カズくんのオタおた日記 トップへ 作品ごとの感想へ
今回の話(「飛鳥くんなぜ?闇からの使者」)は 飛鳥君がエンディミオンに なってしまう話(懐かしい)。「お前とは、終わりってことだ!」とか明鈴にひどいことしてしまうのでしょうか(笑)
闇の王を愛する闇の巫女・アズサは嫉妬心からお兄さんの行為(笑)を邪魔してしまう。しかも闇の巫女配下の戦士?4人を呼び出す。これがまたダサいロックバンドみたいで笑えるのだ。
Dr.リンってどうしてこう取って付けたような展開が多いんだろう? 今後にも期待してしまいます。
非常に残念ながら前回見逃してしまったので、お兄ちゃんの正体が闇の王であることがバレるところから。なんとお兄ちゃんは光の巫女の力を手に入れるため、明鈴の家族に偽りの記憶を与えて、 一緒におままごとをしたり、Dr.リンの占いホームページ作成を手伝って あげながらずっと監視していたのです。なんてまめな奴なんでしょう。そして光の巫女として覚醒した明鈴に迫ります。「お前が飛鳥を見つめていたのと同じ時間お前を見続けていたんだ。なぜお前の運命の人がオレでないんだ」「お兄ちゃん、いけない!」「お前とは血が繋がっていないんだ」「お兄ちゃんでいて欲しい」「お兄ちゃんの言うことなら何でも聞くいい子だったじゃないか」 … すっかりエロゲーです 。明鈴が抵抗するや否や、体の自由を奪って処女を、じゃなかった、唇を奪おうとします。その時、恋に破れた闇の巫女が邪魔をします。彼女はまだ未練があるようです。「教えて、明鈴の力が欲しいだけよね…。私のことを愛してくれていたのよね?」 しかし闇の王は冷徹にこう答えます。「お前のことを愛したことは一度もなかった」
結局、闇の巫女は闇の王の命令により、本来彼女の手下である戦士によって倒されます。…んが、あの程度では全然死んでませんな。どう再登場するか楽しみです。
さ〜、時まさに皆既日食で舞台が整って参りました。メタリア様、じゃなかった闇の鬼復活を望むお兄ちゃん。果たして明鈴の唇は奪えるのか!? がんばれ、兄チャマ!
ずるいぞ!…とは闇の王は言いませんでしたが、完璧に逆ギレ。自身の本性・大蛇となってみんなに襲いかかります。
さぁ、第2ラウンドの始まりです。
これで万事OKと思いきや、実は闇の鬼を復活させる儀式はすでに完了していたのでした。闇の鬼は街と、海雲タワーと、明鈴たちを飲み込んでいきます。
…次回、感動の最終回を待て!
一方、飛鳥くんは生き残っていました。必死に明鈴を捜し求める飛鳥。しかし闇の砂漠すら、次第に崩れ落ちていきます。すべてが無に還るのです。しかし飛鳥は諦めずに明鈴の名を呼び続けます。ここで 「My Destiny」(歌:明鈴)がバックに 掛かります。飛鳥くんの呼びかけに気づく明鈴。「明鈴!」「飛鳥くん!」ようやく巡り会えた二人。 感動的なシーンです 。しかし砂漠は崩れ落ちていきます。ここで二人は手と手を取り合って「いつかいっしょになろう」と誓い合い、口づけを交わします。
その時! まばゆい光が二人を包み込み、光の巫女が現れます。「二人の愛が闇の鬼にうち破ったのです」…へっ? キスしかしてないんですけど 。そして世界は元通りになりました。というより 夢の中のような出来事 として処理されてしまいました(最後で「原子時計に0.0001秒の狂い?」と一応フォロー)。 前半の盛り上げはいったい何だった のでしょう。
しかしすべてが元通りというわけではなく、闇の王だった餃子兄チャマは兄チャマでないことがばれてしまい家を出ていきます。元家族に温かく送り出される兄チャマ。一人寂しく歩き出す兄チャマでしたが、闇の巫女アズサが待っていました。「クッキー作ってみたの」「…おいしいよ」 ようやくプレゼントを受け取ってもらえたアズサ。こうして二人は新たな道を歩むことになりました。
…こうしてなんと一年も続いたDr.リンもめでたく終了。いやはや 最後までDr.リンらしい、行き当たりばったりな脚本 でした。しかしかなり笑わせてくれて(というか突っ込みがいのある)、視聴中止にしないで見続けていた甲斐があったと言うものです。ルーズソックスのチャイナ服風水師というへんてこな設定も、まぁ一年続ければ立派でしょう。最後は全然風水と関係なかった気もしますが。明鈴役の千葉紗子さんは最初はずっこけましたが、かなりうまくなったと思います。飛鳥役の反田さんはあまり進歩しませんでしたな(笑)。
こんな番組(爆)が51話も続いたことに敬意を表しつつ、 「ハウユンライラ!」