お便り&情報BOX
●第73回 金子一馬の世界展II (2)●
今回はEASTさんの投稿レポートです。
はじめまして。EASTと申します。 名古屋の最終日にて、「金子一馬の世界展II」を堪能して参りました。 受付を済ませ、パンフレットを頂いて中に入ると、まずはガラスケースに収められたIIIのDX版や、 香各種(金子氏曰く、「運の香のみ「捻り型」にしたかった」との事です…(笑))等と、 ケルベロスや天使たちのジュエリー、IIIのイサムが身につけているバックル、リングが飾ってありました。 (イサムバックル等は発売予定だそうです!) バックルとリングは、「IIIの世界において、流行っているブランドのアイテム」との事で、 実際かなり出来が良く、ファンならずともシルバーアクセ好きなら欲しがる逸品。むしろ私も欲しいです。 その少し奥に衣装が展示。ムナカタさん三種に、軽子坂高校の男女制服、狭間クン制服、 真・Iのヒーロー、Cヒーロー、真・IIのベスと9着。 軽子坂高校の制服やCヒーローのコスチュームは普段着ていても、さほど違和感が無い程で、 さすがは現実に限りなく近い世界感であるメガテンの良い所の1つですね。 さて、展示されていたイラストですが、うわ、わわ。わー。 イラスト集は持っていますが、実物を拝見すると、途端に魅せられてしまいました。 大胆かつ細やかな線に鮮やかな色使い。もはや、会話不要・絶対服従です。 「格好良い…」「すげぇ…」等と、周りの方々からの感嘆がもれるのも耳に聞こえてきました。 ペルソナあたりからと思われる、金子氏の絵柄の変化にも注目です。 繊細さは極まっていくのに、よりキャラクターや悪魔たちは、表情を固くして背景もスタイルも、 生まれたのではなく、創造された様になってゆき、どこか文字通り、神がかりな、近寄り難い様な。 それでいて、視線を合わせた物を惹きつけずにはいられない。 「魔界や悪魔との完全なるシンクロ」 金子一馬氏は絵という手段で、何人にもこれを伝える事に成功されたのだ、と改めて感じました。 トークショウは、金子氏と森田氏のお二人がいらっしゃいました。 花束贈呈から、前記のバックル・ジュエリー販売についてや運の香に関して、 また、ファンの人と一緒に悪魔発祥地ツアーを実現したいとの事、皆さんが薄々思っている、IIIにおいて、 「あの少年はLさん」だろうという事等々、随時金子氏と森田氏のボケやツッコミ、 ファンにしか分からない様な濃いギャグが冴え渡っていました。 生憎とサイン会の整理券が手に入らず、サインは頂けなかったのですが、 原画やジュエリー、ご本人を間近で拝見できただけでも、本当に来場した甲斐があり、 やっぱり悪魔と生きていこう。そんな気持ちに浸れる世界展でした。 稚拙な文章で恐縮です。 / EAST
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