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桃の子桃太郎(二〇)

 桃太郎は実にバブリーでしたが、一方、犬猿記事の三匹はどうなったでしょうか。
 もちろん、彼らはちゃっかりおこぼれにあずかって、テレビにラジオにと大忙しでした。
 ところが、成功すれば嫉む奴がいるもので、ブラックジャーナリズムの有象無象が嗅ぎ回ってアラ探し。そしたら猿のムネヲハウス疑惑、記事の秘書給与流用が暴露されて、ついに両者は逮捕されて塀の中の住民となってしまいました。又、犬は過去の強姦発言が掘り返されて、これも無傷ではありませんでした。
 そのころ中国人活動家七人が尖閣諸島に不法上陸したので、バッシングに辟易していた犬は好機とばかりに領土死守の旗を掲げて尖閣諸島へ旅立ちました。
(続く)

©IZUMI_Kawauso
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