今回はVXシリーズってことです。
こいつも別方向で有名なゼノサーガに出てくるメカです。
まずはどのようなものか、見れば分かるでしょう。
VX10000の図(雑誌より抜粋)
ん~?
これをかっこいいと定義したら
∀ガンダムが神々しく見えます。
それ以前にAGシリーズと違い、流線型的なデザインは
明らかにファンタジーメカという感じがし、
未来SFという観点から見ると
どこをとっても異質としか言いようの無い雰囲気
に包まれています。
それもそのはず、デザイナーの麦谷さんはそのようなメカを得意としています。
氏の代表作「イグナクロス零号駅」やPSの「ピクシーガーデン(メカ?デザ)」を見れば
大体わかります。
さて、VXシリーズは基本的にはAGシリーズと同じ企業が製造しています。
まあオートクチュールという設定ですが・・・
同じ会社から出されたものでここまで異質なのはどうなんだろう?
これはどう考えても狙ったのか頼むデザイナーを間違えたか
の2つに一つです。
ガンダムで例えると
ジオニック社がザクとガンダムを同時期に生産する事と同じです。
あるいはホンダがアシモと先行者を同時にリリースするとも言えます。
左がアシモ、右が先行者(国家機密レベルのブツ)
なまじ企業製品にしたためにこのような事態に陥ったのであって
そこらへんで拾ったとすれば言い訳もつくのに・・・
はぁー。SFって難しいなぁ~。
・・・
とりあえず、この問題は棚に上げておきましょう。
さて、バックボーンは抜きにしてメカ単体としてみた場合の感想を
一言で言えば素朴
おそらく書き込みが少ないためにそう見えると思われる。
それ以外、氏らしいデザインで特に突っ込まなくてもいいと思います。
まあ頭部の眼鏡とか突っ込みどころ満載ですけど。
特に、誰が乗るか大体の想像がつくあたりはさすがです。
一番分かりやすいのはこのメカでしょう。
VX4000の図
てん足+内股+なぞの4本腕+なで肩・・・
このいかにも「いじめて下さい」
と主張しているようなデザイン・・・
おそらく乗る人はこの人でしょう。
ね、いかにも「いじめて下さい」
と言わんばかりの雰囲気
実際のところはどうなのでしょうか?知っていたら教えてください。
まさに職人芸(褒め言葉)。
ちなみにさっきの赤い眼鏡ロボは
主人公である眼鏡っ子が乗るマシンです。
眼鏡は全機共通のアクセサリー
ですので断言はできないでしょう。
ただ、流線型のメカはいかにも早そうってなイメージがあり、細身だと見栄えがいいのですが
中、重量級の表現としてはちょっと微妙です。
VXシリーズは等級としては中量~重量クラスの雰囲気がでています。
ので、どうも強そうに見えません。
まあ、ゼノ的(メカはかっこ悪く)といってしまえばそれまでです。
管理人的には
すっとんきょうで救いようの無い
へっぽこ量産型(こいつ)
よりか非常に好感を持てます。
2002年3月16日記述