私的Zガンダム語録
「機動戦士Zガンダム」に出てくる名(迷)セリフをピックアップしていくコーナーです。
アニメレビューとかぶるところもありますが、ここはご了承ください。
セリフに間違いがあれば修正をしていきます。
1話「黒いガンダム」
「病欠しまーす!」(カミーユ)
元気な病人です。もう少しましな嘘をついたらどうだ?
「言うなよ!カミーユってのが俺だって誰にでもわかってしまうだろ!?」(カミーユ)
のっけから名前嫌いだというのがわかるセリフです。
「よくないわ!その癖・・・やめなさいよ!」(ファ)
子供をしかる母親のようだ。
「女の名前なのに・・・なんだ・・・男か・・・」(ジェリド)
このセリフがなければ・・・
「カミーユが男の名前で何で悪いんだ!俺は男だよ!」(カミーユ)
これは名言です。たかが名前でキレるなとツッコミたいが、名前のことは禁句のようで・・・
カミーユのコンプレックスは劣等感を意味する「インフェリオリティ・コンプレックス」の方みたいだ。
2話「旅立ち」
「連邦軍はいつになったら、ここが地球と地続きでないってことがわかるんだ!?」(シャア)
連邦がスペースノイドに無関心だということがわかるセリフ
「実戦に建前はいらん!」(ブライト)
一年戦争を戦ってきた名キャプテンらしいセリフ。
「アムロの再来だ・・・もし、あいつが操縦しているのなら・・・」
「あいつ・・・あの感覚はやはりアムロだ・・・誰だ?奴は。」(ブライト)
ガンダムに乗り込んだカミーユの操縦を見て言ったセリフ。この後ブライトはジュドーというニュータイプを発掘するが、
この人も若干のニュータイプ能力でもあるんだろうか?
「そこのMP!一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」
「フフ・・・ハハハハ・・ざまぁないぜ」(カミーユ)
上は自分を痛めつけたMPを見つけて言ったセリフ。下はMPに対しバルカンを発砲してから言ったセリフ。
このシーンのカミーユは怖いです・・・
「こっちが当たらず、何で相手の方が・・・!」(ジェリド)
実戦に初めて出たうえに慣れない機体で無理をするから・・・
3話「カプセルの中」
「ニュータイプはエスパーではありません。ですから目に見えて違うところはありませんが、資質はあります。」(
シャア)
ヘンケンに意見を求められ、それに答えたシャアのセリフ。カミーユの評価なのだが、カミーユにニュータイプの素質があることをシャアは早い段階から見抜いていたようだ。
「あなたはいつもそう…自分のことしか頭にない…」
「どうですか・・・マルガリータって若い愛人のことを考えているのでしょう?」(ヒルダ)
ビダン夫婦、夫婦仲はかなり冷め切っています。フランクリンに愛人がいる設定は生々しい人間関係…
(ちなみに小説版でのフランクリンの愛人の名はマルガリータではなかった)
4話「エマの脱走」
「カミーユ・ビダン、やめなさい。男のヒステリーはみっともないわ!」(エマ)
ヒステリーは女性特有のものとされているが、男にもヒステリーはあるらしい。スパロボでは似たようなセリフを
「ガンダムW」のデュオ君が口にしていた。
「これで若い恋人と上手くいくね。マルガリータとかってさ…」(カミーユ)
カミーユも父の愛人の存在は知っていた様子。母親のことを省みなかった父に対しての皮肉だったのだろうか?
「母さん・・・母さんかい。俺は知らなかったんだ。
あのカプセルの中に君のおふくろさんがいたなんて・・・
まだオッパイが恋しい年頃だったんだもんな。」(ジェリド)
よくもまぁとぼけたことを言えますね。
「そうだな・・・軍人の宿命だもんな。軍人は事態の善悪などわからずに
上官の命令に従うんだものな・・・許してやるよ!」
「僕はあなたが操るハイザックを抑えて見せた。それでもこうなってしまったのは
軍という組織の性だ。そういう組織を憎むことを今日覚えたんだ!」(カミーユ)
意外と冷静に対処しています。
5話「父と子と・・・」
「知っているかね?赤い彗星と呼ばれた男を・・・」(ブレックス)
「自分はア・バオア・クー会戦の時、後方のサラミスにいました。しかし、あのジオングというのは見ていません。
ですが・・・何と言いますか・・・赤い彗星の力と言うものは感じましたし、今も感じますね。」(ヘンケン)
「誰にだ?」(ブレックス)
「クワトロ・バジーナ大尉にです。」(ヘンケン)
「なるほど・・・彼はジオン・ダイクンの意思を我々スペースノイドに伝えようとしている…」(ブレックス)
クワトロ=シャアを感じさせるセリフだが、シャアって連邦とジオン、双方でも名の知れた有名人だから、正体は早いうちからばれていたりする。
「撃つのか!?親を。親に銃を向ける…そんな風に育てた覚えはない!
私だって親の務めは十分に果たしてきた!それを考えずにお前は!」(フランクリン)
口ではそんなことを言ってはいるが、家庭を顧みない人間がそんなことを言うなと言いたい。
「迷いは自分を殺すことになる。ここは戦場だぞ!」(シャア)
ためらっているうちにどこからか飛んで来たビームがリックディアスを直撃。その後でカミーユに対し、シャアが言ったセリフ。戦場での非情さを良く知るシャアらしいセリフだ。
「あんなの親じゃありません!あんなの・・・
いけませんか!?そんなことを言って!でもね・・・僕は両親に親をやって欲しかったんですよ。
そう言っちゃいけませんか?子供が…父は前から愛人を作っていたし、母は父に愛人が作っていたって
仕事で満足しちゃってそんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!?
エゥーゴだティターンズだってそんなことじゃないんです。子供が無視されちゃたまんないですよ。」(カミーユ)
カミーユがシャア達の前で本音を言った際のセリフ。両親の愛に飢えたカミーユ。エマさんの家族のことについても羨ましがっていたけど、両親には両親らしくやってもらいたかったと言う本音が出ています。
6話「地球圏へ」
「人間は他人を信じないからさ。信じないから疑い、
疑うから他人を悪いと思い始める…人間を間違わせるのさ」(シャア)
シャアの人間哲学的なものが垣間見えるセリフ
7話「サイド1の脱出」
「大尉は何故軍人なんです?」(カミーユ)
「何故軍人?他に食べる方法を知らんからさ。だから未だに嫁さんももらえん。」(シャア)
シャアのセリフだが、嫁さんを貰えない(というか、貰わないのが妥当?)のは
ララァの思いに囚われているからじゃないの?
「今度会ったら、ゆっくり酒でも飲まないか?」(ジェリド)
「いい男になってくれればもたれかかって酒が飲める…それはいいものさ。」(ライラ)
大人な会話を堪能できるセリフ。ライラのセリフを聞いているとライラはジェリドにいい男になってもらいたかったのかな?
「何故、こんな風に人を殺せるんですか!?」(カミーユ)
「直接刃物を持って殺さないからさ。手に血がつかない人殺しでは痛みがわからんのだ。」(シャア)
上はミイラと化した住民の死体を見て、カミーユが言ったセリフ。少年らしく直情的な質問。
下はカミーユの問に答えた時のシャアのセリフ。シャアは大人だからさらりと受け流していますね。
「そうか・・・私は今、あの子が只者じゃないと言った・・・
この分かり方が無意識のうちに反感になる・・・
これがオールドタイプということなのか…」(ライラ)
カミーユのMkUに撃墜され、死ぬ間際にライラがつぶやいたセリフ。ニュータイプを認められないオールドタイプの
心理上の屈折が読み取れるが、そういう人間が多いから人類全てがニュータイプになれないのでは?
8話「月の裏側」
「自分だけが特別だと思うな!あの人が喜ぶものかよ!生き返るのかよ!」(カミーユ)
かなり直情的なセリフだが、エリート意識の強いジェリドに対するセリフにしてはピッタリ。
「無益な殺生をまたさせる!」(カミーユ)
本当は戦いたくないというカミーユの心情が出ています。
「貴様はライラを知らんだろうが、俺にとっちゃ師匠なんだ!」(ジェリド)
わずかな間だけ宇宙での戦闘を教えてもらっただけだったのに、彼女を師匠と呼ぶのは・・・
「貴様だけが特別なんかじゃない!オレだってティターンズだ!」(ジェリド)
えらそーなことを言うな。実力が伴っていないくせに・・・
「ニュータイプだってスーパーマンじゃないんだ!」(ジェリド)
ニュータイプに関してはこれは一理あります。
「ウォンさんは出資者だと思っていたが、政治家になるおつもりで?」(シャア)
ジャブロー攻略作戦に対して政治的な思惑のことなどを語るウォンに対しシャアが言ったセリフ。
スポンサー連中も政治家的才能がないとできないのでは?
9話「新しい絆」
「僕は見込みありません。自閉症の子供なんだ!」(カミーユ)
「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」(エマ)
カミーユ君のセリフを聞いていると修正されたからってムキになるなよ…と言いたいです。
カミーユ君って他人に注意されるとムキになって子供じみたというか天の邪鬼なことをしてしまう人のようだ。
カミーユ君をしかるエマさんのセリフも一理あるな。カミーユ君の性格を考えると。
「殺し合いを楽しんでいるんじゃないか!?こんなの戦争じゃない!」(カミーユ)
グラナダで白兵戦に参加した際に言ったセリフ。
「エマさんをいじめたな!」(カミーユ)
エマさんのピンチに駆けつけたカミーユが言ったセリフ。カミーユ君、大人ぶっていても結局は子供なんだな…とこのセリフで感じ取れる。
10話「再会」
「ロボットだって昔のことを知っているというのに、俺はちょっと前のことも忘れる…」(カミーユ)
ハロの整備をしながらカミーユがつぶやいたセリフ。人間っていいこと(思い出とか)ならずっと覚えているのに、嫌なことや思い出したくないことになると忘れてしまいたくなるんですね。(思い出にしている事でも忘れちゃうことも多々あるけど)レビューにも書いているが、このセリフを言うシーンでは1話のシーンが挿入されたが、これってファと再会できることの伏線?
「あれに乗っている男のプレッシャーか!?」(シャア)
謎のMA(メッサーラ)に乗っているのが何故男だとわかった!?とつっこみたいセリフ。
一年戦争時代は女性のMSパイロットって皆無に近かったしなぁ…
11話「大気圏突入」
「落ちろ!カトンボ!」(シロッコ)
ワルらしいセリフだ
12話「ジャブローの風」
「出てこなければやられなかったのに・・・」
「抵抗をすると無駄死にをするだけだってなんでわからないんだ・・・!」(カミーユ)
スパロボでもおなじみのセリフ2連発。
「どうしたここは地球だぞ・・・!エゥーゴよりも俺たちのほうが有利のはずだ。」(ジェリド)
ジェリドの自尊心が言わせるセリフなんだろうけど、実力が伴っていないのかえらそーな物言いにしか聞こえない。
「ここをスペースノイドの自由にさせてたまるか!地球は俺たちの故郷なんだ・・・!」(ジェリド)
スペースノイドって元々は連邦の政策等で移民になった地球人よ。地球至上主義が思わぬ勘違いを生んでいるようで・・・
「これからは自分の力で生きのびろ。運がよければ死ぬことはない!」(ジェリド)
一緒に行動していた負傷兵に対して言ったセリフ。なんだかんだいって見捨てるのね・・・薄情な人だ・・・
「力のない者は死あるのみ…!力のないものは…」(ジェリド)
そう言いつつ、殴られるわ、蹴っ飛ばすわで・・・
13話「シャトル発進」
「僕にとって…いえ…義母にとってもアムロさんはヒーローだったんですよ。
そんなこと言わずに地下にモビルスーツが隠してあると言って下さい!」(カツ)
アムロの屋敷にはプールもあるし、自家用機の発進口もあり、MSの隠し場所には困らない…しかし、個人でMSを持てるわけがないよな・・・
「今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない・・・・」(シャア)
「歯ぁ、食いしばれ!そんな大人修正してやる!」(カミーユ)
「これが若さか・・・」(シャア)
なかなか本音を言わないシャアに対し、カミーユの鉄拳がうなる!殴られたシャアの方は「これが若さか・・・」と
言いつつ涙を流し倒れるが、7年という月日はシャアを情けない男に変えてしまったようで・・・
14話「アムロ再び」
「大尉はロベル中尉が戦死したこと、何ともないのですか!?」(カミーユ)
「宇宙に帰りたいのだろう?帰って見せるのがロベルトに対しての手向けだ。戦場での感傷はやめろ!」(シャア)
シャアのセリフは非情とも思えるが一理ある。戦争でたくさんの死に直面してきたら悲しむという感情がなくなるのだろう。おそらく。
歴代ガンダムの主人公は巻き込まれ型が主のため、非情になりきれないようだ。(非情なエージェントとして登場したヒイロ君も思わずリリーナを助けてしまうということをしたし。)
「まぁ確実は確実だが、確実すぎてゲームとしての面白みに欠けるがな。」(ブラン)
ロザミアが援軍を率いる小隊長と知ったブランが言ったセリフ。
「アムロ…大尉。子供に戻ったって何も手に入れなれないと言うことだけは思い出して。」(フラウ)
多少刺があるセリフ。昔馴染みだし、アムロがうつ状態にかかっているのを見抜いているのか?
アムロと呼びかけたあと大尉と言いなおしているが、もう他人になってしまっているな・・・
「口先だけで…本当は戦争が好きな人なんじゃないのか?」(カミーユ)
先に出撃したシャアに対してカミーユが言っていたセリフ。シャアって戦いの中でしか自分の存在意義を
維持できない人のようだが、言い換えると根っからの戦士なのね・・・
「自分の肺は強化されております。大丈夫です。」(ロザミア)
強化人間を作るプログラムに内臓の強化とかがあるんだろうか?
「何をする気だ!?アムロ!・・・アムロだと!?」(シャア)
「さがっていろ!シャア!」(アムロ)
ニュータイプ同士、共鳴しているということを顕著に表しているセリフ。
15話「カツの出撃」
「しかし…耐えられないのです。あの人たちが空を落とすのは…」
「そうでありましょう?エゥーゴはコロニーを落として地球の人たちを根絶やしにするつもりの人です。
コロニーが落ちる光景…あれは空が落ちてくるようなもの。あんな景色は…」(ロザミア)
コロニー落としにおびえるロザミア。強化人間の悪いところ(情緒不安定なところ)が出てきてしまっている感じ。
「何故、地球圏に帰ってきたのです?」(アムロ)
「君を笑いに来た…そう言えば君の気が済むのだろう?」(シャア)
「ララァの魂は地球圏に漂っている。火星の向こうにはいないと思っていた…」(シャア)
「君を笑いに来た…」のところはなんか意地悪な言い方です。
「俺が初めてガンダムで戦ったのも、丁度君と同じ年頃だった。あの頃は夢中だった…」(アムロ)
アムロは初めて「俺」という一人称を使っています。こんなセリフをアムロが言うことは今は何事に対しても情熱を持てないってことなのか?
「ヘレン・ヘレンでしょう?私の好きな石鹸。あなたがアムロ・レイ…フーン…」(ベルトーチカ)
いきなりアムロに対してこんなセリフはないと思うのだが・・・
「なんだか怖い人ね。ギラッとして…戦争以外の世界では生きていけない人じゃない?」
「でもね…あの人には平和なインテリジェンスを感じないわ。」(ベルトーチカ)
シャアを評価したベルトーチカのセリフ。きつい言い方とも取れるが、おおむね当たっている気もする。
「俺はガンダムのパイロットだったんだ…!」(アムロ)
こんな大口を叩いていたが、バーニアの閃光を見るといきなり怯えてしまい、出撃を躊躇してしまった。
「アムロ・レイ・・・やっぱりこの人も戦う人だったんだわ。
何故?口では戦うと言っていた人が怖がっているなんて…あれがニュータイプと言われた人なの?
ああ…私が空が落ちてくるのが怖いみたいに、この人も戦うのが怖いんだわ・・・」(ベルトーチカ)
ベルトーチカのモノローグ。バーニアの閃光を見ていきなり怯えてしまったアムロに対してのものだが、
この人もロザミアみたいにコロニー落としがトラウマになっているということが感じ取れるセリフでもある。
16話「白い闇を抜けて」
「私はそれほど鈍くはないわ。アムロ・レイの7年間は眠りの時間だったのよ。
肉体も精神も休養が必要だわ。目を覚ませばいいのよ。そうすれば昔と同じになるわ。」
「私はそれほど鈍くはないといったでしょ?
女の愛撫で男を奮い立たせることができるのなら、女はそれをすることもあるのよ」(ベルトーチカ)
アムロが7年間戦わなかった理由をベルトーチカは眠りの時間だと評したが、表現がいいです。
「死んだ者に会える訳がないと思いながらどこかで信じてる…だから怖くなる…」(シャア)
アムロに対しそんなことを言っているが、死んだ者の思いに縛られているのはあんたの方でしょう?とつっこみたくなる。
「生きている間に生きている人間のすることがある。それを行うことが死んだ者への手向けだ。」(シャア)
哲学めいた発言ですね…
「私は怖い…動いている方が怖くなくていい…」(シャア)
宇宙へ向かうシャトルの中でカツの答を聞いて返したセリフ。この人、本当に戦争の中でしか自分を維持できない人なんだと思った。
「アッシマーが…!」(ブラン)
完全復活したアムロに撃墜されてこの一言。富野作品って、訳のわからん発言がちらほら出てくるが。これはそういったセリフの代表では?
17話「ホンコン・シティ」
「まさか・・・でもガンダムに乗らないアムロ・レイなんておかしいと思わない?」(ベルトーチカ)
知的なセリフを言った前の回とは逆にわがまま発言をするベルトーチカ。アムロは「Z」だけじゃなく、「逆シャア」でもガンダムタイプとは違うMSに乗っているが、違和感がないし…それにこのZガンダムはカミーユ君が主役なのだから…
「それはあなたの同情ですね。そんな憐みはアムロさんを殺すんじゃないですか?」(カミーユ)
上のベルトーチカのわががま発言に対してカミーユが言ったセリフ。あんなわがまま発言を聞いたら、(表情に出さなくても)誰でも怒ると思うが…
「けれどあなたは変よ。戦いに吸い寄せられていく。それでは全体的な物の見方はできないわ。」(ステファニー)
アムロがシャア同様、戦いの中でしか自分を維持できない部類の人間だとわかるセリフだと思う。
ベルトーチカといい、このステファニーさんといい、女性陣は鋭い発言をしてきます。
「僕の二の舞は踏むんじゃない。重力というやつは本当に人間の心を地の底に引き込む力があるようだ。」(アムロ)
「二の舞」は自身がララァを死なせたこと、そのトラウマから戦う気力を失ったことに起因するのだろう。
アムロもシャアと同じでニュータイプの先輩としてカミーユを導こうとしているのがわかる。
19話「シンデレラ・フォウ」
「でも思い出なんてこれからいくらでも作れるじゃないか…」(カミーユ)
自分の記憶を求めるフォウに対し、カミーユが言ったセリフ。このシーンのフォウはカミーユの言葉にうなずけない表情をしていたが、自分の記憶にこだわっていたから?
「まるで女ウォン・リーだな。ひっぱたいたぐらいで男が死にいけるか!」(カミーユ)
ステファニーさんにビンタをもらった後、出撃して行く際のカミーユのセリフ。作中でカミーユは皮肉めいたセリフを色々と言うが、皮肉っぽいセリフにも味があります。
「昔の記憶も取り戻せないと言うのに、今の記憶があったって何になる!」
「みんな、燃えてしまえ…」(フォウ)
昔の記憶がないというやりきれない思いをぶつけるフォウ。やけを起こしちゃいけません。
「カミーユは私の事を何でも知っている!」(フォウ)
「知っている人がいるから生きていけるんだろう!?」(カミーユ)
「なら、敵になるのをやめて!私に優しくしてよ!」(フォウ)
カミーユの「知っている人が…」のセリフは「人は一人では生きてゆけない」と言うことを顕著に表しているセリフ。
フォウの「なら、敵になるのは…」のセリフ、今になって聞いていると、「エヴァンゲリオン」のシンジのセリフとかぶる(エヴァの作中に「僕に優しくしてよ!」のセリフがある)。
20話「灼熱の脱出」
「あなた、アムロのこと好きよね?」(ベルトーチカ)
このセリフを聞いたとき、○モかとつっこみたくなった。
「カ・・・カミーユ・・・これでもう忘れないで済むということ・・・」(フォウ)
自分の記憶にこだわっていたフォウだったけど、カミーユとの出会いが彼女にとっての記憶となったわけで・・・
「人の善意を無視するやつは一生苦しむぞ・・・カミーユ・・・!」(アムロ)
フォウの思念を感じたアムロが、ためらうカミーユに対して言ったセリフ。一理あるセリフです
「カミーユ、宇宙へ…さよなら…」(フォウ)
21話「Zの鼓動」
「口数が多いんだから…トーレスの奴、トーストにしてやる。」
「アンタ、俺の姉さんじゃないだろう!?」(カミーユ)
この回のカミーユの皮肉めいたセリフ2連発
「地球ではご活躍で自信をつけたからって、宇宙は違うのよ。」(エマ)
宇宙へ帰ってきてからうつろな感じになっているカミーユに対しエマさんが言ったセリフ。
地球と宇宙の感覚の違いがわかる感じ
「私は私がいなければ時代が変わらないと感じているにすぎない。
ジャミトフは地球に引かれている人々を根絶やしにするために地球連邦軍をティターンズにした。
戦争を起こして地球の経済を徹底的に窮乏に追い込めば地球上の人間は餓死をしていなくなる…」
「問題はその後だ。戦争の後で誰が人類の支配を握るかで地球圏はどうにでもなる。
その時に地球圏を治める天才が必要だと思えんか?」(シロッコ)
シロッコ本人は傲慢ではないと言っているがシロッコの傲慢ぶりがわかるセリフ
「戦後の地球を支配するのは女だと思っている…」(シロッコ)
こんなことを言っているけど、本当は自身が地球圏を支配したいんだろう…魂胆は見え見えである
「男って戦争になると元気で頭も回るようね。」(エマ)
戦争というものは本来男の仕事だからね・・・(こんなことを言う私も前時代的だ。)
「パイロットの養成にはお金がかかるんです!」(カミーユ)
エマの乗るリックディアスの脱出ポッドを回収した際にカミーユが言ったセリフ。かなり現実的なセリフ。
「うかつだった…新型が二機も出るなんて・・・これが甘えだと言うのか…
戦場で役にも立てずに、俺はこんな所で窒息して、俺は親の処へ逝くのか…」(カミーユ)
死を覚悟したカミーユのセリフ。まだ死にたくないもんね・・・
「大人には大人の男が似合うものだ。小僧を相手にするのが好きなら別だが・・・
君の野望を叶えられるのは私だけだよ。君に野心がある限り、それは忘れない方がいい」(シロッコ)
マウアーに野心があることを知ったシロッコがマウアーを口説く際に言ったセリフ。シロッコの醜さを知ったマウアーは
シロッコにはなびかず、ジェリドを選ぶんですね・・・
22話「シロッコの目」
「君には戦争とは別の世界にいて欲しかったよ…」(カミーユ)
MSパイロットとして戦う決心をしたファに対しカミーユが言ったセリフ。カミーユって意外と古風な考えの持ち主だな。
「戦争は人をより良くいかすための必要悪ですからそのために戦うだけです。
戦闘局面にあっても殺さないで済む相手なら殺しません」(サラ)
若すぎると言う理由で新人パイロット達をいびるジェリドに対しサラが言ったセリフ。正論ですなぁ・・
「しかし、人間は感情の生き物です」(ファ)
これも正論めいたセリフ…
23話「ムーン・アタック」
「死んだ人には宗教は関係ないもんね。」(エマ)
宗教云々というのはロボットアニメではガンダムぐらい?ガンダムの世界にはキリスト教や仏教は現存している
こと自体も謎ですが。
「考えてみれば、男の戦場にこんなにまで女性が前に出てくることは異常だ。時代が変わってきている…」(カミーユ)
Zガンダムの時代になってから女性パイロットが増えたが、男女雇用機会均等法が実施された年と前後しているから?カミーユが言う事も古風すぎるが
「時代が変わったんだ!オールドタイプは失せろ!」(ジェリド)
またえらそーにしてる…
「決められた役割を演ずるというのは難しいものだな…」(シロッコ)
シロッコの芝居がかったやり取りを聞いていると、彼が本心を隠しているのは明らかです。
25話「コロニーが落ちる日」
「核も使わずにグラナダを全滅させることが出来るコロニー落とし…
罪のない人々を何百万人も殺すんですよ…」(サラ)
ティターンズが立てた作戦を密告したサラ。このセリフを聞いていると罪のない人を殺すコロニー落としに関しては怒りを覚えているみたい
「しかしな・・・君が赤ちゃんを産めんようにでもなったら…」(ヘンケン)
「私、結婚考えてませんから。」(エマ)
エマさんのことを心配するあまりヘンケンはあんなことを言ったが、エマさんにかわされています