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KV-1 (1941年型)

製作記


 トランペッターのKV-1、組み上がりました。非常にモールドもよく、パーツの合いも全く問題ありません。さくさく組めました。KVの考証は分からないので、とりあえず楽しく組むことにしました。初ソ連戦車ですし。増加装甲も、カッコいいのでつけました。

 後部に何もないのを初めて知って、驚きました。ドイツ車とかは、ごちゃごちゃついていますから。フェンダーなども薄くできているので、エッチングを使うのもやめました。今回のKVは、単色塗装の練習も兼ねているので、早めに仕上げたかったこともありますが。

 車載機銃は、折損事故防止のため、つけてありません。塗装後にでもつけようかと。

 この製品の目玉である、接着式履帯。1枚ずつ接着するのではなく、上下の部分は1枚の板になっています。上部の板は、上部転輪に合わせて、たるんだ状態で成型されているというスグレモノ。しかし、上部転輪の位置決めをしっかりしないと、履帯とずれてしまうので気をつけてください。

 ただ、この履帯の難点は、押し出しピン跡の数が尋常でないこと!特に、下側の板は片側60以上ありました。凸ピンだったので、せっせとデザインナイフで削った後、ペーパーがけしてならしました。めちゃくちゃ多いので、見える部分だけにしましょう。

 起動輪のところのT3パーツは、説明書では9枚使用することになっていますが、これでは多すぎるようです。私は8枚に減らしました。4枚が板になっているT2パーツは、手で軽く曲げておくと自然なたるみになると思います。

 牽引ワイヤーも、軟質の素材で出来ていて、非常に加工が楽でした。さてさて、次は塗装です。

2005年7月16日