キタ――――――――――― ッ!
やっ〜と嵐様のお当番回です。コミックでは16〜17巻に当たります。もぉ途中のエピソードはカットされるしぃ。今回は厳しくチェック入れましょう。
さて、冒頭。お料理を作る話はオリジナルのはず。
嵐様が料理下手
というのはそういうイメージですね。文字通りなかなかイイ味を出してます。ここはOK。原作からカットされた「空汰さんに触れられた髪を愛おしげに頬に当てる」の替わりになっているのでしょう。幼女時代のエピソード「生きることを選び、食事を摂る」もここで挿入されます。ただかなり説明不足なので原作を知ってないとイマイチ不明だと思われます。
そして丁の計略により、嵐と空汰は別の場所に分けられてしまいます。で、嵐の方が襲われるのですがその時守ってくれたのが空汰の護法童子。原作では、嵐と初めて会った翌日に空汰がこっそり仕掛けてあったものですが
TVではその場
で送り出しています。この方が分かりやすいとはいえ、空汰の想いの表現としては原作の方が全然いいですな。
そして心配した嵐が駆けつけて大けがを負った空汰を見つけるのがTVで、原作では丁の警告を無視して嵐の元へ駆けつけた空汰が嵐の前で倒れるようになっています。ここは
丁の馬脚の表し方が違う
影響が出ていますが、TVの方が嵐の気持ちが出ているかもしれない。
しかし、大けがを負った空汰を心配するシーンはTVは全然ダメ。原作では
「空汰さん!空汰さん!!目を開けて!空汰さん!」
と完全に取り乱してしまい神威にたしなめられます。あのクールな嵐様が…。TVではその辺りはさっくりカットです。ぶっぶーです。
次はTVでは神威から「空汰の右手はもう動かないかもしれない」と告げられるシーンが挿入されてますが、これは全く無駄なシーン。空汰が自分でそう悟ったときも驚きすぎ。ここは原作のように静かに運命を受け入れて欲しかった。
空汰は覚悟の上
なのだから。
そして人前で泣いたのは初めて、という嵐に「もういっこ初めて もろてええか?」というのが画像のシーン。ファーストキッス、ってわけですね。ここは原作通り。
んがっ!
TVではその翌朝のシーンになり
ベッドにちょうど二人分の空間がある
ではないですか!おいおい〜病院プレイですか? 最近流行っているからな…って、そうじゃない。
さらにもういっこ初めてをやるとは言ってな〜い
(怒)。これは大問題ですよ。プンプンです。
さて、空汰を傷つけられ怒り心頭の嵐様は都庁に乗り込んでいきます。…えっ? なんで都庁って分かったの? その辺は次回で語られるか。
果たして
嵐様に巫女としての力が残っているのか
(笑)、心配しつつ次回を待ちましょう。
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