歴代国鉄総裁
国鉄総裁は、初代下山総裁から数えて10代目杉浦喬也氏まで10人いたが、任期を満了して退職したのは、石田禮助総裁のみであり、それ以外の総裁は任期途中で何らかの理由で引責辞任に追い込まれている。
下山 定則 | 1949年6月1日 | 1949年7月6日 | 下山事件で死亡 | 下山事件 |
加賀山之雄 | 1949年9月24日 | 1951年8月24日 | 桜木町事故で引責辞任 | 桜木町事故 |
長崎惣之助 | 1951年8月25日 | 1955年5月13日 | 紫雲丸事故で引責辞任 | 紫雲丸事故 |
十河 信二 | 1955年5月14日 | 1963年5月19日 | 東海道新幹線建設費問題で辞任 | 建設費問題 |
石田 禮助 | 1963年5月20日 | 1969年5月26日 | 高齢により引退 | |
磯崎 叡 | 1969年5月27日 | 1973年9月21日 | 「マル生運動」後の混乱を受け辞任 |
藤井松太郎 | 1973年9月22日 | 1976年3月5日 | スト権奪還ストの責任を取り辞任 |
高木 文雄 | 1976年3月6日 | 1983年12月1日 | 労使協調路線のため政府から圧力 |
仁杉 巌 | 1983年12月2日 | 1985年6月24日 | 国鉄独自の再建案の責任を取り辞任 |
杉浦 喬也 | 1985年6月25日 | 1987年3月31日 | 最後の国鉄総裁 |
杉浦氏は、運輸省から送り込まれた最後の国鉄総裁
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