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敵前大回頭
連合艦隊旗艦 戦艦三笠

2005年9月27日 完成

マスターモデラーズvol.31「頑張れ学モ!」掲載作品

雑誌掲載用に作品を修正したので、近日中に画像を差し替えます。

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三笠記念公園

1/350 戦艦三笠


 シールズモデルの1/700三笠を使ったダイオラマです。当初は艦のみの予定でしたが、諸事情により海まで製作してみました。ベースに対して斜めに艦を配置し、ウェーキを曲げることによって、歴史に残る左大回頭を再現したつもりであります。ネームプレートは、九四式軽装甲車のときと同様、金色の厚紙にプリンタで印刷したものを使用しております。

 戦闘中なのに手摺があったり、アンカークレーンが立っていたり、艦載艇が満載だったり。軍艦旗が2つ翻っていたり、煙突のジャッキステーがついていたり…。今考えると自分でも突っ込みどころ満載の作品ですが、当時は精一杯のことをして作りました。

 実際の艦の方はめちゃくちゃ有名ですし、製作記の方は嫌というほど載せたので、ここではじっくりと写真をご覧ください。











 サイズがわからないというリクエストが多数あったので、100円玉と撮影しました。艦は全長20糎弱です。

 海面の造型は製作記に書いたので、塗装について少々。GSIクレオスの水性ホビーカラーのインディブルー、シャインレッド、イエローを使って塗装しました。この塗料は、水で薄められるのが特長です。白を青に混ぜると、濁った安っぽい水色になるので、下地の白を利用して、薄めた色で塗っていくと美しくなります。水彩画の要領です。

 この塗料は、自然とツヤが出ますが、乾いたあとにタミヤアクリルのクリアーを乗せました。付けすぎると白化してしまいますが、万が一白くなったら、ラッカーシンナーを含ませた筆でなぜると、キレイになります。青色も乗せすぎて透明感が無くなったら、ラッカーシンナーを付けた筆で修正できます。

 最後にエナメルの白でドライブラシし、白波を表現したら完成です。波の造型をしっかりしておくと、見栄えがいいようです。