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双眼鏡は一生モノ

 ひょっとしたら意外に思われる方がいるかもしれませんが、
双眼鏡は一度購入したら一生モノになる品です。

  時計・鞄・万年筆なんかが「物」雑誌で一生モノなんて紹介されていますが、双眼鏡はそれ以上。
 耐久性が高く、基本部分が完成された商品で、消耗品といえばゴムの目当くらいです。

きちんとした双眼鏡は5年や10年で古びることはありません。
しっかりとした双眼鏡は一度手に入れれば、そのまま何十年も使い続けることが出来ます。

 2台目の双眼鏡を買うにしても買い替えではなく、違った性格のものを買い足ししていくことでバリエーションを広げていくことが出来ます。

 初めての双眼鏡が粗悪品だと、双眼鏡という品に絶望すら感じてしまいます。
 少し覗いただけで頭が痛くなり、見た目も肉眼のほうがマシだった。
 そんな双眼鏡も少なくありません。

 むしろ、そんな双眼鏡のほうが大勢を占めているといってもいいほどです。
 そんな道具では、双眼鏡の楽しさなんて絶対に分かりません。

 これから初めての双眼鏡を買おうとしているなら絶好のチャンスです。
 買うならこれから長年付き合うつもりで選ぶことが必要です。

  とはいっても、超高額の商品をお勧めするのではありません。
 まだどんなことに使うかも分からない物に大枚をはたくのは危険ですし、その品の性能を理解できない恐れがあります。

 安価な商品にもしっかりしたものは存在します。

 入門用としては普通の機種を選び、十分使いこなしてから自分が必要とするスペックを求めるほうが確実ではないでしょうか。

 


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