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創造のデーモン

 自我を創造(創作的活動)へと駆きたてるモノで、これに取り憑かれると、一心不乱に創作活動に励む事になる。芸術家が寝食を忘れ、周囲との関係性を断絶してまで作品を創り上げているとき、その人は創造のデーモンに取り憑かれているのである。
 ただし、創造は同時に破壊をもたらす。新しい物を作り出すということは、古い、旧来の物を壊す事でもあるからだ。
 創造のデーモンが肯定的に働くとき、創造的活動へと結びつく否定的に働くとき、自我の体系・価値観・ペルソナを破壊してしまう。ゴッホやニーチェのように、芸術家や哲学者が精神をズタズタに引き裂いて発狂するのは、多くは創造のデーモンの破壊作用によるものだろう。

表徴としての例
ファルロスの王(『ユング自伝』)
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