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◆アルデバラン様の挑戦 VS黄金聖闘士

どの星矢サイトを見ても、アルデバラン様は黄金聖闘士の中でも弱いという印象をもたれています。
そんな事はない!対戦相手との相性が悪いだけで、黄金聖闘士同士で戦えば強いはずだ!
今、アルデバラン様の挑戦が始まる!

1.スコーピオンのミロ
2.ピスケスのアフロディーテ
3.アクエリアスのカミュ
4.レオのアイオリア
5.カプリコーンのシュラ
6.ライブラの童虎
7.ジャミニのサガ
8.キャンサーのデスマスク
9.バルゴのシャカ
10.アリエスのムウ

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★1人目 VSスコーピオンのミロ

それでは、一人ずつ戦ってみましょう。
初戦はミロです。

針の穴ほどの傷から激痛が走るという、非常にサディスティックな技の持ち主です。

果たしてアルデバラン様はこの技に太刀打ちできるのでしょうか?

・・・ですが、冷静に考えてください。

黄金聖衣は神話の時代より破壊された事が無い。

これがどういう事を意味しているかと言うと、

スカーレットニードルは、黄金聖衣を通し、
アルデバラン様の肉体にダメージを与える事はできない

という事です。リストリクションも黄金聖衣に防がれダメでしょう。
アンタレスなんてもっての他です。

哀れなミロ。アルデバラン様というより、黄金聖衣の前に敗れました。

 

◆アルデバラン様、ミロに勝利!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★2人目 VSピスケスのアフロディーテ

バラを投げつけるという、「一体どういう修行をしたんだ」と聞いてみたい黄金聖闘士ナンバー1の彼。

さて、彼にもミロと同じように、

黄金聖衣は神話の時代より破壊された事が無い

という壁が大きく立ちはだかります。

まず、彼の技「ピラニアンローズ」は、
「ピラニアの牙のように、触れるもの全てを砕く」という技ですが、
黄金聖衣は破壊不能のため、全く無意味です。

さらに「ブラッディローズ」という技がありますが、
これは「心臓に突き刺さり血を吸い尽くす」という技で、
これも、アルデバラン様の心臓部分は黄金聖衣に守られるため、全く無意味な技です。

となるとアルデバラン様にとって最も驚異なのは、「ロイヤルデモンローズ」という事になります。

この技は
「花粉を吸い、トゲにかすっただけで一切の機能が低下し、五感を失い、やがて死に至る」という技です。
ニオベの「ディープフレグランス」と似たこの技。アルデバラン様は太刀打ちできるのでしょうか?

・・・ですが、今回も冷静に考えて見ましょう。

アフロディーテは教皇の間への道に、このデモンローズを敷き詰めていますが、
瞬との戦い以前に教皇の間へと行き来していた、アイオリアやミロはピンピンしています。
さらに教皇がロドリオ村に下りた際に、教皇のお供をした男は、
その後、教皇の間に教皇に着替えを持ってきています。

この事を考えると、聖域にいる者は、デモンローズの毒から身を守る手段を知っていると思われます。
そうでなくては、教皇は教皇の間から一歩も動けません。

つまり、アルデバラン様もデモンローズから身を守る術を知っており、
ロイヤルデモンローズはアルデバラン様には効果がないと考えた方が自然です。

というわけで、アフロディーテは、
黄金聖闘士の前では、ただのバラを投げつける人となってしまうという事がわかりました。

となると、アルデバラン様の勝利です。

え?花霞に隠れて攻撃を避けられるだって?
そんなものグレートホーンで吹き飛ばせばいいんです。
ペガサス流星拳でだって吹き飛ぶんですから。

 

◆アルデバラン様、アフロディーテに勝利!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★3人目 VSアクエリアスのカミュ

さて、3人目に早くもカミュが登場です。

凄まじい凍気の持ち主ですが、果たしてアルデバラン様に勝機はあるのでしょうか?

ですが、カミュが氷河と戦う際にこんな事を言っています。

「黄金聖衣を凍結するには零下273.15度までの凍気でなければ不可能なのだ!
 そうだ、この黄金聖衣を破るには絶対零度をもってせねばならんのだ!」 

そして、その前にこんな事を言っています。

「氷河、お前も知っての通り、絶対零度こそが究極の凍気なのだ! だが、
 そこまでの凍気を作り出す事など、このカミュにとっても不可能な事・・・

つまり、カミュの凍気では黄金聖衣を破るのは不可能 と自ら公言しています。

もうひとつ、カミュには「フリージングコフィン」という、
黄金聖闘士数人がかかりでも破壊する事が不可能な氷に閉じ込める技もありますが、
どうやら、動きの止まったものを氷に閉じ込める技のようです。
光速の動きを持つアルデバラン様を凍らせるのは無理でしょう。

こうなると、カミュに勝ち目はありません。
自らの未熟な小宇宙が敗北を招きました。

 

しかしまあ、ここまで見ると、アルデバラン様の力というよりは、
黄金聖衣の力で勝っている という感じですね。

 

◆アルデバラン様、カミュに勝利!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★4人目 VSレオのアイオリア

なんと早くも実力はトップクラスのアイオリアが登場。

果たして、アルデバラン様は勝てるのでしょうか。

まず二人の技を比較してみましょう。

アルデバラン様の技は皆さんご存知の通り、グレートホーン。
光速で拳を繰り出す、単純ながら破壊力満点の技です。

一方、アイオリアの技は、ライトニングボルトとライトニングプラズマ。
こちらも、アルデバラン様と同じ、光速拳を繰り出す技です。
「ボルト」と名前についていますが、電撃が生じるわけではないので、ご注意を。
ライトニングプラズマとの違いは、マンガを見る限りでは、単発か乱打かの違いのようです。
まあ、ボルトが彗星拳で、プラズマが流星拳と思えばよいかと。

となると両者の技は、同じ小宇宙を集中し発する光速拳。
技の質は同等と見ていいでしょう。

しかし、この両者の拳には、とても大きな違いがあるのです。

まずアルデバラン様とソレントとの戦いを思い出してください。
アルデバラン様はグレートホーンでソレントを吹き飛ばしますが、
「今の君は実力の100分の1も出てはいないのだよ」と、笛の力により小宇宙を封じられ、
致命傷を与えられませんでした。

次は、地上でのハーデス城の場面を思い出してください。
アイオリアたち3人は、ラダマンティスに遭遇し戦いますが、歯が立たず、
アイオリア渾身の一撃は、ラダマンティスをたじろがせる事もできませんでした。
その時のラダマンティスのセリフ。
「ここに入り込んだ敵は結界に触れ、自己の力を大量に失ってしまうのだ。
 いわば貴様等は実力の10分の1の力も出せなくなっているのだ!!」

上の文を読んでもわかる通り、アルデバラン様は100分の1以下の力でソレントを吹き飛ばしたのに、
アイオリアは10分の1以下の力でもラダマンティスを動かす事すら出来ませんでした。

つまり、少なく見積もってもアルデバラン様の拳の威力は、アイオリアの10倍以上。

さすがにこれだけ差があると、アイオリアも勝てないでしょう。

 

◆アルデバラン様、アイオリアに勝利!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★5人目 VSカプリコーンのシュラ

メールが届いたので更新します。

しんさんからのメールです。ありがとうございました。


 アルデバランVS黄金聖闘士
 を読ませていただきました。

 この法則で行くとシュラも倒せると思います。
 シュラのエクスカリバーと黄金聖衣がぶつかれば、
 切れないor紫龍の時のように矛盾でシュラの手と
 切ろうとした所(防御した所)が双方破壊されてしまったら
 エクスカリバーを打てないのでグレートホーンでいけると思います。
 双方破壊にならずとも黄金聖衣が守ってくれるので
 エクスカリバーはただのチョップと化し
 グレートホーンでいけるかと。


う〜ん、どうなんでしょう。

まず、エクスカリバーと黄金聖衣がぶつかった場合の事を考えてみましょう。

黄金聖衣はご存知のように神話の時代より破壊された事はありません。
ですが、黄金聖衣を破壊する方法は2つあります。

1.神の力

エリシオンで星矢たちは黄金聖衣を纏いタナトスと戦いましたが、タナトスの力により粉々に砕かれてしまいました。
神という偉大な力の前では、さすがの黄金聖衣も無力と化します。

ですが、シュラは黄金聖闘士とはいえ生身の人間ですので、これは心配ないですね。

問題はもうひとつの方。

2.黄金聖衣同士をぶつける

射手座の聖衣を纏った星矢がポセイドンと戦った際、射った黄金の矢は星矢の元に逆に向ってきて、
黄金聖衣で守られている星矢の胸に突き刺さりました。

また、十二宮編のラスト、サガはこれまでの行いの償いとしてアテナの前で自害しますが、
その時、黄金聖衣の上から自らの拳で心臓を貫いています。

これを踏まえると、黄金聖衣同士をぶつけ合えば破壊可能と見ていいでしょう。

 

シュラの場合、手のパーツは指先以外は黄金聖衣で守られています。
つまり、エクスカリバーでアルデバラン様の黄金聖衣は破壊可能ということです。

さらに、もう一度サガの最期のシーンを思い出してください。
黄金聖衣の上から殴って死んでますね。

つまり、黄金聖衣で守られている拳で殴れば、
黄金聖衣を破壊する事はおろか、纏っている者を殺傷する事も可能ということです。

ミロの指先は剥き出しなので、スカーレットニードルは防げるとしましたが、
シュラの場合、手は指先以外は黄金聖衣で守られており、
エクスカリバーでアルデバラン様の黄金聖衣を破壊し、倒す事は十分可能という事になります。

頂いたメールでは「紫龍の矛盾のように双方破壊」という予想が立てられていましたが、
黄金聖衣は、なぜか攻撃した方の聖衣の方が強いようです。なぜか。

いままで黄金聖衣に守られていたアルデバラン様ですが、初のピンチが訪れました(笑)。

 

ですが、アルデバラン様の敗北が決まったわけではありません。

アルデバラン様の手も黄金聖衣で守られており、
エクスカリバー同様相手の黄金聖衣を破壊し殺傷する事は可能です。

となると、アルデバラン様とシュラとの勝負は、純粋に、
グレートホーンとエクスカリバー、どちらが強いかという事になります。

 

アルデバラン様は、実力者・ムウが認める聖闘士1の剛の者。
となると、その聖闘士1の剛の者の必殺技グレートホーンの破壊力はトップクラスのはずです。


一方、シュラのエクスカリバーの威力については、紫龍と戦う際に本人が語っています。

「オレの両手両足はすべて鋼のように研ぎ澄まされている。
 その威力は黄金聖闘士十二人の中でも最強なのだ!」

なんと、本人によるとエクスカリバーの威力は数ある黄金聖闘士の技の中でも最強だそうです。

これではアルデバラン様の分が悪いか!?
いや、アルデバラン様の技も威力が弱いわけじゃない。当れば分かりません。


・・・さて、ここまで書いてきましたが、実はグレートホーンとエクスカリバー、
この2つの技には大きな違いがあるのです。


アルデバラン様のグレートホーンは、実は避けられた事が1度も無いのです。

星矢には手加減したグレートホーンを止められたり弾かれたりしていますが、避けられてはいません。
ソレントには100分の1以下の力にもかかわらず、相手にクリーンヒットしています。
ニオベに至っては、五体バラバラです。


一方、シュラのエクスカリバーはどうでしょう。

テレポートで避けられたムウは別としても、シャカの場合はただのジャンプで避けられています。
まあ、相手が光速の動きを持つ黄金聖闘士なら避けられるのは仕方がないでしょう。

ですが、十二宮での紫龍との戦い。

先ほど出た「最強なのだ!」のセリフの後、「死ね!紫龍ーっ」と言いながら斬りかかりますが、
紫龍にしゃがまれてあっさり避けられてしまいます。

さらには真剣白羽取りで止められる始末。

そして最後には、
心臓に相当のダメージを受けた状態の紫龍にすら、エクスカリバーを避けられています。

 

いくらエクスカリバーが最強でも、当らなくては意味がありません。

 

敏捷性をほこる星矢が1度も避けれなかったグレートホーン。
(しかも星矢との戦いの時には手加減をしていました。)

一方、瀕死の紫龍にすら当てる事ができないエクスカリバー。


この命中率の差は致命的でしょう。

よって、アルデバラン様の方が実力は上とさせていただきます。

 

もうひとつ、シュラにはジャンピングストーンなんて技もありますが、
蹴り飛ばされた紫龍は気絶するでもなく、すぐさまシュラの攻撃を防御していたので、
殺傷能力までは無いと思われます。

 

頂いたメールの内容とは全く違うものになっちゃいましたが、
とにかく、シュラに勝てる事は分かりました(笑)。

 

◆アルデバラン様、シュラに勝利!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★6人目 VSライブラの童虎

またまたメールが届いたので更新。


 老師は女神(アテナ)の命でハーデスの封印を見守らなければならないので、
 それ以外の戦いでは脱皮することは許されないハズ!(ババーン!)
 若かった頃のパワーを全て失った童虎が聖闘士一の剛の者である
 アルデバラン様に敗北を期するのも目に見るより明らかではないでしょうか?

 通常このような条件でアルデバラン様が勝負に挑むとも思えませんが、融
 通の効かなそうな面もあるので無くも無いかなぁ、と思います。


なるほど。

管理人は今まで「童虎をいかにして倒すか」を考えていましたが、
確かにハーデスが復活しない限りは脱皮はできませんね。これは盲点でした。

相手が童虎ではどちらが勝つのかちょっと予想が難しいですが、老師のままなら何とかなりそうな気が。

では、早速検証してみましょう。

 

まず、老師の実力を調べてみましょう。
・・・と言っても戦っている描写が少ないので難しいのですが。


老師がまともに戦ったのはただ1度、ハーデス十二宮編でシオンと対峙した時です。

この時は盧山百龍覇を放ち、シオンのクリスタルウォールを破壊しています。

シオンの弟子・ムウのクリスタルウォールですら、デスマスクの積尸気冥界波を跳ね返しているので、
技の威力は 老師>デスマスク となります。あんな老人より弱いのか、デスマスク。

そういえば、デスマスクが五老峰に現れた時、老師は全く慌てていなかったので、
もしかしたら本当に脱皮しなくてもデスマスクより強いんじゃないかと思います。


で、クリスタルウォールを破壊した盧山百龍覇ですが、その後シオンの体に命中。
しかしシオンは気合を入れ、体から百龍覇の威力を抜き出してしまいダメージを与えられませんでした。

百龍覇はシオンには効かないのでしょうか?

いや、百龍覇がシオンにダメージを与えられないのならば、
防御力はシオンの体>クリスタルウォールとなってしまい、クリスタルウォールの存在意義にかかわります。

ここはクリスタルウォールに当って、百龍覇の威力が弱まったと解釈した方がよさそうですね。


というわけで、老師のままでもかなり強力な技を繰り出せる事わかりました。侮れません。

しかし、技の威力ならアルデバラン様の最も得意と言える分野です。
おそらくグレートホーンならば、老師の百龍覇には引けを取らないでしょう。


両者とも強力な技を持っているとなると、勝負は防御力が決め手となりそうですね。


ですが、老師の防御能力も侮れません。

シオンとの戦いの中で、現れた紫龍。
そこでシオンが紫龍に対し不意打ちしますが、老師が杖を振り回す事でシオンの攻撃を防いでいます。

まあ、この攻撃は技の名前も叫んでないので大した威力では無いと思いますが。


ですが、次の場面は注目ですね。
百龍覇を退けたシオンは、スターダストレボリューションを老師にしかけ、老師はモロに食らってしまいます。
しかし老師はシオンの必殺技を受けて死ぬどころか、一瞬意識を失うものの立ち上がり、まだ戦う意欲満々です。

なんと、生身でスターダストレボリューションを耐え切るとは!!


さらに、シオンはもう一度スターダストレボリューションを仕掛けますが、
今度はライブラの聖衣が盾になり、威力を防ぎました。

シオンが、
「老いさらばえた身に、その聖衣を纏う事はできぬ!逆に聖衣に振り回されるのがオチだ!」
と言っていたので、黄金聖衣は装備しても逆に実力を発揮できなくなるようですが、防御には使えそうです。


というわけで、守備能力もかなり高い事が分かりました。

意外や意外、老師のままでも十分強いじゃないですか。これは参った。

 

さて、アルデバラン様は老師に勝てるのでしょうか?

では、老師とシオンとの戦いを例に、シミュレートしてみましょう。

 

まず、互いの小宇宙をぶつけ合います。
そうなると流石に若いアルデバラン様の方が、シオンと同じように押し切るでしょう。
これで老師が吹き飛びますが、立ち上がります。

次に老師が盧山百龍覇で攻撃。
ここでシオンはクリスタルウォールで盧山百龍覇を防ぎますが、
アルデバラン様にはそんな便利な技は無いので、まともに食らう事になります。

さて、アルデバラン様は盧山百龍覇に耐えられるのか!?

・・・よく考えれば、その後脱皮した童虎とシオンが戦い、
盧山百龍覇とスターダストレボリューションがぶつかり相打ちになっていますね。
となると、盧山百龍覇の威力=スターダストレボリューションの威力のはず。

そして、スターダストレボリューションですが、老師がまともに食らい生き延びています。

つまり盧山百龍覇の威力も、生身の老師が食らっても生き延びられるほどの威力。
これぐらいならば、黄金聖衣を纏っているアルデバラン様なら耐えられるでしょう。

 

盧山百龍覇にアルデバラン様はなんとか耐えられる事が分かりました。
あとはグレートホーンで老師を仕留められればアルデバラン様の勝ちです。

 

さて、シミュレーションの続き

百龍覇を耐えたアルデバラン様は、そこでシオン同様必殺技を繰り出します。

ライブラの聖衣は、なぜかこの時には飛んでこないので、
ここでアルデバラン様がグレートホーンで老師を仕留められれば勝てるはずです。

2発目以降はライブラの聖衣が飛んで来てグレートホーンを防いでしまうため、
最悪千日戦争になりかねません。これは避けなければ。

では、スターダストレボリューションを耐えた老師を、グレートホーンで仕留められるのでしょうか?
グレートホーンの威力はスターダストレボリューションを上回るのでしょうか?

これは無理矢理比較するしかないですね(笑)。

 


スターダストレボリューションを受けた老師は、天高く吹き飛ばされます。
この吹き飛ぶコマでは、上昇する途中なので、最高点は白羊宮よりやや高いぐらいでしょうか?


白羊宮の高さは、単行本8巻のP83のコマを使って測ってみましょう。

白羊宮の前にいるムウの高さが、定規で測ると1.2cm。
大して白羊宮の高さは4.4cm。ムウの身長の3.6666・・・倍です。
ムウの身長は182cmなので、白羊宮の高さはムウの身長を3.6666・・・倍した数値。
約6m67cmとなります。

そこからさらに技を食らった老師は上昇しているので、
最終的には老師が吹き飛んだのは約10mといったところでしょうか。


対する、アルデバラン様のグレートホーン。

ソレントを吹き飛ばした時には少なく見積もって地上1mは飛んでいるでしょう。
この時アルデバラン様の力は100分の1以下になっているので、
平常時ならソレントを100mは浮かせられるでしょう。

スターダストレボリューションは老師を約10m。
グレートホーンはソレントを約100m。

つまり、グレートホーンはスターダストレボリューションの
10倍の威力を持っているという事でしょうか?

いえいえ、老師とソレントでは体重差があります。

ソレントの体重は75kg。
老師の体重はプロフィールでは不明となっていますが、40kg〜60kgの間と仮定。

となると、仮にグレートホーンで老師を吹き飛ばした場合、
計算すると老師が吹き飛ばされる距離は地上約125m〜187.5m!!

ゲーッ!!スターダストレボリューションの
約12〜18倍の威力だ!!


さすがに生身の老師では、スターダストレボリューションの12倍のダメージを受けては、生命の危機です。
いや、死にます。五体バラバラです。

 

というわけで、アルデバラン様、老師に勝利!!

 

・・・ん?まてよ。

グレートホーンがスターダストレボリューションの12倍なら、
盧山百龍覇の12倍でもあるはず!!

 

これほどの力の差が有れば脱皮した童虎でも、アルデバラン様には勝てないでしょう。

 

 

<なんだかよくわからなくなってきたので、今回のポイント>

・スターダストレボリューション(以下SR)と盧山百龍覇の威力は互角。

・SRを生身の老師が受けてもなんとか耐えられるのならば、
 SRと同等の威力の盧山百龍覇をアルデバラン様が受けても耐えられるはず。

 →盧山百龍覇はアルデバラン様はなんとか耐えられる。

・グレートホーンの威力は、作中の表現から計算してSRの約12〜18倍の威力。

 →生身の老師では流石に耐えられないと思われる。

・「SRの威力=盧山百龍覇の威力」なので、
 アルデバラン様と童虎の技の威力の差は12〜18倍と歴然。

 →両者とも技は1つなので、技の威力の強いアルデバラン様が有利。

 

 

◆アルデバラン様、童虎に勝利!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★7人目 VSジェミニのサガ


ああああさんからメールが届いたので更新。

 サガには強力な技がいくつもあります。
 その一つ一つを順に攻略して行こうと思います。

ということで、管理人も一緒に検証してみようと思います。

 VS幻朧魔皇拳
 相手の精神に攻撃するという恐ろしい技。これは黄金聖衣でも防げそうにありません。
 この技を食らったものは
 アイオリア、一輝、ラダマンティスの三人(ラダマンティスはカノンの技だけど)
 うち黄金聖闘士のアイオリアはシャイナとカシオスの会話(9巻のP136〜141)からどうも
 一対一では食らわないらしいです。
 これなら同じ黄金聖闘士のアルデバランなら食らわないと思われます。
 というか黄金聖衣が全てそろったときの共鳴に一人だけ状況を把握していない(11巻36〜37)男に
 効かずして、我らがアルデバランに効くはずなし。
 幻朧魔皇拳クリア!

なるほど。管理人はどうすれば幻朧魔皇拳を防げるかと考えていましたが、
確かにアイオリアが食らった時は、シャイナが
「いくら教皇の力が強大とはいえ、獅子座のアイオリアがむざむざかけられるわけがあるまい。」
と言っているので、よほどの隙がないと黄金聖闘士には、かける事はできないようですね。

アルデバラン様には、不意打ちに弱いという弱点がありますが、
シャイナが「アイオリアが」ではなく「獅子座のアイオリアが」と黄金聖闘士であることを強調しているので、
黄金聖闘士には、そう簡単に通用するものでは無いようです。

というわけで、幻朧魔皇拳はアルデバラン様は回避可能!

さて、次は。

 VSアナザーディメンション
 相手を異次元に飛ばす一撃必殺の技。これも黄金聖衣で防げそうもありません。
 しかし三対一のシャカでもこらえた技。アルデバランには効かない気がします。
 そのうえこの技、実はまともに食らった例がありません。
 食らった氷河もすぐに異次元から出てきました。
 さらに秘密がばれた教皇の側近も異次元に飛ばさずその辺に放置しています。
 なにが言いたいか。この技、本当は技をを使ったあともずっと異次元に閉じ込めるわけではなく
 使い終わった後どっかに落ちてくるんじゃないですかねぇ。
 死してもアテナやムウをまもる聖闘士アルデバラン。
 彼をどこかに飛ばした程度じゃ勝ちとはいえないでしょう。
 アナザーディメンションクリア!

次はアナザーディメンション。
空間を裂き、異次元への扉を開け、相手を異次元に閉じ込めるという反則技です(笑)。

この技は果たしてアルデバラン様は防ぐ事が出来るのでしょうか?

まずこの技を完璧に回避した事があるのは、シャカ。
ハーデス十二宮編では、「まだ異次元に飛ばされるわけにはいかん!」と回転するだけで技を回避しています。
とはいえ、同じ事をアルデバラン様が出来るという確証はありません・・・回避できないという確証もありませんが。

で、ここでああああさんのご意見。

「食らった氷河もすぐに異次元から出てきました。」

この意見の通り、実はアナザーディメンションを食らった相手は全員生還しているんですよね。
氷河、瞬、星矢、シャカと、全て異次元から脱出、もしくは異次元に入るのを回避しています。
これはカノンのゴールデントライアングルも一緒です。

氷河の場合、教皇は瞬のチェーンの攻撃を受けたとはいえ、ほぼ無傷。
仮に小宇宙によって氷河を閉じ込めているとすれば、わざわざ氷河を出す理由はありません。

と言う訳で、
「この技、本当は技をを使ったあともずっと異次元に閉じ込めるわけではなく
使い終わった後どっかに落ちてくるんじゃないですかねぇ。」
と、ああああさんがおっしゃるように、せいぜいどこかに飛ばされる程度の技だと思われます。

本人は「異次元の世界を永遠にさまよい続けるのだ!」と言っていますが、
本編で一番最初に食らった氷河が、僅か14ページで天秤宮に落ちてきているので、全く説得力がありません。


「さらに秘密がばれた教皇の側近も異次元に飛ばさずその辺に放置しています。」

これは、アルデバラン様が聞いた噂の話ですね。
「時々聖域に雑兵や側近の死体が捨てられていると聞く」
確かに、異次元に閉じ込められれば、わざわざ死体をその辺に捨てる必要は無いですね。
この事からも、アナザーディメンションは「永遠に閉じ込める」というのではなく、
しばらくするとどこかに出てくると予想されます。

よって、仮にアルデバラン様がアナザーディメンションで異次元に閉じ込められても、
どこかに飛ばされるだけで、それではせいぜい戦闘中止状態。
光速の動きを持つアルデバラン様なら、ものの数分で元の場所へ戻ってこれるでしょう。
これでは、とてもサガの勝ちとは言えません。

というわけで、アナザーディメンションでサガはアルデバラン様を仕留めるのは不可能と判断します。


さて、問題は次。

 VSギャラクシアンエクスプローション
 最後の難関です。
 この技、一輝をコナゴナにふっとばし、ムウが気を利かせてくれたにもかかわらずミロにヒットする命中力。
 カノンのそれはスペクター数人を瞬殺し、氷河、紫龍を破った相手を一撃粉砕。
 一応、出端が星矢に潰されました(13巻P78〜81)が、
 それはアルデバランとて同じこと(8巻P130〜133)
 しかしスターダストレボリューションの十数倍の威力をもつグレートホーンなら、
 威力で押し切れるのでは!?

 最後はあいまいですが、参考程度にどうぞ。

というわけで、結局互いの技の威力勝負になりそうです。

 

早速検証したいところですが・・・ちょっと今は時間が無いので、ここまで。

また今度時間が出来たらゆっくり検証してみようかと思います。
いちおう勝算はありますが(笑)。

 

あと、サガには「相手の五感を封じる」という技もあるので、そちらの方も検証してみようと思います。

 

 

(04/10/11 追記)

さて、グレートホーンVSギャラクシアンエクスプロージョンの検証の前に、
サガのその他の能力の検証を。

まず、サガには相手の五感を封じる技があります。
これを食らえば本来は屍同然のはずですが、その後、食らった星矢は立ち上がり、
サガに対しペガサス流星拳を放っています。
なので、たとえアルデバラン様が五感を封じられても、立ち上がり、
グレートホーンを放つのは可能と判断できます。
よって、これは問題なし。


他に、サガには冥界編で見せた遠距離攻撃があります。
その技は、双児宮から教皇の間にいるカノンを的確に捉えるほどの性能を誇ります。
これがあれば、例えば、アナザーディメンションでどこかに飛ばし、
そこへ遠距離から攻撃する事も可能では?

ですが、この遠距離攻撃を食らったカノンは、聖衣を身につけていない状態ながら、
大したダメージは無く、ほどなくして立ち上がっています。
教皇の間の屋根に当って威力が落ちたとも考えられますが、
黄金聖衣を纏った黄金聖闘士に致命傷を与えるほどの威力は無いと思われます。
よって問題なし。

 

では、グレートホーンVSギャラクシアンエクスプロージョンの検証を。


サガがギャラクシアンエクスプロージョンを使ったのは、確認できるだけで計4回。

1回目は一輝をボロボロにし、2回目は一輝を完全に吹き飛ばしています。
とはいえ、アルデバラン様もニオベをバラバラにしているので、これでは比較しにくいですね。

3回目は巨蟹宮の幻影を吹き飛ばすのに使いました。まあ、これは論外。

4回目は処女宮でミロに対して使いました。おお、これは比較に使えるかもしれませんね。

ミロはギャラクシアンエクスプロージョンを食らいましたが、天井に当たりそのまま床に落ちてきました。
一方アルデバラン様のグレートホーンは、金牛宮で星矢を吹き飛ばし、石壁を4枚ぶち破っています。
これなら、グレートホーンの方が威力は上といえるのでは?

・・・と思いましたが、このときのサガは4感を失い、ライトニングボルトを食らい、
スカーレットニードルを14発も食らっている状態。
とても、実力を発揮できる状態ではありません。というわけで、これも比較には使えないですね・・・。


と、ここで検証は頓挫してしまいましたが、もう一人ギャラクシアンエクスプロージョンの使い手がいます。
そう、双子座のカノンです。

カノンのギャラクシアンエクスプロージョンが、サガと同等の威力ならば検証が出来ますね。
果たして、サガのものとほぼ同等の威力を持っていると言えるでしょうか?


まず、冥界編、教皇の間でミロはカノンにスカーレットニードルを食らわせますが、その際に、
「カノンの小宇宙からは、あの最強だった兄サガと同じくらい強大な実力をひしひしと感じる事が出来る」
と、語っています。

そして、何より、実際にサガと戦った事のある一輝が、海底神殿でカノンと戦った際、
「つ・・・強い・・・。さすがに対等に闘ったら、その実力も双子座のサガに生き写しだ」
と、語っています。

この事から、カノンの実力はサガとほぼ同等と言えるでしょう。

「サガのギャラクシアンエクスプロージョンでは一輝は消し飛んだのに、
 カノンの場合は一輝は気絶すらしなかった」、と言う方もいるかもしれませんが、
「聖闘士に同じ技は二度も効かない」というのがあるので、カノンの時は一輝は何らかの防御を取ったと思われます。
技が出る前に、一輝も「こ・・・この技はーッ」と言ってますし。


さて、サガとカノンの技がほぼ同等と分かれば話は早いです。

アルデバラン様のグレートホーンは、ニオベを冥衣どころか、五体までもバラバラにしています。
ところが、カノンはフレギアスをギャラクシアンエクスプロージョンで倒しましたが、
相手の五体には目立った損傷は無し。

この事から、グレートホーンの方がギャラクシアンエクスプロージョンよりも威力は上と言えるでしょう。


あとは、グレートホーンが当るかどうかですが、
サガは五感を失った星矢の光速拳をまともに食らい、
さらにその後、簡単に背後を取られ、ペガサスローリングクラッシュを食らっています。
そして次に現れた一輝の鳳翼天翔をまともに食らうなど、回避能力は決して優れているとはいえません。

五感を失った青銅聖闘士の光速拳をまともに食らったのであれば、
アルデバラン様のグレートホーンをまともに避けられるわけがありません。


よって、この勝負「アルデバラン様の方が勝算が高い」と言えるでしょう。

 


 

◆アルデバラン様、サガに勝利!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★8人目 VSキャンサーのデスマスク

さて、「VSサガ」の考察を送ってくださった、ああああさんから、
今度は「VSデスマスク」の考察が届きました。ありがとうございます。


 デスマスクのほぼ唯一の技、積尸気冥界波をいかに破るかがポイントですね。やはり。
 で、この技小宇宙を高めた紫龍の技に完全にパワー負けしてるんですよね。(それが彼の死因)
 よって超破壊力を誇るグレートホーンなら打ち破れるかと。

・・・さて、どうなんでしょう。
この考察は、ムウが終わった後でじっくりやってみようかと思います。
・・・すいません、もう少し待ってください。

 

(04/10/25 追記)

ムウの方で煮詰まっているので、先にデスマスクを片付けたいと思います。

 

さて、まずデスマスクの戦闘スタイルを調べてみましょう。

 ・殴る蹴る
 ・積尸気冥界波

これだけです(笑)。
まあ、アルデバラン様も人の事は言えませんが。


まずは「殴る蹴る」の方。

デスマスクは、打撃攻撃が大好きな武闘派聖闘士です。
ハーデス十二宮編では、行く手に立ちふさがるムウをボコボコに殴り、
その後出てきた星矢には、蹴りを浴びせ、何度も踏みつけています。

・・・が、デスマスクのパンチ力では、何度殴ってもムウをよろめかせるので精一杯。
星矢も聖衣をつけていない状態にもかかわらず、ダメージは少なく、
あまつさえ、足を掴まれ吹き飛ばされています。

踏みつけるだけで、星矢を地中深くに埋め込んだアルデバラン様とは、その差は歴然。
よって、こういった打撃系の技は問題ないでしょう。


となると、やはり厄介なのはデスマスク唯一の技「積尸気冥界波」。
この技は相手を白いオーラに包み、積尸気に吸い込み冥界の入り口に送る、という技です。
これを食らっては、流石のアルデバラン様も戻ってくるのは困難です。

また、ただオーラに包むだけでなく、
紫龍が「金縛りにあったように体がいう事をきかない!」と発言したように、相手の動きを止める事も可能。
一度食らえば、吸い込まれる途中で技を放ち、デスマスクにダメージを与え逃れる、といった事は不可能です。

さらに、ただ冥界に送るだけでなく、同時にダメージを与える事も可能。
食らった紫龍は、体に力が入らないほどに消耗しています。これは辛い。

・・・ですが、それも全てあたればの話な訳で。


デスマスクが積尸気冥界波を使ったのは、計6回。

1度目と2度目は紫龍にヒットしていますが、
3度目は紫龍より先に技を放ったにもかかわらず、
小宇宙を究極まで高めた盧山昇龍覇によって、逆にやられています。
4度目はハーデス十二宮編でムウに対して使いましたが、クリスタルウォールの前にあっさり跳ね返されています。
5度目は星矢との戦いで使おうとしましたが、途中でムウの横槍が入り、どうやら技を出す前に止めた模様。
6度目は技を放ったものの、ムウのスターライトエクスティンクションによって逆に技を食らい敗北しています。

と、これを見てもらえば解かるように、
先に積尸気冥界波を放っていながら、逆に技を出されダメージを食らうという場面が何度もあります。
この事から、積尸気冥界波は他の黄金聖闘士の技と比べ、速度が非常に遅いと言えるでしょう。

と言う事で、アルデバラン様の光速拳なら、積尸気冥界波を食らう前にグレートホーンを放つ事は
十分可能と言う事です。

あとは、ああああさんも言うように、
紫龍が「黄金聖闘士の域まで小宇宙を高めれば勝てる」というのを実践済み。
黄金聖闘士のアルデバラン様なら、すでに小宇宙は十分高いので、問題ないですね。


・・・と、「こんなに簡単に倒せるのならもっと早くやれ!」とお思いかと察しますが、
実は後に回していたのには、理由があります。

それは、デスマスクの超能力です。

デスマスクが巨蟹宮で紫龍と戦っている時に、
なんと、冥界の入り口にいながら、中国・五老峰にいる春麗に対し、
超能力
(老師によると『攻撃的テレポーテイション』)を使い、春麗を滝壷に落としているのです。

冥界の入り口がどこにあるのかは知りませんが、五老峰からは遥かに離れているはず。
遠距離でありながら正確に相手を捕らえる、この超能力。
この事から、「もしかしたらデスマスクはムウの次に超能力を使いこなす黄金聖闘士なのでは?」
と思うようになったのが原因です。

デスマスクが強力な超能力の使い手ならば、ムウのように相手の動きを止めグルグル回したり、
はたまた、相手を金縛りにし積尸気冥界波を確実にヒットさせる事も可能なのでは!?

・・・と思ったのですが、よく考えたら、
そんな事できたら、紫龍との戦いですでに使っているはずですよね(笑)。

と言う事で、デスマスクの超能力は戦闘では使えないと判断し、問題なし!


これでデスマスクは、積尸気冥界波とグレートホーンの打ち合いであっさり負ける、
という事がわかりました。

哀れなデスマスク。
超能力を鍛えていれば、黄金聖闘士の中でも最強クラスになっていたのに(笑)。

 

 

◆アルデバラン様、デスマスクに勝利!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★9人目 VSバルゴのシャカ

ビオさんからは、「VSシャカ」のメールも頂いています。

 ところでシャカですが、黄金聖闘士なら天舞宝輪はさして恐ろしくない技だと思いますよ。
 そして天魔降伏も突き詰めていくとアルデバランは倒せないことがわかります。

そうですね。
改めて読んでみると、ムウよりもシャカの方が戦いやすいのでは、と思いました。

いずれ、じっくり検証を・・・。


(04/11/01 追記)

では、ああああさんとビオさんから「VSシャカ」の考察を頂いたので、
管理人の考察とあわせて紹介を。

ちなみに今回に限り、緑色がああああさん、青色がビオさんの考察です。
 

 VS天空破邪魑魅魍魎
 悪霊を召喚して襲わせて攻撃する。と予測される技ですが詳しい効果は不明です。
 最初に使用したときに攻撃しなかったことからただのハッタリかもしれません。
 唯一ついえることはサガにあっさり消されたということです。
 使用頻度も低いことからたいした技ではないでしょう。
 天空破邪魑魅魍魎クリア!

 ※天空破邪魑魅魍魎
 魑魅魍魎を召喚し攻撃させる技……だと思います。
 この技は正直言って考察に困ります。何しろ本編では呼び出しただけですぐに消されましたから……
 これでは威力どころか喰らったらどうなるのかすら分かりません。
 シャカ視点でもアルデバラン視点でも扱いに困る技ですが、サガにあっさり消されているので
 物理的に魑魅魍魎を消し飛ばすことは可能なようです。これなら問題はないでしょう。

まずは、「天空破邪魑魅魍魎」。
地獄から魍魎を召還し、攻撃する技だと思われますが、
お二人の言うように、サガにあっさり封じられています。
と言うわけで、問題なし。

 VS六道輪廻
 六つの地獄のいずれかに送る、というデスマスクもびっくりの技です。
 が、そんなところ冥界にもないんですよ。
 現に食らった一輝も全く無傷ですし。
 よくわかりませんがたいした技じゃなさそうですね。
 六道輪廻クリア!

 ※六道輪廻
 相手を六道に落とす技……ってどんなやねん。考察に困る技part2でございます。
 一輝の体が傷ついていないのを見ると直接ダメージを与える技ではないようですが……。
 まぁセブンセンシズに目覚める前の一輝にすら効いていないので、
 黄金聖闘士に効く可能性は低いと思われます。
 これもアルデバランを倒す決め手にはならないでしょう。

次は「六道輪廻」。これもよくわかりませんが、相手に六つの世界を見せ、どこかの世界の落とす技のようです。
ですが、これを食らった一輝は1度目は無傷、2度目は回避と、全くダメージを受けていません。
また、一輝が「かわすのが不可能ならばやはり攻撃以外ないという事か」と言ってますので、
グレートホーンを放つのには何も問題がないようです。
と言う訳で、これも問題なし。

 VS仏陀の幻影
 シャカの幻影技です。
 でもこの技どうも移動距離感覚を狂わせる程度の技。
 仁王立ちからの戦闘を主体とするアルデバランには関係ありませんね。
 仏陀の幻影クリア!

最初、仏陀の幻影と言われて何かと思いましたが、あの逃げれたと思わせておいて、
「仏陀の手の平の上の猿にすぎん」とか言うやつですね。すっかり忘れていました(笑)。
確かに、アルデバラン様は動き回るタイプでは無いので、関係ないですね、これは。

 VSカーン
 シャカの防御技です。
 黄金三人の攻撃をほぼ防ぐナイスな技ですが
 シュラはよくわかりませんが他の二人、サガとカミュはあきらかに手抜きしています。
 サガに至っては必殺技でもありません。
 その程度の攻撃でも完全には防げなかったのですから
 スターダストレボリューションの10倍以上のグレートホーンに敗れないわけがありませんね。
 あとこの技チェーンを跳ね返すような効果もあるみたいですがグレートホーンは物じゃないので問題なし。
 カーンクリア!

次はカーン。どうやらこれは防御の時の掛け声のようですね。
1度目は、瞬のチェーンを跳ね返して、逆にグルグル巻きにしていますが、
アルデバラン様はそんな便利な物を持っていないので、問題なし。

という事で、問題はサガ達と対峙した時の防御壁の方。
このバリアはサガの遠距離攻撃を防ぎ、ギガントたち冥闘士の総攻撃をも跳ね返し、
尚且つ、サガ・シュラ・カミュの攻撃を受けても、浅手の傷をひとつつけるのがやっと。
ムウのクリスタルウォールよりも防御能力は高いと思われます。
果たして、黄金聖闘士3人がかりでも傷をつけるのがやっとだった技。
アルデバラン様のグレートホーンは勝てるのでしょうか?

と悩んでいた所で、ああああさんの意見。
「シュラはよくわかりませんが他の二人、サガとカミュはあきらかに手抜きしています。」
なるほど、シュラの場合はエクスカリバーだと思いますが、
サガの場合はどうみてもギャラクシアンエクスプロージョンではなく、ただの光速拳。
カミュもオーロラエクスキューションではなく、ダイヤモンドダストのようです。
確かに、サガとカミュは己の最強の技とは言えませんね。

サガの場合、この手の形で2度ほど星矢を攻撃していますが、
星矢の聖衣にヒビすら入っていないので、たいした威力はありません。
カミュのダイヤモンドダストも、ゼーロスが食らっていますが、
冥衣には損傷がないので、こちらもたいした威力はありません。

となると、問題はエクスカリバーの威力ですが・・・「VSシュラ」でも書きましたが、この技は命中率が悪いので、
まともに食らった相手がおらず、どれほどの威力があるのかイマイチ解かりません。
・・・いや、ひとりいました!エクスカリバーをまともに受けた男が。
巨蟹宮から獅子宮に向う時、サガたちは冥衣を冥闘士から奪っていますが、
その時にシュラは冥闘士のミルズを手刀で断ち割っています。
この死体を見れば、大体の威力がわかりそうですね。

死体を見ると、確かに肩から背中にかけて大きく斬られていますが、それでも真っ二つではないですね。
しかもよく考えるとシュラが奪って着ていた冥衣には、傷一つありませんでした。
つまり、相手の冥衣を一旦剥がしてから、殺した事になります。
生身の人間の体ですら真っ二つに出来ない程度ですから、エクスカリバーも意外とたいした威力は無いようです。

というわけで3人ともたいした攻撃ではありません。
これぐらいなら、圧倒的な破壊力を持つグレートホーンなら、シャカにもダメージを与える事は出来そうですね。

と、ここまで書いたところでビオさんの意見を。

 ※小宇宙の防御壁
 まずはこれから。サガ、シュラ、カミュの同時攻撃でさえほとんど受け付けない強力な防壁です。
 これを張られたらさしものグレートホーンも防がれてしまうでしょう。

 ……が、しかし。この防御壁は戦闘中には使われていません。
 沙羅双樹の園でシャカはサガたちを追い詰めることでアテナエクスクラメーションを使わせました。
 もし戦いながらでも使えるのであれば、鉄壁の守りを見せつけて、
 「三人の力を合わせねば私は倒せないぞ」とでも言って、
 三人を追い詰めるべくこの防御壁を張っていたでしょう。
 しかしそうしていないこと、座禅を組んだままじっとしていたことを見ると
 ムウのクリスタルウォールのような便利な防御技ではなく、あくまでも専守防衛の陣だと見てよさそうです。
 もし防御壁を張られても、そのままではシャカからも攻撃できないので気にすることはないでしょう。

なるほど、確かに沙羅双樹では使っていませんね。
ビオさんの意見も参考にすると、どうやらあの防御壁は、座禅を組んでいる状態でしか出せない模様。
戦闘中では座禅を組む余裕も無さそうなので、通常の戦闘では使わないと見たほうがいいようです。

という事で、このバリアも問題なし。


 VS天舞宝輪
 自他共に認めるシャカ最大の奥義です。
 容赦なく五感を剥奪するというアルデバランが苦手としそうな技ですが、VS一輝を思い出してみましょう。
 シャカが圧倒的に有利だったのにもかかわらずこの技を使ったがために相討ちまで持ち込まれています。
 ただのマヌケ技です。
 天舞宝輪クリア!

という事で、シャカ最大の奥義「天舞宝輪」。
この技にかかると、攻める事も逃げる事も出来なくなります。
アテナエクスクラメーションを使えばいいのですが、アルデバラン様だけでは使えません。
あとは、攻撃は出来ませんが、ああああさんの言うように、自爆なら出来るという事は一輝が証明済みです。
まあ、相打ちでは元も子もないのですが・・・。

さて、この技に対してアルデバラン様はどうすればいいのでしょうか?
ヒントはサガが天舞宝輪を食らう前に言ったこの一言。

「ま・・・まて、これ以上シャカに近づくな!!」

この事から察するに、どうやら天舞宝輪は近づかなければ陣にはかからないようです。

つまり、離れた所からグレートホーンで攻撃すれば、OK!

アルデバラン様VS星矢の時、アルデバラン様はグレートホーンで星矢を吹き飛ばし、
石壁を4枚ぶち破っていますが、その後さらに、追い打ちでグレートホーンを当てていますね。

この時の距離を計算してみましょう。
まず最初に星矢が立っている位置から後ろの壁までは、少なくみても2m。
星矢とアルデバラン様の間合いは、こちらも2m程でしょうか。
つまり、アルデバラン様から1つ目の石壁までは約4m。

で、石壁を4枚ぶち抜いて、5枚目の壁に当って止まっています。
壁と壁の間は星矢の身長を参考にすると、だいたい2mぐらい。
そして、石壁1枚の厚さが50cmぐらいでしょう。

これらを全部あわせて、4m+(2m+0.5m)×4=14m。
アルデバラン様が星矢に追い打ちでグレートホーンを放った時は、少なく見積もってもその距離は14mです。

14mも離れれば、シャカの天舞宝輪は充分回避できるでしょう。

・・・と言うのが私の意見ですが、ここで、ビオさんの意見も紹介します。

 ※天舞宝輪
 さて、一つ飛ばしていきなり乙女座のシャカ最大の奥義です。
 捕らえられれば攻めることも退くこともできず、五感を(と言ってるけど実は第六感も)剥奪される恐るべき技。

 まずこれを避けることはできるか? まず無理でしょう。
 その存在を知っていたサガたちが逃げられなかったほどであり、その発動は恐らく一瞬。
 回避は期待できません。

 では受けてから破れるか? というと、これも無理でしょう。
 実際誰一人として破れなかったわけですしね。
 三人がかりの禁じ手であるアテナエクスクラメーションでやっとでした。
 いかな黄金聖闘士とはいえ、個人では手も足も出ないでしょう。

 はい、ということでこれを使われたらそれまでです。残念!

 ……と思われがちですが、実はそんなことはありません。
 何故なら聖闘士にとって五感を失うことはそれほど深刻な問題ではないからです。

 第六感まで完璧に奪われた一輝は第七感のみで体を動かし、瞬やシャカと会話し、そして自爆しています。
 四つの感覚を奪われたサガたちも普通に行動し戦い続けています。
 他に星矢vsサガなどの例を見ても、セブンセンシズに目覚めていれば
 他の感覚は代替できるということがわかります。

 そして四つの感覚を奪われた上にアイオリアとミロからさらなるダメージを受けたサガたちと、
 彼らに比べればほぼ無傷に近いムウたちのアテナエクスクラメーションが
 まったく互角だったのを見ても分かる通り、全感覚を剥奪しても小宇宙までは奪えません。
 つまり、セブンセンシズに目覚めている者に対しては天舞宝輪は決め手たりえないのです。

 一応物理的なダメージも付加されていますが、
 青銅聖衣を破壊された一輝でさえ肉体的なダメージは大して受けていません。
 そもそも物理的な攻撃が売りの技ではないですしね。

 これで天舞宝輪にはまってしまってもアルデバランは倒されないと分かりました。

なるほど。
ムウが十二宮の戦いの前に、星矢に対し
「自己の小宇宙をより燃焼し、爆発させたものが勝つ」と語っています。
そしてその後に、「究極の小宇宙の正体とはセブンセンシズなのです!」と言っています。

ところが、シャカの天舞宝輪は、相手の六感まで奪えても、
究極の小宇宙であるセブンセンシズまでは奪えないのです。

黄金聖闘士は全員セブンセンシズに目覚めています。
つまり、ビオさんの言うように、アルデバラン様には天舞宝輪は決め手とならないとみていいでしょう。

よって、天舞宝輪にたとえかかったとしても、問題なしですね。


というわけで、

 VS天魔降伏
 これは単純な攻撃技ですからグレートホーンと威力勝負ですね。
 管理人様の考察を少し真似させていただきますが、
 天魔降伏はスペクターの冥衣をコナゴナにしたにとどまったのに対して、
 グレートホーンはニオベの五体をバラバラ。
 ほかにもアルデバランの10分の一以下の力しかないアイオリアの必殺技と互角と来ています。
 何の問題もありませんね。
 天魔降伏クリア!

 ※天魔降伏
 ということで、意外にも天舞宝輪ではなくこの技が最後の壁となったわけです。
 シャカにしては珍しい、直接ダメージを与える技です。

 この技の威力はわかりやすいですね。アイオリアのライトニングボルトとずばりまったく互角でしたし。
 ではその天魔降伏を受けたらアルデバランは耐えられるのか? と言うと……十分耐えられます。

 12宮編で瞬はシャカとアルデバランの両者と戦いました。
 その瞬は金牛宮でアルデバランにどつかれて気絶し、
 星矢とアルデバランの勝負が終わるまで意識を取り戻していません。
 一方処女宮では天魔降伏を受けて同じく気絶しましたが、ここでは決着がつく前に意識を取り戻しているのです。
 つまり瞬が受けたダメージは、天魔降伏から受けたものよりも
 アルデバランの通常攻撃から受けたほうが深かったのです。
 *あれは一輝が来たから早く目覚めたのでは? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
  なにせリュムナデスのカーサとの戦いでは同じ状況にも関わらず気絶しっぱなしでしたから。

 以上より、それぞれの威力の差を大雑把に書くと
 グレートホーン>アルデバランの通常攻撃≧天魔降伏
 といった感じになります(あくまでも大雑把な区分ですよ)。

 さて、アルデバランは金牛宮で星矢にグレートホーンの威力を押し返されて
 自分の身に喰らったことがあります。
 しかしアルデバランは吹っ飛びはしましたが、その後はわずかによろめいただけで
 特にダメージを負った様子はありません。
 そう、あれほど高い威力を誇るグレートホーンを受けても平気だったのです!
 もちろんムウが言っていたように本気ではありませんでした。
 しかしそれでもなお星矢をあれだけ苦しめた技です。
 そのグレートホーンを受けてもアルデバランはどうということもなかったのです……

 ということで、もし天魔降伏を受けても倒されることはまずありえないと言えます。
 (ムウのスターライトエクスティンクションによるダメージにも耐えられるのではないでしょうか?)
 それにカーンのところにも書きましたが、シャカの攻撃は「溜め」を必要とします。
 沙羅双樹の園での戦いを見ても分かる通り、
 シャカは相手の攻撃をかいくぐりながらでは必殺技を出せないのです。
 普段から専用の小宇宙を蓄積してある天舞宝輪だけは無理ですが、
 それ以外の技ならばグレートホーンで先制することもできるでしょう。

結局互いの技の威力勝負です(笑)。

でも、ここは慎重に検証したいところ。
ああああさんは、ギガント達を倒した所を挙げていますが、あの時は6人に一度に攻撃しているので、
威力が分散されている可能性もあります。
星矢の彗星拳のように、小宇宙を集中させれば威力が上がるものもありますので。

あとは、アイオリアの時も、ギガント達の時も、シャカは目を開けていませんね。
シャカは常に目を閉じて小宇宙を溜めています。
これを開放すれば、さらに天魔降伏の威力が上がる可能性もあります。

・・・ですが、疑問点もありますよね。

シャカは教皇の間でアイオリアと戦っていますが、あの時「天法輪印」を使って、
アイオリアを倒すのには何の迷いも無いはず。
だとしたらなぜ、目を開き小宇宙を開放しなかったのでしょうか。

奥義の天舞宝輪を使わなかったのは、側に教皇が居たため、巻き込んでしまうからだと思いますが、
天魔降伏の威力を上げる分には問題は無いはずです。一体何故・・・。

・・・実はこの疑問を解決する糸口を、一輝が語っています。

「お前の目が開かれた時、それまで蓄積されていた小宇宙が一気に爆発し、
 天舞宝輪のようなとてつもない技を繰り出す元となったのだ!」

なるほど、一輝の発言を強引に解釈すると、シャカが目を開いた場合、
技の威力が上がるのではなく、新たな技(天舞宝輪)が使えるようになるだけ、のようです。

こう考えるとアイオリアと戦った時の疑問が解けますね。
つまり、目を開いても天魔降伏の威力は上がらないため、開かなかったのです。

目を開いても天魔降伏の威力が変わらないとなれば、あとはお二人の仰る通り、
天魔降伏とアイオリアのライトニングボルトは同格。

「VSアイオリア」の所で書いたように、ライトニングボルトはグレートホーンと比べ遥かに威力の低い技。
その技と同格であれば、天魔降伏ではグレートホーンには敵わないでしょう。

あとは、ビオさんも言うように、シャカの技は出す前に両手の間に小宇宙を溜める必要があります。
一方、アルデバラン様のグレートホーンは、100分の1以下に小宇宙が落ちた場合でも、
ソレントにクリーンヒットさせるなど、非常に隙の少ない技です。
この事を考えても、アルデバラン様が先手を取る可能性は高いでしょうね。

 

という事で、黄金聖闘士の中でもトップクラスかと思われたシャカですが、
意外とアルデバラン様は有利に戦える事が分かりました。

どうやらシャカは強そうに見えますが、ただ技が派手なだけのようですね(笑)。


 

◆アルデバラン様、シャカに勝利!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★10人目 VSアリエスのムウ

ビオさんから、「VSムウ」のメールを頂きました。
ありがとうございます。

では、皆さんと一緒に見ていきましょう。

 まずはムウの技を書き出してみましょう。
  ・クリスタルウォール
  ・テレポーテーション
  ・サイコキネシス
  ・クリスタルネット
  ・スターダストレボリューション
  ・スターライトエクスティンクション
 ……えー、実に多芸ですね。特に防御・回避に優れるムウを倒すには
 まず上4つから破らなくてはなりません。

そうです、ムウの技は多彩な上、バランスが取れています。
特に黄金聖闘士1の超能力。これにはアルデバラン様も苦戦が予想されます。

では、ひとつずつ検証を。

 ※クリスタルウォール
 これはvs老師の考察を見れば簡単に破れることがわかります。
 脱皮前の老いた童虎ですらシオンのそれを破れるのに、
 アルデバランが破れないはずはありませんからね。話になりません。

そうですね、クリスタルウォールに関しては、師匠のものですら脱皮前の老師が盧山百龍覇で破壊しています。
「VS童虎」の時の計算では、脱皮後の百龍覇ですら、アルデバラン様のグレートホーンの10倍以下の技。
アルデバラン様が破壊できないわけはありません。

しかも、シオンはこの時、「人間が最も美しく強く光り輝く18歳という絶頂の肉体を持ってな!」
と言うように、最高の力を持っていたはず。
つまり、クリスタルウォールも、シオン自ら作り出せる最高の強度だったはず。

対してムウは20歳。
とても、ムウのクリスタルウォールは師匠のものを上回る強度とは思えません。

と言うわけで、クリスタルウォールは問題なし。


 ※クリスタルネット
 ミューを捕らえた光の網。捕らえられれば脱出は不可能です。
 ……が、これはチョコマカと動き回る相手を捕らえるための「設置型のトラップ」。
 アルデバランの戦闘スタイルは言うまでもなく「腕を組んでの仁王立ち」です。
 もちろんアルデバランも敵の拳をかわすために動くことはあります。
 しかし星矢の流星拳やソレントの手刀を避けたシーンを見ての通り、
 彼は必要最低限のごくわずかな動きでかわします。
 はい、引っ掛かるわけがありませんね。

次はクリスタルネット。
ビオさんが仰る通り、アルデバラン様の戦闘スタイルは、仁王立ちからのグレートホーン。
動き回るタイプでは無いので、クリスタルネットにかかる事は無いでしょう。
よって、これも問題なし。

 

(04/10/25 追記)

では、続きを

 ※テレポーテーション(以下テレポ)
 シュラのエクスカリバー、ミューのフェアリースロンギングがこれの前に回避されています。
 が、しかし。白羊宮でシュラの聖剣を回避した時、髪の毛がひとひら斬り落とされて宙に舞っています。
 vsシュラのところでも考察されている通り、聖剣は命中率が極端に悪い技。
 その聖剣を“真正面から堂々と放たれた”にも関わらず完全には避けきれていないのです。
 これでは作中にて100%の命中率を誇るグレートホーンを避け続けることは、
 不可能だと言っていいでしょう。


次は、テレポーテーション。
ムウはこの技でシュラのエクスカリバーを回避していますが、ビオさんの言うように、髪の毛を斬られています。
ですが、このエクスカリバー、シャカの場合はただのジャンプで完全に回避しています。

つまり、ムウのテレポの回避能力は、シャカのジャンプ以下。
それほど回避能力は高くないと思われます。

瀕死の紫龍でも回避できたエクスカリバーを、避け切れなかったのですから、
光速拳であるグレートホーンを回避するのは難しいでしょうね。

よって、テレポートは恐れるに足らず。


 ※スターダストレボリューション(以下SR)
 無数の光弾を放つ華麗な技ですが……話になりませんpart2ですね。
 vs老師の考察によればその威力はグレートホーンの12〜18分の1以下。
 事実、スライム形態のミューにすら効いていません。
 おまけに進化後のミューには軽々と回避されています。
 ミューのテレポは本人も言っている通り「ムウに追いつけないが見失いはしない」程度。
 そんなミューでも全弾かわせてしまう程度の拳速なのです。

次は、スターダストレボリューション。
このスターダストレボリューションは、師匠のものですら、グレートホーンに遥かに劣る威力。
生身の老師が絶えられる技ですから、問題はありませんね。

 


とまあ、ここまでは問題ないのですが、問題は残りの2つ。
スターライトエクスティンクションと、サイコキネシスです。

ではまず、スターライトエクスティンクションから。


 ※スターライトエクスティンクション(以下SE)
 さぁ、ムウ攻略の最後にして最大の壁です。

 相手を問答無用で消去する恐るべきこの技。
 積尸気冥界波&ブラッディローズごと蟹魚コンビを消し去ってしまったのを見ると、
 技同士をぶつけ合っても一方的に消されてしまう危険性さえあります。
 事実あの二人は必殺の奥義をまとめて破られ、ハーデス城で無様な姿を晒しています。

 ……おや? 死の国に送り返したはずの二人がなぜ地上にあるハーデス城に?

 ムウは当然この時点ではまだサガたちの心が流す血の涙を見ていません。
 自分でも言っている通り、裏切った二人を殺る気マンマンでした。
 しかしそんなムウが放った必殺のSEを受けても二人は冥界へ送り返されていないのです。

 ハーデスの加護でしょうか? いや、彼らにとって復活させた六人の黄金聖闘士はあくまで捨て駒。
 それをわざわざ生き返らせるはずはないし、
 もしそうなら直後にラダマンティスにポイ捨てされているのはおかしいですよね。
 もちろん自力で冥界から這い上がってこれたはずもありません。

 ここで最初に使った時、すなわち星矢の例を見てみましょう。
 彼はSEによって消滅させたと見せかけて実はスターヒルに送られていました。

 そう、SEとは冥界波のような即死技ではなく「相手を強制テレポーテーションさせる技」なのです。

 おそらくムウは蟹魚コンビを直接冥界に送ろうとしたのでしょう。
 しかし冥界はあくまでもハーデスの領域であり、
 アテナの聖闘士がそこに直接干渉することはできないのです。
 なにせ積尸気を操るデスマスクですら相手を直接冥界に送り込むことはできないのですから。

 シオンのセリフやずっとジャミールにこもっていたという経歴などから、
 ムウが今まで相手を殺す気でSEを使ったことがなかったとしてもおかしくありません。
 だから「SEでも相手を直接冥界へ送ることはできない」ということは最後まで知らなかったのでしょう。
 その結果、冥界へ飛ばされるはずだった蟹魚コンビは冥界の入り口にもっとも近い場所……
 すなわち冥界への穴が開いているハーデス城に飛ばされたものと考えられます。
 注:黄泉比良坂は魂が行くところなので、肉体ごと飛ばされた場合は行けないと思われます。
 (紫龍の肉体もデスマスクの肉体も巨蟹宮に残っていました。
  デスマスクの死体&墓が聖域にあったのはそのため)

 もちろんミューも同様にハーデス城へ送られたはずです。
 しかしラダマンティスは蟹魚コンビを「失敗は許さん」と言って冥界への穴に放り込んでいます。
 彼はミューの実力を高く評価していましたが、
 その信頼を裏切り敗北して送り返されてくればさぞかし頭に来たことでしょう。
 高いテレポ能力を持つミューが12宮に戻ってこなかったのは、失敗に腹を立てたラダマンティスによって
 蟹魚コンビと同じようにポイされてしまったのだと思われます。
 もしくは飛ばされた時に受けるダメージ(冥衣が砕けています)によって死亡した
 ……という可能性もありますが。


 さあ、これで全ての辻褄が合いました。
 たとえSEを喰らってしまったとしてもそれはサガのアナザーディメンションと同じで遠くに飛ばされるだけ。
 簡単に帰ってこられますね。
 受けるダメージも冥衣の蟹魚コンビが死んでいないのを見るとそんなに大したものではないようです。
 すなわち黄金聖衣をまとっているアルデバランを倒すには威力不足と言えます。

ふぃ〜、長い。気合が入ってますね(笑)。

さて、ムウのスターライトエクスティンクション。
相手を光の輪に包み、消し去る技です。

ムウが本編でこの技を使ったのは3回。

1回目は星矢をスターヒルに飛ばし、
2回目はデスマスクとアフロディーテを、まとめて地上のハーデス城に飛ばし、
3回目はパピヨンのミューに対して使い、止めを刺しています。

上記を読んで解かると思いますが、この技の成功率は本編を見る限りでは100%。
流石のアルデバラン様も、この技を回避できる保障はありません。

また、この技はただ消し去るだけでなく、同時に相手の体にダメージも与える事が出来ます。
デスマスクやミューは、技を食らった時に冥衣が砕け、
星矢の場合も、白羊宮と飛ばされた後のスターヒルとでは、聖衣の破損に違いがあります。
なかなか特殊な技ですね。

ですが、この技の疑問点といえば・・・。

 「……おや? 死の国に送り返したはずの二人がなぜ地上にあるハーデス城に?」

と、ビオさんも仰る通り、技を食らった後の相手の行き先が、ムウの発言とつじつまが合わないところです。

ムウの発言によると、スターライトエクスティンクションは
「スターライトエクスティンクションにかけられた者の行く先は、死の国以外にありません」
「お前たちの肉体はこの世から完全消滅し、死の国へ逆戻りした」
「パピヨン、自らフェアリーに死界へ連れて行ってもらうがいい!」
などの発言を見る通り、相手を死界に送る技です。

ところが、食らったデスマスクとアフロディーテが辿りついた場所は、地上のハーデス城。
冥界の入り口ではありますが、死界ではありません。明らかにムウの発言と矛盾しています。

と言う事で、スターライトエクスティンクションは死界ではなく、
死界に一番近い、地上のハーデス城に飛ばす技のようですね。

では、ミューの場合はどうなんでしょう?

そこでビオさんの意見。

 「もちろんミューも同様にハーデス城へ送られたはずです。
 しかしラダマンティスは蟹魚コンビを「失敗は許さん」と言って冥界への穴に放り込んでいます。
 彼はミューの実力を高く評価していましたが、
 その信頼を裏切り敗北して送り返されてくればさぞかし頭に来たことでしょう。
 高いテレポ能力を持つミューが12宮に戻ってこなかったのは、失敗に腹を立てたラダマンティスによって
 蟹魚コンビと同じようにポイされてしまったのだと思われます。
 もしくは飛ばされた時に受けるダメージ(冥衣が砕けています)によって死亡した
 ……という可能性もありますが。」

うーん、どうなんでしょう。
ミューが仮にラダマンティスによって穴に落とされたとしても、ミューの場合は、
童虎が「冥闘士達はハーデスの意思によって守られているから、生きながらあの世とこの世を行き来できる」
と言うように、死ぬ事は無いんですよね。

とはいえ、ギガント達が処女宮に着いた時。
この時にはシャカの数珠は11個まで色が変わっていて、ミューの分も入っています。
つまり、この時にはミューは確実に死んでいます。

ビオさんの言うとおり、ラダマンティスが失望したとすれば、
何らかの方法でミューを処刑したとも考えられます。
しかし、それはパンドラの
「ハーデス様は冥闘士が一人でも傷つくのをお好みにはなりませぬ」という発言にそむく行為。
勝手に冥闘士を出動させ全滅させ、ラダマンティスは罰を受けますが、
その上、自らの手で冥闘士を殺したとなれば、パンドラに何をされるかわかったものではありません。
この事から、ラダマンティスがミューを処刑した可能性は、まずないでしょう。

となると、ミューの場合はスターライトエクスティンクションによるダメージで死亡したと見られます。
ムウの言う「死の国に送る」とは、「肉体ごと送る」という意味ではなく、
「殺傷し、魂は冥界送りになる」という意味で解釈すればいいようですね。


というわけで、スターライトエクスティンクションは、相手をハーデス城まで飛ばす上、
ミューを殺傷し、デスマスクとアフロディーテに相当のダメージを与える威力を持っています。
デスマスクとアフロがなんとか耐えたので、アルデバラン様も耐えられるでしょうが、
ハーデス城に飛ばされたのでは反撃不可能。これではムウに勝てません。

さらにこの技は、隙が少ないのも特徴です。
デスマスクの積尸気冥界波とアフロディーテのブラッディローズの後から技を出したにもかかわらず、
相手の技を無効化し、なおかつ相手に完全にヒットしています。
アルデバラン様のグレートホーンも、モーションが見えないほど隙の無い技ですが、
ビオさんも「技同士をぶつけ合っても一方的に消されてしまう危険性さえあります」と言うように、
グレートホーンも無効化され、一方的にやられる可能性もあります。


というわけで、このスターライトティンクションは、アルデバラン様が回避するのは困難。
ハーデス城に飛ばされ、致命傷にはならないとはいえ相当のダメージを受けてしまいます。
これは辛いですね・・・。

とはいえ、聖闘士星矢の世界には「聖闘士には同じ技は通用しない」というものがあります。
つまり、スターライトエクスティンクションを食らったとしても、
戻ってきて、次にこの技を使われた時は、回避できる可能性も無いわけではありません。

 

と言う事で、問題は次のサイコキネシス。
これを何とかして攻略すれば、アルデバラン様にも勝機が見えてくるのですが・・・。

サイコキネシスについては、もうちょっと待ってください・・・。
ビオさんの「臨戦態勢に入った聖闘士にはサイコキネシスは効かないのではないか?」という意見を、
現在考察中です。

下にビオさんの意見を掲載しておきますので、他の閲覧者の方で、何かご意見があれば、
下の方にあるメールアドレスから送ってください。


 ※サイコキネシス
 ミューがぐーるぐーる回されたアレですね。これに捕らわれてしまうと大変なことになります。
 しかしその有用性に対しては一つの疑問があります。

 「臨戦態勢に入った聖闘士にはサイコキネシスは効かないのではないか?」
 これは他ならぬムウ自身が証明してしまっているのです。

 ハーデス12宮編でムウは二度動きを封じられています。一度目はシオンに、二度目はミューに。
 シオンは絶頂期の師匠なのだからある意味当然ですが、ミューのサイコキネシスは
 ムウのそれに劣っています。
 それなのにムウはミューに動きを封じられてしまい、ギガントにボコられました。
 しかも結局解除できずじまい。
 しかしその一方で、いざ向かい合っての戦いでは逆にミューをサイコキネシスでいたぶっているのです。

 また、アテナエクスクラメーションを使おうとしたサガたちに対してもサイコキネシスを使っていません。
 あれだけダメージを受けて弱っていた上に黄金聖衣もまとっていない三人を、
 一人も封じられなかったのでしょうか?
 一人でも封じてしまえば使えない技だということは知っているのに。

 このように聖闘士たちは“戦闘前にサイコキネシスにかけられることはあっても
 戦闘中にはかけられていない”のです。
 これらを見ると上記の疑問は正しいと言えるのではないでしょうか。

 これにより
 『サイコキネシスは(少なくとも黄金聖闘士に対しては)正面きっての戦いでは
 使われないor効果がない』
 ということで戦局を左右するような威力はないと結論づけられます。

 

 

(05/1/31 追記)

久々に追加します。

まずは、上のビオさんの意見の検証を。

ビオさんからは、、
「臨戦態勢に入った聖闘士にはサイコキネシスは効かないのではないか?」
といった、意見が出ています。

ハーデス12宮編でムウは二度動きを封じられています。一度目はシオンに、二度目はミューに。
シオンは絶頂期の師匠なのだからある意味当然ですが、ミューのサイコキネシスは
ムウのそれに劣っています。
それなのにムウはミューに動きを封じられてしまい、ギガントにボコられました。
しかも結局解除できずじまい。
しかしその一方で、いざ向かい合っての戦いでは逆にミューをサイコキネシスでいたぶっているのです。

うーん、これに関しては、判断が難しい・・・。

ミューはサイコキネシスでムウに柱を投げつけています。
しかしムウは、逆にその柱をサイコキネシスで止め、ミューに投げ返しています。
これに関しては、私としましては、
「より高い超能力を持っていれば、相手の超能力を無効にできる」
と解釈しました。

この前に、ムウはミューに金縛りを受けていますが、この時は相手の居場所がわからなかったので、
対処できなかった・・・というのが私の解釈です。

次に、

また、アテナエクスクラメーションを使おうとしたサガたちに対してもサイコキネシスを使っていません。
あれだけダメージを受けて弱っていた上に黄金聖衣もまとっていない三人を、
一人も封じられなかったのでしょうか?
一人でも封じてしまえば使えない技だということは知っているのに。

この場合ですが・・・私としては、この時ムウがサイコキネシスを使わなかったのは、
敵が3人だったから、だと思っています。

ハーデス十二宮編の序盤で、シオンがムウに金縛りをかけましたが、
あとからやってきた老師が、簡単に金縛りを解いています。
現在の老体の童虎に、18歳のシオン以上の超能力が使えると思えないので、
この事から、外部からの介入があれば、サイコキネシスは割と簡単に解けるのでは無いか、
と考えました。

そのため、一人にサイコキネシスをかけても、他の二人に邪魔をされては完璧に動きを封じるのは不可能。
アイオリアとミロが援護してくれればいいのですが、あいつらは頭に血が上っているので、
とても、そんな事はしなかったでしょう。
そう判断して、ムウは処女宮ではサイコキネシスを使わなかったのでは・・・というのが管理人の意見です。

 

 

次に、ああああさんからメールを頂いたので、ご紹介いたします。


 ああああです。
 VSムウというより
 VSサイコキネシスが思いついたので書かせていただきます。
 (ビオさんのものと違い食らった後の対処法となりますが)

 VSサイコキネシス

 この技が攻撃面で使われた例といえばやはりミュー戦ですね。
 で、その際の使い方ですが、
 1、岩を動かす。
 2、動きを止める。
 3、壁や地面にたたきつける。
 4、死ぬまでまわす。
 この三点です。

 1、岩を動かす。
 正確には岩というより柱などですが。
 それはさておき、こんなもの飛んできたところで、
 神話の時代より一度も破壊されたことのない黄金聖衣をまとっているアルデバランには
 何の問題もありませんね。

 2、動きを止める。
 むむ、グレートホーンしか技のないアルデバランにこれを防ぐ術は思い当たりません。
 まあ、コレだけでやられるわけでもありません。とりあえず次行きましょう。

 3、壁や地面にたたきつける。
 ミューにそこそこのダメージを与えたと考えられる技ですが、
 無抵抗の相手を倒すまでにいたっていません。
 これも神話の時代より一度も破壊されたことのない黄金聖衣をまとっているアルデバランなら
 何の問題もないでしょう。

 4、死ぬまでまわす。
 で、問題はコレです。この効果の前では黄金聖衣の防御力なんてたぶん関係ありませんね。
 が、ちょっと待って下さい。
 動きを封じられたはずのミューがこの後反撃をしているのです。
 フェアリースロンギングにサンコキネシスを無効化する効果があるのか!?
 いえいえそんなことが出来るなら動きを止められた時点でやっています。
 つまり!まわされている時は攻撃可能ということになります。
 まわされながらグレートホーン乱射・・・考えただけでも恐ろしい・・・

 またこの技、「サイコキネシスを使用しながらほかの技を使う」といったような
 使用例はないので、そういったことは不可能と推測されます。

ムウは聖闘士1のサイコキネシスの使い手。

これを使われた場合、アルデバラン様が苦戦しそうシチュエーションは、

1.金縛りによりグレートホーンを封じられる。
2.金縛りにより動きを止められ、必殺技を確実に当てられる。
3.ミューと同じく、死ぬまで体を回転させられる。

などが考えられます。


そこで、ああああさんの言う、
「サイコキネシスと他の技を同時に使用した事が無い」
これは、ムウ攻略の大きなポイントかもしれませんね。

言われてみれば、ムウにしろミューにしろ、
サイコキネシスで相手の動きを止め、そこを必殺技で攻撃すれば、かなり有効な攻撃手段だと思いますが、
一度も、相手にサイコキネシスと必殺技を同時に使った事はありません。

また、ムウがミューを回した後、ムウがフェアリーに対しスターダストレボリューションを使っています。
その後、ミューはサイコキネシスから解放されています。
この事からも、「サイコキネシスと必殺技を同時には使えない」と言っていいと思います。

となると、管理人が心配していた
「2.金縛りにより動きを止められ、必殺技を確実に当てられる」は不可能。
「1.金縛りによりグレートホーンを封じられる」も、たとえ封じられても、
ムウはアルデバラン様に致命傷を与えるような技を同時に使えないため、問題は無いでしょう。

となると、残りの壁は
「3.ミューと同じく、死ぬまで体を回転させられる。」
この技ですね。

ここで、もう一度ああああさんの意見、

動きを封じられたはずのミューがこの後反撃をしているのです。
フェアリースロンギングにサンコキネシスを無効化する効果があるのか!?
いえいえそんなことが出来るなら動きを止められた時点でやっています。
つまり!まわされている時は攻撃可能ということになります。
まわされながらグレートホーン乱射・・・考えただけでも恐ろしい・・・

確かに、動きを封じられた時点ではフェアリースロンギングは使っていませんね。
この事から、通常の動きを止めるサイコキネシスと、回転させるサイコキネシスは別とみていいでしょう。

ならば「アルデバラン様が回転しながらグレートホーンを使える」・・・というのは、慎重に考えたい所。

ミューのフェアリースロンギングは、ムウの発言によると「オーラ」。
一方、グレートホーンは自らの手による「張り手」、または「拳圧」です。
「オーラ」が使えれば、「張り手」も使えるのかというのは・・・ぶっちゃけ、判断しかねる所。

ミューは通常フェアリースロンギングを使う時は右腕を上げています。
ムウのサイコキネシスで回転中も右腕を上げていたのなら、
回転中でも腕を動かせると言う事で、グレートホーンも使えるでしょう。
しかし、ミューは最後にクリスタルネットで腕を動かせない状態でも、
フェアリースロンギングは問題なく使えています。

この事を考えると、「回転中でもグレートホーンは使える」とは断言できないですね…。
「使えない」とも断言できないのですが。


仮に「回転しながらグレートホーンを使える」場合を考えてみましょう。

その場合、ムウはグレートホーンが届かない範囲まで離れれば勝ちです。
しかし、アルデバラン様のグレートホーンは、星矢戦を見る限りでは意外と射程距離は長いです。
「VSシャカ」の所でも書きましたが、約14mは攻撃は届きます。
ムウが光速の動きを持つとはいえ、グレートホーンも光速拳。
加えてグレートホーンは命中率の高い技です。
「サイコキネシスと他の技を同時に使用した事が無い」と考えると、テレポートで離れる事もできないので、
十分アルデバラン様はムウにグレートホーンを命中させる事はできると考えられるでしょう。

 

…と言う事で、いろんな意見が出ましたが、
ビオさんの意見、ああああさんの意見、そして管理人の意見、といろいろありましたが、
どれも断言するには、もうちょっと材料が欲しいかな・・・というところです。

とはいえ、「仮にアルデバラン様がサイコキネシスにかかった場合でも、
回転中にグレートホーンが使えれば勝てる」
、という所まできました。

 

果たして、アルデバラン様はムウに勝てるのでしょうか。

引き続き、意見・反論等、お待ちしております。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


という事で残りは、ムウとアイオロス。

ムウは手ごわいですね…。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


(以下製作中・・・。)

誰か、他の黄金聖闘士を倒す方法を考えてください。(他力本願)

思いついた方はこちらまで。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

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