唐突ですが、先週の日曜日に霞目駐屯地で開催された基地祭に行ってきました。
ここ(霞目駐屯地)での基地祭ってのは
大雑把に言えば軍用ヘリを使ったショーと考えても差し支えないでしょう。
主に配備されているのが戦闘ヘリですから。
秋には他の基地と連携して戦車隊のパレードをやるらしいです。
そのため、祭りの前夜、
高速道路をつっぱしる戦車(を乗せた輸送トラック)が見れるそうです。
演習場ではないので実弾射撃訓練なんかはしていませんがそれにしても
基地の隣が民家です。
ちょっと行けば都市部に行けるほど近いところにあります。
おまけに入場者は子供連れのマダムが意外に多かったです。
地元民にとってはピクニック感覚ですね。
カメラお父さんは少数ながらいました。
ショーが始まりました。
初めにトップガンのBGMにのって今回使用されるヘリの編隊が入ってきました。
ヘリマンセーの管理人にとっては、ワルキューレの騎行で来てもらいたかったなぁ(w
さすが(?)軍用ヘリ、ローターの音が民間機と全然違います。
どう表現しましょうか?
バタバタバタ・・・(軍用)とシャリシャリシャリ・・・・(民間)
とでも表現しておきます。
とにかく、重低音の爆音が激しく(・∀・)イイ!!です。
その後、市街地での災害を想定した訓練風景が続きます。
偵察ヘリで各地の被害状況を報告したり
対戦車ヘリの赤外線探知装置を使用して
火災の火元を調べ、報告したりといった訓練が続きます。
この機能(赤外線探知装置)って
普段は対戦車ミサイルの照準を合わせるためのものですよねぇ。
場所柄、
暴徒鎮圧訓練もできそうです。
さて、基地祭というからには装備品の公開も行っています。
輸送トラックや装甲車
そのなかに対戦車ヘリのAH-1S、通称コブラがありました。
対戦車ミサイルをオミットされた状態で展示されていましたが
その他怪しい装備は満載です。
ロケット弾は口径こそ50mm前後ですが
嫌というほど長いです。
1Mはありました。
20mmチェーンガンは文字通り20mmの弾が使われます。
が、弾帯を見ると軽く30mmはありそうなほどデカイです。
こんなの食らったら
間違いなくミンチスペシャル
の出来上がりです。
その付近には救助ヘリと対潜哨戒ヘリがありました。
黄色いペイントがあるほうが救助ヘリですが
管理人はおもいっきり勘違いしていました。
だって、救助ヘリの側面に
対潜魚雷っぽい燃料タンクがありましたから<阿呆
戦車も一両ですが展示されていました。
74式らしいのですが主砲左側面についているはずの
赤外線照準装置がありません。
これはこの装置が自ら赤外線を発して敵を捕捉するため、
敵からは自分の位置が丸見えになってしまうため
ということのようです。
その他として、暗視装置を見てみました。
えー・・・これ
マジでやばいくらい見えます。
解像度が多少低く、色の識別がほぼ不可能ですが。
視界外からは黒しか見えないのですが
視界内は緑色の画面がはっきりと見えます。
装置自体の重さのため、ヘルメットがずれるのはどうかなとも思いました。
あと、視界が狭いというのは大問題です。
周りの状況が把握できず、重大事故に繋がりかねません。
(これについては地元で夜間訓練中のOH-6Dスカウトヘリが
空中で衝突したという事故が実際起こっているので管理人としては複雑な心境です。)
スリット型の暗視装置が望ましい?と思います。
さて、災害救助訓練とくれば賄い。(?)
気になるメニューは豚汁・・・
なのですがなかなか回ってきません。
来賓は第一格納庫で豪華なランチを食しているそばでこの仕打ち。
暴動を起こせという神からの啓示?
さて、軍の携帯食料といえばレーション。
某”固体蛇”さんが食しているのは深緑色の缶詰のようですが
現物をみて唖然
?・・・白飯?
??・・・赤飯??
??・・・炒飯????
いつからレーションは
サトウのご飯になったのでしょうか?
その他にも生姜焼きなどのおかずも充実していました。
スネークよ、今度潜入すべき所は日本だ。
美味しいご飯が食べれるぞ(たぶん
とまあ色んなことがありましたが、
非常に面白かったです。
基地祭の当日はAC3の対戦会とかぶったのが心残りですが
(AC3対戦会参加者の皆様、誠に申し訳ない)
2002年4月16日記述