CPUの選び方(2010/01/01更新)
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CPUの選び方をまとめておきました。
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CPUはPCで最も大切なパーツです。選び方を間違えれば痛い目に会います。
PC用のCPUは使う用途によって、3つのタイプに分類できます。
1 とにかく、高速で発熱も多いタイプ。処理が速く値段が高い。(Core i7 Extreamなど)
2 中位の性能で価格が安いタイプ。処理も発熱もそこそこ。(Core i7、Phenom II X4)
3 機能は低いけど、発熱が少なく消費電力も少ないタイプ。(Core i3、Athlon II X4 e)
分類すればもっとありますが、この3種類のどれかを選ばなくてはいけません。
自作する上では、値段との戦いになります。そこで、「単価あたりのクロック数」というものを使います。
しかし2007年現在、CPUのクロック数はあてにならなくなってきました。
クロック数が高いからといって、計算能力が高いとはいえません。
自分の用途に合ったCPU選びをする必要があります。
最近では、「DualCore」「QuadCore」といった、1CPUソケットでCPU2個〜4個ぶんの回路を持つCPUが主流になっています。
DualCoreのものは、DualCPUと同じ程度の性能を持っているのですが、たまにゲームに不具合を生じたり、
DualCoreで動かないソフトウェアがあるので注意してください。
なお、DualCore対応のソフト(TMPGEncのエンコードなど)だと、通常の1.6〜2倍の計算速度になります。
エンコードをする場合はソフトが対応していないと、クロック数と同じ性能しか出せないので注意してください。
マルチタスクが当たり前である現在、デュアルコアはあらゆる面でシングルコアより優れています。
2010年の時点では、Core 2 Duoの2GHz以上、Athlon64 X2の2GHz以上があれば、デスクトップで問題なくWindows7を使えます。
Core i7、Phenom II X4を使いこなすにはエンコード等の特殊なことをしなければいけませんが、
低消費電力なものがありますので、これらを使うと快適かつ低消費電力でエコです。
CPUには1次キャッシュ、2次キャッシュ、3次キャッシュという高速なメモリが内蔵されています。
このメモリの容量が大きいほどいいのですが、多すぎてもあまり意味がありません。
Core2DuoまたはAthlon64X2などの高スペックCPUなら、
常用する場合において2次キャッシュ容量が影響して、極端な差が現れることは特にありません。
ただし、少なすぎる(Celeronなど)場合は、処理能力が下がります。
ジャンパーのオススメするCPUの価格帯→5000円〜30000円
ジャンパーのオススメするCPUの種類→Core i7、Phenom II X4などのクアッドコア製品
ジャンパーのオススメするCPUの売り文句→「高クロック」「低消費電力」「マルチコア、メニーコア」
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CPUを選ぶ上で、大切なのはやはり価格かもしれません。時間が経つと性能が高くても安くなります。
例:昔はCore2DuoのE6600が3万円だったが、今はCore2QuadのQ6600が3万円だ。
3万円以上のCPUを買うときは慎重にしたほうが良いでしょう。
今だとCore i7の860が一番性能と価格のバランスが取れています。
なおこれからはCeleronもDualCore化し、よほどのことをしない限り安いCPUでもよくなります。
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CPUだけ交換して計算力を高める事は、コストパフォーマンス的に難しいことです。
FSBの違い、メモリの違い、コネクタの違いなど、PCパーツ自体が多様化してきている現在では、
「CPU+マザーボード+メモリ」はセットとして考えたほうが良いと思います。
「CPU+マザーボード」セットとして最も良い組み合わせは、「シリーズ」を理解する必要があります。
Core 2 Duo E6xxx
Core 2 Duo E8xxx
など、現在は数字によりシリーズがわかりやすくなっています。
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まとめ:PCの使い方に合わせたスペックのCPUを選びましょう。低すぎず、高すぎずが基本です。
余談1: エンコードが早いのがいいなら、クアッドコアで高クロックのCore i7が良いでしょう。
余談2: 重たいゲームを楽しみたいなら、Core 2 DuoまたはAthlon64 X2のできる限りの高クロックが良いでしょう。
余談3: Web閲覧やネット用、データ保存用PCなら、ファンレスにできる低発熱&低消費電力CPUを選ぶと快適です。
余談4: ある程度のことを何でもこなすようにするなら、Core 2 DuoやAthlon64 X2などの低クロックが良いです。
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