remove
powerd by nog twitter

ガンダムアストレイ レッドフレーム

MBF−P02 GUNDAM ASTRAY RED FRAME

2003年11月発売 1200円(税別)


型式番号 MBF−P02
全高 17.53m
重量 49.8t
武装 頭部75ミリ対空自動バルカン(イーゲルシュテルン)
ビームライフル
ビームサーベル
ガーベラストレート
パイロット ロウ・ギュール

オーブ首長国連合が自国防衛用につくり上げたMBF(メインバトルフィギュア)「アストレイ」シリーズのプロトタイプ。

その開発にあたったオーブの半国営企業モルゲンレーテ社は同時期に地球連合から発注されていた、
GAT−Xシリーズの多くのデータを盗用したと思われる。

だが、ブラックボックス化されていたPS装甲はコピーが出来ず、故にコンセプトとして、
「機体を軽量化し運動性を重視する」という案が採用された。

P01〜P03まで製造されていた機体は、ザフト軍によるヘリオポリス襲撃の際、極秘開発の露見を恐れた
関係者により施設ごと廃棄されたはずであった。

が、直後、火事場泥棒的に現場に突き入ったジャンク屋ロウ・ギュール等に偶然発見され、
レッドフレームは彼の愛機に、そしてブルーフレームはひょんなことから因縁の出来た傭兵、
叢雲劾(ムラクモ・ガイ)に渡された。


SEEDのプラモデルの中で一番初めに発売されたコレクションの出来がよく、
漫画の人気もあいまって出てくれと期待されていたHGアストレイが
SEED放映終了後ようやく発売されました。

さすがに後発のキットだけあって出来は素晴らしいです。
今までのSEEDHGの技術を凝縮したといっても過言ではないですね。

なんといってもよく動く!アストレイ自体が漫画の影響で動かしてポーズを決めたいと思うMSなのですが、
その欲求を満たしてくれていますね。
肘・膝は二重関節ではないものの、90度以上曲がります。フレームという設定上、
挟み込み式の関節なのですが、それが逆に実際の人間のような曲がり方を実践しています。
なので二重関節とは違い、より自然な曲がり方が再現されています。

肩は胸にブロックを上から取り付ける感じで前後左右に動かせます。
MGエールストライクの関節のような感じで非常によく動きます。
腰もある程度前後にスイングできますし、股関節もすごくひらくので大股開きも出来ます。
首の可動範囲も広いのですが、胸の装甲が少し干渉するので削ってやるといいかもしれません。

足首はそれ自体の可動範囲も広いうえに、スリッパ式に可動するので接地性も抜群です。
少々足首のボールジョイントの軸が目立つ気もしますが許容範囲でしょう。
造形としてはツノが太めなので削るくらいでしょうか。腕が太い印象もありますが十分かっこいいです。

あとギミックとしてバックパックの下方へのスライド機構も再現されています。
背中に取り付けられるフライトユニットとか出て欲しいですね。

武器はビームライフルとビームサーベル、シールドが標準装備されています。
ビームサーベルは新規造形の高出力をイメージしたディテールの物がついています。
ビームライフルは専用の持ち手付き、シールドは2種類の接続方法が出来るマウントパーツが付いてます。

そしてみなさんお待ちかね!!レッドフレームといえば日本刀!ガーベラストレートももちろん付いてます!
1パーツ成形ながら銀メッキしようでかっこいい!しかもクロムメッキのつやなしなのがいい!
ゲート跡も柄のところや刃の先っぽの方と目立たないところについているのがうれしいです。
ちゃんと鞘にも収納できて腰に装着できます。鞘外した時の腰の中が気になりますけどね。

可動範囲の広さを生かしての両手持ちも出来ますし、動かして楽しいキットです。
刀を使ったアクションの幅を広げるためにも平手の手首が欲しかったですね。

今回シールが使われている部分は頭部の緑の部分とカメラアイ、お腹と腰の赤い部分ですね。
あと肩とシールドにつけるジャンク屋組合のマークがロウのサイン入りとなしの2種類が2つづつ付いています。
こちらのシールはMGなどと同じ素材で跡が目立たないのがうれしいですね。

2003年最後のSEEDのHGキットとしてSEEDプラモの進化系を見せてくれました。
造形と可動の完成度の高さやコスト面など全て考えても、
今年一番のおすすめキットであると言っても過言ではないでしょう。とりあえず買っとけ(笑)。


装備なし状態

コレクションより骨太になりいい感じ。
ポリキャップも赤なので目立たなくなってます。

装備なし状態BACK

バックパックは設定どおり下に可動します。
フライトユニットも欲しいところ。

ビームライフル装備

肩は前後だけでなく上下にも多少動くので
かなり可動範囲は広いです。

立ち膝ポーズも可能です。

足首は目立たない程度にスリッパ式になってます。

ビームサーベル装備

ビームサーベルは専用の造形で
高出力な感じがよく出てます。

設定資料より その1

肘は2重関節じゃないのにここまで曲がる!
まさに人間の肘のような感じです。

設定資料より その2

格闘家のようなポーズも思いのまま!

設定資料より その3

片足でも自立します!
ただ足首がちょっとゆるいかな?

ガーベラストレート その1

もちろん付いてます!
鞘から抜くポーズも決まってます!

ガーベラストレート その2

お命頂戴!とうっ!!

ガーベラストレート その3

刀身は銀メッキのつやなしでかっこよすぎです!

ガーベラストレート その3

一応両手持ちも出来ますよ〜!

ガーベラストレート その5

どりゃぁっ!レッドフレームは
菊一文字が全てといっても過言ではない!

HGとコレクションの比較

コレクションも造形はいいですけど、
やっぱりアストレイは動いてなんぼですね!

戻る