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Sd.Kfz.265 T号戦車B型 無線指揮車

2005年3月10日 完成


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 T号戦車B型、遂に完成しました。1938年の第2戦車師団の車両で作りました。この、赤と白のタイル模様のデカールに惹かれまして。この時期の戦車兵は、やっぱりベレー帽だろうということで、兵隊さんにはベレー帽を被せました。

 因みに、この戦車(?)は2人乗り。半身で乗り出しているのがドライバーです。

 アンテナを立てたところ。この車両は、車長用キューポラの無いタイプです。初期の型と思われます。

 カルトグラフのデカールは初めて使いましたが、台紙からもすぐに外れて、使いやすかったです。機銃のマウント周辺は、マークソフターとマークセッターを使いました。この2つを使えば、凹凸のある面にもしっかりフィットさせることができます。あんまりつけすぎると、しずくと一緒にデカールがたれるので注意。

 ライトの中には「メタルック」を使いました。ぺらぺらのアルミ箔のようなもののうらが、粘着になっているものです。バックミラーなんかにも使えます。でも、レンズはめるのを失敗しちゃった(汗)

 フィギアは、元々違うキットのものだったのを、組み合わせを変えて使用するようになっています。ドライバーは合いが悪いので、腕と右足の辺りを修正する必要があります。特に右腕は、車体にフィットさせるために大きく修正しました。

 足回りの塗装が気に入っています。転輪を塗装後、アクリルのフラットアースでキャタピラを塗装し、エナメルのレッドブラウンとフラットブラックをまぜたものを相当薄めて塗ってあります。

 初の本格的ジャーマングレーの塗装でしたが、自分としては良く出来たと思います。単調にならないように、そして汚くなりすぎないようにしました。タミヤのジャーマングレーは灰色に近いのに、Mr.カラーのジャーマングレーは緑っぽい黒であることがわかりました。(え?常識??)Mr.カラーはエッジを中心に吹いてあります。

 マフラーはラッカーパテで表面を荒らし、パステル粉で汚してあります。スモーク発生器は、あるタイプと無いタイプを選択できるようになっていました。1938年の初期タイプに装備されていたかどうかわかりませんでしたが、つけちゃいました。雰囲気、雰囲気(^∀^)

 このキットには、エッチングのヘッドホンとスロートマイクが入っていました。残念ながら、スロートマイクはよく見えなくなってしまいましたが。コードは0.165mmのテグスを使いました。

 車体前面の汚れ具合とか、わかりますか?

 顔がもう少しきれいに塗れたらなぁ・・・