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tomiyumi webその他もろもろ音楽についていろいろ ― DQ2の音楽データベース

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ドラゴンクエスト2の音楽データベース

ドラゴンクエスト・マーチデモ画面
Love Song 探して復活の呪文
パストラール〜カタストロフオープニング
王城
街の賑わい
遙かなる旅路フィールド(1・2人)
広野を行くアレフガルド
果てしなき世界フィールド(3人)
恐怖の地下洞ダンジョン
魔の塔
レクイエム全滅
聖なるほこらほこら
海原を行く
戦い戦闘
死を賭してラスボス戦
この道わが旅エンディング
CDリスト

ドラゴンクエスト・マーチ
Dragonquest March
デモ画面 C major
(FC音源は F major)
いわゆる「序曲」。
オーケストラでは、1の序曲と違って2コーラスで終わる。
2コーラス目のスネアドラムが小気味いい。
んで、この曲はほんとにベースラインが素晴らしい。

Love Song 探して
Only Lonely Boy
復活の呪文入力
(FC以外では冒険の書セレクト画面)
G major
最高52文字という長い復活の呪文、
それを入力する苦痛を和らげてくれた曲。
FC版DQ2発売時には、この曲に歌詞をつけた歌を
牧野アンナがシングルとしてリリースした。
アンナはゲーム中でもペルポイの町に登場し、
彼女に話しかけるとBGMがこの曲に変更される。
FC版のCDではバンドアレンジされている
(これは「街の賑わい」等の他の曲も同様)。
SFC以降のオーケストラアレンジでは、
「間奏曲」風のピチカートストリングスのアレンジ。

パストラール〜カタストロフ
Pastoral〜Catastrophe
オープニング D major 〜 E major 〜 F minor
SFCリメイク以降で追加されたオープニングで使用されている。
平和な時の流れを感じさせる「パストラール」と、
ムーンブルク陥落の場面にマッチする「カタストロフ」。
「パストラール」は、「交響組曲 科学忍者隊ガッチャマン」の
「エピローグ」という曲の前半と同じ曲である(使用楽器は異なる)。
「カタストロフ」のバリバリな音の金管がカッコいい。

王城
Chateau
C major
J.S.バッハ「G線上のアリア」を思わせる、
優雅な雰囲気を漂わせる城の曲。
個人的には、この曲を聴くと
「いかずちのつえ」とか
サマルトリアの王女とかを思い出す。
あと、「はかぶさのけん」も思い出す。

街の賑わい
Town
G major
DQ2はDQ1の100年後の世界なので
気持ちポップス寄りに作曲したそうだが、
街の曲はとくにポップに仕上がっている。
街に入るのを楽しみにさせてくれる曲だ。

遙かなる旅路
Endless World
フィールド(パーティ2人以内) D minor
冒頭のメロディが「広野に行く」と同じ流れ(コードは異なる)で、
「ドラクエのフィールド!」という印象の曲。
Dm → C → Bb → Am と来たあとの、
Dm → C → Bb → Am → D → Dm という流れ、
この D → Dm が感動的だ。
ガロの「学生街の喫茶店」(すぎやまこういち作曲)にも
似たような部分があり(「時は流れた」の部分。キーも同じ)、
すぎやま節と言えよう。
SFC版以降に追加された部分も、
しゃれたコード進行が非常にカッコいい。

広野を行く
Endless World
アレフガルド D minor
アレフガルドといえばこの曲。
PSG音源の「ペッコッペッコッ」という
伴奏部分がなぜかコミカルに聞こえた。

果てしなき旅
Endless World
フィールド(3人パーティ) F major
パーティーが3人揃うとこの曲に変わる。
(1人以上死んでいると「遙かなる旅路」に戻る。)
冒頭の F → G7/F → Bbm/F → F がすでに美しい。
中盤以降のハネたリズムの
楽しくもセンチメンタルなメロディは、
メロディメイカーとしてのすぎやまこういちの面目躍如。

恐怖の地下洞
Fright in Dungeon
ダンジョン 不定
ファミコン時代のダンジョンは、
単調な薄暗いグラフィックと
マップの果てとしての「黒い壁」の効果によって、
昨今のリアルなグラフィックのゲームとは違う怖さがあった。
その効果を倍増させてくれたのが音楽である。
PSG音源のチープで味のある音と、
3音しか鳴っていないのに深く聞こえる打ち込みのテクニック、
そして何より曲のつくり、
これがダンジョンにマッチしすぎるほどマッチしていた。
不気味で怖いのだが決して不快ではなく、
むしろずっと聞いていたくなる。

魔の塔
Devil's Tower
不定
またファミコン時代の話になるが、
ファミコンのPSG音源は、基本的には
矩形波2トラック+三角波1トラック+ノイズ1トラック
という仕様だった。
ファミコンのゲームは、そのノイズトラックを使って
ドラムパートを表現することがよく行われていたが、
ドラクエではノイズが使用されることは少なかった。
その数少ないノイズ使用曲がこの曲である。
そして、そのリズムが非常に印象深かった。
他のシリーズでもそうだが、
塔の曲は洞窟とは違う狂気を感じさせる。

レクイエム
Requiem
全滅・ムーンブルク城 D minor
まさにレクイエム。
ゲームプレイ中にはあまり聞きたくない曲だが、
CDでは何度も聞きたくなるいい曲です。

聖なるほこら
Holy Shrine
ほこら D minor
ファミコンのときはたった4小節を
延々と繰り返す曲だった。
そのためか、かなりインパクトのあった曲。
リメイク時に8小節追加されたが、
その時発売されたロンドンフィル版のCDでは
まだオケ化されなかった。
都響版のCDで初めてレコーディングされ、
めでたくいつでもオケ版が聴けるようになった。

海原を行く
Beyond the Waves
C major
船を手に入れて一気に世界が拡がったときの、
3拍子の楽しい曲。
この楽しさに誘われて、
低いレベルでザハンとかに行ってしまうのだ。
で、金のカギを手に入れてさらに進んでしまうのだ。

戦い
Deathfight
戦闘 G minor
このイントロの
「まもののむれが あらわれた!」感よ。
リアルタイムでファミコンのDQ2を遊んでいた頃は、
子供ながらに「なんて曲だ!」と思っていたものよ。
ヘンで不気味でかっこいい。
ウラのリズムが気持ちいい。
ちなみに、最初のメロディは
DQ6の「悪のモチーフ」と同じである。

死を賭して
Dead or Alive
ラスボス戦 D minor
パッケージに思いっきり描かれているわりに、
本編で何の伏線もなくいきなり最後に現れるラスボス、
シドーとの戦いの曲。
「ラスボスの使うベホマ」を思い出す。
交響組曲では重厚な曲になっているが、
FC版のCDでは、間奏で
バリバリのサックスソロがあるようなアレンジだったりする。

この道わが旅
My Road My Journey
エンディング C major 〜 Db major (FC版では C major 〜 Eb major)
やはり、エンディングは
すべての苦労が報われるような名曲だった。
ドラクエのコンサートのアンコールにも
しばしば選ばれる人気曲。
この曲は歌詞がつけられて
「ダイの大冒険」のエンディングテーマにもなった。
個人的に、ゲームの曲に歌詞をつけると、
もさくなるというか、「合わないな〜」と思う事が多いが、
この曲はそうした無理矢理感を覚えず、
単純にいい曲だな〜と思った。

CDリスト
すぎやまこういち 指揮
東京都交響楽団
交響組曲「ドラゴンクエストII」悪霊の神々
SVWC-7246 アニプレックス/SUGIレーベル
すぎやまこういち 指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
交響組曲「ドラゴンクエストI・II」
SVWC-7062 SPE・ビジュアルワークス
すぎやまこういち 指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
交響組曲「ドラゴンクエストII」
SRCL-2734 ソニー・ミュージックエンタテインメント
すぎやまこういち 指揮
東京弦楽合奏団
組曲 ドラゴンクエストの世界「ドラゴンクエストII」悪霊の神々
BY30-5136 バンダイ(アポロンレコード)


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