以前この雑記内NO36にて基地祭に行ったときの話しを書きましたが
今回はACEさんから基地祭に行ったときのレポートを頂きました。
出撃、新田原 by ACE
去る12月8日、航空自衛隊新田原基地の航空祭が開催され、自分は早速それを襲撃してきました。
ところで、新田原(にゅうたばる、と読みます)基地は航空自衛隊第5航空団所属の基地で、
現在はF−4EJ改を装備する第301飛行隊と
F−15DJを装備する第23航空隊(教導隊)が所属しています。
ここの見所は何と言っても教導隊専用カラーのF−15DJ、通称「アグレッサー」です。
・・・念のため、教導隊といっても
地球至上主義を掲げて反乱なんてことはしません。
ニュー○゛ィサイ○゛じゃああるまいしね(w
さて、いざ基地に向かいましょう。今回は親父のカメラ仲間の人たちに同行していきます。
出来ればハジケ星人(友人)と行きたかったのですが…来年は一緒に行こうな!!
さあ到着。滑走路を見てみると・・・
アグレッサーキタ―――(゜∀゜)―――!!
そして滑走路内に進入、
離陸許可、
バーナーオン!!
マックスパワー!!
腹に響く重低音(w
バーナーの炎が(・∀・)イイ!!
さてさて早速展示機を確認。
E−767は無しかよ(w
そして次にP−3C、いやあ〜、
ハープーンの発射装置が付いてる(w
そして・・・おっと、CH−47の機内を開放しています。早速列に並びます。
待つこと数分・・・
機内通過30秒(w
そして感想。
本当に何も無ぇな(w
さてさて、MH−53シードラゴンがあります。見てみましょう。
MH−53はいわゆる普通のヘリコプターのような形、
CH−47はいわゆるツインローター式とか言うタイプで、
普通はCH−47の方がでかく見えるんですが、実はMH−53の方がでかいんです。
これは新鮮な感動でした。
お、F−15、F−4、T−4のコクピットを間近で見られるようです。
早速並んでみましょう。
さて、まずはF−15から・・・
結構アナログ(w
次、F−4・・・
もっとアナログ(w
ちなみにF−4担当の係の方はとても親切な方で、
後席でもミサイルの発射は可能である等、いろいろ教えてくださいました。
次、T−4.いくらなんでも比較的新型のT−4は・・・
やっぱアナログ(w
ちなみに今回乗ってきた、親父のカメラ仲間の一人、田中さんのトヨタグランヴィア
カーナビ、テレビ、ビデオ、DVD、バックモニタ装備
車に負けてどうする(w
ちなみにこの時点ではF−4とT−4はキャノピを開放していたのですが、
F−15はしていませんでした(後には開放してました)。
ちなみにF−4のコクピットの下にはこう書いてありました。
「キャノピ開放シル」
・・・自分思いましたよ。
F−15もキャノピを開放しる!!
さてさて、他の展示機はと・・・
C−130,C−1,U−125,UH−60,MU−2,KV−107などの輸送・救難関係と
米軍機(F/A−18C/D,F−16C,AV−8B)です。
それにしても米軍のパイロットは非常にサービス精神旺盛で、
写真撮影やグッズ販売などに気さくに応じてくれます。
グッズの値が少々高いのはいただけませんが(w
さてさて、どんどん歩いていくと・・・お、81式短距離地対空誘導弾(81式短SAM)が展示してあります。
誘導装置を動かさせてもらうと・・・お、ミサイルランチャーが連動して動く動く!!
脳内でT−4を見事粉砕(w
(管理人はギャオスを撃退です(w)
むむむ、あの自衛官が持っているのは携行型ミサイル。触らせてもらえるようです。
早速ダーッシュ!!
列に並んでしばらく待つと、ぽんと手渡されます。ちなみにこれは91式かスティンガーかと尋ねたところ、
アメリカ製のスティンガーでした。早速担いでみます。
ACE「お、意外と軽いですね。」
係官「ああ、でも実弾が入ってると15kgくらいありますよ。」
・・・重いな。ってか実弾何kgあるんだ!?まあ、照準器を覗いてみましょう。
あれ?何かカメラみたいなのを通して見るのを想像してたんだけれど、
簡単な照準環があるだけ。
ACE「あの・・・これ照準装置外してます?」
係官「いえ、フル装備です。」
ACE「どうやってロックするんですか?」
係官「照準環を目標に合わせ続けると、バイブレーターが振動し、
またスピーカーからも音がでて知らせます。」
ACE「じゃあ味方機にもロックする事も・・・」
係官「いえ、NATO軍機にだけ反応する暗号で敵味方を識別する装置がありますので。」
・・・おい、毛利元貞(メタルギアのミリタリー監修:傭兵経験有り)!!
メタルギアのと全然違うぞゴルァ!!!
(管理人注:敵地から強奪したスティンガーで敵機動兵器を屠ります)
まあ気を取り直してハンガーでの展示。M61A1バルカン砲や射出座席、
武装搭載例を施した戦闘機などが置いてあります。
お、各種の銃(9mm拳銃、64式小銃など)が置いてあります。
あ、あれは!?
新型の9mm機関拳銃ではありませんか!!いや、それにしてもこれ
どこからどうみてもマイクロウージー改良(改悪?)型って感じ(w
自分だったら迷わずP−90を採用するかM3グリースガンを使いつづける方がマシなんだけど(w
さてさてしばしの間ショッピング。
プラモやパッチ、キーホルダーやら宮崎名物まで色々売ってます。
ちなみにプラモ屋でF−15JやF−4EJ改に混じって
500円のデュエルガンダムが(w
お、外国製の戦闘機の完成品ミニチュアが。いろいろ探してみましたが、
よくあるような機種ばかりであんまり・・・ってうおっ!?
ユーロファイターキター―――(゜∀゜)―――!!
購入(w
さて、すぐ隣に目を向けると・・・「1/72三菱F−2B‘第4航空団’」
パッケージに控えめに書かれた「限定生産」の文字。
ゲトしました(w
さて、これくらいにしようかなと思っていると・・・
貞本義行のイラストハケーン!!(w
ゲェェェェェット!!(1800円)
(ちなみにこれは98年度の戦技競技会で第204飛行隊が機首に有名デザイナーの
描いたノーズアートをつけていたときのものの一つで、
他にも出淵「パトレイバー」裕さんや永野「キュベレイ」護さんのイラストもありました。)
最後にハジケ星人へのお土産を買います。
少し前に解散した新田原基地所属の第202飛行隊の
「202SQ SPIRITI OF THE EAGLES’ NEST」と入ったストラップを買いました。
それにしても第202飛行隊の皆さん、長い間ご苦労様でした。
さて、目ざとい人はお気づきになったでしょう。
「何で飛行展示に関する記述が少ないんだ?」と。
そう、この日の宮崎地方は天候は曇り。よってほとんどの飛行展示は中止になって、
結局一番良かったのはF−15Jのコンバットブレイク(急旋回)止まりでした。
ゆえに次のような事態になりました・・・。
ちょうど模擬対地攻撃が中止になって、じゃあ買い物の続きでも、と思い、
自分がちょうど下敷きでも買おうかと思ったその時
アナウンス「只今より対空機関砲の空砲射撃を開始いたします。」
バーナーオン!!
マックスパワァァァァッ!!!!
全速で対空機関砲VADSのところへダーッシュ!、しばらくすると突然VADSが
MS専用チェーンソーみたいな音をたてて
空薬莢を滝のように吐き出しました。
空薬莢がマジで塊で飛び出します。
弾切れになるまでバースト射撃を繰り返してくれました。
正直今年の新田原にはこれを見にきたようなものなので
もう他になにもいりません(w
VADS(・∀・)イイ!!
ちなみに自衛官の皆さんは非常に親切で、質問すると丁寧に解説してくれます。
自衛隊のF−4は陸上機なのになぜアレスティング・フックがついているのか?
(緊急着陸時に滑走路にワイヤーを張って空母方式で無理矢理停止させるため)、とか
、F−15Jで爆撃訓練はやっているのか?(ほとんどやってないそうです)、とか
、AIM−9の射程はどれくらいですか?
(1.5kmから3kmだそうで。たしか7kmだった気がするんですけど・・・)とか、
自分の質問に一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
それにしても今年の新田原基地航空祭、天候に恵まれませんでしたが、
とてもいいものだァ!!(w
新田原基地の皆さんに、敬礼!!
お疲れ様でした・・・。
そうそう、そういえばプラモの売れ行き。F−15Jは飛ぶように売れるんだけど、
F−4EJ改とT−4(ブルーインパルス仕様)が
まるで呪われたかのように大量に売れ残ってました(w
あ、そういえば友人EとUへのお土産買い忘れた(w
しゃあねぇな、数年前行ったときのピンズがまだ残ってるからあれを・・・。
最後に管理人から
いいなぁ、対空機関砲…
2002年12月17日編集