- 907 名前:
名無しさん@ピンキー 2005/09/07(水) 15:09:18 ID:YisfIb6u
- 聖奈さんを書いてみた
「聖奈さん??」ノックしてみたが、訪問者に気づかないのか返事がない。
人の気配は確かにするのだが、
無用心な事に部屋の鍵もかかっていない。
不信に思って、久遠は気配のする奥へ入っていった。
部屋の奥から、苦しげな荒い息遣いが聞こえてくる。
「琴葉ちゃん」
「ハァハァ、せ、聖奈さん、もう許して下さい・・」
必死に懇願する琴葉の言葉が聞こえないかのように聖奈は動きを止めない。
それどころか指をさらに強く動かしてくる。
クチュクチュと粘着質な音が室内に響く。
「あぅ、あッ・・」琴葉の普段とは違う艶かしい声。
久遠は真赤になって逃げるようにその場を後にした。
心臓がすごい速さで鼓動する。
「・・・いったいあれは・・・」
閉めた扉に背を預けるようにもたれかかる。
動揺の色が隠せない。震えた手で口元を抑えた。
- 908 名前:
名無しさん@ピンキー 2005/09/07(水) 15:11:38 ID:YisfIb6u
- 絡み合う肢体を惜しげもなく晒し、二人は先ほどの行為の余韻に浸っていた。
「・・・副会長に知られてしまいましたが・・」
困ったような顔を見せる琴葉の髪を優しく手で梳きながら
「久遠さんには刺激が強すぎたのかしら〜」
久遠はいくら大人びて見えても、少し前まで中学生だったのだから無理もない。
ましてや、同姓同士の営みなど少々刺激的すぎたのだろう。
「フフフッ・・・いいこと思いついちゃった、フフッ・・」
聖奈のそんなセリフに琴葉は久遠のことが心配になった。
- 909 名前:
名無しさん@ピンキー 2005/09/07(水) 15:23:21 ID:YisfIb6u
- 翌日、何事もなかったように二人は振舞っていた。
「・・副会長、報告書です」
「ありがとう、琴葉」
「・・・失礼します」
隠密の統括室でいつものように報告書を受け取る。
久遠は昨日の事は自分の勘違いだったのかもしれない。そう思えてきた。
琴葉と聖奈さんがそんなこと・・・顔が熱くなる。
「久遠さ〜ん、考えごとですか?」
「せ、聖奈さん」覗き込むような聖奈の視線に思わず持っていた書類を落としてしまった。
慌てて、書類を床から拾い集めると努めて冷静に言葉を紡いだ。
「明日の会議の事で少し・・」苦しい言い訳だと自分でも思った。
「そうですか〜大変ですね」
そんな聖奈に視線を合わせることができず、久遠は意味も無く手元の書類に視線を落とした。
聖奈は何をするでもなく久遠の事を見ている。
「聖奈さん!」
「暑くないですか〜?」久遠の見ている前で彼女が上着を脱ぎ始めた。
そういわれてみればそうだ、空調が止まっているのだろうか?だとすれば隠密?
そうこうしてる間に、聖奈はベストを脱ぎ、リボンを解いた。そして、ゆっくり上からブラウスのボタンを外していく。
久遠の中で昨日の情景が頭をよぎった。
「せ、聖奈さん、いい加減にして下さい」
自分でも驚くほど大きな声がでてしまった。その事が恥ずかしかったのか頬が赤く染まっていく。
そんな久遠の様子に聖奈はクスクス笑う。
自分が遊ばれてることが、不快になった久遠は堪らず外へ出ようとしたが
既に扉には鍵がかかってあった。
一瞬しまったといった表情を浮かべ、聖奈の方を向き直ると彼女を睨みつけた。
「そんな顔しないで・・・虐めたくなっちゃうから」
- 914 名前:
名無しさん@ピンキー 2005/09/07(水) 23:54:20 ID:g6hFWJpC
- >>909の続き
いつの間にか壁際に追い詰められ、聖奈の顔が息のかかる距離まで近づいていた。
着崩した制服から胸の谷間が見える。久遠はそんな彼女を正視できず真赤になったまま視線を外した。
「昨日はゴメンなさいね〜」
何を謝っているのか、久遠にはわからない。
「琴葉ちゃんと私どうでした〜?」
「・・・」そんな卑猥のこと口が裂けても言えない。
俯いたまま黙るだけでも今の久遠には苦しかった。
「いけない事って、ちょっとドキドキして楽しいですよ」
腰に回された手。
「!!!」
そのまま久遠を自分の方へ引き寄せると、強引に唇を奪った。
歯列を割って侵入してきた舌。
「・・・せ、せい・・・や、やめ・っ・」
思考が上手く働かない、首に回された手が久遠のリボンを外す。
そして喉元に回ってきてブラウスのボタンを二つほど外していった。
首筋が外気に晒され一瞬肩が小さく跳ねた。
「同姓でこんな・・」困惑の色が隠せない。
「何事も経験が大切だと思いますけど」
弄られるように体の上を這いまわる手。臀部を撫でまわす手がスカートの中に入ってくる。
「・・・あ・いやっ・・っふぁ・・」
否定の言葉は全て、甘い接吻に飲み込まれていく。
ブラウスの上から乳房をゆっくり丹念に揉み解すと
強張ったから体から徐々に力が抜けていった。
体の芯がどんどん熱くなってくる。
そんな久遠の体の変化を楽しみながら、聖奈は彼女のブレザーとベストを脱がす。
その間にも攻める手を休めようとはしない。足元にスカートが落ちた。
久遠はいつの間にか、下着とブラウス、靴下だけの姿にされていた。
- 915 名前:
名無しさん@ピンキー 2005/09/07(水) 23:59:17 ID:g6hFWJpC
- 彼女を抱えると、さっきまで久遠が座っていた椅子に、浅く座らせる。
「せ、聖奈さん!!やめて!」
嫌がる久遠のショーツを無理やり剥ぎ取ると、足を開かせた。
「久遠さんはこんな所まで綺麗なんですね」
髪と同じブロンドで覆われた一角を凝視した。
そこは、濡れて甘い香を漂わせていた。
「そ、そんな、見ないで下さい・・」泣きそうな声が頭上から聞こえてくる。
「う〜ん、もっとかな〜」
そう言うと久遠の秘所に貪りついた。
「ひっ!!」
奥まで舌が入ってくる。久遠は身をくねらせた。
「あッ・・」
くちゅくちゅと音を立てて、攻め立てていく。
久遠は堪らず口元を手で抑える。
「他の人が見たら久遠さんに奉仕しているようにしか見えませんね〜」
楽しそうにそう言うと一気にピッチを上げた。
「せ、せいなさん・・・あッ・・っは・・」
久遠は秘所を痙攣させながら、自らのイスを愛液で濡らした。
聖奈は今度は自分がイスに腰掛けると、久遠を自分の上に跨るように座らせた。
「もう、いいかしら〜」
たぎるように、濡れた秘所に指を挿入した。
「あぅっ・・」
堪らず目の前の聖奈に抱きついた。
「やっぱり久遠さんの中キツキツですね〜」
中の締め付けを堪能するようにゆっくりと動かす。
「・・っ痛・・」
「慣れないと辛いかも〜」
指を動かす度、もがくように体を捩って、体を摺り寄せてくる久遠。
そんな久遠の様子が楽しくてしかたないのか、自然といつもと違う笑みが零れてくる。
ゆったりした指の動きに、苦痛そうだった喘ぎが徐々に甘美な響きに変わっていった。
「・・・んッく んぅ・・」
自分の膝の上で、髪を乱しながら喘ぎ、快に抗えずに必死にしがみついてくる、16の少女。
「やだ・・・あッ」
指の動きを早めて、更にもっと甘い声で鳴かせてやる。
「・・あッ・・・ひっ」
布越しに互いの乳房が触れあう。
「・・・せ、せい、な、さん・・わたくし・・もう・っ」
「イッちゃって下さいね〜」
聖奈は彼女にさらに一撃を加えた。
甘い叫び声が上がると指の締め付けがきつくなる、久遠は仰け反るように果てた。
溢れる愛液が聖奈の膝をグッショリ濡らしている。
「久遠さん、かわいいです〜」聖奈はまた口づけを落とした。
- 916 名前:
名無しさん@ピンキー 2005/09/08(木) 00:01:32 ID:UkFvpQxG
- 「琴葉ちゃん」誰もいないはずの空間に声をかけると
頬を赤く染めながら、琴葉はいつものように無言で姿を現した。
「後、お願いしてもいいかしら〜?」
「・・・わかりました・・」事務的な口調。
聖奈はご機嫌な様子で部屋から出て行った。
琴葉は久遠の乱れた格好を調えてやりながら、つぶやいた。
「・・・やりすぎですよ、聖奈さん・・・」