春のコンテストに向けて、製作を開始しました。今回は、350×250×250のアクリルケースをオーダーメイドして、結構大きめのダイオラマにしようと思います。ケースだけで1万を超えましたが・・・(汗)ケースは、アクリ屋さんという所で注文しました。UVカットなんかもつけれたりして、うれしい限りです。私は、これからきっと常連になりますw さて、こちらはドラゴンが昨年の12月頃に発売した新製品です。いや〜嬉しくて2個買っちゃいました。なんか、最近作りたい模型は2個買っちゃうんですよね。保存用と組み立て用に。・・・絶対もう1度組む余裕なんてないのに(汗)最近、ドラゴンはこのハーフトラックのシリーズをたくさん出しています。ええ、もちろん全部買いましたとも!金型も共通のため、車体に不要なガイドがモールドされていたりするので、削る必要があります。また、説明書にも数箇所間違いがありました。 とりあえず、内装が出来たのでアップしてみました。 |
操縦席および戦闘室内の様子。ドリリング(Drilling)とは、ドイツ語で三連装という意味です。両脇の機関銃は、なぜか竹槍のようにカットされています。見れば見るほど不思議な車両。 |
このキット、なんと弾帯がプラスチック製!それを曲げて銃に装填しろと書いてあるじゃないですか。とりあえず、機関銃の角度を決定するまで、弾薬箱も付けられそうにありません。さて、どうやってつけるか・・・ 車体後部にある背の高いものが、弾薬箱。 |
操縦席の様子。メーター類は、デカールです。室内の押し出しピン跡を消すため、今回奮発してタミヤの「光硬化パテ」を使用しました。お値段、なんと¥1,260!!(後日、池袋のビックカメラ西口店で800円台で売っているのを発見!あそこはガンプラしかありませんが、道具や素材が安いです)非常に高価なんですが、すぐに固まって、しかもヒケがないので、とてもキレイに仕上がります。 車内は、既にスミ入れとウォッシングを済ませてあります。 |
車体上部の様子。無線機もついています。操縦席の覘見孔は、開閉選択式です。防弾ガラスも入れられます。この状態ではまだ入っていませんが、完成時には防弾ガラスも装備する予定です。 |
ドライバーさん・・・首なしですが、後からつけますって。このフィギアは、ハーフトラックシリーズに、おまけとしてついてきています。操縦席の大きさに比べて、大きすぎるので、少々手を加える必要があります。足が長すぎるので、膝と足首の所で一旦切断し、足の角度が急になるようにつけ直さなくては入りません。どうせ見えなくなるので、膝から下を切断する方法でもいいかも知れません。また、頭がつかえて(座高が高いのか?頭がデカイのか?)、蓋が閉まらないので、帽子の先端を少し削らなくてはいけません。左手は、ハンドルを掴めていませんが、絶対に見えなくなるのでこのまま放置。 |
左がドライバーで、右が銃手です。今回、油絵の具を使用してみました。ブレンディングが手軽にできて、キレイに塗れます。乾燥に2〜5日かかるのが難点ですが。油絵の具は、色によって成分が違うようで、乾燥時間も値段も全然違います。ホルベインというメーカーの20mlのチューブを買ったのですが、300〜700円くらいしました。 やはり、デジカメで撮るとまだ微妙ですね。これ以上アップにしないのは、意図的です(汗) 2005年3月28日 |
ドリリングが完成したので、とりあえず説明書の間違いを指摘しておきます。 まず、工程5の部分ですが、床板を製作するときに砲塔取り付け用の穴を開ける指示が抜けています。裏側に開ける位置が示されているので、忘れずに開けておきましょう。私は砲塔を取り付けようと思ったときに、穴がないのに気付いて唖然!あわてて「保存用」のドリリングを引っ張り出して、穴の位置を特定しました。いやぁ、2つあってよかった(笑) 次に、工程8と17の弾薬箱の組み立てに間違いがあります。G22とG27が逆になっています。注意して組み立てれば、すぐに気がつくと思います。 最後は、工程13のマフラーの組み立てが間違っています。A3はA21の上に取り付ける必要があります。A3は車体とマフラーをつなぐパイプです。説明書通りだと、マフラーの中に組み込むことになってしまいます。 ドラゴンさんはいい模型を作るんですが、如何せん説明書が甘いですね。どれも1つは間違いがあります。塗装指示なんかも、「サソディブラウソ」とか、「才りーブグしー」と表記していたり(爆) |
塗装は、Mr.カラーのサンディブラウン+レドーム+ホワイト(この混合は師匠直伝!)で基本塗装をしてから、タミヤアクリルのダークグリーン+グリーン+デザートイエロー、レッドブラウン+デザートイエローで極細吹きをしています。極細で吹くためには、塗料の濃度をかなり薄める必要があります。濃すぎると、境界がブツブツになります。輪郭を描いてから、丁寧に塗りつぶしていくので、一色塗るのに2時間程かかっています。迷彩だけで、4時間以上かけました。しかし、この塗り方をすれば、どんなに細かい模様もマスキングなしにきれいに塗れますよ。 |
ディーテールアップは、車体側面の手摺(?)みたいなものだけです。実車の写真では、手摺の間に紐を渡して、そこにヘルメットなどの装備品をぶら下げたりしていますね。 金属製の車幅ポールや、サイドミラー用のシール、空薬莢など、おまけパーツやエッチングもたくさんあるキットでした。デカールも、使い切れない程入っていています。ナンバープレートも好きな番号が作れるようになっています。 |
銃手のアップです。わりとキレイに撮れたので、載せてみました。 |
後部ハッチは開状態にしました。飛び出ている紐は、車長用のヘッドホンコードです。ダイオラマにするときには、フィギアを乗せる予定です。 |
MG42は、上部の放熱口を開口しました。ピンバイスとデザインナイフを使用しました。時間はかかりますが、見栄えはよくなります。 |
さてさて、この後はヘッツアーと一緒にダイオラマに仕立てます。 |