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PCに残る謎を解くシリーズ001話 USBメモリの未割り当て領域の怪



PCに残る謎を解くシリーズです。第1回目は、USBメモリに何故かできる未割り当て領域とその対策方法です。



  はじめに〜USBメモリって何?
  USBスロットに刺して使うフラッシュメモリです。
  スティック状になっていて、データのバックアップ、受け渡しなどで使われます。



  次に〜USBメモリの未割り当て領域って何?

  USBメモリは32MB〜256GBまでの容量のものが発売されています。
  USBメモリは「フォーマット」でファイルシステムを作らないと、
  OSから使えません。そこで、FATやらFAT32やらNTFSなどのファイルシステムに
  フォーマットしてやるわけです。
  しかし、何らかの不具合でUSBメモリが2つ以上のパーティションに分割されることがあります。
  1つ目のパーティションは使えるのですが、2つ目以降のパーティションが「未割り当て領域」となります。
  この未割り当て領域は、フォーマットできません。要するに使えません。
  そこで1つ目のパーティションを消して、USBメモリ全体を1つのパーティションとして、
  区切りなおそうとするのですが、WindowsXP、WindowsVista、Windows7では何故か
  1つ目のパーティションが「アクティブ」となり消せません。
  この現象が、「USBメモリ未割り当て領域の怪」と呼ばれています。(勝手に呼んでいます)



  USBメモリ未割り当て領域の解決方法

  何故かgoogle様は教えてくださいませんでした。
  まず、未割り当て領域ができた原因からご説明します。
  私の場合は「USBメモリ起動、ファームウェアアップデート作成ツール」を使い、
  ファームアップデート用のUSBメモリを作成したことでした。

  で、解決方法は2つあることを確認しています。
  (1)WindowsがダメならLinuxですればいいじゃん
  (2)専用リカバリーツールがあるでよ
  ということです。WindowsはUSBメモリをアクティブ化してマウントするのが問題なので、
  Linuxでアンマウントした後、qtpartedでパーティションの仕切り直しができます。
  また、未割当領域が発生することを知っているメーカーは、メモリのリカバリツールを
  配布しているのでそれを使えばOKです。

  ただし、USBメモリの中身は全て消去されますので、他にデータをバックアップしてから、
  未割当領域を解決してください。



  まとめ

  Windows以外も視野に入れば解決20分コース。
  良いメーカーのUSBメモリを買っていれば解決20分コース。



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