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小型双眼鏡で星空散策・2001新春編
(暫定版)
タンンクローで気分だけはメシエ・ハーフ?マラソン

 前回は秋から冬にかけて楽しめる天体を小型双眼鏡で覗いてみました。
 さすがに、タンクローではかなり厳しいものの、10X30ISでは主だった星団・星雲を楽しむことが出来ました。

 今回はもっと突っ込んで、この時期に見えるであろうMナンバーのついた天体すべてを見尽くす覚悟でチャレンジしてみましょう。
 心意気は「メシエ・マラソン」のつもりなんですが、一晩寝ないでの観察はちょっときついので数日の分けてチャレンジしています。
 場所も、田舎もあれば住宅地もあり山の上もありで統一性がありませんが、小型双眼鏡での観察ガイドになればと思います。

 (暫定版)となっているのは、私が天体観測初心者(経験6ヶ月)のためで、皆さんから「この天体は見えるはず」あるいは「見えないはず」というのがありましたら、御意見をお寄せください。

 それでは、気分だけはメシエ・マラソンでスタートしてみましょう。

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     選手紹介

 前回と同じく、ペンタックス・タンクロー8X24、キャノン・10X30IS、ビクセン・アルティマ10X44ED、ニコン・18X70IF・WP・WFの4台を使用しました。
 18X70以外は手持ちで、18X70は天頂部以外は三脚固定で観察しています。

 タンクロー8X24は、その辺にある「ごく普通の小型双眼鏡」の代表です。
 天体観察にはあまり適していないのですが、この手の小型双眼鏡なら持っている家庭も多いはず。
 どこまで星空が見えるのかが焦点です。

 キャノン10X30ISは、30mmクラスの中では高性能な双眼鏡といえるでしょう。
 作りのよさで、どこまで小口径のハンデをカバーできるかが楽しみです。

 ビクセン・アルティマ10X44EDは、40mmクラスの平均的な双眼鏡です。
 最近は7X50に変わって、星空観望用の双眼鏡の主流になっているサイズです。
 「天文に適する」といわれる双眼鏡で、どこまでM天体を追えるのでしょうか。

 ニコン18X70IFは、手持では使えない天文に特化した双眼鏡といえるでしょう。
 倍率も高めですし、どこまで天体望遠鏡に迫れるでしょうか。

 それでは、皆様も双眼鏡を抱えて夜空の元に出発しましょう。


    まずは下調べ 

 とはいっても初心者のやること、最初に手元にある数冊のガイドブックで目標を品定めしてみましょう。
 双眼鏡での観察について考えられている本はそれほど多くありませんが、私が使っている物はどれも個性があり実践的な内容です。
 どのような本を使っているのかは書きませんが、御質問があればお答えいたします。

ガイドブック1 ガイドブック2 ガイドブック3
M1
M31 ★★★ ★★★ ★★
M32
M33 ★★ ★★★ ★★
M34 ★★ ★★
M35 ★★ ★★★ ★★
M36 ★★ ★★ ★★
M37 ★★ ★★ ★★
M38 ★★ ★★ ★★
M41 ★★ ★★ ★★
M42・M43 ★★★ ★★★ ★★★
M44 ★★★ ★★★ ★★★
M45 ★★★ ★★★ ★★★
M46 ★★ ★★ ★★★
M47 ★★ ★★ ★★★
M48 ★★
M50 ★★★
M52 ★★★
M67 ★★
M74
M77
M78
M79 ★★
M81
M82
M93 ★★
M97
M103 ★★★
M108
M110

 (ガイドブックの評価  −:記載なし)

 著者によって、取り上げる天体にばらつきはあるものの傾向は似通っています。
 大きな星雲や明るい星団は評価が高く、小さな散光星団や球状星団は評価が厳しく、小ぶりな銀河は掲載されないようです。
 とりあえずは、見えなさそうな天体もあるべきところを探してみることにしましょう。

 ガイドブックの評価と、実際の見え方は比例するのでしょうか。
 ガイドブックが 小型双眼鏡の観察者にも どの程度参考になるのかも、最後に取り上げてみましょう。


    星団を探してみましょう。 

 M天体は小型の望遠鏡でも見やすいものが多いため、分かりやすい対象といわれています。
 肉眼でも見えるものもありますし、双眼鏡でも楽しめる物も数多く含まれています。
 中には、70mm級の双眼鏡でもお手上げという物も少なくありませんが、できる限りのM天体を探していきましょう。

 この時期でも(1月中旬)でも、早い時間だと秋の星座が西の空にとどまっています。

 アンドロメダ座周辺

 代表的な秋の星雲というと、すぐに思いつくのがアンドロメダ銀河(M31)でしょう。
 空の暗さにもよりますが、肉眼でも見える星雲です。
 双眼鏡では、その大きさが一層増し、タンクローでも迫力を堪能できる天体でしょう。
 双眼鏡の大きさよりも、光害の少なさのほうが重要かと思われます。

 望遠鏡では伴銀河のM32とM110があるはずです。
 M32は双眼鏡では心眼の世界で、どれがM32なのかはっきりしません。
 M110は非常に暗く、光害のない条件で70mm級の双眼鏡を使えば、ほのかにその存在がわかる程度です。
 条件が悪ければ、あるいは暗順応が十分でなければ、すぐに見えなくなるように思います。

 もう少し西の空を低いほうを探してみると、M33が見つかります。
 肉眼でも、暗い場所だと、見つけることができる天体です。
 双眼鏡ではタンクローでも十分に確認可能で、30mm以上は口径が増えるにしたがって迫力を増します。

 ペルセウス座周辺

 続いて、ペルセウス座のほうに目を転じると、有名な二重星団とM34が双眼鏡でも見えるといわれる天体です。
 二重星団(h−x)はタンクローでもすぐに見つけることが出来ますが、見える星の数が少なく迫力に欠ける印象。
 10X30ISだとぼんやりとした光の中に明るい星が散らばっているのが見え、40mm以上だとツブツブ感を楽しむことができるでしょう。

 M34はタンクロー単独で見つけ出すのは厳しい印象で、10X30ISでも薄ボンヤリした感じがぬぐえない。
 10X44EDでは明るい星が光の中に浮かんで、18X70IFだと少し細かい星粒が見えそれなりに楽しめる印象。
 さすがに 二重星団(h−x)には貫禄負け?

 カシオペア座周辺

 カシオペア座周辺では、M52とM103が双眼鏡に適した天体として挙げられています。
 M52はM34より見つけにくいが、10X30でも場所がわかれば星雲状に確認できます。
 10X44EDでは、かなり見つけやすいのですが、まだ星雲状でツブツブになるにはいたりません。
 18X70IFでは、適度に星々がバラけて、見やすくなるように思います。

 対して、M103は天の川の真っ只中で、どの星団がそうなのかはっきりしません。
 10X40EDだとNGC663?の方ははっきりと見えるんですが、M103は貧弱にしか見えません。
 18X70IFではもちろん見えるんですが、周囲にはもっと見易い星団があるので感激は半減します。

 おうし座周辺

 アンドロメダ銀河と並んで、秋を代表する天体がプレアデス星団(M45)でしょう。
 都市部でも肉眼ではっきり見えますし、タンクローでも青く輝く美しい姿を楽しむことが出来ます。
 タンクローだと明るい分だけフレアが出てしまいうるさいのですが、10X30ISでも最大限に堪能できる70mmいらずの天体といえそうです。

 おうし座にはもう一つ、超新星残骸M1が存在します。
 「かに星雲」なんていわれて綺麗な写真が撮られていますが、双眼鏡にはちょっと厳しい存在のようです。
 18X70では極めて微かに光のシミのように見えますが、10X44では見えるか見えないかという所でしょうか。
 存在がわかっていえば見えそうな気がします。

 秋のM天体というと、他にはM74・M76・M77がメシエ・カタログに載っているんですが、我が家の双眼鏡では手も足も出ませんでした。

 オリオン座周辺

 秋の代表的な星団を離れて、今度は冬の星団を探してみることにしましょう。

 冬を代表するM天体というと、真っ先に挙げられるのがオリオン大星雲(M42・M43)でしょうか。
 肉眼でも十分に楽しむことのできる星雲ですが、双眼鏡があれば 24mmのタンクローでも肉眼より鮮やかに見ることが出来ます。
 口径が大きくなると、星雲の細やかな襞が見え宇宙の神秘を感じさせてくれます。

 オリオン座にはもう一つ、M78星雲が存在しますが、双眼鏡で見るには口径が大きい物でなければ厳しいでしょう。
 空が暗く、70mmクラスの双眼鏡では尾を引く彗星状に見えてきます。
 それ以下のものでは、微かに恒星のように見えるのみです。

 ぎょしゃ座・ふたご座周辺

 夜も早い時間だと、天頂付近にはぎょしゃ座とふたご座が上がっています。
 ぎょしゃ座にはM36・M37・M38と三つの散開星団が並んでいます。
 視野が8度あれば同一視野に入るのでしょうが、今回使っている双眼鏡では三つを一回で覗くのは不可能です。

 M36はこの中で最も見つけやすく、10X30でも星雲状の天体の中に明るい星々が見えてきます。
 タンクローでも場所がわかれば星雲のようなぼやけた像で見えるでしょう。
 10X44EDでは分離できる星が増え、18X70では完全にツブツブに見えます。

 M37は次に明るいのですが、10X30では完全に星雲状です。
 一応、タンクローでも見えますが、知っていればというところでしょうか。このクラスの双眼鏡で見て楽しいM天体ではなさそうです。
 10X44EDでは周辺の星が多少分離し、18X70ではこれもツブツブに完全に分離できます。

 M38は、数字上も最も暗いだけあって、タンクローでは場所が分かっていても自宅からは見つけられませんでした。
 10x30ISでは星雲状で、10X44だと中央部に明るい星々が見え、18X70では完全に分離が可能です。

 ふたご座に移ると、すぐにM35が見えてきます。
 こちらは、ぎょしゃ座の三つの星団より一回り明るく、タンクローでも星雲状に見えてきます。
 10X30でも中央部に明るい星を数個分離でき、18X70では明るい星粒の塊に見えます。

 M38から繋がって 次々に視野に入ってくる星団は誰にでも見つけやすく、味わいの深い星域といっても過言ではないでしょう。
 双眼鏡で夕食後、天頂付近の星空を覗いてみてはいかがですか。

 おおいぬ座・とも座・こいぬ座周辺

 冬の空で忘れてはならないのは、南の空でひときわ明るく恒星シリウスの存在でしょう。
 シリウスのあるおおいぬ座周辺ではM41が双眼鏡向けの天体でしょう。
 明るい天体なのですが、南中高度が低く光害の影響を受けてしまうのでしょうか。
 タンクローでも条件がよければ星雲状の中にどうにか星を見つけることが出来ます。
 10X30では星雲状の中に見える星が増えてきて、10X44ではほとんどの星が分離してきます。

 おおいぬ座の下、ウサギ座には球状星団M79があります。
 こいつは、ちょっと暗い上に小さい上に高度も低いので、市街地から双眼鏡では見つけるのがやっとのようです。
 18X70では存在がはっきりしますが、星団状には見えないように思います。

 さらに、おおいぬ座の周辺ではM46・M47も双眼鏡に適した天体でしょう。
 M46は暗い星が多い影響か、20mmクラスの双眼鏡では見難い印象です。
 10X30では完全に星雲状で、10X44でも少しザラザラする感じがしてくるだけです。
 18X70IFでは明るい周辺部で星粒に分離が出来ます。

 M47は打って変わって、30mmでもザラザラした印象で、星団の姿を見せてくれます。
 10X44では星団の姿がはっきりし、18X70ではツブツブの世界です。
 18X70でもこの二つの星団は同一視野に入りますから、いつ見ても見飽きないお勧めのM天体です。

 この二つの星団を探していると、空の条件がよければM93がすぐに見つかるでしょう。
 場所がわかれば10X30でも見つけることが出来ますが、18X70でも完全な分離は出来ません。
 星雲状でも、かなり星が密集している星域なので、双眼鏡での散策は楽しいものです。

 さらにこの周辺を見回していると、散開星団M50が見えてきます。
 こちらも10X30でも星雲状にはっきり認識できます。
 M47より明るいのか、10X44でも明るい星が分離できますし、18X70ではかなりの数の星が星雲状の背景の中に並んでいるのが見て取れます。

 もう少し離れたところを探すと、M48も双眼鏡で見つけることが出来ます。
 M50と比べ、少し暗い上に星がまばらで印象は弱いのですが、10X44EDでは比較的見つかりやすい印象です。
 18X70でも中心部は星雲状に見えてきます。

 この周辺では、NGC2264やNGC2237が見所といわれます。
 NGC2264は明るい星団としてすぐに見つかりますが、写真のような美しい星雲の姿は双眼鏡では見えてきません。
 NGC2237も肉眼では見えないのか、光害のためなのか、今回の観察の範囲では見つけることが出来ませんでした。

 かに座周辺

 ここまでくると、後は春の星雲・星団も見頃の場所に来ていることでしょう。

 春の代表的な星団というと、すぐに挙げられるのがM44(プレセペ)でしょうか。
 M45(プレアデス)と同様に、肉眼でも簡単に発見できます。
 タンクローでも個々の星が分離でき、小口径双眼鏡には絶好の獲物でしょう。
 40mmまでなくても、30mmで十分に最高の観望を楽しむことが可能です。

 プレセペのすぐ下には、少し小ぶりですがM67星団が見えるはずです。
 タンクローでも見つけることが出来ますし、30mmでも星雲状に見えて、すぐに発見できます。
 44mmではザラザラになり、18X70では概ね分離が可能です。

 おおくま座周辺

 春の夜空では、おおぐま座周辺にM天体が幾つか集まっていますが、双眼鏡でも見えるものといえば、M81・M82くらいでしょうか。
 この二つにしても、44mmでようやくぼんやり見えてくるだけで、70mmでも条件がよければ かろうじて星雲と区別がつく程度です。
 M97・M108・M109は手も足も出ません。

 本当なら、この後M3・M5・M51・M63・M64・M65・M66・M101・M104・かみのけ座銀河団が観察できるはずなんですけど・・・
 もうこの辺まで見てくると、時計はもう1時を回ってしまっています。
 暖かい部屋に入って、一杯引っ掛けて布団にもぐりこむことにしましょう。


    まとめてみると 

 戦果をまとめて見ましょう。
 ついでに、代表的なガイドブックの評価もまとめて見ましょう。

8x24 10X30 10X44 18X70 ガイド1 ガイド2 ガイド3
M1 惨敗 惨敗 どうにか? まあまあ
M31 楽しめる 絶品!! 絶品!! 絶品!! ★★★ ★★★ ★★
M32 惨敗 惨敗 惨敗 惨敗
M33 まあまあ 楽しめる 絶品!! 絶品!! ★★ ★★★ ★★
M34 どうにか まあまあ 楽しめる 楽しめる ★★ ★★
M35 どうにか 楽しめる 楽しめる 楽しめる ★★ ★★★ ★★
M36 どうにか 楽しめる 楽しめる 楽しめる ★★ ★★ ★★
M37 どうにか 楽しめる 楽しめる 楽しめる ★★ ★★ ★★
M38 厳しい まあまあ 楽しめる 楽しめる ★★ ★★ ★★
M41 まあまあ 楽しめる 楽しめる 楽しめる ★★ ★★ ★★
M42・M43 楽しめる 絶品!! 絶品!! 絶品!! ★★★ ★★★ ★★★
M44 絶品!! 絶品!! 絶品!! 絶品!! ★★★ ★★★ ★★★
M45 絶品!! 絶品!! 絶品!! 絶品!! ★★★ ★★★ ★★★
M46 厳しい まあまあ まあまあ 楽しめる ★★ ★★ ★★★
M47 どうにか 楽しめる 楽しめる 楽しめる ★★ ★★ ★★★
M48 厳しい どうにか まあまあ 楽しめる ★★
M50 厳しい まあまあ 楽しめる 楽しめる ★★★
M52 厳しい まあまあ まあまあ 楽しめる ★★★
M67 どうにか まあまあ まあまあ 楽しめる ★★
M74 惨敗 惨敗 惨敗 惨敗
M76 惨敗 惨敗 惨敗 惨敗
M77 惨敗 惨敗 惨敗 惨敗
M78 惨敗 存在のみ 存在のみ まあまあ
M79 厳しい 厳しい 存在のみ どうにか ★★
M81 惨敗 厳しい 存在のみ どうにか
M82 惨敗 厳しい 存在のみ どうにか
M93 厳しい まあまあ まあまあ 楽しめる ★★
M97 惨敗 惨敗 惨敗 惨敗
M103 惨敗 厳しい 厳しい まあまあ ★★★
M108 惨敗 惨敗 惨敗 惨敗
M109 惨敗 惨敗 惨敗 惨敗
M110 惨敗 惨敗 どうにか? どうにか

 (ガイドブックの評価  −:記載なし)


 あまり大きくない双眼鏡でも、対象を選べば、かなりのM天体を楽しむことが出来そうです。

 30mmの双眼鏡でも、ガイドに載っているような散光星団はほとんどその姿を見ることが出来ます。
 このクラスで見つけることが出来ずに、40mmクラスで見つかる対象はそれほど多くありません。
 見え方の迫力には、もちろん、それなりの差があるのですが、手軽に星空を楽しむには十分でしょう。
 双眼鏡を持っている方は星空を見上げてみることをお勧めします。

 星見に限れば、20mmクラスの双眼鏡は適切な道具とはいえないのですが、諦めるのは早計です。
 対象は限られますが、肉眼では見えないM天体を確認できるようになります。
 手元にこの手の双眼鏡があれば、星座探しを楽しんで見ませんか。
 幾つかの星雲・星団は、自然に双眼鏡の中に飛び込んできますよ。

 本格的に星空めぐりを楽しむのなら、口径は大きな方が快適です。
 三脚が必要になり手軽さは少し損なわれてしまいますが、60mm以上の双眼鏡は暗い天体・小さな天体までよく見えます。
 固定した直視型双眼鏡で天頂付近を覗くのは大変ですが、一脚を併用したりフォークマウントを利用したりする手があります。

 手持で快適に使うなら40〜50mmの双眼鏡が最適でしょう。
 ガイドブックもこのクラスを念頭において書かれていることが多いようですし、代表的な星雲・星団ははっきりと見ることが出来そうです。
 360度を自由自在に見回す楽しさは70mmでは味わえない物です。
 思い立ったらすぐに持ち出せるのも、私のような人間には魅力的です。
 皆で見るようなら三脚固定も可能ですし、大型機と違って小型の三脚で十分なのもお手軽です。

 近くにある双眼鏡を持って、夜空の下に出かけてみませんか。
 星雲の世界は、本当に身近にあるんですよ。
 防寒着と、あったかい一杯を忘れずに。


 

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