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MEGA-CD レビュー


・うる星やつら ディアマイフレンズ

 漫画「うる星やつら」のメガCD板のアドベンチャー形式の作品。ゲームアーツが作っただけあって他のキャラゲーとは違い、細部まで気が利いたこだわりの作品となっている。この時期のキャラゲーと言えば、クソゲーが定番であったが、この作品は全メガドラ作品の中でも上位に食い込む程の名作であった。

 この作品はストーリーはオリジナル。うる星やつらのオリジナル作品といえば、原作ぶち壊しの面白くも無いものばかりなんだけど、このゲームでは原作の雰囲気を壊さず、よく研究されているなあと感心させられる。特に物陰に潜む、ちょいキャラをには思わずニンマリさせられることだろう。

 またCD作品だけあって登場人物達も喋る。ほとんどアニメ版と同じ声優である。そしてそのセリフが非常に多く収録されているのには感動! 今のゲームなんかではフルボイス当たり前だけど、この時期のゲームと言えば重要場面しか喋らなかったので、そのセリフの多さには本当に感動させられた。

 ラムの髪の色が青色(メガドラの色の限界のためと思われる)なのが残念であるが、うる星やつらは全巻持っていて、メガCD持っている人なら絶対プレイするべき! ・・・・・なんかかなり限定された条件ですが。

(2004/10/02)


・カプコンのクイズ殿様の野望

 プレイヤーが戦国大名となり、クイズで国を落としていくゲームである。アーケードからの移植版。ボーナスゲームが付加され、コンティニュー数を増やせるという、コンシューマーならではの得点付き。でもそのためか、的当てで莫大なコンティニュー数にして、残りは力押しするようになってしまった・・・。コンシューマーのクイズゲームはそういうものだから仕方ないか。

 また無駄だと思うほどの音声が入っていて、とにかく皆さんよくしゃべる。問題の読み上げにも音声入り。買ってきて間もない頃はすごい! と思ったが、慣れてくるとうざい。それに問題数が少なめなので、同じ問題がやってくる確率が結構高い。まあそれでも昔に比べれば問題数なんて多いくらいだけどね。でも・・・・・問題の読み上げの音声の代わりに、問題を増やした方が良かったのでは、と思うのは私だけだろうか?

(2004/10/02)

◆裏技

・イベントゲームだけで遊ぶ
タイトル画面で2Pパッドの右、下、右下、A、下、右下、右、A、下、左下、左、Bの順に押す。


・ぎゅわんぶらあ自己中心派2 激闘!東京マージャンランド編

 漫画「ぎゅわんぶらあ自己中心派」のキャラを使った麻雀ゲーム。ゴットハンドの一発ツモや勝ち過ぎの金蔵の役満など、原作になるべく忠実に作られているのが嬉しいところ。なぜかスーパーヅガンのキャラ達も出ている(しかし豊臣君弱くない)。でも・・・・・これも原作を知らないと面白くないだろう。

◆裏技

・システムの規制解除
タイトル画面で下、B、下、下、B、上、C、左、右、B、上、B、下、C、Bの順に押す。右上に青いタコマークが現われたら成功。フリー対戦以外でもオープン&自動処理ができるようになる。さらに、モードを決定さたあと面子紹介の項目にカーソルを合わせ、画面が切り替わるまで左を押しながらCを押すと、いきなりカジノパレスで遊べる。同様に、アトラクション紹介の項目にカーソルを合わせ、画面が切り替わるまで左を押し続けながらCを押すと、ビジュアルだけを通して見る事ができるビジュアルオンリーモードになる。


・三國志Ⅲ

 光栄の出した三國志ⅢのメガCD版。なんとシナリオの最初に簡単な歴史の流れを紹介するような動画付き。さらにシナリオ0(1以前のシナリオ)がついている。このシナリオでは曹操がまだ君主になっていないため、曹操を配下に出来てしまう!

 メガCD版ならではの特権がついたのはうれしいが、効果音をいちいちCDから読み込むため非常にタルい! 開発、訓練、登用などを行ない成功 or 失敗するたび効果音を読み込み、その都度待たされる。戦闘中も攻撃をする度にまた効果音を読み込む。この効果音だけの為にゲームの進行がかなり遅くなる。これがまた非常にイライラする! これはよほど気の長い人でも無理です!

(2004/10/02)

◆裏技

・訓練度と士気を一気に上げる
武将に兵士を1だけ与えて「訓練」を実行する。同じ月に「再編成」でその武将の兵士数を増やす。すると1ヵ月後には訓練度が100、士気が70まで上昇する。但し武将の武力が低いと数値があまり上がらない。


・シャイニング・フォースCD

 GGで発売されたSF外伝1と2をメガCDで1枚にして、さらに追加マップまで付いた作品。初代SFから20年後の世界が舞台となっており、SF1で登場した人物や、その子孫達も登場する。ルーン大陸の南方、サイプレス国から来た使者により、アンリ女王は眠りの呪いをかけられてしまう。アンリ女王を救うべく立ち上がったSF1の子孫達がサイプレスへと向うところから物語が始まる。

 この作品は、外伝1と2はGG版ほとんどそのまま。外伝3が新たに加わっているが、これは外伝1,2のクリアデータが無いとプレイできない。だから本体バックアップだけでは容量が足らず、プレイできなかったりする。今この時代、バックアップRAMなんてお目にかかれない上に、バッテリーは大丈夫か? という疑問もあるところ。えみゅなら何かと問題もありつつも3はできるのだが・・・

 外伝3では外伝1,2で育てたメンバーが使用できる。別々のシナリオで育てたキャラを全員使って編成できるのが面白い。きっとこの作品からSF3のアイデアが生まれたのでは? と思うところ。ただ外伝1,2共に登場するキャラの能力は継承されない。というか外伝2に登場すると能力が下がるのは、ややいただけない。GG版外伝2をそのままリメイクしたので仕方がないところもあるのだが。

 シナリオはやや淡調、ゲーム時間も短めでサクサク進んでしまうが、もともと携帯用ゲームでお手軽に楽しめるGG版から移植だしね。それにCDなのにROM並のレスポンスを誇り、待ち時間でストレスも感じないので、とりあえずSF1やったことがあり、外伝もやってみたいと思っている人なら是非やってみるべきでしょう。

 またSF1, SF2の攻略データを作った勢いで、SFCDの攻略データ、および攻略記も書いてしまいました。もし良ければ何かの参考にして下さい。

(2004/10/17)

◆シャイニング・フォースCD / Uji作成データ集・攻略記

シャイニング・フォースCD (キャラクター、アイテム、魔法、ミスリル銀の場所などのデータ)
シャイニング・フォースCD 攻略記 (いろんな条件で攻略してみました)


・シルフィード

 私の中でメガCD史上最高のゲーム。ポリゴンで動く(今はポリゴンという言葉が懐かしい! なおこの当時はまだポリゴンは画期的)立体の背景の上で、2Dのシューティングをするゲームである。たまに巨大いん石や戦艦の主砲など、背景からの攻撃を受けることもある。当時、ゲーセンではまだバーチャファイターが出ていない時期で、この時期のポリゴン技術としては考えられない程である。今ではそれほど凄さを感じない画像になってしまったが、当時はとても感動した。

 但しこのゲーム、その背景が売りなんだけど、背景に見とれているヒマは無い! じっくりと背景を見るには、相当やり込んでしまうか、他の人がやっているところを見るしかない。一人でやり込んでいた場合、その背景を誰もじっくり見ることが出来ない。その辺がちょっと痛いところである。

(2004/10/02)

◆裏技

・ステージ&ビジュアルセレクト
オープニングデモ中に、下、下、上、上、右、左、右、左、A、B、スタートの順に押す。

・シールド回復
オープニングデモ中に、右、左、A、右、上、C、B、下、左、B、A、上、スタートの順に押す。するとゲーム中2PパッドのAを押すごとシールドを1目盛ずつ回復できる。

・コンティニュー増殖法
コンティニューの残りが1になってしまったら、オープニングデモ中に右、上、A、B、C、左、左、下、C、A、スタートの順に押す。するとコンティニュー回数が10になる。

・上級者用マニアモード
オープニングデモ中に2PパッドでB、B、A、C、上、左、右、下、C、上、Aの順に押す。その後ゲームを始めると難易度の高いマニアモードが始まる。

・ボイステスト
タイトル画面で2PパッドのAとBとCを押しながらオプションを選択すると、サウンドテストの項目がボイステストに変る。


・スイッチ

 画面中をクリックすると色んなアクションが起こる。基本的にギャグのゲームらしい。でも腹を抱えて笑うことは無い。まあ、それでも爆伝よりマシである。


・爆伝 -アンバランスゾーン-

 某紙の人気ソフトランキングにて、あの帝王「ソダン」を一度打ち負かした伝説のソフト。

 ギャグのゲームらしいが何が面白いのかさっぱりわからん。いや、どこら辺がギャグっぽいのかすら分からない。説明書にはボタンを押すたび笑いが出てくると書いてあったが???。しかも声と映像の動きが合っていないし。

 面白い・面白くないという次元を外れた何とも表現のしようのないゲーム。私の生涯出合ったゲームの中で最強のクソゲーである。

 このゲーム何人もの知人に勧めたが、何人たりとも「爆伝」大魔王を倒す者は存在しなかった。2章までいったのが最長記録である。参考までに最短記録としては3分で寝てしまった人がいた! 恐るべし!!


・ファイナルファイトCD

 あのカプコンの出したファイナルファイトをメガCDに移植したもの。これが出た当時では「いまさら移植?」と言われていた。まあそれでも移植度はかなり高く、SFC版のガイ無し(或いはガイのみ)のとは比べ物にならないほどである。

 内容で違うところはタイムアタックがついたところ。一定時間で何人倒せるかを競う。とりあえずハガー使って何人倒せるかやってみるのが面白い。本編が長くてタルイと思っている人向けかも? あとはコーディ、ガイのパンチの連射が遅くなったことかな? おかげでアンドレの突進が止めれられない。これが結構痛い。

 もしこのゲームを始めるならオープニングは必ず見よう! ガイの「じぇしかぁ?」はかなり笑えます。

(2004/10/02)

◆裏技

・パンチ連射
オプションのEXITにカーソルを合わせて、右とAとBを押しながらスタートを押す。するとアタックボタンをずっと押しているだけでパンチが連射できるようになる。


・HEAVY NOVA

 ロボットの対戦格闘ゲームらしい。動きは非常にぎこちなく、勝っても負けてもイライラする。5分間しかプレイしなかった。いや、出来なかった。98円という値段につられて買ったことに後悔してしまった


・BLACK HOLE ASSAULT

 HEAVY NOVA(上参照)の次期作である。前作でクソつまらなかったのに同じシリーズで出そうというある意味挑戦的な作品。操作性はかなりマシになったが、クソゲーさは一緒である。やはり買ってしまったことに後悔してしまった

◆裏技

・無敵ネーム
ネームエントリーで「MUTEKI」と登録し、オペレーションBHAでゲームを始め、ネームセレクトで「MUTEKI」を選択する。すると攻撃を受けてもダメージを受けなくなる。

・敵を簡単にK.O.
ネームエントリーで「BIGNET」と登録する。それからオペレーションBHAでゲームを始め、「BIGNET」を選択する。するとプレイ中に2Pパッドのスタートを押すだけで敵を倒せる。

・ビジュアルモード
ネームエントリーで「FOMA」と登録する。それからオペレーションBHAでゲームを始め、「FOMA」を選択する。

・別のロゴが登場する
電源を入れてセガのロゴが現われたら、上とスタートとAとCを押しつづける。するとマイクロネットのロゴの代わりにビッグネットのロゴが現われる。

・おまけゲーム
ネームエントリーで「AZY」と登録する。それからオペレーションBHAでゲームを始め、「AZY」を選択する。するとおまけゲームの「ブラックボールアサルト」ができる。

・ラウンドセレクト
2Pパッドの右とAとBとCを押したまま1Pパッドでオプションに入ると、ラウンドセレクトができる。


・ゆみみみっくす

 ゲームアーツが出したインタラクティブゲーム。簡単にいうと選択肢のあるアニメ映画みたいなもの。この作品は少女漫画風で、硬派な漫画を好む私(?)としてはちょっと脳みそがやられそうです

 一度プレイしてみる分には面白かったけど、これを買った日なぜか友達が交互にやって来てはプレイし続け、結局1日中に5回も見せられた。

 ・・・歌まで覚えてしまった。さすがにもう見たくない・・・。腹一杯です。ごちそうさまです・・・。

◆裏技

・画面を早送り
プレイ中、右を押しながらAかCを押す。

・オープニング画面に戻る
A、B、Cを同時に押しながらスタートを押す。

・声優さんたちのメッセージ
MEGA-CDのメニュー画面でPLAY(再生)を選びTRACK4を聞くと、登場した声優さん全員のメッセージが入っている。

・透明人間
学校に行く途中でフワフワ漂う謎の物体を見かけたら「ユーレイ」以外のコマンドをしつこく選択し続ける。すると最後には「ユーレイ」しか表示されなくなるが、下の空欄を選択すると「透明人間」の説明が聞ける。


・LUNAR ~ETERNAL BLUE~

 丁度サターンが発売された時に出たLUNARシリーズの第2作。当時、「メガCD最後の大作RPG」と売り出されていた。その後にメガCDのソフト急激に発売されなくなり、「シャドウラン」を除けば本当に最後のRPGとなってしまった。新しいハードが出ると前のハードのソフト開発をほとんどしなくなる、セガの悪いところである。今はSS, PS, PC版で少しリメイクされて発売されている。メガCD版は限定発売されていたこともあり、まずお目にかかれない程の貴重なゲームになってしまったらしい。

 他のメガCDのゲームの作品と比べると、飛びぬけてよくできた作品である。さすがゲームアーツ。特にストーリー展開が良い。この作品は前作「THE SILVER STAR」のかなり世代の経った話であり、前作出てきた登場人(?)物も少し登場する。このゲームで私が面白いと思った点は、一応のラスボスを倒してエンディングを見た後も話は続くことである。エンディングで青き星に旅立ってしまったルーシアを追いかけて、クリア後にヒイロ(主人公)は世界中を駆けずりまわるのだ。大体のゲームにおいて世界が平和になった後の話はそれほど無い。平和になって町の人達ののほほんとした雰囲気、他の登場人物達のその後が見れて新鮮な感じがあって良かった。

(2002/07/17)


・惑星ウッドストック ファンキー・ホラー・バンド

 メガドラクソゲー四天王の一つ。はるか遠い宇宙から舞い降りた地球外物質「惑星ウッドストック」。そのクソつまらなさはとても表現できるものではない。

 メガCD出たときに発売されたソフト。いちおうRPGらしい。ファミコン以下のグラフィック、恐ろしく稚雑なシステム・・・、途中で歌が流れてくる以外はこれぞメガCD! といたものも無く、発売当時に買った人を幻滅させた。これもまたクリアまでしたが、
クリアした瞬間CDをフリスビーがわりに投げつけたかった

まあ、私は後で98円で買ったからまだいいが、これを発売日に買った人はどう思ったのだろう?


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