remove
powerd by nog twitter

テックウィン便乗企画第2弾!!

「新・投稿モノ3」掲載作品の傾向と対策

第一弾はこちら
著:泉獺(H16.1/18)

 雑誌「テックウィン」(2002.3〜2004.2)で連載していた読者のネタ投稿コーナー「新・投稿モノ3」の分析をしてみました。テックウィン読者諸兄の参考になればこれ幸いであります。

傾向
 どういったネタが掲載されるのでしょうか? まずはそれから分析してみることにします。

登場する有名人
 芸能人・スポーツ選手・政治家など、多くの個性ある有名人がネタにされています。では、誰が頻繁にネタにされているのでしょうか? 登場回数を集計してみました。
ネタにされた有名人TOP10
1位星野仙一8回
2位ボブ・サップ5回
3位


松井秀喜
タモリ
石田純一
4回
6位











仮面ライダー
藤崎詩織
田代まさし
横山やすし
アンパンマン
森喜朗
マリオ
蛭子能収
テツ&トモ
ビル・ゲイツ
モーニング娘。
森公美子
3回
 1位はぶっちぎりで星野仙一。阪神の監督として活躍し、阪神タイガースを18年ぶりのリーグ優勝に導いてトラフィーバーを巻き起こしました。そのせいもあるでしょう。又、2003年10月号の問2「阪神が優勝したときに起こりそうな出来事を予想しなさい」で大量にネタにされた(6回!)のが大きく貢献したものと思われます。
 ちなみに、私はこの問題で「ナベツネが怒る」と回答して、見事的中しました。又、掲載されませんでしたが、「巨人の監督がクビになる」とも予想していて、これも当たりました。ご愁傷様です。
 2位はK−1ファイター、ボブ・サップ。大晦日の対曙戦では、紅白歌合戦の視聴率を抜いた(関東地区)ほどの人気ぶりですから、今年も人気が続きそうです。
 3位は松井秀喜、タモリ、石田純一の3名がランクイン。松井はヤンキースで大活躍し、タモリはお笑いのベテラン、石田純一はプレイボーイっぷりで芸能界を少しだけ騒がせたからでしょうか。
 6位は12名がランクイン。「藤崎詩織」(※ときメモのヒロイン)が出てくるあたりにはテックウィン読者のオタクぶりが如実に表われています。又、横山やすしは成長型問題の最初のコンビ名「国際問題きよしやすし」によるものと思われます。ビル・ゲイツはネット世代の常連でしょう(マイクロソフトが”老舗”と呼ばれていたし)。田代まさしは2ちゃんねるをやっている方ならおなじみです。
 それから、6位に甘んじている「モーニング娘。」ですが、実は、メンバーの辻や加護などのメンバーの分を加えたりすると、星野仙一と並んで1位(8回)になります。ですから、モー娘は陰の1位と呼べるかもしれません。

ネタにされた人物のジャンル分け
 「新・投稿モノ3」では総勢223名の人物・グループがネタにされた(筆者集計)のですが、これをジャンル別に分類してみました。
登場する有名人のジャンル
芸能人12957.8%
アニメなどのキャラ2913.0%
スポーツ選手2410.7%
政治家104.4%
財界人62.6%
その他2511.2%
 一目瞭然ですが、芸能人が圧倒的に多かったです。みんなテレビ(特に昼間のワイドショーなんか)をよく観ているんでしょうかね。
 2番目に多かったのが、映画・TV・アニメ・マンガ・ゲームのキャラクター(※細かく分けるのが面倒なので一つにしました)です。マリオやアンパンマン、藤崎詩織などがこれに分類されます。これが2番目に来るあたりは、オタク雑誌の面目躍如といったところでしょう。
 次に多いのがスポーツ選手。アントニオ猪木も一応ここに入れておきました。どうせこれからも「引退試合」とかやるでしょうし。
 ついで政治家と財界人。結構少ないです。みなさ〜ん、もっとリアルワールドの政治経済に関心を持ってくださいね〜。せめて新聞(一般紙)を毎日読むくらいの習慣はつけましょうね〜。
 最後に「その他」ですが、藤村新一(みなさん憶えていますか?)やアシモ(二足歩行ロボ)、有栖川識仁(この人の職業って一体…)など、上記に分類できない方々をここにまとめておきました。

下ネタ
 男なら誰もが注目してしまう下ネタ。男性読者の比重が非常に高いテックウィンでは、当然ながら下ネタがあります。そこで、下ネタに注目・分析してみました。
 筆者が集計したところ、下ネタの比率は以下の通りになりました。
全回答数下ネタ数比率(%)
2003.26710.4%
2003.3721520.8%
2003.4779.1%
2003.5781823.1%
2003.6901112.2%
2003.7681014.7%
2003.8848.3%
2003.9798.9%
2003.108510.6%
2003.11741114.9%
2003.12591118.6%
2003.1661522.7%
2003.25317.0
合計/平均952/73.2137/10.5-/14.4%

 平均すると1〜2割が下ネタになっております。笑福亭鶴光のラジオ番組に較べれば少ないかもしれませんが、笑点に較べれば多いと思います。まあ、これが多いか少ないかは各人の御判断に委ねます。
 次に、下ネタ作品の中からキーワードを集計してみました。下ネタのトップ10は以下の通り。
下ネタキーワードTOP10
1位

エロ本(エロ雑誌・エロ同人誌)
メイド
9回
3位

不倫(浮気・愛人)
美少女ゲーム(エロゲー・ギャルゲー)
8回
5位



巨乳
小便(失禁)
エロ小唄(エロい歌)
ホモ(同性愛・ニューハーフ)
6回
9位萌え5回
10位





妹(義妹)
風俗
パンティー(パンチラ)
猫耳
4回

 なんと1位が「エロ本」と「メイド」! テックウィンの読者がどんなタイプの人間かがよくわかります。「美少女ゲーム」「妹(義妹)」「萌え」「猫耳」などという言葉がランクインしているところを見ると、やっぱりテックウィンは(以下略)
 尚、5位の「エロ小唄」は成長型問題によるものです。
 又、驚いたことに、ウ●コが全然出てこない!「トイレでカレー」というのはありましたが、直接的なものは皆無でした。ウ●コは下ネタの定番なのに、意外です。尚、下ネタのもう一つの定番・チ○コについては3回と惜しくもランク外。ただ、包茎の3回を加えれば5位に入るところでした。

事件ネタ
 思えば昨年(平成15年)も色々と事件が起こりました。「有栖川宮」結婚披露宴、イラク戦争、農作物盗難などなど…。その前の年は…何があったっけ? いずれにせよ、これら事件をネタにした投稿作品もまた、掲載されています。では、どういった事件がネタにされているのでしょうか。調査してみました。尚、「阪神優勝」や「二千円札」など、問題文に入っているものは除きました。
ネタにされた事件
2003.20
―――
2003.38仮面ライダーに奥様夢中、横山弁護士と麻原裁判、ベッカムの妻誘拐未遂、平井堅「大きな古時計」ヒット、田代まさし盗撮で逮捕、石田純一「不倫は文化」発言、田中耕一ノーベル賞受賞、千田・アニータ事件
2003.43大神源太のマルチ商法、サッチー脱税で逮捕、アイフルのチワワヒット
2003.55風船おじさん行方不明に、貴乃花整体師洗脳疑惑、森内閣、ゴージャス松野どん底人生、大神源太のマルチ商法
2003.64田代まさし盗撮で逮捕、田村亮子・谷佳知結婚、大澄賢也一億円の慰謝料、アイフルのチワワヒット
2003.71アイフルのチワワヒット
2003.85千田・アニータ事件、タマちゃんフィーバー、タマちゃんのことを思う会、替え玉受験、田代まさし盗撮で逮捕
2003.94森内閣、個人情報保護法案、藤村新一遺跡捏造、お笑い芸人フィーバー
2003.102田村亮子・谷佳知結婚、田代まさし盗撮で逮捕
2003.112トリビアの泉流行、ボブ・サップ勝ったり負けたり…
2003.120
―――
2004.16「有栖川宮」結婚披露宴、開かずの踏み切り、アントニオ猪木の永久機関、藤井治芳道路公団総裁更迭、広末涼子早稲田大学中退、小沢一郎民主党入り
2004.24中曽根康弘&宮沢喜一引退、t.A.T.uドタキャン、鶴瓶生放送中にチ○コ、日テレ視聴率不正操作
合計44
―――

 これらの事件を、「政治」「芸能・スポーツ」「流行」「社会事件」の4つに分類すると、以下の通りになりました。(あーやりにくかった。けど、敢えてやりました。)
件数具体例
芸能・スポーツ1738.6%田代まさし
社会事件1329.5%遺跡捏造
流行18.2%くぅ〜ちゃん
政治13.6%森内閣

 次に、個別の事件をカウントして、多くネタにされていた事件を調べてみました。
1位田代まさし、盗撮と覗きで逮捕4回
2位アイフルのチワワがヒット3回
3位



田村亮子・谷佳知結婚
森内閣
千田・アニータ事件
大神源太のマルチ商法
2回

 う〜ん、さすがは田代まさし。数年前の事件にも拘らず第1位を獲得しちゃいました。だてに2ちゃんねらーの心を掴むだけはあります。2ちゃんねるでこれ以上の祭りを起こせる人間は他にいないでしょう。
 2位のくぅ〜ちゃんですが、ただ単に可愛いという要素もあるのでしょうが、このCMが消費者金融のCMであることもネタにされやすい要素だったのではないでしょうか。そもそも借金というものは落語「掛取り」などに見られるように、お笑いのネタにされやすいのです。又、消費者金融と聞くと、「所詮は金貸しだ」と蔑む風潮が一般に強いからネタにされるのだともいえるでしょう。
 3位については4つがランクイン。森内閣は一連の失言などをひとつの事件としてくくりました。田村・谷の結婚については挙式前からネタにされていました。千田・アニータ事件は千田被告の横領→チリ人妻への送金→アニータの奮闘という一連の出来事を総括したものです。

 これらの調査結果を鑑みるに、芸能界ネタが多いです。「ネタにされた有名人」で芸能人が多かったのと相関関係にあるのでしょう。要は編集者も投稿者も芸能関係には詳しかったりするということでしょうかね。
 しかし、「有名人」の項目では浮かび上がらなかった「開かずの踏み切り」や「トリビアの泉」が登場しました。この点にはちょっと注目でしょうか。

対策
最低限これだけはやってはいけない
 掲載される作品を丹念に見てゆくと、そこに決して登場しない分野のネタが思い浮かんできます。逆に言えば、そういうジャンルのものは掲載されない(掲載できない)と見てよいでしょう。そういうものはネタにするだけ無駄ですし、場合によっては、編集者の心証を悪化させてしまうかもしれませんので、差し控える方が良いでしょう。
 では、どういった分野のネタがまずいのでしょうか。私なりに考えてみました。
やってはいけない投稿
1.差別的な用語・ネタ
2.卑猥すぎる用語・ネタ
3.天皇・皇室ネタ
4.宗教(特に新興宗教)ネタ

 1の「差別的な用語・ネタ」は、例えば部落差別や人種差別、障害者差別などをネタにすることです。無論、「チーノ」や「ニガー」などの差別用語も使ってはいけません。
 なぜいけないのかと言いますと、雑誌もメディアの一種である以上、メディアの責任として差別を助長する発言を発信することは厳に慎まねばならないからです。
 当然ながら、一市民である我々も、差別を助長する発言をしてはならないのはいうまでもありません。

 2の「卑猥すぎる用語・ネタ」は、エロゲーやエロ同人誌に親しんだ読者諸氏にはよくわかるかと存じます。例えば、女性の生殖器の直接的呼称はダメですし、ネクロフィリアや輪姦などの刺激の強すぎるものもいけません。
 ただ、先述の下ネタの項目について述べたとおり、下ネタは一定の割合で採用されています。しかるにこれらの下ネタはソフトなエロです。ですから、下ネタを投稿する場合は、ハードなものを避けてソフトなものにするのが良いでしょう。

 3と4について説明します。
 昔、とある雑誌を立ち読みしていたら、こんなことが書いてありました。テレビのバラエティー番組のコントの脚本を書く際に二つのタブーがある。皇室と宗教団体をネタにすることである。皇室をネタにすれば右翼団体に何をされるかわからない。宗教団体をネタにすれば、その教団から何をされるかわからないからである、とのこと。
 事実、オウム真理教(当時)をネタにした漫画家・小林よしのりはオウムに暗殺されそうになったし、右翼団体が街宣車を繰り出すのは実に有名なことです。
 このことはテレビ番組のみならず、雑誌にも相通じる所があるでしょう。ここまで書くと、メディアの軟弱ぶりに義憤を覚える向きもあるかもしれませんが、編集者とて人の子、怖いものは怖いのだから仕方がありません。
 さて、具体例を挙げましょう。池田大作SGI会長や大川隆法幸福の科学総裁などです。ただし、「坊主丸儲け」くらいは言ってもかまわないでしょう。それから、「有栖川識仁」もネタにして構いません。あれはニセ皇族ですから。

ネタはどこから仕入れるか
 ところで皆さんは、ネタ出しに際してハタと当惑してしまった経験はないでしょうか。「問題文はここにこうしてあるんだけど、なんと答えてよいのかわからない」というふうに。
 もし万が一、「俺の場合はネタが次から次へと泉が湧き出るように出てくるぞ!!」なんていう人がいらっしゃったら、その方はここを読み飛ばしてください。そういう天才には、これから述べるアドバイスは無用の長物ですから。
 出不精で内向的で面倒くさがりな人の場合、自分の部屋に引きこもってウンウン唸りながら考えることでしょう。それはそれで結構なのですが、そうして出した回答は独りよがりでマニアックなモノになってしまう傾向があります。
 そこで私は、上記のように引きこもる以外に、色々な手段を講じています。そのうちの一つとして、新聞を読むことにしています。(私は日経と産経を定期購読しておりますので、新聞を読むこと自体は苦になりません。)新聞には厖大な情報量が詰まっていて、そこからネタの手がかりにするのです。例えば、8月号問1の拙作のネタ「家政婦は(180歳まで生きられるか?)」は、新聞のテレビ欄の文字から持ってきたものです。
 さて、新聞と似たようなものとして、雑誌・週刊誌などがあります。これらを参考にしてみるのもいいでしょう。ただし、テックウィンからネタを出すのはおすすめできません。なぜなら、他の投稿者たちも皆、テックウィンを読んでいる為、ネタがかぶってしまう可能性が高いからです。
 次に、同じ情報収集の手段として近年とみに躍進著しいインターネットがありますが、これはあまりおすすめできません。なぜなら、インターネット上の情報を入手する時は大概ピンポイントですので、様々な情報からネタを出すのには向いていません。
 さて、それではこれら一連のメディアの有効性を自分なりにまとめてみました。

ネタ出し情報源有効性一覧表
新聞
(一般紙)
★★★★☆政治経済、文化風俗まで広く網羅。ただし、一般的な情報が多く、そこからネタを捻り出すのに一苦労。
新聞
(スポーツ紙)
★★★☆☆一般紙に較べて面白い情報が多いものの、内容は薄っぺら。大量のネタ出しには向かない。
雑誌(一般)★★★★☆一般紙ほど多彩ではないが、よりディープな情報がある。又、読者の興味をそそる記事もあってネタにしやすい。
雑誌(専門)★☆☆☆☆ネタがマニアックになりがちで、他人の理解に苦しむ。
テックウィン★☆☆☆☆みんな読んでいるので同ネタが多くなりそう。
インターネット
(ニュースサイト)
★★☆☆☆情報量は案外少なかったり、全部読む気がしなかったりする。
インターネット
(2ちゃんねる)
★★★☆☆ニュース系の板には様々な面白いニュースがある。ただし、嘘は嘘であると見抜ける人でないと、(2ちゃんねるを)使いこなすのは難しい。
テレビ(ニュース)★★☆☆☆映像は多いが、情報は案外少ない。CMでも見よう。
テレビ
(ワイドショー)
★★★☆☆芸能ネタは結構採用されているので、その点は重宝するかも。ただし、いかんせんテレビなので情報量が少ない。

「傾向」活用法
 ネタ出しの手がかりとして、先述の「傾向」を参考にしてみるのもいいかもしれません。例えば、ランクインしているキーワード・人物をネタにしてみると、結構面白いのが出てきます。これらがネタの素材として優れているのは、ランクインしていることで既に証明されているからです。
 ただし、これには注意が必要です。先述した通り、テックウィンは投稿者全員が読んでいるため、同ネタに陥る危険性が非常に高いのです。

おまけ
 前回の便乗企画で好評だった、「ハンドルネームをgoogle検索にかけてヒット件数を調べる」というのをやりました。
調査対象:新・投稿モノ3最終ランキングTOP20
参考文献:テクウィン2004年2月号P113
検索方法:googleで普通に検索
調査日時:平成16年1月13日

ポイ
ント
名前ヒット
件数
備考
122吉本ルリヲ1これのみがヒット。
111瀬名霧徒33
103戸根義典17芸人戸根義典ゲーム企画を発見。
100えにぃ384
95泉獺346
87セルシ約67600
86藤原健右1これのみがヒット。
84銭湯妖精湯加減60
78をづゑゐぢ73
1068矢口ヒサシ29ここで「千駄木五丁目行進曲」を語っています。
1164真鯛約49400
1261苦学生約309000
1352ロンドン橋約4800件
1449湘南☆電脳乗波人101件御本人のHP湘南☆工房を発見。
1543けたろう約1480件「つけたろう」や「さけたろう」がヒット。
1636Atofam+α1掲示板が一件ヒットするも既に消えていました。
1636長岩将弘1これのみがヒット。
1830野川さくら研究会0
1925アナログかまぴぃ1これのみがヒット。
1925遅れてきたルーキー405ホンダ・アコードやスポーツ選手、
お笑い芸人などがヒット。

 前回の調査結果と比較すると面白いかもしれません。又、このリストに載っていらっしゃる方々で、「俺はここにいるんだ〜!」と言いたければ、お気軽に掲示板に書き込んでくださいませ。心よりお待ちしております。

追伸:「魁・投稿モノ4」に向けての抱負
 「新・投稿モノ3」で採用された私のネタを調べてみました。そしてそれを、「下ネタ」「政治経済」「芸能人」などに分類してみました。
泉獺の傾向(新・投稿モノ3)
ジャンル件数
下ネタ1221.8%仮性包茎、赤玉
政治経済1018.2%小渕敬三、中曽根康弘
芸能人1018.2%田代まさし、デヴィ夫人
社会事件3.6%遺跡捏造、マルチ商法
テレビ番組3.6%1カ月1万円生活
スポーツ3.6%M・ジョーダンの冗談教室
アニメ1.8%こんにチワワ
その他1629.1%あめおめことよろ

 すると、下ネタと政治経済ネタが多いのがわかります。ということは、泉獺はそっちの方面に強い、と言えるでしょう。「魁・投稿モノ4」ではその強い部分に力を入れておくことにします。というより、既にやっちゃっています。変態政治家・山崎拓をネタにしちゃいました。エロ拓さん、ごめんなさいね〜。
追伸2:ネットでのネタ拾いの有用性
 先ほども少し触れましたが、インターネットでネタを探すことの難しさを改めて指摘しておきます。ネタ拾いとは、とにもかくにも有用な情報を獲得することが第一なのですが、これが結構大変なのです。一文をちょっと引用してみましょう。
 しかし、ブログに限らずインターネット上のコンテンツは参入に制約がないから、総体としては「玉石混交」になる。それも石の比率が圧倒的に高いのが大問題。よって、読み手側で玉と石を選り分けられなければ、情報洪水の中でおぼれてしまうこと必定となる。ならばプロの手によってあらかじめ編集された新聞や雑誌をパッケージとしてまとめて読む方が効率的だ。(梅田望夫「ネット上に増殖する『ブログ』 米大統領選にも影響及ぼす新現象に」H16.3/6付産経新聞朝刊21面【正論】)
 上記のように、いざ探してみたら石(クズ情報)ばかりで玉(使える情報)は石に埋もれて見当たらない、ということはよくあることなのです。(皆さん経験あるでしょ?)
 それなら寧ろ、新聞や雑誌にまとめられた情報を用いた方がよい、というのは私も感ずるところであります。(H16.3/8追加)
【続き】
【本棚】
【ホーム】