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第五十九日・琉球王国 旗ヲタ
04/06/04(金)00:16:42 No.114394
琉球王国旗として紹介されてはいたものの、使用された年代が1875年から1879年と、明治政府により琉球藩が設置されたあとになっているので、琉球藩で使用されたものではないかと思われる。 (曖昧で申し訳ないm(_
_)m) 三つ巴は、琉球の三つの長所、美と、人間性と、柔軟性を表し、白い地は純潔を表す。
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第六十日・荊冠旗 旗ヲタ 04/06/05(土)00:56:53
No.115943
全国水平社の旗に由来する、部落解放運動の象徴にして部落開放同盟の旗。 1923年、全国水平社の結成メンバーの一人、西光万吉が考案。 赤い荊冠は、水平社宣言にある「殉教者がその荊冠を祝福されるときがきた」という言葉に象徴されているように、被差別の苦闘の歴史の中で生き抜いてきた彼らの誇りを意味し、黒い背景は差別のある厳しい世の中を意味する。全体として、差別を跳ね返し、被差別者として誇りを持って生きていくという理想を表現している。 現在はこの旗を、白い星をあしらったうえで赤字の布の左上につけて使用している。
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第六十一日・バングラデシュ人民共和国 旗ヲタ 04/06/07(月)22:51:53 No.120194
かつてはパキスタンの飛び地で、東パキスタンと呼ばれていた。 1971年にパキスタンから独立。 現在のパキスタンと内戦になったが、インドがバングラデシュを支持。第三次印パ戦争にインドが勝利したことで独立が確定。 新国旗制定に際し日の丸を参照したと伝えられるだけに、デザインは日の丸に似ている。 緑は、イスラムの伝統色であり、緑豊かな国土と、国民の活力と若さを意味し、赤は独立戦争で流された民衆の血と、夜の支配を脱して昇り行く太陽の恵みを意味する。 丸がずれているのは、旗がはためいた時に真中に見えるようにするため。
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第六十二日・イエメン共和国 旗ヲタ 04/06/09(水)23:16:32 No.122864
アラビア半島南端に位置する。 西暦前十三世紀から西暦六世紀に、ミナ王朝、シバ王朝ヒムヤル王朝が栄え『幸福なアラビア』と呼ばれた。 七世紀にイスラム勢力が入り、十六世紀以降オスマン帝国に二度征服された。 1918年ザイド派イマーム(教主)のヤヒヤーが、サヌアを首都とするイエメン王国を樹立。 1990年に南北イエメンが統合し新国家として発足。 この旗は、旧北イエメン旗から緑の星を消したものである。 赤は独立の情熱を、白は未来への希望を、黒はイスラムの勝利を意味する。 ちなみにちなみにイエメンとは、現地ではヤマンといい『右側』という意味。 メッカのカーバ神殿に向かって右にあることからこの名がついた。
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第六十三日・エチオピア帝国 旗ヲタ 04/06/10(木)23:55:58 No.124348
伝説によればエチオピアは、紀元前十世紀ごろに、ソロモン王とシバの女王の間に生まれたメネリク一世によって建国された。 1974年に軍部の叛乱によって帝政が廃止されるまで、世界最古の王朝を持つ国として有名であった。(現在世界最古の王朝をもつ国は日本) 十字架を持つ獅子は、王の中の王とよばれた『ユダのライオン』で、エチオピア皇帝家の紋章である。 三色の横縞は、箱舟伝説でノアの一族を神が祝福したときの虹の色とも、上から順にシェワ・アムハラ・ティグレの三地方を表すともされる。
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