこそ化けて出てくるだろう。
彼女に捕われずただ先に進むことだけが、今できる一つの弔いなのだと思う。
(……ヒースロゥがいる限り、大抵の敵には対抗できる。でもこの島にはあの剣士みたいにでたらめに強い奴もいる。
結局最後に頼れるのはいつものはったりと……この支給品)
感傷を打ち切り、今後について思索する。
……デイパックの中に入っている支給品のトランプやサイコロは、ごく普通の市販品だ。
(どこからどう見てもハズレ。この状況で何かの役に立つとは思えない。
だけど──この状況だからこそ、詐術を駆使すれば強力な“武器”になりうる)
ここには自分や屍のような日本人もいれば、ヒースロゥやギギナのようなそもそも住んでいる世界から違いそうな人物もいる。
そしてあの名も知らぬ青年の死体のような、理解不能の症状を出す能力を持つ者──あるいはアイテムが存在している。
自らの常識を簡単に覆すものが多数存在する、何が起こるかわからない状況。
言いかえれば、何が起きてもおかしくはない。
(自分の理解を超えているものを、どれだけ冷静に認識し処理するかが一つのポイントになる。
自分の世界の常識を捨てて、いつどんな現象に襲われても対処できるように警戒しなければならない。
……そしてその結果、自分の常識の範疇に収まる“普通”のものに対しても過剰な疑念を抱くことになる)
それが先程のヒースロゥだ。
なんの変哲もない──あの剣士以外にとってはただの木製の椅子である屍の支給品に対して、彼は警戒心を抱いていた。
見た目だけで判断せずに、何かの仕掛けが巧妙に隠されている可能性まで危惧していた。
別に彼が用心深すぎるというわけではない。ここでは当然の反応と言えるだろう。
(何もしなくても必要以上に疑ってくれる。
そこにこそ“ごく普通”の人間の私が──“嘘つき”の私がつけいる隙がある)
彼にこの支給品のことは言っていない。
問われた時に一言『内緒』と返したらあっさり引いてくれた。無理に問いつめてもしょうがないし、隠すなりの理由があると思ったのだろう。
“嘘”を仕込むならば、たとえ味方にも真実を知られない方がいい。
……どうせ十六時までは暇だ。何か使えそうなネタを考えていよう。
(材料はトランプと多面ダイスが四つ、それに他のテーブルゲームのセットがいくつかと、霧間の持ち物から回収した針や糸。
……そして、私自身)
最終的に頼れるのは己の頭脳と口先のみ。小さなミスが取り返しのつかない事態になり、かといって確実に身を守る力はどこにもない。
結局はいつもと同じだ。
統和機構という巨大なシステムではなく、“ゲーム”という限られた空間内での企画が相手という違いはあるものの、自分の立場は変わらない。
「ハードね、まったく──」
ふたたび吐き出された呟きは、誰にも聞かれぬまま虚空に消えた。
【F-3/小屋/一日目・14:00】
【嘘つき姫とその護衛】
【九連内朱巳】
[状態]:健康
[装備]:サバイバルナイフ
[道具]:デイパック(支給品一式・パン4食分・水1500ml)、パーティーゲーム一式、缶詰3つ、鋏、針、糸
[思考]:パーティーゲームのはったりネタを考える。16時になったらヒースを起こす。
エンブリオ、EDの捜索。ゲームからの脱出。
[備考]:パーティーゲーム一式→トランプ、10面ダイス×2、20面ダイス×2、ドンジャラ他
【ヒースロゥ・クリストフ】
[状態]:睡眠中
[装備]:鉄パイプ
[道具]:デイパック(支給品一式・パン5食分・水1700ml)
[思考]:休息。
エンブリオ、EDの捜索。朱巳を守る。
ffとの再戦を希望。マーダーを討つ
[備考]:朱巳の支給品について知らない
【C-3/商店街・雑貨屋/一日目・15:00】
【屍刑四郎】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:デイパック(支給品一式・パン6食分・水2000ml)
[思考]:北・東のビルの捜索。その後は砂漠方面へ
ゲームをぶち壊す。マーダーの殺害
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