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皆さま明けましておめでとうございます!
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

去年は体調がぼろぼろだったので
今年の目標は「体調管理」です。
友人と伊勢神宮に行きたいねと話していたのに
結局いけませんでした・・・><






site


ポエトリージャパン
http://www.poetry.ne.jp/

言葉。というのは
組み合わせによっては
人を罵倒する事も、傷つける事も出来て
限りなく自由であるのに
自由であるが故に、取扱いが難しく
そんなつもりではないのに、単刀直入に物を言い過ぎたりと
誰かの心を抉ってしまう事が多かった私が
こんな使い方もあるのだという事に、今更気がついて感動し
また、勇気づけられるような気がして
あまり詩歌の類には興味の無かった私ですが
随分以前にこのサイトを見つけた際に
結局は、媒体が違うというだけで、なんら変わりの
ないもの(自分がしたいと思っていた事と)
なのかもしれない、と感じたのを思い出しました。
そのまま時の経過と共に、そんな気づきと一緒に
ブックマークに埋もれて眠っていたものを
久しぶりにひょこっと見つけたので、せっかくだし
紹介しておこうと引っ張り出してきました。
詩歌のサイトです。

私が個人的に好きだなぁと感じた詩を作った方々の
ページを個別に紹介しておきます。
お暇な人は、お茶のお共にでも是非。

大椛輝志さんの世界
何かとてもシンプルなのに、ぎゅっと鷲掴みにされました。

八木珠実さんの世界
「新月」も「待ちぼうけ」も、世界に立ち会っているような錯覚に陥るような
そのままの姿を切り取るような、鋭角な感性に惹かれました。
どちらかというと、ショートストーリー的な感覚に近いのでしょうか。

北川浩二さんの世界
どれもが、とても穏やかで優しい詩です。
看病という詩には胸が締めつけられるような思いに。どこまでも優しい。

木葉揺さんの世界
素敵なセンスです。面白いです。

私は、絵を描く時にも自分の持っている女性的な感覚?を打ちだす
という事に関しては、どちらかというと不得意な方ですが
さいとうさんの詩は学生さんなど、女の子が共感しそうな詩で
こういうのも素敵だなぁと思いました。自分には無い感覚ですが
大変惹かれました。サイトの作りもとてもかわいい。
サイトで動画のようなものも配信されているみたいです。
さいとういんこさんの世界






名作


銀河鉄道の夜

懐かしいものを見つけました^^

宮沢賢治の最高傑作だと言われている
「銀河鉄道の夜」という文学が
アニメになった時の主題歌です。

確か私が初めてこの作品に出会ったのは
まだ私が4、5歳の頃だったと思います。

当時はまだ子供だったので
何か畏怖のようなものを感じて
作品のインパクトだけが残り
よく覚えていたのは、お菓子のような
雁のシーンだけでした。

是非色々な人に触れて欲しい作品です。
少し冒頭を流したアニメも見つけました。

これ↓

銀河鉄道の夜冒頭







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また落画きです。だいぶ前に描き進めていて
あとは箱の中身だけ、という所でいろいろてんやわんやに
なり、そのままフォルダで眠っていたのを連れてきました。
こういう「あともうちょっとで完成」な絵が山ほど・・・

いや、絵のサイトなのに文章ばかり(それもちょっとあやしい)
が大挙しているのがさすがに気になり始めてですね><
・・・箱の中身はいずれ加筆しようかな。

所で昨日から歯が痛い!またそろそろ落ち着いたら 歯医者に通わなきゃダメですね・・・。痛いたいたいたい。







music



音楽の話。

ちょっと畑が違いますが^^

友人のプライベートコンサート用に
ちらしを作らせて貰いました。
これは前回のものですが
今回は残念ながら、時間の調整が出来なかった為
コンサートに伺う事が出来ませんでしたTTああ

私はクラッシックからは程遠い人間でしたが
友人がCDをくれたりなどして
ちょこちょこ聴かせて貰うようになると、あら不思議。
それまで喰わず嫌いだったものでも
触れているうちに、その視野の「感受性」が出来るようですね。

酷く疲れた時や、一人でぼ〜っとしたい時に
聴いています。

先日見つけた素敵なSNS。
CDも購入できるのでとても重宝しています。

とりあえず、JASRACなどの認可を受けて
存在しているヤマハのSNSなので
ご紹介しますね。特に好きな演奏者さんの
作品を。


プーランク/ノヴェレッテ第3番

オリジナル曲などもご紹介されています。素晴らしいです。

ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲(後半)
IGATAさんの演奏はどれも素敵。

イベール/金の亀を引く女
フルートの音色がとても美しいです。

ピアソラ/忘却
これはクラシックじゃないみたいですがとても素敵な曲です。

ハチャトゥリアン/組曲「仮面舞踏会」からワルツ
とても劇的!感動しました。

ドビュッシー/アラベスク
クリスタルのような演奏です。心休まります。

ドビュッシー/沈める寺
アレンジが。何かが降りてきそうな音ですね。


演奏者様の名前の表記は、割愛させて頂きましたが
どれも素晴らしい演奏です。気持ちが癒されます。
こちらのサイトで、CDも購入出来るので
気になるけど、一度視聴してから・・・(主にクラシック)
と検索して聴かせて貰ってからCDを選んでいます。

あとアニメ(宮崎さんの)のテーマ曲などを
生演奏で録音したものもありました。
ここに紹介するのは控えますがトトロとか。
うろうろしていると非常に楽しいです。

最近絵を描きながら音楽やバンドなどを
同時にやっている方も多く見かけます。
決してお紅茶とかを、飲みながら聴いているわけではなく
普段聴く音楽と、クラシックの用途を分けています。
酷く、疲れた時専用に。

音楽なくして癒し無し^^
娯楽と共に乾いた心に潤い。







コルテオ Cirque du Soleil


だいぶ前の話になりますが
大好きな友人がCirque du Soleilの
「コルテオ」の招待券をくれたので
観に行ってきました。

通路の席に座って見れたよ!!

どうもありがとう!!感謝。
フ●テレビにも感謝。Y母に感謝。

友人が本をくれたので
読み返しています。

私は当日徹夜したまま直行しましたが
不思議と瞼が降りてくることもなく
「世界」に感動して、何度か涙が・・・。

コルテオとは「葬列」という意味で
主人公のお葬式をモチーフにしていて
パフォーマンスの内容は
まるで宝石箱のような思い出達でした。

そういえば以前「過去はしがみつくものではなく
宝物のように大事に仕舞っておくものなんだ」と
誰かにそう言われたのか、何か文章で目にしたのかは
忘れてしまいましたが、まさに宝箱を覗かせて貰いました。

コルテオという世界の中にあったのは
葬列というテーマの中核である
「死」と対比したかのような
パフォーマンスの「生命の輝き」。

限界と美に、生を感じその中に死を見て
そのコインの裏表の一瞬の輝きのようなパフォーマンス。
手を伸ばしても掴めるものでは決してありませんが
私達と常に寄り添い生きているもの。

また、死というテーマはお菓子のようにふわふわきらきら
したものではなく、ある種独特な領域で、重量感があり
扱いには慎重にならなくてはいけないと感じています。
私も下の物語で、少しそれを書いていますが
例えば身近な人の「死」というのは、人生で起こりうる
出来事の中でも一際インパクトの強いものです。

しかしコルテオでは、死に伴う「悲観」はありませんでした。
私はそれを、こう捉えています。

「生きることに焦点を合わせる」

大事な人を失った時、人は容易にそこから
這い上がることが出来ない事を知っています。
すべての人が静かに生老病死として自然な形で迎えらえるかといったらそうではなく
きっとそれぞれ「死に置けるメッセージ」があるのだと考えています。
対峙する問題も個人によりけりなのは、そこからきっと得るものがあるのだと。

無理に這い上がる必要など何も無いのだとも感じています。
悲しい時は悲しみ、辛い時は辛いことを精いっぱい味わい尽くす。
途中で、感情を未解消にせず、立ちあがれるまで
「感情を食べ続ける」事が必要だと感じています。
しかし日々の生活に追われる中では、これは難しい事なのかもしれません。

でもいつか「食べつくした感情」というのは
昇華し「成仏」していきます。時間の中で。
そして、其の後は綺麗にして宝箱の中にそっとしまっていく。
想い出として。私はその行程がもっとも「過去に捕われない事」において
大切な事だと考えています。

それら、一切の悲しい感情から結晶になった後きらきらと
出てきた物語。それがコルテオでした。

しかし人の「死」は「二つ」存在していると考えています。

ひとつは肉体の崩壊による「死」
そしてもうひとつは精神、魂の「死」

生きながら「死」ぬという選択肢。

下の「蛇と鳥」は
これは私の持つ世界の中でもっとも
「冷気と湿度が高く、苦しくもっとも怖い場所」の物語です。
ここに留まるのも、こういった破滅の世界は私にはとても苦しい物で
この物語の世界の「座標」が私の「危険信号」というわけです。

もう有りはしないのに、過去の亡霊が住んでいる場所。
そして稀にこの「鳥と蛇」を人の中に見ることがあります。

この場所の匂いを嗅いだら

「へっうぐ」

と息が詰まるのを感じるはずです。
これは「シグナル」として書きました。

もし心に触れたたものがあった場合に
手段として使用して欲しいツールとしての物語です。

心の中に存在する「鳥と蛇」

誰かが悪かったわけではないのに
生い立ちや環境の違い、状況、立場
すべてが噛み合い、ただ希望や愛を
求めていたのに破滅してしまった蛇と
自らに罰を課し過去の中を飛び続けた鳥。

意味のない懺悔、過去一点のみに
焦点を合わせた生。すでに蛇が死んだ時に
羽をむしりながら、タナトスの中で生きていた鳥。
自らに課した「罰」から、聞こえてくる心を抉る声。
羽のなくなった姿は、生きる意義さえ失った鳥の姿。

死を持って願いを叶えた鳥。
生きながら死んだ、幼く純粋な「魂」の
「死」の中にあった生。

でも、鳥と蛇の真の願いは
「羽を生やすこと」ではなかったはず。
それはただの手段でしかなく。

「ずっと一緒にいたい」「蛇の幸福」
それこそが、真の願いだったはず。

もし、心の中にそんな鳥や蛇の面影を
見たら、優しく声をかけたやり
失うものは何もないことや
自分を大事にする事を教えてあげて欲しいと
思います。そっと抱きしめてあげて下さい。
鳥と蛇には様々な過程と結末があります。
仲間の声を何一つ鳥は聞かなかったのでしょう。

そこに
「そんな事してちゃ駄目でしょ!!今すぐオロナインを塗りなさい^^;」
そんな他の鳥の子たちの親であるちょっとおせっかいな
お母さん鳥を登場させてもいいですね。

そして生きる場所は違えども、それぞれに発見があり
まだ見ぬ多くの華があり、多くの喜びがある事を
蛇に教えてあげてもいいでしょう。

また、コルテオもそうですが、お話の筋道などについて
つい私は「意味」を考えてしまいますが
これも友人が教えてくれた言葉で

「意味や理屈ではなく、感じたものを感じたまま味わい尽くす」

のだそうです。

誰かが作った作品に触れたに、楽しみが増えますね^^
見えないメッセージは、心に触れます。
触れた場所についてを考える事こそが重要なのでしょう。
見た目ではなく、その奥にあるものを見つめる事で
自己への旅が始まるのだと思います。

それを受け取ったあと、自分の中に
一体どのようなメッセージが眠っているのかを
探し出すのも面白いですね。

本業は絵描きなので絵で描けたらいいんですが・・・。
とりあえずそのうちに・・・!







蛇と鳥

昔々、一匹の蛇がいた。
蛇はいろんなものが欲しくてたまらなかった。
何も無かったから。蛇は特に翼が欲しかった。
いつも地を這い、鳥を目にしては、どうして
自分には羽が無いのだろうと、空を見上げた。

ある日、雛を見つけた。雛は親からはぐれ
ひとりぼっちで迷子になっていた。

食べてしまおうかとも思ったが
孤独だった蛇は、雛の姿に
自分を重ねて見ていた。
蛇は雛を育てることにしたんだ。

雛が成長すればするほど
蛇は雛を愛おしく思うようになっていた。
蛇の中に愛が生まれると、同時に恐怖が生まれた。

それがどんな感情であるかを
蛇はそれまで知らなかった。
何も持ってはいなかったから。

自分の元からいつかいなくなるのではないかと。
手放したらあっという間に
鳥になり、蛇を見向きもせず
どこかに羽ばたいていってしまうのではないかと。
いつか羽ばたいていくことが恐ろしくて堪らなかった。
自分には羽が無いのだから。

蛇は、雛の体に巻きついた。
「どこへも行かないで」
雛は息が出来なくなった。
「どこへも行かない」
雛は窒息寸前で、蛇の身からすり抜けた。

蛇は無我夢中で、大きな口を開けた。
噛みついて、無我夢中で呑み込み始めた。

「どこへも行かないって言ったじゃないか」

雛はただ見ていた。ただ見ている事しか出来なかった。
涙を流しながら。
蛇は自らの体を尻尾から呑み込み
自らを喰らっていた。

蛇が動かなくなってから、周囲に散らばった羽から
2枚咥えて、蛇の背中に置いた。

そして雛は鳥になり
蛇に会うたび、その羽を抜き
渡すようになった。

「いつか羽が生えますように」

鳥は一度も鳴かなかった。真の願いを言葉にすれば
塵になってしまうような気がしていた。
何故羽を渡すのかもわからずに。
鳥はそれがなんであるかを知らなかった。

「貰ってほしい」とお願いすると
蛇は大抵口を大きく開けて、鳥に襲いかかったが
鳥はそれでも、気にも留めなかった。

鳥は過去を飛んでいた。
過去失った蛇の背中に、羽が生える事を望みながら。

鳥たちは禿げた鳥を見て笑った。

「なんて醜い。羽が禿げてまるでローストチキンじゃないか」

鳥は気にも留めなかった。

蛇たちは禿げた鳥を見て笑った。

「羽よりその身を喰らいたい」

いつしか鳥は最後に羽が一枚になった時
実と共に、その身を差し出した。
それは年を経た蛇だった。
長い時間を生き、歴史を刻みこんだ赤い目で
ただ静かにじっとその鳥を見ていた。
一気に鳥を呑み込んだ。


いつしか鳥たちは
不思議なものを目にするようになった。

蛇たちも同じように空を見上げていた。
すべてが同時に同じものを見ていた。天と地から。

「愛」という名から生まれた
「希望と絶望」という「名」の「翼持つ蛇」だった。

これを人は「罪と罰」と呼んだ。

END





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お姫さま(別窓表示)


練習としてお話を起承転結で構成するため
昔日記のらくがきとしてサイトにあげた
「お城の生活に嫌気がさして脱走したお姫さま」というテーマの
上の絵を元に簡潔な物語を習作として作ってみました。
暗黒童話として書きましたので、綺麗なファンタジーを予想されると
不快な気持になる方もいらっしゃるかもしれません。
多少性的表現を含んでいますのでご注意下さい。
豚にのったお姫さまも出てきませんのでご注意下さい。

全編「ひらがな」がほとんどで
目が疲れて大変だと思います^^;
お暇な時にお茶のお共にでも。

ラストのページに使用させて頂いたMIDは
beyondのヤクミさまのところからお借りしてきました。
http://www9.plala.or.jp/yakumidon/


以下はネタバレなので物語を読んだ後にお読みください。

親の因果が子供に続いていくループで完結させるか
それとも断ち切るかでだいぶ迷いました。
でも結局スープで最後助け舟を出す事にしたのは
愛情に餓えて育ったからこそ、不器用ながらも愛情を傾けることを
けっして忘れない人であってほしかったという願いです。
心の弱さから、子供の心をさんざん踏みにじってしまった大人達を
どうか許してやってほしいという願いでもあり
そして自らが、強き人になって欲しいという果てしない希望です。








dark side of moon [LILITH]




108の蛇の化身

人が今生で果たせなかった夢の名を持ち
抗う事の出来ない欲望として
地球の衛星として存在する、もう一つの月

  月の遠点地、ダークサイドオブムーン

  また「リリス」の名を持つ者

西洋占星術に出てくる月の遠点地リリス。
実際に惑星として存在しているわけではなくて
西洋占星学で使用される感受点の事。
月の軌道がもっとも地球から遠ざかる遠点地。

リリスは背徳や欲望を司る星だとか
今生では果たされないもう一つの
自分自身の願望だとも言われています。

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以前日記であげたリリス
舌がべろんとしていて怖いのでやだろうな〜と思っていたのですが
以外にもリアクションを多く頂き評判がよかったので
ここにおいておきまんもす