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騎士だけでクリア攻略記 [ 前編 | 中篇 | 後編 ]

騎士だけでクリア - 後編

※：ネタバレ注意！

戦闘22: プロンプト 〜 古えの塔

　オレたちはダークソルがいるという古えの塔へ向う。プロンプトのクスコ王が言うにはダークソルは古えの塔の頂上で黒き竜へ力を送っているという。このまま力を送り続けていれば、黒き竜は復活してしまう。オレたちはそれを阻止するために古えの塔へと向った。

　古えの塔までは、またもや森や山で囲まれた歩きにくい場所だ。そんな歩きにくい場所での戦いには慣れてきたけど、ルーン大陸って森や山ばっかりの未開の地が多かったんですね。あいにく、オレたちは一歩一歩地道に進撃しては敵を誘き寄せて倒す作戦をとっていたために、移動が遅くとも問題は無かったが。

　一歩一歩進撃する、名付けて「牛歩作戦」は、ここでは特に有効であった。敵はこの牛歩戦術に苛立ってか、敵の射程より１歩手前に来たくらいでオレたちに向ってくる。そんな敵が向ってきた所を、みんなで囲ってタコ殴り。それをひたすら繰り返す。これで敵も殆ど無傷で敵を全滅させることができた。

　ここでは古代ブンメイのキカイという金属の甲羅で覆われた敵も出てきたが、けっこう余裕だったなあ。もっともマックスさんの作戦の賜物もあるけれど、古代ブンメイってのは大したことないんじゃないかな？ 黒き竜も実は弱かったりして？

戦闘23: 古えの塔

　この頂上にダークソルがいるという。ダークソルは塔の守備にキカイを大量に配備している。さすがにこの狭い塔でこれだけのキカイたち相手には苦戦するだろう。オレたちは一度プロンプトまで戻って回復の実をめいいっぱい買ってきた。この時、本陣に戻ってノーバ様に戦い方を聞いたら、「塔では空を飛べる者を・・・」なんておっしゃっていましたが、いま戦える者で空を飛べる者はいないのですが？ まさか・・・・・・ボケましたか？

　塔では右と左端の狭い階段の先にいる敵が厄介。左側は敵が固まっているためリング類であっさり倒せるけど、右側のジェット×3体にはどうしてもダメージを受けてしまう。なんとか攻撃してくる前にジェットを１体倒したけど、バンガードさんとアーサーさんがジェットから攻撃を受けてしまう。しかもどちらも２回攻撃くらって瀕死の重傷！ うわっ、ジェット強い・・・・いや、キカイのクセに卑怯だ。

　その後、全員でタコ殴りして何とかジェットの動きを止めることはできた。ただ・・・・・２人のケガは「癒しの実が勿体無い」とか言って、マックスさんが治療せず。ヒドい・・・。しかもアーサーさん、その時のケガが原因で最後の最後でデモンマスターに殴られて死亡する。アーサーさん、かわいそう・・・

戦闘24: メタファー

　カオスブレイカーという剣を取りに光の道に入ったところ、途中で敵に襲われてしまう。どうもダークソルは既にこの中に入って封印のカギを回収していたらしく、その時にキカイを配置していったようだ。その中にはカインさんを守護するロボト？ のケイオスまでいる。しかもそのケイオスは強い。壊れかけたアダムとはずいぶん違うなあ。

　とにかくここでは大混戦。すぐ目の前に敵がいて、敵が近寄ってきたら叩くの繰り返し。そのうえマックスさんまで守らねばならない。自分の身を守るのでさえ精一杯なのに、他人のことまで面倒見れませんよ。それにオレ自身、開始早々トーチアイとイビルロープからの攻撃くらって、もうヤバいんですよ（泣）。

　でもマックスさんの身を守りながら戦うってのは、実はすごく意味があった。マックスさんちょっと前から白のリングを付けはじめていて、最初はいまさら守備力6上げても焼け石に水と思っていたんだけど、実はこのリングを使うとオーラLV2の効果があるという。今回、皆さんがこのリングに散々お世話になった。いきなり瀕死になっていたオレも、癒しの実とリングの力で一気に全快！ こうしてみんなで不死鳥の如く何度も蘇えっては、しぶとく戦い続ける。

　ようやく周辺の敵がいなくなったところで、ケイオスを攻撃しに右側から回って向う・・・・・・あれ、ケイオスがいないぞ？ どうやらケイオスは左側から回って攻撃に向ったため、入れ違いになったようだ。ケイオスもキカイだからだろうか？ ボスなのに自ら攻めてくるとは珍しい。でもおかげでケイオスの周辺にいたザコ達は、ケイオスと離れ離れになる。これは各個撃破してくれと言っているようなもの。しめしめ。

　ザコたち撃破し、残るはケイオスのみ。ケイオスは強いとはいえ、さすがに１体だけでは何もできず。タコ殴りにして、ボコボコに破壊しまくって終了。キカイって元々生きていないから死んだかどうか分かりにくいけど、もう修復不可能なほどに壊れたみたい。アダムが言うには、「すくらっぷ」という状態になったらしい。さてマックスさん、これで気を取り直して、カオスブレイカーを取りにゆきましょう！

戦闘25: ルーンファウスト国境

　今、マックスさんは憮然としている。希望の光・カオスブレイカーを入手したというのに、装備できないことが判明したからだ。装備すら出来ないこんな剣をもらったところで何の意味も無い！ と、マックスさんは怒っていました。古代人のキオクに問いただしても、まともな答えが返ってこない。アダム曰く、余りにも想定外のことで「ぷろぐらむ」されてないとか？ 何のことだかサッパリ分からないけど、その剣は持っていればきっと何かに役に立つと思いますよ！

　さて、オレたちはプロンプトを後にしてルーンファウストへと向かう。ルーンファウスト国境には当然ながら、敵兵がウゾウゾといる。こいつらを倒さねば先に進めないのだが、今回もまた森や山が我々の行く手を阻む。うーん、また移動が大変だなあ。

　ここでの戦い方も一歩一歩地道に進んで、敵を誘き寄せては倒すの連続。ここの敵は結構強くなっていて、さっきボスで倒したケイオス級のブローバーがザコとして出ている。でもオレたちが2,3回くらい叩けば、そんなブローバーもあっさり死ぬ。オレたちもかなり強くなったってことかな？

　ここで手痛いダメージを受けたのは、意外と最初のデモンマスターの魔法くらい。後はかすり傷程度のケガしか負ってない。まさに無敵の快進撃だ。よし、この勢いのままルーンファウスト国へ攻め込もう！

・・・・・・って、マックスさんのセリフ取ってしまってすみません。

戦闘26: ルーンファウスト城内（１）

　古えの城へ行くには、このルーンファウスト城を通過しなくてはならない。当然ながらルーンファウスト城には敵の兵士が控えていて、しかもあのラムラドゥ皇帝が待ち構えているらしい。ラムラドゥ皇帝はダークソルに操られているんだけど、彼を倒さなければ先に進めないのだから、嫌でも彼を倒さなければならない。

　まずは皇帝の兵士たちとの戦いから。兵士たちといよりダークソルの操るモンスター、と言った方が正確かな？ 開始早々キマイラに襲われるのだが、このキマイラがまたイヤなヤツ！ 見た目の図体の割にすばしっこくて、スカスカかわしまくる。その上、攻撃力は高いわ、炎は吹くわで非常にたちが悪い。中には６回連続でかわすヤツもいて、２回しか攻撃が当たらないのに順番が２週近く回ってしまった。もう本当にイライラする！！

　マックスさんの指示で、このすばしっこいキマイラはリングやハルバードを使っての魔法攻撃で倒した。魔法攻撃なら確実に当てることが出来る。だけどその代償として、黒のリングとハルバード×２にヒビが入る。これは修理代が相当かかるな・・・。金銭面でも損害甚大だ。

　キマイラさえ倒してしまえば、残った敵は楽勝だった。ここで積極的に動いてくるのはキマイラのみ。あとはパワースピアで遠距離から攻撃してたら、無傷で勝ってしまった。とはいえ、さすがにボウライダーやブローバー相手には遠距離からは反撃を受けるので、ちょっと工夫が必要だったけど。いちおう安全地帯を紹介しておこう。

戦闘27: ルーンファウスト城内（２）

　全てのザコを片付けたと思ったら、突然柱が変形し始める！ なんと柱の正体はキカイであり、オレたちはそのキカイたちに不意を突かれたのである。だが、オレたちはここまでの戦いで相当な戦闘経験を積んできた。キカイたちが起動するより先に破壊するのも難しくないはず！

　まずは鎧を貫通する「れえざあ」で攻撃をしてくるトーチアイから集中的に破壊する。オレがイビルリングで広範囲にダメージを与えて、残る全員でトーチアイにトドメを刺して行く。あっ、イビルリングから煙が出てるぞ？ また修理代がかかるなあ・・・。でもこれで５体のトーチアイを破壊できた。残りはトーチアイ１体、プレインメタル×６となる。プレインメタルは今のオレたちにとってはザコである。殴られても全くのかすり傷。結局ここではトーチアイからの攻撃１回だけ受けて、さほど大打撃を受けずにキカイたちを葬った。

　残るはラムラドゥ皇帝のみ。皇帝は相当な実力者と聞き及んでいるが、さすがにたった一人ではオレたちの猛攻撃の前に為すすべが無かったようである。皇帝はあっけなく死亡した。皇帝は最後に正気に戻り、ダークソルを倒してくれと言ってこと切れる。皇帝、あなたの最後の願い、しっかりと聞き届けました。全ての元凶・ダークソルのヤツはオレのこの手で絶対倒します！

戦闘28: 古えの城 vs. コロッサス

　古えの城に入るといきなり敵に襲いかかられる。敵は古代の「防衛しすてむ」？ のコロッサス、およびキマイラとブルードラゴンの群れ。マックスさんの話ではコロッサスはもはやザコで、キマイラやブルードラゴンの方が本当のボスとか？ 確かにあんな奴らが９体もいれば、どんな奴よりも強そうですよね。

　まずはキマイラとドラゴンを退治する。入り口付近でまず右側に寄ってブルードラゴンを１体、次にちょっとずつ左へ寄ってキマイラ３体を誘き寄せながら倒す。こいつらの攻撃ラインは結構複雑だ。マックスさんも詳細には把握しきれていないみたい。おかげでキマイラを１体ずつ誘き寄せるはずが、３体も来てしまった。さすがに３体相手では結構キツかったけど、イビルリングを使いまくって何とか倒すことができた。その代わり、イビルリングがまたいびつに歪んでしまったけど・・・

　残るドラゴン×１体とキマイラ×１体は１体ずつ誘き寄せて倒すことに成功した。ここも牛歩戦術で戦っていったので結構時間がかかったなあ。マックスさんも戦闘中に退屈過ぎて眠そうにしてたし・・・。なおこいつらの攻撃ラインがどうなっているのかは、図解したいところなんだけど、複雑すぎるのでここでは省略します。牛歩戦術を取っていたとはいえ、オレは前線で戦っていた訳だし、絵なんて描いていたらやられちゃいますからね。

　さてキマイラたちを倒してしまえば、あとは本当に余裕だった。コロッサスも魔法使ってこなかったし。長い間使ってなかったから、ちょっと錆びてたのだろうとマックスさんも言ってました。海水に漬かっていた影響もあるのかな？

戦闘29: 古えの城 vs. ダークソル

　ダークソルと戦う前に、一旦帰って戦闘の準備を行う。今まで使わないでおいた、恵みを雨をラグの棺から取り出す。また何人かメンバーを加え、癒しの実をできる限り持ってもらう。リングの修理なども行い、いつでも戦いに向える準備は出来た。

　ここでマックスさんが、能力アップのアイテムを持ち出してきた。ああ、そういえばゴートさんやハンスの棺に入れっぱなしだったなあ。なんか既にバンガードさんが力のワインをグビグビ飲んでますけど？ まあワインは酔っ払いに飲ませるとしても、守りのミルクは大丈夫なのでしょうか？ ・・・えっ、オレが飲むんですか？ そ、そんな〜。そんなに言うならマックスさんが飲んでくださいよ〜。

　全ての準備を済ませて、ダークソルに戦いを挑む。オレたちが駆けつけた時、ダークソルは黒き竜を復活させている最中であった。おやおや、ダークソルもすぐ復活するようなこと言ってた割には、いまだ復活する気配を見せていないようだ。よし、このまま黒き竜が復活する前に、なんとしてでもヤツを倒さねば！

　ここは真正面に行くとヤツにすぐ届く距離にいるのだけど、この真正面を通るとトーチアイに蜂の巣にされてしまう。まずは両脇の敵を片付けて進むこととなった。そこで部隊を２つに分けて両脇の敵を次々と片付けてゆく。ここのザコはいつものキカイばかり。もう突つけばすぐ壊れるような感じだ。そんなザコたちは、あっという間に蹴散らした。

　残るはダークソルとその周辺のザコのみ。まずは周辺のザコを倒したんだけど、ヤツは全く攻撃してこない。あれ、得意のデーモンブレスはどうなったのでしょうか？ そして次にヤツが攻撃するまでに、オレたちが槍で突きまくったら、ヤツはあっさり倒れてしまった。あれれ、どうしちゃったのだろう？ こんなにあっさり倒されてしまったけど、なんか怪しいなあ。何かよからぬことでも企んでいるんじゃないかなあ？

戦闘30: 古えの城 vs. ダークドラゴン

　ダークソルが倒れ、これで全てが終ったと思ったら、やっぱりヤツは最後にとんでもないことをしてくれた。ヤツは自分をいけにえにして黒き竜を復活させてしまった。なんてこった！ せっかく竜も復活しないままでに終るかとも思ったのに！

　とにかくオレたちは黒き竜までも倒さなければならなくなった。黒き竜の頭は３つある。この全てを倒さねばならないようだ。その上、両脇の穴からはブローバーが倒しても倒しても次々と出現する。この穴を塞げばブローバーも出現しなくなるんだけど、穴の上に立った瞬間から竜の頭から魔法攻撃をくらってしまう。これは厄介だ。

　そこで部隊を２つに分け、メイさんペイルさんが左側、オレとバンガードさんアーネストさんが右側のブローバーを叩く。そして残ったアーサーさんが、なんと一人で竜の頭を叩くという！ 最初にこの作戦を聞いた時には、これで大丈夫なの？ と一同疑問に思っていた。

　みなの不安とは裏腹に、この作戦が結構有効であったことが判明した。なんと竜の頭はアーサーさんが１体だけで離れて攻撃すると、ほとんど攻撃してこない。マックスさんの話によれば、ある行動パターンが「ぷろぐらむ」されているとかで、１歩離れた位置で攻撃してると、たまにしか攻撃をしてこないらしい。でもソウルスチルLV2だけは気をつけろ！ とも言っていた。たまに「せえぶ」をすることも忘れるなだって。う〜ん、マックスさんは時々全く分からない言葉を使うなあ。これも古代人の血を受け継いでるからかな？

　両脇の頭を潰し、残るは中央の頭のみ。あとは最後の力を振り絞って、猛攻撃を仕掛ける。まずは力のリングをつかってアタックで攻撃力を上げてから、オレの槍でヤツの頭に叩き込む！ ヤツからデーモンブレスを受けても恵みの雨で回復してもらい、多少のダメージも構わず猛攻撃をしかける！！ 全員無我夢中で頭へと攻撃しまくった。

　・・・・しばらくして、アーネストさんの攻撃の後にヤツはその動きを止める。やったか・・・？ オレたちはもう疲労困憊で動けない。できればこれで終わって欲しいのだが・・・・・。

戦いを終えて・・・

　そんな希望は空しく、ヤツは一旦動きを止めただけのようだ。なんと、またしてもヤツは復活しようとしているではないか！ なんという生命力！！ というか、どうしますかマックスさん。オレたち、もう戦えませんよ！

　しかしその時、マックスさんはカオスブレイカーを抜き、ヤツの頭へと突き刺した！ そしてヤツは凄まじい断末魔の後に、その生命活動を止めることとなったのである。や、やったーっ！！ これで全ては終了したのである。・・・・でもマックスさん、いつの間にカオスブレイカーを使えるようになったのですか？ しかもいつの間にか黒い鎧まで着こんでいますけど・・・？

　黒き竜を倒すと、城が崩れかかってきた。うわっ、これはマズい。マックスさん、早く逃げましょう！ ・・・・ところがマックスさん、なんとカオスブレイカーから手が離れないらしい。これって、つまりはマックスさんは城と一緒に沈んでしまうってこと？

　でもマックスさんはこんな時でも、ちっとも慌ててない。さすが並行世界の未来を知ってるだけあって、逃げ方も知ってるらしい。なんだ、そいうことだったんですか。どうりで落ち着いている訳ですね。それじゃあ、早く逃げましょうよ。

　マックスさんはリターンの魔法を使って、古えの城から脱出する。一瞬で周りの光景は変わり、古えの城の外へと脱出することができた。う〜ん、魔法って便利だ。そうですよね、マックスさん・・・・・・・あれ？ マックスさんの姿が見えないんですが？

　・・・・結局マックスさんはオレたちの前に現れることは無かった。あんなに落ち着いていたんだから、一緒に沈んでしまったということは無さそうだけど、一体どこへ行ってしまったのだろう？ きっと久しぶりにリターン使ったから、自分だけどこか遠くの国へ飛ばされてしまったのかも知れない。

　さて戦いが終わり、アーネストさんはルーンファウストの近くにあるという国へと戻っていった。ペイルさんとバンガードさんはコンビを組んで傭兵稼業を続けるらしい。アーサーさんは伝説の聖杯を探しに行くとか？ オレやメイさんはこれから祖国へ帰って、復興作業に追われるであろう。

　さあ、これからがもっと忙しくなるぞ。ロウやラグも死んでる場合じゃないぞ！ ・・・・って、実はガーディアナから死んだままなんだけど、まさか腐ったりしてないよなあ？ そういえば、最終戦闘前に棺桶を開けた時には・・・・・・・

完

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